マツダスタジアム(広島)で開幕した今シリーズは、ジョンソン、野村のダブルエースで、ホームの広島カープが連勝しました。日本ハムは大黒柱の大谷が攻略され、主砲中田が封じ込まれ、ミスも絡み、非常に流れを悪くしました。
札幌ドームに場所を変えた第3戦は、黒田と有原の投げ合いになりましたが、中田の逆転打、大谷のサヨナラ安打が出て、日本ハムが一矢を報いました。そして、昨日の第4戦は、広島がルーキー岡田、日本ハムも若手高梨の投げ合いとなりましたが、中盤中田が同点弾、終盤レアードが勝ち越し2ランで日本ハムが勝利し、タイとしました。それまで、レアードには外角低めでまったく打たせていなかったのに、この回はど真ん中に投じてしまいました。これで、日本ハムの打線が覚醒した感じです。
そして、今日。帰宅の車中で試合経過を確認しつつ、帰宅すると、ちょうど9回裏二死満塁でした。ここで大谷だったら出来すぎですが、そうはいかず2番西川の場面でした。サヨナラ安打か、延長突入かと思いきや、何と何とサヨナラ満塁本塁打となりました。
これで、日本ハムは2連敗からの3連勝で王手をかけました。そして、それぞれのホームチームが勝利する内弁慶シリーズとなりました。第6戦は、広島に戻ります。内弁慶シリーズを継続して広島が勝利するのか。大谷翔平が前回のリベンジして、内弁慶に終止符を打つのか。楽しみは続きます。