先日の都秋季大会決勝で、早稲田実業が日大三高を破り、春の選抜大会出場を確実としました。キャプテン清宮幸太郎は、衝撃デビューの1年夏のあと、2年時は春夏と出場を逃していただけに、やっと甲子園の舞台に帰ってきたという感じですね。
しかし、そう喜んでばかりもいられません。
決勝での清宮は、何と5打数5三振でした。左腕の桜井投手のスライダーにまったくタイミングが合っていませんでした。桜井投手もいい投手には違いないでしょうが、超一流というレベルではありませんでした。その投手に5三振というのは、少々心配が残ります。
一時のスランプならいいですが、この手の投手が苦手ということになると、ちょっとこれから大変になりますね。甲子園はもちろんのこと、プロという世界の視界が曇ってきます。春まではまだ5ヶ月あります。どう修正してくるかで真価が問われますね。