八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

大器晩成と早熟の天才!

2017年02月07日 21時51分24秒 | プロ野球・高校野球

年末年始の16日連続勤務に続き、1月下旬から13日連続勤務で、なかなか更新する余裕がありませんでしたが、この間にもいろいろとありました。

 

最大の話題は、久しぶりの日本人横綱稀勢の里の誕生と、日本プロ野球界のエース大谷翔平のWBC欠場でしょうね。稀勢の里は、30歳にして横綱昇進でまさに大器晩成。対する大谷翔平は、22歳にして日本球界の顔となり、まさに早熟の天才といえ、対照的です。

 

しかし、元はと言えば、稀勢の里も早熟の天才でした。それがここまで足踏みしたのは、気持ちの弱さとか、横綱級の左に対して、右が極端に弱いなど、いろいろ理由があるようです。普通なら、そのまま大関止まりなのでしょうが、30歳にして横綱まで登りつめた最大の要因は、これまで1日しか休場がないという、類稀な身体の強さでしょう。特に、お相撲さんは、普通の人と同じパーツで、ものすごい体重を支えなければならず、ケガがつきものにもかかわらず、この身体の強さは半端ありません。本人が言っていたように、これからますます強くなるというのも、あながち強気の発言ではないかもしれません。

 

対する早熟の天才・大谷翔平が、昨年痛めた右足首が治らず、WBCを辞退したのは、稀勢の里と対照的です。大谷選手も、これまで大きなケガなく、身体能力についての評価は高かったですが、日本最高球速の速球を投げ、打者として一流の成績をあげ、野手以上のスピードで全力で走るのは、想像以上に身体への負荷が高いのでしょう。あまりに軽々とこなしているように見えますが、その負担は半端ないのでしょう。私も大谷選手に夢を託しているものの一人ですが、大前提は、大谷選手が長く野球生活を続けることです。怪物と言われた松坂投手の晩年(と言っていいのか分かりませんが)が非常に寂しいことを考えると、スポーツ選手は本当に身体が資本だと思わされます。王、長嶋、金田、張本、野村など、長持ちしてこそ一流です。WBCで大谷選手の活躍が見られないのは、本当に残念ですが、身体には代えられません。

 

稀勢の里も、大谷翔平も、息長く活躍してほしいものです。

 

 

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