これまでも試合はチェックしていましたが、仕事や宴会が入っていたりして書く機会がありませんでした。
松井秀喜選手が渡米して以来、特に特定のチームを応援していませんが、強いて言えば、王会長がいるという理由だけでソフトバンクホークスが好きな私ですし、優勝チームが日本シリーズに出るべきというクライマックスシリーズ反対論者の私ですが、今シリーズに関しては、横浜DeNAベイスターズ応援団です。19年ぶりの日本シリーズに横浜は沸き、横浜経済界も大きな期待を寄せているからです。
しかし、初戦は井納がピリットせず、早々に試合を諦め大敗。2戦目は、今永、東浜の投げ合いで、先制されながらも、宮崎の2ランで逆転し、完全に勝ち試合だったにもかかわらず、ダブルプレーの送球を遊撃・倉本が痛恨の落球で、逆転負けを喫しました。横浜に戻っての第3戦も、ピリッとしないソフトバンク武田を捕まえ切れず、惜敗し3連敗となりました。
崖っぷちのベイスターズでしたが、第4戦では、ルーキー左腕・濱口が8回途中まで完全試合ペースで試合の流れを作り、今シリーズでようやく完勝しました。
そして今日の第5戦。会社で試合観戦です。今永、濱口と左腕が好投してきましたが、今日も左腕石田。しかし、今宮にヒットを打たれると、盗塁され、4番内川にライト線に運ばれ、あっさり先制されました。対するソフトバンク・バンデンハークは球威十分で、3回までは完全に封じらて、まったく打てる気がしませんでした。しかし、4回裏、二死からロペスが右に流して初安打となる二塁打を放つと、ここまで当たりが出ていない4番筒香。しかし、これまでも結構四球を選んでいて、調子は悪くないと思われます。すると、何とバックスクリーン左に飛び込む逆転2ラン!
ここまで当たりが出ていなかった主砲に一発が出れば流れが変わると思っていましたが、そう都合よくは行きませんでした。続く5回、この回まで抑えてくれという感じで送り出された石田がつかまりました。柳田がヒットで出ると、今宮の犠打で進塁、さらにちょっとした捕球ミスで柳田は三進、デスパイネのセンターフライであっという間に同点とされました。そして、内川にもヒットを打たれると、5番中村には右翼中段に運ばれ、あっという間に4対2と逆転されました。
この時点で午後8時過ぎ。ソフトバンクの投手陣を考えても、難しい試合展開になると思い、この段階で、会社を後にしました。
ここからは電車内でのネット速報のチェックですが、6回裏にベイスターズがチャンスを作ると、代わったモイネロから、再び筒香が本塁打にはならなかったものの前の打席と同じような当りで1点を返すと、宮崎もセンター前に運び同点。そして、代打嶺井のセカンドゴロを明石がファンブルし、ダブルプレーどころかオールセーフで、ベイスターズが逆転に成功!第2戦の倉本の落球と同じような勝負の分かれ目となる場面でした。
その後DeNAは、エスコバー、パットン、山崎康晃と継投したものの、毎回のようにピンチを迎えます。しかし、何とか虎の子の1点を守りきり、2勝目をあげました。
まだまだソフトバンク有利は変わりませんが、主砲筒香に本塁打とタイムリーが出て勝利したことは大きく、また、好投した今永も控えており、ベイスターズにもまだまだチャンスがあります。まさかの4連敗で終わってしまうのではと心配されましたが、それでは、広島、阪神にも申し訳がありません。
まだまだ頑張れ!横浜DeNAベイスターズ!