2年ぶりに八王子に戻ってきたので、久しぶりに東京都高校野球連盟のホームページを覗いてみると、たまたま休みの本日14日、スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場)はなかなかの好カードとなっていました。
第一試合 シード校 日大三高 対 国士館
第二試合 シード校 八王子 対 日大鶴ケ丘
甲子園出場経験がある高校が4校も登場するのは、準々決勝以降の神宮球場でもなければ、滅多に起こることではありません。こんな絶好の機会は滅多にないので、観戦に行くことにしました。
第一試合 日大三高 対 国士館
名物監督だった小倉前監督が今シーズン前に勇退した日大三高ですが、初回から2点を先制し、今年も盤石の体制のようです。小倉前監督もバックネット裏で観戦していましたが、まったく動じる様子もなく、余裕で試合を見守っていました。
まさか、こんな絶好のカードがあるとは思いもせず、11時30分に大腸内視鏡検査の結果を聞く予約を入れてしまっていたので、仕方なく11時過ぎにスタジアムを後にしますが、4回表を終えて、11対2と日大三高が大量リードをする展開でした。理由は知りませんが、入場口がバックスクリーン裏になっていたので、遠回りして出入口に向かいました。
病院に着いて、試合経過を見ると、5回コールドで日大三高が16対2で大勝していました。毎年思うことですが、日大三高の選手たちのユニフォームのパンパンさ具合は半端ないです。今日の他の3チームも強豪校ですが、圧倒的な体格差があります。元々のポテンシャルに加え、鍛錬の賜物なのでしょうね。見事です。
第二試合 日大鶴ケ丘 対 八王子
検査結果を聞くだけなので、昼飯を食べて戻れると思ったのですが、11時30分の予約で30分以上も待たされたので、昼飯抜きでスタジアムに戻りました。
第二試合に八王子が出るのは知っていたのですが、対戦相手は山が二つあったので、きちんと見ていなかったのですが、何と強豪日大鶴ケ丘がノーシードでこの山に入っていて、2試合連続コールド勝ちで勝ち上がり、この日が既に3試合目となります。対する八王子は、今日が初戦です。これがどう出るかですね。
強豪同士とあって、両チームとも、エースナンバーの投手が先発する展開です。しかし、両投手とも剛腕という感じではなく、三振はほとんどなく、打って捕らせるタイプでした。それでも、立ち上がりはお互いに不安定なところがあり、3回までは一進一退の攻防で、2対2の競り合いでした。
4回、5回と中盤は試合が落ち着きましたが、6回に日大鶴ケ丘が追加点を入れ、勝ち越すと、その後何度か迎えたピンチを堅守でしのいだ日大鶴ケ丘が八王子を破りました。スタンドのチームカラーのピンク色も大盛り上がりでした。
日大鶴ケ丘は今日で既に3試合目ですが、甲子園に行くにはあと5回の勝利が必要です。ノーシードで、しかも3試合しかない1回戦に入ってしまうと何とも大変です。順当に行けば、このあと国学院久我山や早稲田実業などとの対戦がありそうです。
先日、八王子が今年全国最高気温の30.1℃を記録しましたが、それに比べれば全然ましでしたが、14時頃からは晴れ間が出て、やはり暑かったです。数日前からジージーと鳴く油蝉は鳴き始めましたが、今日は球場近くでミンミンゼミも鳴いていました。まだまだ暑い夏は続きますね。