ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

レンゲ草を食べる

2010年04月28日 | 自治体の間違った育児情報
レンゲを見つけました。
レンゲ草は、ゲンゲというのですね。
Img_0663

ゲンゲ(紫雲英、学名 Astragalus sinicus)はマメ科ゲンゲ属に分類される越年草です。
中国原産なのですね。知らなかった。
レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ、とも呼ぶ。春の季語です。
かつて水田に緑肥として栽培されていましたが、最近は少なくなりました。
Img_0667

レンゲ草は、田んぼの土に生ですきこまれてから、腐敗・熟成して肥しになるまでに、 数週間かかることです。それでも、田植えが遅かった昔は、十分な時間をおく ことができました。? 
今は、早い植え付けが普通ですから、すきこんで肥しになるまで、待っている よりも、
早く肥しを補った方がいいとして無くなってしまいました。
悲しいですね。?自然に委ねた栽培をしないで人間に合わせることに矛盾を感じます。?田舎にも自然が亡くなりつつあります。?

レンゲのお浸し
湯がいてごま油をかけて食べたりサラダにして食べたら美味しいです。
天ぷらもいいですね。ワラビやコゴミ、タラの芽など最高ですね。
自然をいただきます。お金をかけずに美味しいものがいただけます。
感謝






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つどいの広場は必要ですか???

2008年06月13日 | 自治体の間違った育児情報
子ども同士で遊べる環境を作ることも大切です。
今のような育児サークルはいりません。
子どもの自立を育てることは、「早期教育」です。人間として大切な心を育て強くすることです。
過干渉の親に監視されているような「場」は親の自己満足です。
子どもたちが、裸足でどろんこになり、おもちゃを取り合い、喧嘩をすることは大切です。
親が間にはいるのではなく、子ども同士が解決していくことが大切です。
そのためには、「異年齢」の子どもが交わり遊ぶことです。
喧嘩が始まれば「年長の子ども」が仲裁に入り、問題を解決していくことで、子どもたちのルールが出来上がります。

僕が主宰する「遊び場」では、子どもたちの自主性を重んじています。
親の出る幕を出来る限り「排除」しています。

必ず「見守り」はしています。

子どもの「喧嘩」から子どもはいろいろなことを学んでいきます。
その学びは永い時間を掛けて活きてきます。
僕の所は4年から5年掛けています。
短時間ではできません。

つどいの広場や自治体が運営する子育て支援センターではほぼ不可能です。
これを実行していくための絶対条件は「地べた」が必要です。
土の上で裸足で走り回り、転んだり。虫を追いかけたり掴んだり、土で遊ぶ必要があります。
室内だけの「見せかけの遊び場」では育ちません。
ゲームソフトと一緒です。

そろそろ意味のない国の事業「つどいの広場」などはやめるべきである。

子どもは自ら育つ力を全て持っている、それを阻害しているのは「愚かな親」である。
子育ては必要ない、親育てである。



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自治体の健診では正しい情報を。

2008年06月10日 | 自治体の間違った育児情報
相変わらず、自治体の健診でミルクメーカーの栄養士がサンプル配りや、間違った情報を子育てに不慣れなお母さんに与えています。
初めての子育てでは、その情報を鵜呑みにしてしまいます。
自治体は、粉ミルクメーカーと断絶せよ。

多くの母子が苦しんでいます。
今回は、そのような経験をされたお母さんからのメールを紹介します。
*****************
先日6~7ヶ月検診を受けてきました。体重は5780g身長63cmです。
最初に受付で栄養相談を行っているのでと言われ話だけ聞いてみようと思い受けることにしました。たぶん○○乳業の栄養士さんだと思うのですが、ほぼ一方的に話され体重が軽いことを指摘され「母乳の栄養だけでは十分な栄養が取れていない」、「これから動くようになってきたら今のままだとやせっぽっちになる」、「脳まで十分な栄養がいかなくなる」、「母乳の鉄分が不足する」などと言われました。鉄分が不足すると言われた時に鉄分の多い野菜、ほうれん草やアスパラ、プルーンをいつもの倍以上食べてると言ったら「食べ過ぎるとこれからはお母さんの身になるよ」と言われました。ところどころ粉ミルクを勧められたので断ると離乳食の開始を勧められたのでまた話を聞くと一般的な離乳食の進め方を説明されたのち粉ミルク配合のミルク粥なるものを勧められました。思わず、粉ミルクに対しての疑問をぶつけてみようかと思いましたが他のママさんもいたので聞けず(もし粉ミルクで育てていたらショックだと思うので)最後まで聞いていました。そして話のあとに、赤ちゃん用のリンゴジュースとほほえみの試供品とお母さんが飲むものをお土産でいただきました。何も知らないママさんが聞くと絶対に不安になります。不安をあおり商品を勧めるなんてマルチ商法みたいですよね。結局のところその栄養士の方も悪気があるわけではなく本当に体に良いと思っている様子で自社の製品に絶対の自信があるみたいでしたし。最近では授乳室がある大型ショッピングモールなどでも栄養相談をやっていますが、だいたいどこかの商品をお土産にくれます。
お土産作戦はいかがなものかと思いました。自分の考えをゆるぎないものにしておかないと逆風が多い世の中なのを感じます。
* *************
自信を持ってください。
意味のない情報に振り回されずに、自分に備わった子育ての力と赤ちゃんを信じてください。

自治体は、粉ミルクメーカーの宣伝に荷担してはならない。
即刻、やめろ。
母乳哺育についての正しい情報を提供するためにしっかりと学んでください。



コメント (8)
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果汁の間違った与え方(堺市)

2007年11月18日 | 自治体の間違った育児情報
今回は、北九州市に続いて第2弾は堺市です。
堺市はメールマガジンやホームページで市の栄養士が2~3ヶ月になったら果汁を与えるように指導しています。
これは間違った指導ですので、改善を求めるために市長宛に下記の質問書をだしました。
市も私の指摘の意味がわかったのかすぐに削除をしました。
しかし、健診などで保健師が指導をしている可能性がありますので、今後、市当局と話し合いをして、今後の指導のあり方を確認します。

多くの自治体が、「授乳・離乳食」の間違った指導や情報を提供し、親を苦しめています。
早急に改善が必要です。
皆さんの自治体でもそのようなことがありましたら、お知らせください。
訂正を求める活動をあなたに変わってやります。

大阪市、京都市には改善を求めています。
******************

                             平成19年11月08日
堺市市長様
                     特定非営利活動法人たまごママネット
                           理事長 新井一令
        〒550-0006
                      大阪府大阪市西区江之子島1-7-3
     

           質 問 書
  貴職におかれましては、日頃から堺市の発展にご尽力をたまわりあつく御礼申し上げます。

堺市は、様々な子育て支援や母子保健に対して、積極的に市民に情報提供や各種センターで支援をされていることに対しまして敬意を表します。

子育て中のお母さんに対してホームページで情報を提供されていますが、どのような真意で提供されているのかお答えください。

子ども青少年局
こども青少年情報ルーム
子育て支援
すこやかメールマガジン
栄養士の’おいしい’おはなし

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 赤ちゃんも生後2~3か月になれば、そろそろ果汁を与えてもいい時期です。でも、果汁の与えすぎは、母乳または育児用ミルクの量を減少させたり、離乳食の妨げになることがあります。また濃い果汁で下痢をしてしまう場合もあります。
 生後6か月ぐらいまでの赤ちゃんには、母乳または育児用ミルクの栄養だけで十分です。離乳食開始前に果汁を与えるのは、母乳または育児用ミルク以外の味に慣れさせるためです。
 赤ちゃんの味覚はとても敏感ですので、果汁も離乳食と同様にうす味にしてください。水分補給は湯ざましやお茶にしましょう。この時期、湯ざましやお茶をあげても飲まないときは、水分が足りていると思って大丈夫ですので、わざわざ味付きのものを飲ませなくてもよいでしょう。

《果汁を与えるときのポイント》
 ・果汁は原液で与えるのではなく、2~3倍の湯ざましで薄める。
 ・最初はティースプーンなどの小さなスプーンに少し入れ、1さじを数回に分けて与える。
 ・生後4~5か月の赤ちゃんでも、多くても1日50ccぐらいまでにする。
・ 無理に与える必要はない。
とありますが、なぜ2~3ヶ月から果汁を与える必要があるのでしょうか。
その真意についてお答えください。
 
市民を惑わす情報提供は母子保健の推進にならない。
誠意ある回答を望みます。
                                    以上
****************

という質問書を市長に送付しました。
明らかに厚生労働省が作成したガイドラインとはかけ離れた町型t情報でしたので質問の回答によっては、削除を申し入れるつもりでした。
市当局も間違いを認めて削除しました。
下記はその回答書です。

***********************


                         堺子育成第1894号
                         平成19年11月15日

特定非営利活動法人
 たまごママネット
   理事長 新井 一令 様
                        子ども青少年局長

            回 答 書

平成19年11月08日付けでご送付のありました質問書につきまして、以下のとおりご回答申し上げます。                         

                 記

晩秋の候、貴職におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 平素は、本市子ども青少年行政にご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 ご指摘をいただきました情報につきましては、平成14年11月20日に発行いたしました すこやかメール・マガジン『いっしょに。』の申の「栄養士の'おいしい'おはなし」 で提供させていただいたものでございます。
 本来ならば、平成19年3月14日付けで厚生労働省により策定されました「授乳・離乳の支援ガイド」に基づき、早急に市のホームページから削除すべき情報でありました。
 他に掲載をさせていただいております防報につきましても、早急に確認を行った上で、更新が必要な情報につきましては見直しをさせて頂きます。
 今後とも、子育て支援情報の提供につきましては、細心の注意を払ってまいりますので、お気づきの点がございましたら、ご意見等よろしくお願い申し上げます。
*******************
少しでも問題点があれば、それを指摘し正していくことが私の使命だと思っています。
質問書を出しましたがまだ回答が来ていない自治体があります。
到着次第また掲載します。

皆さんのところでも同じような間違いがありましたら連絡ください。
是正のためのアクションを起こします。
情報入手先は秘匿しますのでご安心ください。
情報をお待ちしています。

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間違った自治体の育児情報

2007年11月16日 | 自治体の間違った育児情報
厚生労働省からガイドが出たのであるが、それが自治体の現場では徹底されていない。
いつまでまっても変化がないので、自治体の首長に質問書という方法でアクションをおこしました。
果汁を3ヶ月から与えるべきだとする指導をしています。
それは、間違った指導です。
ブログをご覧いただいている皆様の自治体でも間違っているかもしれません。
ぜひ、御確認を。
****************
平成19年11月08日
北九州市
市長 北橋健治様
                       特定非営利活動法人たまごママネット
                             理事長 新井一令
                    〒550-0006
                      大阪府大阪市西区江之子島1-7-3
     
質 問 書
貴職におかれましては、日頃から北九州市の発展にご尽力をたまわりあつく御礼申し上げます。

貴市は、様々な子育て支援や母子保健に対して、積極的に市民に情報提供や各種センターで支援をされていることに対しまして敬意を表します。

子育て中のお母さんに対してホームページで情報を提供されていますが、どのような真意で提供されているのかお答えください。

子育てさろん ぴあちぇーれ
子育てQ&A
離乳はいつからしたらいいですか?
→5ヶ月ごろからがいいでしょう。「つぶしがゆをスプーン1さじ」から与えてみましょう。このころの赤ちゃんは、口をモグモグさせたり、よだれをたくさん流して食べたそうな様子をみせます。離乳の準備として、生後3ヶ月になったら、お乳以外の味になれさせるために、果汁をしぼってお湯で2倍に薄めたものを与えてみましょう。野菜スープやおつゆでも構いませんが、味は薄味で大人の1/2から1/3を目安にしてください。始めは1日1回1さじから。手や食器は衛生的にしておきましょう。

質問
とありますが、なぜ3ヶ月から必要なのでしょうか。この情報の真意をお答えください。
 
市民を惑わすような記述をすることは母子保健の推進にならない。
至急誠意ある回答を望みます。
以上
*************
                          平成19年11月13目
特定非営利活動法人 たまごママネット
理事長 新井 一令 様
                  北九州市子ども家庭局子ども家庭部

このたびは、子育て支援サロン“ぴあちえ‐れ”の子育てQ&Aの記事に関しまして、
貴重なご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘いただいた文は、離乳食に関するご質問へのお答えを、当時の文献を参考に作成
したもので、
①「離乳食の開始時期」について、生後5ケ月ころが適当としたうえで、
②「離乳食の準備」として、生後3ケ月になったら、果汁を絞って薄めたものを与えてみ
 ましょう、としていたものです。

なお、「離乳食の準備」に関する記述につきましては、本年3月に厚生労働省から出され
た「授乳・離乳の支援ガイド」で、「離乳の開始前に果汁を与えることについては、(中略)栄養学的な意義は認められていない」とされていることから、今回、文中から削除することにいたしました。

今後とも、本市の保育行政に関しまして、ご意見をいただきますようよろしくお願いい
たします。
****************
いかがですか。
間違っていることを素直に認め削除をしていただいたことに感謝します。

市民に正しい情報を提供するのは自治体の責務です。
まだまだ、訂正、削除しなければならないところが多くあります。
同時に、複数の自治体に質問書を出しましたがまだ返事がないところがあります。

至急の回答を望みます。

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