ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子と共に育つ

2012年05月31日 | 子どもの成長
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気負わずに自然体で子育てをしましょう。
子育てが出来ない親が増えています。?
それとともに、本来は家庭の教育で身につけなければならない基本が身に付いていません。?
もとを正せば、親にきちんと育てられていないことが大きな要因です。
子ども以下の親が増えています。?
それらの親が、社会や学校などで問題を起こしています。?
自分と我が子だけがよければ、何をしてもいいという、自分勝手な親です。
?社会からそんな親を追放するべきです。
しつけは、家庭でしかできません。学校で学ぶものではありません。?
人に対する思いやり、人とのつきあい方、生き抜く力、人を愛する心、正義、義務そして道徳を身につけなければ、社会で生きていくことは出来ません。
躾のできない親がいます。我が子を叱るべきとに叱らず甘やかす。
?人から注意されたらすぐ切れる。?このような、親も子どもも「人の目」をみて話すことができません。
?親から目を見て育てられていないからです。?躾は、「美しい」「身」である。
強い心や善悪を判断する力は、簡単に身に付くものではありません。?
親が長い年月をかけて体得すると共に、親も共に学ぶのです。
自分を愛してもらうためには、人を愛する心を持たなければ不可能です。
?仮に人に好かれても、それは物欲や金銭欲などの打算があるのではないでしょうか。
親に、モノを与えられて育てられた子どもはモノに執着します。?それが講じて、ブランド品絶対主義となり、外国製のマークのついた鞄を持ってこれ見よがしに歩く姿は、なぜか悲しい。
?皆が持っているから私も持ちたいという寂しい願いなのか。
優越感なのだろうか。
家族の対話を大切にし、人とふれあう心を育んでください。
?家族の団らんを大切にしてください。?
多くのことを語り合ってください。?
このときに大事なのは、「人の悪口」を話題にしないことです。
?いいところ見つけて、褒めてあげるようにします。
我が子を雑草のように強い子に育ててください。
?温室のような環境での子育ては、もやしのような心のひ弱な人を育てます。
?傷つきやすく、不登校や引きこもりになります。
?親が先回りしてせず、子どものやる気を育ててください。
?最初は、だれでも上手くできません。
?失敗をするから上手くなるのです。失敗は成功の元です。
親は、我慢する心を学びなさい。



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子育て日記を書こう

2012年05月30日 | 子どもの成長
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ライラックの花

子どもの成長記録つけていますか?
?子育て中のお母さん、毎日目の回るような忙しさだと思いますが、我が子の成長記録をつけてください。
?時間がないのと悩みが多くて書けないのはわかりますが、時が過ぎるとあっというまに忘れてしまいます。?
辛かったことやうれしかったこと、子どもの成長の中で思い出になるようなことが起こった時にその日のうちに書いてください。
?初めて何かをしたとき、寝返りやハイハイ、つかまり立ち等々を書き留めてください。?
ちょっとした絵などあるとさらにいいですよ。
夫に書いてもらうのもいいですよ。?
僕は、妻の妊娠中からお腹の赤ちゃんへの思いを毎日綴っていました。?妊娠中のことお産のこと、里帰りしていた時のことなど1歳になるまで書きました。
 ?何故書いたのかと言えば、娘が20歳になったときにプレゼントしようと思って書きました。
?娘にプレゼントしたら、喜んでくれました。?
書いたかいがありました。?世界中にたった1冊の娘の成長記録です。
娘が子育ての参考にしてくれるといいのですが。
ぜひ、お父さんに書いてもらってください。?
続けるうちに楽しくなってきます。?
今日から勧めてみたらいかがですか。
?辛いこと楽しいことも記録に残しておこうね。
これは、パソコンではなく「ノート」に書いてください。?
ノートを直接わたすほうが喜んでもらえます。
?父・母の手で書くところに意義があります。





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生活習慣

2012年05月29日 | 子どもの成長
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お母さんから「夜遅くまで起きていてなかなか寝てくれないのです」という相談を受けます。?
このような場合は、その子の日常生活と親の生活を聞きます。
?多くの場合、親の都合で子どもが起きるまで寝かしていると答える人が多くいます。?
その場合、何故かと聞くと、子どもが寝ている間に家事が出来るので助かるといいます。?
 まず、改善の第一歩は「早起き」です。?
朝は早く起こして、カーテンを開けてお日様にあてることが大切です。?
太陽を浴びると覚醒します。
時差ぼけを治すためにも朝の太陽を浴びると効果があります。
朝早く起きると夜も早く寝ることが出来ます。
次に大切なのが「朝食」です。?
きちんと朝食を食べている子は、学校でもしっかり学習することができます。
?朝食抜きはやめましょう。?親として家族の食事作りは義務です。
乳幼児は、午後3時頃に屋外で体を使って走りまわると、就寝が早くなります。?
一度試してみてください。
生活のリズムをつけることはとても大事です。




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比べないで

2012年05月27日 | 育児不安
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 エンドウの花

比べないで
お母さん、お父さん、我が子を他の子と比べていませんか?
発育・発達の個人差は当然です。
子どもは、親のミニチュアではありません。
子どもは親に比べて、新陳代謝が活発で環境の変化を受けやすく、感染もしやすくなっています。?しかし、子どもは回復力がとても強いのが特長です。
「発育」身体の形態的な成長をいいます。?「発達」は機能面の成熟の過程をいいます。?発育も発達も個人差があります。?とかく親は、育児書や子育てマニュアルの平均値やまわりの子どもと比べて、不安になりがちです。?またそれを助長する自治体の一部の不勉強な保健師がいるのも事実です。
子どもの健やかで健康な発育と発達をしていくためには、親が不安を持たず温かく見守ることが大切です。
競争社会やマニュアルで育った親は、知らず知らずに「育児競争」になってしまいます。?完璧を求めても平均値を求めても、子ども一人一人によって違います。?親が完璧を求め過ぎて不安感をつのらせていたら、子ども不安になり、心豊かに成長出来せん。
他の子と比べて、成長や発達が早いか、遅いかを比べるよりも、その子のペースで、おおらかに温かく、長い目で、あせらず見守ってあげてください。?親の目で見て、感じて、心配になったら医師に相談してくださいね。





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子育てにイライラ

2012年05月26日 | 子育ての悩み
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 ピオーネの花
子どもを育てているほとんどのお母さんが子どもにイライラして怒ってしまいますよね。
お母さんからみれば何でこんなことができないの、何回言ったら出来るようになるの!!何でそんなにゆっくりなの、また失敗したね。ダメだね等と、出来ないことについイライラして怒ってしまいます。
 子どもは、身体や機能の発達ししていません。経験も不足しているために、早くできなくて当然です。
指の機能が未熟なためボタンを留めたり、服や靴を脱いだり来たりすることが早くできません。
親からみれば簡単なこともでも、子どもにとってはひどく難しいことで、毎日毎日、何回も何回も繰り返すことによって上手にできるようになるのです。
子どもができないことを責めることを「怒る」と言います。
親はイライラして一日に何回も怒ってしまいます。
子どもにとってできないことを責められてもどうすることもできません。
怒られてばかりいると、子どもは次第にやる気をなくし、怒られないように自己防御をするようになります。
親の顔色をうかがって行動する子どもになります。
「怒る」ことは少なくしたいものです。
怒りたくなったらちょっとだけ我慢してみてください。
ちょっっとだけ我慢し、気持ちを落ち着かせるだけで、ずいぶん我が子の見方が変わってきます。
してはいけないことを教えることを「しかる」といいます。
人を責める言葉を言ったり、社会のルールやマナーを守らなかったり、人に迷惑をかけたり、身体に危険があったりなど、社会生活をする上でしてはいけないことを教えることが「しかる」です。
子ども時代に、何でも挑戦し、たくさん失敗し、何故出来ないのか、どうしたら出来るのかということを、身をもって経験することが、将来、社会に出て自分の能力を発揮するために必要なことです。
「しかられる」「失敗する」ことは、子どもが成長する上で大切なことです。
「ピグマリオン効果」という言葉があります。
 子どもは親が望んだ方向に育っていくという意味です。
おまえはできない子だ、やることが遅くだめな子だ、何でそんなにダメなんだ、などと子どもを否定する言葉をたくさん言われると、子どもは自分はそのような子なんだと思い、持っている能力を発揮できなくなります。
 反対におまえはなんて賢い子だね、自分でがんばって偉いね、今日はこんなことができるようになったね、上手だねなどと何かできたときに、ほめる言葉をかけてあげると、子どもはうれしくなり、がんばろうという気持ちになります。
自分の持つ能力を最大限に発揮できるようになります。
 子育ての中で親の苦労は並大抵のものではありません。
いい母親になろうとがんばる必要はありません。
少しだけ、子どものいいところを探してみてください。
必ずいくつものいいところがみつかると思います。
長所に気づくと子どもをみるのが楽しくなります。
子育ては前向きにいきましょう。




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孫との上手な関わり方

2012年05月25日 | 親の自立
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(エンドウの花)
今まで独り占めしていたお父さんお母さんを、とられるようで上の子はとても不安になります。?
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になるんだから、もっとしっかりしてね」等とプレッシャーを?与えないでください。
?赤ちゃん返りもしますが、しっかり甘えさせてあげてください。?
お母さんが外出出来ないときはおじいちゃんおばあちゃんが外遊びをしっかりさせてあげてください。?
 また、おばあちゃんおじいちゃんが赤ちゃんを抱っこして、上の子がお母さんにたっぷり?甘える時間を作ってください。
甘えることで難しい時期を過ごすことが大切です。
楽しい子育てのサポートをしてください。?若いお母さんは皆さんの助けを必要としています。
?若いお母さん・お父さんの意思と方針を尊重して、そばからそっと見守って、時々、手助けしてあげてください。?望まないことをするとマイナスになります。
お母さんの願いは、自分の他愛もない愚痴や話を否定や批判をせずに聞いてもらいたい。
?ほんの少し子どもから解放される自分の時間が欲しいのです。
?ただし赤ちゃんをお母さんから奪ってはいけません。
?お母さんの疲労が強くお母さんが望んだ時には是非かなえてあげてください。
? お母さんが次の子を授かると、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる上のお子さんには十人十色、本当に様々な変化が表れます。
? しかし、その変化全ての奥にある子どもの気持ちは、「お母さんにかまってもらいたい」です。
? 今まで一人でできていたことをしなくなったり、わざとお母さんの気を引こうと手のかかることをしてみたり・・・(もちろん、中には赤ちゃん返りもせずに、ぐんぐんお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子もいますが)甘えん坊になったり、泣き虫になったり、暴れん坊になったりと、大人からみると「困った」ことを次々にやっていくかもしれません。
つわりでしんどい時期や大きなお腹を抱えていると、一見以前よりも手の掛かる我が子に困惑したり、イライラしたりすることもあるでしょう。
? でも、ちょっとだけ子どもの立場に立ってみてください。
子どもにとっては、今まで周りの大人たちの関心と愛情を一身に受けてきた立場が一気に揺らいでしまう、あるいは大好きなお母さんを赤ちゃんに取られて、自分は嫌われてしまうのではないか?という危機感をもっているのかもしれません。このことは上の子が何歳であっても変わらないようです。
? 「うちの子はどうかしら?」と思うお母さんは、上の子がそんな思いをしていると解かってあげて、上の子にも今まで以上に愛情を伝えてあげてください。?
 お産後なら、上の子にもおっぱいをあげてみるのも良いかもしれません。
「自分も赤ちゃんと同じ、おっぱいをもらえる存在なんだ!」と思えると、きっと安心して赤ちゃん返りからも早く開放されるでしょう。
上の子も決して赤ちゃん返りをしている状態が心地良いはずはないのですから・・・。? 大好きなお母さんの抱っこを赤ちゃんに譲ることや、初めてお母さんと離れて過ごすこと等々、赤ちゃんが生まれることはとても嬉しい反面、いろんな試練を子どもに与えます。
もちろん、その試練は子どもが育っていく上で貴重な体験になるでしょう。
? 最後に、お父さんとお母さんが必要以上に「お兄ちゃんになったんだから!」などとプレッシャーをかけず、子ども自身がお兄ちゃん・お姉ちゃんになるのをゆったりとした気持ちで待ってあげてください!
孫にとって「オアシス」になってあげてください。?親は子どもの欠点ばかり見えて気になります。
?おじいちゃんおばあちゃんは、孫のキラリと輝く素敵なところを見つけて引き出してあげてください。?孫育ての時間を楽しんでください。




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ままごと遊び

2012年05月24日 | 子どもの成長
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(ハコネウツギ)が綺麗に咲いています。この花は白から薄紫に変化していきます。

ままごと遊びは幼児教育
夕食の準備の間にテレビを見せていませんか??準備のために、テレビをベビーシッターにしている方が多いのではないでしょうか。?そんなお母さんに、よく言うのは、お子さんと料理の下準備を一緒にしたらどうですか。
?楽しいですよ。?「でも散らかるのがいやです」そうですか。でも少し我慢をすればいいじゃないですか??散らかったらあとで、一緒に掃除したらいかがですか。?「そうですね」「今日からやってみます」
キャベツやジャガイモをゆでて混ぜたり、芋の皮むき(ゆでた後の小芋)下準備をすることで楽しんで、真剣に手伝ってくれます。
?2歳の女の子です。?「ありがとうございました。昨日の夕食はいつもは食べない小芋を食べてくれました」?手伝うことで作ったものを食べるということは、それそのものが食育のように思います。
?仕事を手伝って、ほめられ、上手に出来るね。と言われて自信とやる気がでます。
テレビだけをベビーシッターにして見せていることよりも数十倍すごいことです。
作業が終わるまで真剣なまなざしでお手伝いしている姿が目に浮かびます。
女の子の場合は、これも修行です。?
最近の女の子はままごと遊びをしなくなりました。
それも当たり前のことです。?何故ならば、小さいうちから家事の手伝いをしたりさせないからです。
準備のいらない「総菜」を購入し、手抜きの食事や出前の食事では、作る現場を見ていません。?それでは、子どもの脳裏に焼き付きません。ままごと遊びは出来なくて当たり前です。
?家で食事を作っても、母親の調理をしている姿を見せずに、テレビを見せているのでは、わかりませんね。
作った後、昔はテーブルやちゃぶ台を囲み家族で楽しく団らんをして食事をしましたが、今はそんな光景は見ることがありませんね。?サザエさんの食事の光景です。
出来ないのではなく、知らないからです。?
子どもには多くの体験をさせてあげましょう。

上手に出来たらたくさん「誉めてあげる」それはわが子への素晴らしいプレゼントです。





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魔の2歳児

2012年05月23日 | 子育ての悩み
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魔の2歳児?この時期の子どもに手こずるお母さんは多いですね。
無理矢理人との接触をさせて免疫や馴れさそうなどとと思わないでください。?
子どもはますます恐怖心を増大させ、不安におびえてしまいます。?
人見知りがさらにひどくなります。?
優しい年長の子どもに遊んでもらう機会がれば、遊んでもらうのがいい方法です。?年長の子にとっても、下の子の面倒を見ることは大きな意味があります。
?人との関わり方を学ぶことが出来ます。
焦らず時間をかけて、不安を少しずつ和らげて行くことが大切です。
?また、自立心がつくように心がけることも重要です。
この時期は第一反抗期でもあります。?2歳から3歳にかけておこります。?
発達や個人差によっては多少前後します。
子どもの自発性が急速に伸びているので、なんでも自分でやりたがります。
反抗することによって、自我が発達していくことにもなります。
自分の思いを頑なに、とおそうと意地をはります。
これは、順調に心が発達してきた証です。
 ?大いに喜ぶべきことですが、親の心にゆとりがある時はいいですが、ゆとりがない時にはついイライラして怒ってしまいます。
?親としてごく当たり前だと思いますが、ここは一つじ~~~と、我慢をしてください。
子どもには、善悪の判断をする能力が身についていますので、大きな事故になるような要求はしません。
温かいまなざしで包んで見てあげてください。
反抗期の子どもに対しては、できるだけ柔軟な態度で臨むことが大切です。
できるだけ本人の要求を肯定的な態度で受け止めてあげ、まわりの大人がむきにならないように気をつけましょう。?また、危険なことをしようとする時には、子どもが理解出来るように話をして諭してください。
子どもの自発性が伸び、何でも自分でしようとしますが、それが出来ないと反抗します。
 ?反抗を無理矢理に抑え込んでしまうと反発します。自発するこころの芽を摘むことになり「やる気」をなくしてしまいます。
親は子どもが成長したから反抗期がきた、それは喜ばしいことだと認めて上手に対応することが大切です。
?3か月から6か月で「第一反抗期」を卒業していきます。しかし、これにも個人差があります。
誰もが通ってきた道です。?親も寛大な心で我が子の成長を喜びましょう。





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離乳食と発達の悩み

2012年05月22日 | 子どもの成長
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金環日食を木もれ日で撮影しました。ひげ爺の蔭も映っています。

11ヶ月のお子さんの離乳食と発達の質問がありましたので渡辺眞史先生に回答をお願いいたしました。
素晴らしい回答をしていただきましたのでご紹介します。
    *************
うちの子は11ヶ月ですが,(1)離乳食を全く食べません.完全母乳です.親の食べ物を取り分けても嫌がって全く口を開けてくれないのです.
義母は泣かせてでも食べさせなさいと言いますが,私は泣かせてでも食べさせるのは嫌だし,そのうち食べたくなる時期がくるかなと思って待っています.(2)1ヶ月早く生まれたせいか,運動の発達が遅れ気味です.寝返りはし,うつぶせでよく遊びますが,ハイハイはまだ前には進みません.おすわりは私からはさせていませんが,健診で医者がさせたら座っていました.ハイハイもそのうちするだろうと思ってみていますが,かかりつけ医はあと少し待ってハイハイしないようならば大きな病院へ相談へ行きなさいと言います.つかまり立ちはたぶんできません(させていません).(3)人見知りがひどいです.義母はお母さんべったりだからいけないと言うのですが,私は今はまだ気にしなくていいのではないかと思うのです.支援センターなどに行っても,他の子の発達を私が気になるし,子ども自身も楽しんでいるようには見えないので,抱っこしてお散歩したりして(ベビーカーはいやがるので)母子で楽しく過ごしています.
回答 たまごママネット医師団
赤ちゃんの発達は予定日からの修正月齢で考えます。また個人差が大きく、いわゆる標準と比べてその通りにならないことは普通のことです。
質問の赤ちゃんの発達は実際に見てみないと確かなことは言えませんが、質問の内容からは悪い印象はありません。寝返りが上手で自由に移動できるとハイハイが遅くなることがあります。
早い時期からうつ伏せ遊びをするとハイハイが早くなりますが、していないとゆっくりになることもあります。
一応の目安として、予定日から数えて1歳の頃までに自分でつかまり立ち、伝い歩きをしないときにはかかりつけの小児科に相談すると良いと思います。
できないから異常ではありませんが、私は経過観察の目安の一つにしています。
 1歳前に人見知りの強い子はたくさんいます。
私はそれが当たり前と思っています。
 早くから保育園に行った子や、家族が多かったり、人の出入りが多く大勢の人から抱っこやあやしてもらっている子は人見知りをしなくなります。
むしろこの時期はおかあさんとのつながりが大切な時期ですから人見知りをすることは必要なことですが、一つ注意することがあります。
赤ちゃんはお母さんの目を通して相手を見ます。
お母さんが心を許している相手には赤ちゃんも安心し人見知りが軽くなります。
周りからいろいろなことをいわれお母さんがストレスを感じ、周りに心を許せなくなっていると赤ちゃんも警戒し、人見知りがひどくなることがあります。このことだけ注意をしてください。
 支援センターも行くことによりお母さんが同じ悩みを持ったお母さん達と話ができ、楽しくできるなら行ってもよいでしょう。しかし他の子どもと比べて、心配が増えるなら止めましょう。
お母さんが楽しい気持ちになれれば子どもも楽しんでいるように見えてきます。
 離乳食も急ぐ必要はありません。母乳中心で栄養的に問題になることはありません。
離乳食は2歳ごろまでに完了することを目標にしますから、まだまだ時間があります。
しかし、そろそろ、なぜ食べないかを考える必要があります。
お母さんと同じ味を食べさせる、向かい合いではなく、抱っこをして自分も食べながら話しかけながら食べさせるなどをしてください。
母乳の赤ちゃんの場合、あまり柔らかいものより少し堅めのものを好むこともあります。
離乳食の時間の前は十分お腹が空くように、母乳を含めて何も口にしない時間を作る事で食べてくれる赤ちゃんもいます。
 家族の食事の雰囲気はどうでしょうか。
お母さんが緊張するような雰囲気だと赤ちゃんも食事の時間を嫌がることがあります。
お父さんが一緒に食べるときには、お父さんの膝に座らせ、食べさせてもらうと、意外にたくさん食べることもあります。
同じぐらいか少し大きい子どものお母さんと話しながら(愚痴をこぼしながら)一緒に食べさせると食べることもあります。
離乳食を食べさせることに焦る必要はありませんが、お母さんが緊張していないか、楽しい雰囲気で食事の時間を過ごしているか、赤ちゃんの機嫌と睡眠はよいかなどに注意をしてゆっくり待ってあげてください。
渡辺眞史先生  山形県立中央病院小児科 2012.5.22
 ************
渡辺眞史先生の心のこもった回答を参考にしてください。
お母さんが焦らず、ゆったりとしていると赤ちゃんもそれに応えてくれます。
周りを気にせず、わが子をしっかり見ていきましょうね。
応援しています。




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おっぱいは心を育む

2012年05月21日 | 母乳は心の栄養
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「いつまでも授乳していると赤ちゃんが自立できないから、断乳しなさい」と言われましたがそうなのでしょうか」という相談もよく受けます。?母乳に関連する相談は非常に多いです。
昨日の相談から
「体重が成長曲線を下回っているため、完母でいいか悩んでいます。
?乳腺炎になり通い始めたおっぱいマッサージの助産師さんは「ミルクを足す必要は全くない」といい、小児科の先生は「ミルクを足すべきだ」といいます。
?3ヶ月に入り首もすわり、3ヶ月と6日目で寝返りも成功し、よく笑うし、おしゃべりもしています。
?授乳回数は8~11回ぐらいですが、3時間はあけるなという指導のもと泣く前に飲ませるようにしています。
?ただ夜中等起こさなければ4~5時間ぐっすり眠っています。?
入院中に何度か糖水をあげただけで、母乳以外は夏の暑い日麦茶20mlを2回ほど飲ませただけです。?(これも飲ませた方がいいのでしょうか?)活発に動いており、顔周りはふっくらしてきており、やせ細っている感じはうけないので、ずっと母乳だけできました。?でも確かに周りの子に比べるとすごく小柄で足すべきか迷っています。」


この赤ちゃんの場合は、「母乳哺育」でいい子育てが出来ていると思います。
?お母さんを悩まし、苦しめるのは小児科医。
?小児科医の不勉強で母乳哺育に対する認識がなく、人工乳の方が栄養が高く成長にいいという考え方が根強くある。?医師は、身体の発育だけを診るのではなく、心の発育もいなければならない。
?母乳は単に栄養だけではなく心を育む栄養でもあります。?
相談の赤ちゃんもお話を聞くと十分におっぱいを飲めているようです。
?おしっこもたくさん出ています。?
赤ちゃんにも体重や身長など、100人いれば100通り、やせている子もいれば肥っている子もいます。
?母乳だけでもボンレスハムのようになったむちむちの足や手、反対にやせた赤ちゃんもいます。
?成長曲線の下だから人工乳を足しなさいという安易な発想には怒りを覚えます。?
小児科医もっと勉強せよ!!!と言いたい。
また言い続けていきます。?それも私の仕事だと思っています。
母乳は、お母さんと赤ちゃんの心の栄養です。
?授乳はお母さんにとっても心地よい時間でなければなりません。
?何人もそれを邪魔したり妨害してはなりません。
よくあるケースは、おじいちゃんおばあちゃんの間違った母乳の知識や、母乳で育っていないお母さんお父さん、さらには断乳されたお父さんは心に傷を負っていますので、我が子への授乳にたいして憎悪を持っていることがあります。?その憎悪から母乳への理解が不足します。?
「母乳より人工乳」の方がいいと母乳哺育に反対します。?
その背景には、段階の世代が子育てされた頃にアメリカ流育児が推奨され、勉強熱心な女性や医師、マスコミがそれを取り入れられた。
?「いつまでも飲ませていると自立心がつかない」「ベビーベッドで寝かすことは自立心を高める」などと言われ実践されてきました。
?自立の強要が、最近のいじめ、自殺、虐待その他のこころの問題や少年犯罪や犯罪の原因の一つ となっているといわれています。
「自立」は自分で立つということで、強制されてできるものではありません。
?本当の自立心を育てるには、赤ちゃんが自らおっぱいから離れていくのを待つ ということが重要です。
?鳥の巣立ちと一緒です。?それが自然卒乳です。
以前にも書きましたが、親の都合で止めさせるのはどのような場合でも断乳です。?
不幸にも断乳してしまった親は、我が子をたくさん抱いてあげてください。
これからお産を迎える方は「心あるお産」ができる施設をさがしてください。
?豪華な食事やアメニティで選んだり、ベルトコンベアにのった流れ作業の赤ちゃんを無視した施設で産まないようにしてくださいね。?
母子別室では母乳で育てるのは難しくなります。?
なぜならば最初の数日が一番大切な「頻回授乳」をしなければならないからです。
?授乳は「3時間おき」これは人工乳の場合です。?母乳は「1時間半から2時間」で授乳です。
?3時間おきの授乳をうたっていたり、母親教室で指導する産院では母乳哺育はできません。?
母乳哺育ができる確率がさがります。
母乳哺育の第一歩は、あなたの分娩施設選びです。?さらにはお産について学んでください。?
不勉強は取り返しがつきません。?
正しい情報を得ることも肝要です。
?妊娠情報誌等は絶対に買わないでください。
?間違った情報や商業主義に毒されています。
?広告による商売優先だからです。?不必要な育児用品やファッションの広告が氾濫しています。
そのような雑誌を発行している会社の中では、子育てや社員に優しくないです。
?私の元にその会社の社員からの相談もあります。?その人たちが作る情報は信じられない。
雑誌が生んだ「セレブ出産」「ブランド出産」、ばかばかしい限りです。
?赤ちゃんのことを無視した、お産を助長し、無知な親を大量に作るだけです。
もっともっと賢いヒトになって欲しいと願わずにはおられない。




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断乳後笑わなくなった

2012年05月19日 | 断乳は虐待
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我が子が断乳後笑わなくなった。
当たり前です。
断乳は、親による虐待である。
事情の如何に関わらず、これまで大好きな「おっぱい」を心のよりどころにしてきた、赤ちゃんの意思に関わらず「暴力的」に「強制的」に剥奪されるのです。
赤ちゃんが、どれだけ心に傷を負っているか考えたたことはありますか?
何も考えずにしているか、断乳を商売にする悪徳助産婦に欺されるか。どちらかです。

  長くおっぱいをあげているとわがままになり自立できないなどといわれ断乳をすすめられることがあります。?
2才になると言葉の発達も見られ外へ向かう気持ちが強くなります。
?毎日が驚きと好 奇心にあふれた体験です。
?このたくさんの体験はそれまで経験したことのない世界ですから精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。
こんな時におっぱいを欲しがります。? 
おっぱいは活発に活動するためのエネルギーの充填基地といえます。
?おっぱいから守られているという安心をもらい、より多くの経験を得ることができます。
??ある時期になるとおっぱいに頼らなくても自分で心のコントロールができるようになります。
この時が卒乳です。? 
充分に満足した心は強い自立心を育てます。
  お母さんが離そうと思えば思うほどおっぱいを求めてくるように思います。
特に2歳児は自分でも処理しきれないほどの自我がどんどん沸いてきて子どもは自分でもどうにもならない感情を持ちやすくなります。そのような思いをおっぱいが癒してくれると思います。
お母さんが母乳を止めなければと思うと、その気持ちは子どもに伝わります。
  大事なおっぱいを止められては困ると、子どもはおっぱいを離そうとせず、それまで以上におっぱいに固執するようになります。




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おっぱいは心の栄養

2012年05月18日 | 母乳は心の栄養
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今日も母乳について書きます。
おっぱい子育てを楽しんでいますか!!!!
多くのお母さんが母乳哺育で悩んだり、喜んだりを繰り返しています。
また、おっぱいで悩むお母さんも多いのも事実ですね。
周りの目や周りのお節介がその要因ですね。
そんな外野の声にも負けず授乳中の我が子の天使のような顔に幸せを感じているお母さんも多いです。
おっぱいで悩んだり、乳首を吸われることに嫌悪感を持たれるお母さんがいるのも事実です。
そのようなお母さんは、自らの育ちの中での辛い経験が嫌悪感に源になっているのではないでしょうか?
今朝も4才になる子の親と電話で話していたのですが、まだおっぱいを飲んでいます。
さみしくなると「おっぱい」に元気をもらっています。
そして、チャレンジしにまた出て行きます。
安全基地で給油しています。
おっぱいは「こころの給油スタンド」です。
子どもが成長すればするほど、といっても中学校になってもというのは問題がありますが。
昔は、小学校にいってもおっぱいを飲んでいる子がいました。
学校から帰って不安になり安心のためにおっぱいを飲んでいました。
給油スタンドに我が子がきたら受け入れてあげてください。
こころが満タンになればまた遊び出します。
成長していくと「給油」の回数も減ってきます。
時には、給油回数が増える時期もあります。
その子によって心の成長が違いますので一概にこうだとは言い切れません。
その子にあった、心のタンクの容量を感じ取ってください。
いつも満タンである必要はありません。
お母さんも心を満タンにして子育てを楽しんでください。
応援しています。




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親の都合で断乳はやめて

2012年05月17日 | 母乳は心の栄養
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親の都合で断乳するのはやめて!!!!
例え何歳になろうが「親の都合」で断乳するのはやめて!!!!
今しか見えていない。
我が子の成長した姿は見えませんか。
大好きなおっぱいを赤ちゃんがやめますか?
しゃべることも出来ない赤ちゃんがやめると言いますか?
大好きなものを無理矢理取り上げられることがどれほど苦痛かおわかりですか。
断乳で味わった苦痛がその後の成長の中で必ず出てきます。
心のバランスを崩すことがあります。
成長の過程で必ず出てきます。
卒乳というのは、子どもが自らおっぱいから卒業することです。
卒乳で子どもは自信を持ちます。
その後の成長の中で「自信」は大きな力になります。
いわば子どもにとって「卒乳」は「こころ」の自立の始まりです。
その機会を、奪いさることはゆるせない。
爺は子どもの将来を考えて「断乳」は踏みとどまって欲しい。
お願いだから子どもの将来を考えて欲しい。
我が子が悔いのない人生を送れるようにするのが「親の愛」ではありませんか。
後で後悔しても始まりません。
断乳は親にとっても不都合があります。
おっぱいを止めることで、オキシトシン(愛情ホルモン)が少なくなります。
それまでオキシトシンの作用で可愛い可愛いと思っていました。
オキシトシンが少なくなると、親のイライラが増え、時には子育てが辛くなります。
血液の病気や薬剤の投与などの理由で、おっぱいを止めなければならない場合は、
お母さんも辛いでしょうが仕方がありません。
赤ちゃんはもっともっと辛い。




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今日はママヨーガ

2012年05月16日 | 日々の思い

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今日は10時から篠山でベビーヒーリングタッチを行いました。
お母さんと赤ちゃんの肌のふれ合いを行います。
指導者は田原悦子さん(日本女性生涯支援協会)です。
ママの温かい手のひらでやさしく全身マッサージを行ないます。
子どもの月齢と成長に合わせ、また個人的な成長に合う細やかなマッサージ方法を指導します。
寝返りを始めた赤ちゃんは、ママと遊びながらのベビービクスを行ないます。
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ママ・ヨーガ
産後のママの腰痛や肩こりなど、育児疲れを解消し身体を調えます。
アーサナ(体位)で呼吸に集中することで、自然と心の調和がとれ、心身は穏やかで軽やかになり、生き生きとした子育てにつながります。

最初はお母さんから離れるのを嫌がっていた子も次第に親の元を離れて遊びはじめます。
母親が真剣になれば、子どもはそれを容認します。

参加者の感想
 今日も充実した時間をありがとうございました。
深い呼吸とともに田原先生のお話を聞きながら自分のからだや心を見つめることができました。
娘には試練の時間でしたが...。 黒目をしっかり見て心を通わせていこうと思います。

次回は5月23日(水)です。






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子どもの成長

2012年05月15日 | 子どもの成長

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子どもは、成長と共に多くのことを学んでいきます。
?その一つに、他の子とのコミュニケーションの取り方があります。?
こどもは、誰が教えるでもなく、ごく自然に二人の意思で遊びはじめます。
?この二人に共通しているのは、深い親の愛情に裏打ちされた絆が、親との距離を離れさせているのです。?
無理矢理遊ばせたのではありません。
?親が他のことをしている間に遊び始めました。
一定の時間が過ぎるとまた親の元に返ります。
?離れる時間と距離が成長に従って伸びていきます。
??片時も母親の元から離れられない子がいます。
?親はそれを苦痛に感じます。?
いつかは、離れるのでその時まで包んであげてくれるように、会うと必ず励ましたり、電話で支えてきました。
?一般的には「手のかかる子」です。
親元を離れて祖母の家にも一人で泊まれるようになりました。
?爺の家にも泊まりに来ます。
?1歳で歩行も出来ない子が仲良く遊ぶ姿は微笑ましい。
?爺はこの姿をみると感動します。?ついつい見とれてしまいます。
いつか必ず離れます。?その時まで、待ってください。
?あせらずに。?その時は必ずきます。待てば待つほど強い子になります。
?親の愛に守られ自尊感情が育まれるからです。




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