ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

今年一年ありがとうございました

2008年12月31日 | 日々の思い
今年も残り4時間となりました。

皆様にとっては、子育てやお産で楽しくもあり、大変でもあった一年だったと思います。
子育てから学んだことを活かして来年も楽しんでください。

この一年、多くの方にコメントやおしかりをいただきました。
皆様の励ましによって、継続することができました。
ご支援に心から感謝いたします。
皆さん本当にありがとうございました。

来年も皆様のお力になれるように勉強していきます。

来年もよろしくお願いいたします。

皆様にとりまして新しい年が良い年になりますようにお祈りしています。
2008年12月31日

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赤ちゃんも心に不安を感じてる

2008年12月30日 | 母乳は心の栄養
今日はいただいたコメントの中からご紹介します。
赤ちゃんの不安とおっぱいについて、いぜんに「おっぱいは心の栄養」と言う記事を書かせていただきましたが、それに気づいていただいた方をご紹介します。
    ******************
ひげ爺、こんばんは。
ところで、今日お風呂でふと思ったことがあり、コメントしました(またまた記事から逸脱したコメントですみません…)。

娘とお風呂に入ると(娘は今8か月です)、必ずお乳を吸うんです。私とお風呂に入り始めた二ヶ月ごろからずっとこうです。
最初のころは「お風呂だからおっぱいだめだよ」と言っていたのですが、そのうち諦め、今は「ま、いっか!」と気楽に娘の好きにさせています。

娘はお風呂は好きなのですが、頭を洗われたり、体や顔を洗われるのがまだ怖いようで、それをするとその次は必ずおっぱい…なんです。
それで今日、ふと、ひげ爺がよく仰る「おっぱいは心の栄養」という言葉を思い出して、娘なりにお風呂に慣れようと頑張っているのかな・・・?なんて思いました。
ただおっぱいがそこにあるから飲んでしまうのか?それとも意思を持って飲んでいるのか・・・娘ではないのでわからないのですが、今日はなぜだか意思を持って飲んでいるんだなあ・・・なんて思いました。

この8ヶ月、母乳のことや抱っこのこと、その他色々なことで思い、考えてやってきたのですが、迷った時はいつも、こんな風でいいのかな?いいんだよね?とひげ爺のブログで確認して安心を貰っていました。
本当に本当に助けて貰ってありがとうございました。
   *********
ーひげ爺ー
お子さん「不安」だったのでしょうね。?だから安心のために「おっぱい」を求められたのでしょうね。?そこによく気がつきましたね。?またのども渇いたのかもしれません。
入浴時に「怖さ」「不安」をあなたは感じていませんでしたか。?その不安が赤ちゃんに「投影」されていたのでしょうね。?母乳は「こころの栄養」です。
     ****************
今日、ひげ爺が教えて下さった事を思いながらお風呂に入って娘の様子を観察してみました。?確かに私は、元気で動き回る娘の顔や頭を洗った時に娘を落とさないか、?泣かないだろうか…などちょっと不安を感じながらお風呂に入れていました。?特に生後二ヶ月のころは恐る恐る…だったと思います。
今日は「泣いてもいいか」という気持ちでお湯をかけてみましたところ、?やはりおっぱいは欲しがったのですが、?一時のように「怖いよぉ~」という?不安を解消するために?むしゃぶりつく、というのとは違う様子に感じました。
湯船に入った時は抱っこで向き合っているので目に入るせいか、?どうしても欲しがりましたが、?少しあげて満足すると、くるっと向きを変えてお風呂の中からあちこちに手を伸ばして色々なものを触ったり、?触ろうとして楽しんでいました。これもまたひげ爺が仰ってた?基地(母親)の確認後に?安心して遊べる、?ということともつながるのかなあと?おぼろげに思いました。
お風呂ひとつとっても色々と感じることが出来、子育てって奥深くて楽しいなあと改めて感じた次第です。?ありがとうございました。
   ****************
 子育ては、奥が深くだれも「免許皆伝」とはいきません。
全ての人が悩むのです。

一つ言えることは「お腹にいる赤ちゃんも生まれた赤ちゃん」全ての赤ちゃんが親と同じように「不安」「怒り」を感じると言うことです。
不安を与えない子育てが出来るように考えるといいですね。
これも理想です。自分の出来ることでいいのです。無理する必要はありません。



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転院は患者の自由な権利

2008年12月29日 | 産院選び
通院中に医師の心ない言葉に傷ついたことはありませんか?
お産をサポートしてもらう産婦人科の医師の言葉によって辛い気持ちになり、本来、医師やスタッフとのコミュニケーションを深めて妊娠期間やお産を、サポートする伴走者のはずが障害になるケースがよくあります。

医師の独断や偏見、あるいは妊婦の質問に対して「傷つける」言葉を浴びせられこともあります。

医師は「絶対君主」患者は「僕(しもべ)」であり不用な質問をするなと怒鳴りつけたりされることもある。
そんな環境で、お産をすることに不安を覚え、転院を願い出ると「私の紹介状が無ければ」どこも受けてくれない。
今は、どこも満床でお産が出来る所はない。
「紹介状は書けない」と言われ悩み不安を訴えてくる妊婦もいます。

「特別な理由がないと途中で転院はできない」と怒鳴られ、「転院したいなら分娩予約をすぐ取り消すけど、転院先は受け入れてくれるか分からない。産む所がなくなるよ。産科では他科と違って、患者が病院を選べない」と言われ、おろおろしてどうしたらいいか悩んでおられる方もいます。

お腹の赤ちゃんの精神状態も不安定なる。

しかし、これはおかしい。
あくまでも施設を選ぶ権利があるのは患者である。
転院するのは「患者の自由」であり患者の権利である。

皆さん、嫌な思いを我慢してまでそこで産む必要はありません。
紹介状が無ければ「お産」が出来ないと言うことはありません。
思い立ったら、希望に施設に電話して可能かどうか訪ねてください。

また、里帰り分娩を希望して転院を願い出ると、あからさまに嫌な顔をする医師もいる。
売り上げが落ちるという情けない根性の持ち主がいる。
心の狭い、世間知らずの「医師」の元ではいいお産をするのは無理である。
病院のスタッフの応対を見ているとその病院の医師の心が透けて見えてくる。
スタッフもいつもキリキリ、イライラして患者に八つ当たりしていたりする。
スタッフの表情が暗い所は要注意。

一方、妊婦とお腹の赤ちゃんが幸せなお産や子育てが出来るように支援してくれる医師もたくさんいる。
これらの医師は、途中で里帰り分娩を願い出ても快く受けてくれます。
スタッフの皆さんが快く送り出してくれます。



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安納芋を焼く

2008年12月28日 | 日々の思い
芋は「安納芋」という種子島だけで収獲されている芋です。
種子島の農家が自家用として栽培されてきた芋です。
Img_0422

焼く前から蜜が出ています。
Img_0423

焼き芋で食べるのが「ベスト」です。

事務所の石油ストーブの上で芋を焼いています。
Img_0426


中身は焼くとオレンジ色、βカロチンが豊富で甘さが「蜜芋」と言われています。

Img_0428
ナイフで切るとゆげがふわふわと立ち上ります。
ナイフは、糖分でべたべたになります。
洗うのにはお湯でおこないます。

皮ごと食べると美味しいです。

狭い事務所中は焼けた芋の匂いが充満しています。

冬の楽しみです。
芋の保存は、室内の温かいところでします。












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母親べったりの悩み

2008年12月27日 | 子育ての悩み
少し前に育児相談室にあった相談の中からピックアップして紹介します。
医師団の渡辺眞史先生に答えていただいたものです。
**************
私にベッタリなのは全て母乳が原因で、すっかり甘えっ子になってしまった言われて悩んでいます。
1歳3ヶ月の女の子のママです。完全母乳で育てていますが、ほとんど食事を取りません。「そのうち食べるだろう」とあまり気にしないで気長にがんばっているのですが、実家の母はかなり気になるようで断乳するように言われています。また娘は、いまだに後追いをして片時も離れようとしません。食事の用意の時も私の足元で一人遊びをしていて、10分ほどすると相手をしてくれるようしがみついて泣きます。実家の母は、娘が」私にベッタリなのは全て母乳が原因で、すっかり甘えっ子になってしまったと言うのです。泣けばすぐオッパイがもらえるのでご飯も食べないし、親をなめている、と言うのですが・・・確かに娘が欲しがるままにおっぱいをやっていて、今は食事の時に3回、昼寝の時に2~3回、夜寝る時1回と時々夜鳴きした時に1回ほど、一日6~8回飲んでいます。昼間寝る時でさえもおっぱいがないと寝れません。おっぱい大好きの娘なのでできれば卒乳したいのですが、これでは飲ませすぎでしょうか?お昼寝のおっぱいはやめた方がいいでしょうか?また、泣けばおっぱいもらえる!と調子に乗っているなんて事はあるのでしょうか?

*************

回答  たまごママネット医師団
お母さんにベッタリなのは後追いの時期のためだと思われます。母乳のために甘えっ子になっているのではありません。まもなくお母さんから離れなければいけない時期になります。その準備としてベッタリくっついてお母さんの存在を確かめている状態です。
 しっかりお母さんの存在を確かめて安心すると、気持ちがしっかりしてお母さんから自信を持って離れることができるようになります。お母さんという“心の安全基地”がこの子がこれから生きていく上での強い支えになるのです。
 母乳は基本的には好きなときに与えてもかまいませんが、食事の工夫が必要かもしれません。食事の時にはその前1~2時間ぐらいは何も食べさせないで十分お腹が空いているようにしてください。
血糖値が高くなると食欲が無くなり食べ物に興味が無くなってしまいます。
  今は遊び食いの時期ですからお母さんからみるとあまり食べていないように見えるかもしれませんが、30~40分の食事時間で片づけるようにしてください。その後欲しがるようでしたら母乳をあげてもかまいません。
  みんな一緒に楽しい雰囲気な食事を心がけてください。食事が安定してくると食後の母乳は減ってくると思います。寝るときの母乳はあげてもかまいません。安心してよく寝てくれると思います。
 丁度今は自我が芽生えてきている時期で、心の発達がどんどん進んでいる時期です。このため不安の強い時期ですが、この不安を母乳を飲むことで解消できます。母乳は心の発達に大切な役割をしています。断乳で母乳を止めることはこの不安を解消することができず、心にストレスをためてしまうことになります。このストレスが大きくなってからの心身症と関係することがありますから断乳なんて考えないでください。気持ちに自信がつくと後追いも収まり、母乳からも少しずつ離れていくようになります。 渡辺先生 山形県立中央病院小児科 04.10.28
*************
お母さんにべったりしていた子どもは、いつか必ず親の元を離れていきます。
その時まで、温かく見守ってあげてください。
早く離れる子、ゆっくりな子、いろいろです。



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赤ちゃんのイライラは親の不安を反映

2008年12月26日 | 子育ての悩み
赤ちゃんとコミュニケーションをとるための最善の方法は、「赤ちゃんの瞳を見る」です。赤ちゃんの機嫌や体調、さらには欲求など、いろいろなことを訴えてくれます。昔から「目は口ほどにものを言い」と言われてきました。
お母さんの愛情も、赤ちゃんに、笑顔と眼差しで伝えるのが一番ではないでしょうか。
お母さんの瞳から赤ちゃんは「お母さんの感情」を読み取ります。
お母さんの感情のあり方と同様に赤ちゃんも同じようになります。
赤ちゃんは、お母さんの眼から、まず安心感を確認します。
お母さんが、優しい眼差しで微笑みながら自分のことを見てくれていたら安心だ…と感じます。
 また、赤ちゃんは自分のしていることをお母さんに認めてもらいたい、褒めてもらいたい…と。喃語で語りかけたりして関心をひきます。
関心を持ってもらえることが励みになります。
その関心は、お母さんの視線がどこに向かっているかで判断することになります。
その上で、赤ちゃんに言葉かけをしてあげてください。あなたの優しい眼差しや微笑み、そして優しい言葉を待っています。
赤ちゃんのイライラは、お母さんの心のイライラです。



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我が子にイライラしてませんか

2008年12月25日 | 子育ての悩み
我が子にイライラをぶつける時には、必ず自分の心が乱れている時ですね。
子育てをしている時期はどうしても些細なことが気になります。
周りからいろいろなことを言われます。

いいことも悪いことも世代によって、育った環境によって考え方が変わっています。
それ故に誤解や諍いが生まれます。

見ざる、言わざる、聞かざるですね。

無責任な「言動」に惑わされずに、自分自身と向き合ってください。
息子に向かう前に、呼吸を整え、大きく息を吐いてください。
肩の力も抜けますよ。

他人はどうでもいい。
気にしない気にしない。



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今日はクリスマスイブ!!

2008年12月24日 | 日々の思い
皆さんメリークリスマス
いいクリスマスをお迎えください。

今日と明日は、サンタで大忙しです。
今日は、堺の子どもたちのために「ひげ爺サンタ」になりました。
Img_0403


何度やってもサンタはいいですね。
子どもの目が輝きます。
Img_0407

明日は東大阪の保育所でサンタになります。
小さな赤ちゃんもいるのでその反応が楽しみです。

少し大きな子どもは喜んでくれます。
保育士の手作りプレゼントを渡します。

皆さんもクリスマスを楽しんでください。







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子どもを独りにしないで!!

2008年12月23日 | 子育ての悩み
子どもを独りぼっちにしないでください。
子どもの人生を、親が勝手に奪わないでください。
親がかってに子どもの人生を「えがいて」押しつけないでください。

子どもには子どもの夢があり、やりたいことがあります。
親の都合や、親のエゴで振り回さないでください。

あなたの苦しみや、あなたの人生の経験を我が子に押しつけないでください。

あなたも「温もり」ある、心と手をさしのべてくれる人を待っているはずです。
あなたも一人では生きていけないないように、子どもも一人では生きていけません。

どうか、子どもの心の声を「聴いて」あげてください。
あなたにメッセージを出しています。
そして、真剣にそのメッセージを聞いてあげてください。
子どもを、信じてあげてください。

必ずこの世には、あなたを愛してくれる人がいます。
そして、あなたを求めている人も必ずいます。
その人に「愛の手とこころ」をさしのべ、あなたの胸の中に抱いてあげてください。

あなたの心も落ち着きます。
人は、寄り添いながら支え合いながらしか生きられないのです。
みんなが輪になって生きていきましょう。



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たたき癖??子どもの成長!

2008年12月22日 | 子どもの成長
2歳ころになると、よくお母さんから「他の子をたたいて困る」という相談が寄せられてきます。


 今まで、お母さんの抱っこやお膝の上で満足していた子どもは、それには満足しなくなって、お母さん以外の周囲の目に映る物はなんでもめずらしく、興味をもち、落ち着きなく動き回るなんてことは、この年齢になると日常茶飯事となります。

 子どもの側からみると、ぼくはこんなに動けるんだヨ、何にでも興味があるんだ(興味がなくなればぽいっとその対象物はすてて、他の所に移動していることも多いんですが)ということを誇示し、まるで、周囲の大人達に一緒におもしろがったり、一緒に喜んで欲しいと思っているのではないでしょうか?

 お母さんは、他の子を傷つけないか、物を壊さないかとハラハラドキドキの毎日でさぞかし大変なことだと思います。時にはイライラして子どもに八つ当たりなんてこともあるでしょう。しかし、ここで考えていただきたいのは、この年齢の子どもからみると、子ども同士でのけんかは、しごく当たり前で、叩く方の子どもは、けんかの中からある程度の力以上で叩くのはよくない、これくらいなら大丈夫ということを学んでいる側面もあります。逆に、叩かれる子はこのくらいなら泣かないという強さを学んでいる一面もあります。
もし、他の子を叩かないで何とか過ごすことがあれば、頬ずりするくらいに思いっきりほめて上げて下さい。
ただ、誰彼なしに叩きっぱなしなのであれば一度、発達を専門にされる小児科や小児神経科を相談されてもよいかもしれません。


お母さんが子どもをしかりつけたり、イライラして子どもにあたるということは、こどもにとっても「きっと、イライラしてお母さんのように当たり散らしてもいいんだよね」ということを逆に教えてしまっているのだということにも注意する必要があります。
 子どもにイライラするのと同じくらいのエネルギー、あるいはそれ以上のエネルギーで子どもの興味のあることに喜んであげたり、感動してあげたりすることも必要です。
いつもいつも落ち着きがない訳ではないでしょう。すこし、その場でおちついて遊べているときには、「おりこうさんだねー。ママも遊んでいい?」くらいに遊んで上げたり、スキンシップを図ってあげたりすればよいでしょう。
 どうしてもお母さんが疲れて、気持ちが落ち着かないと感じておられるのなら、ご家族やお友達とも相談されてもよいでしょうし、一度、地域の保健所の保健師さんや家庭子どもセンターなどに相談されることも1つの方法でしょう。

大変ですが少し心を落ち着けると、我が子への見方がかわりますよ。
のんびりいきましょう。



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妊娠は喫煙すべからず

2008年12月21日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
最近、妊婦の喫煙や一緒に歩いている妊娠中の夫婦や、赤ちゃんをつれて夫婦が喫煙している姿を目にする。
妊娠中や育児中の喫煙は、もっての他である。
赤ちゃんのためにもあなた自身のためにもよくない。
夫が喫煙していたら、妊娠を契機に禁煙するべきです。
子育ては、たばこをやめるより難しい。

喫煙の害について考えてみよう。
母体の喫煙や他人の喫煙からの受動喫煙によるニコチンのため、母体から胎児への栄養や酸素の運搬路として大切な血管が収縮します。
血流の減少により、お腹の赤ちゃんは一時的にせよ、大変苦しがっています。
さらに、本来は酸素をたくさん運ぶはずのヘモグロビンが、喫煙による一酸化炭素と優位に結合して酸素を充分に運べなくなり、胎児と胎盤が慢性的な酸素欠乏状態になってきます。
その結果、流早産、常位胎盤剥離等を伴うことになり、きれいな空気の中で育った赤ちゃんに比べて、極端に危険な状況におかれるわけです。
 受動喫煙でも同様にリスクが高くなります。家庭だけではなく、妊娠してからも仕事を続ける女性が増加しています。喫煙する家族や職場の同僚に理解を求めましょう。
次に、鉄分は酸素を運搬するヘモグロビンの成分の一つであり、重要な役目をしています。妊娠後期になると、循環血液量は増えますが、それに伴ってヘモグロビンが追いつかなくなって、貧血傾向になりがちです。
 当初は、薬や注射に頼らずに、出来るだけ食事内容を工夫し、鉄分を多く含むメニューを一品加えてみてはいかがでしょうか。
鉄分が多く含まれる食品は、レバー、ごま、あさり貝、しじみ貝等です、ほうれん草、小松菜などの緑野菜があります。それらに加えて卵、肉、大豆、豆腐などのタンパク質も一緒に摂取することにより、鉄分の吸収が盛んになります。
 赤ちゃんとあなたのために、偏食を避け、栄養のバランスのとれた食事を心がけましょう。
まだお腹の赤ちゃんは小さいですが、あなたと夫の子育ては妊娠中から始まっているのです。
夫婦でマタニティライフを楽しんでください。お腹の赤ちゃんのためにも。
健やかな赤ちゃんの誕生を祈っています。

お腹の赤ちゃんのためにも「今すぐ禁煙」をしてください。



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自分の心に素直に生きる

2008年12月19日 | 日々の思い
このところブログが賑わっています。
ありがたいことです。

しばらくコメントがなく、静かな毎日でしたが昨日からコメントの嵐。
うれしい悲鳴です。

また、いろいろな悩みや相談が寄せられてきます。

多くの場合、その悩みの元は「その人」自身の問題です。
心が穏やかではなく、心が平静さを失い荒れているから「悩む」「不安」になるのです。

何事も、天や神の思し召しと、開き直ることが悩まない秘訣です。
自分の器を感じ取り、その中で出来ることをしていく、ことさらに大きなことや高望みをするから、失敗したり悩むのです。

爺もたくさん悩み苦しみました。
悲劇のヒーローを演じていました。

ある日、いくら悩んでも何も解決しないことに気づきました。
どん底で、にっちもさっちも行かなくなりました。
これ以上は無理であることに気づき、今できることを自分の身の丈でやることを考えました。
「なるようになる何事も」と考えついたとたんに心が軽くなりました。
そして素直な気持ちで「助けてください」と言えました。
その方が「助けてくれました」その方のご恩は生涯忘れることはできません。
それを忘れたら僕の人生は終わりです。
その方が忘れるのは、勝手です。本当にありがたかったです。今あるのもその方のおかげです。

皆さんも苦しいときには、素直な気持ちで「助けて」といいましょうね。

他力本願で皆さんから「お布施」をいただいて生きて行きます。



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ブログ1年3ヶ月で二十万アクセス

2008年12月18日 | 育児情報誌は弊害
おかげさまでブログは、皆様に支持していただき、累計で二十万アクセスを超えます。
1年と少しでここまでこれたことが不思議です。

妊娠中の方や子育て中の方のお役に立てているようでうれしい限りです。

*****************
先日育児相談のメールをさせていただきました(連続で三時間しか寝ない14ヶ月の男の子の母親です…)と申します。その節はわざわざお電話をいただき、またいろいろお話を聞かせていただきありがとうございました。息子ですが相変わらずの短睡眠です。
「まぁそのうち長く寝てくれるようになるさ」と気長に待つ毎日です。
 1歳2ヶ月の私のこどもはたっぷりとおっぱいを飲んで幸せそうな笑顔を見せてくれるのに、周りには何の疑問も躊躇いもなく断乳をする親が少なくないことに驚きます。「断乳はいけない」と説明しても分かってもらえないときは悔しくて悔しくて涙が出そうになります。
おっぱいを取り上げられたこどもが可哀想で可哀想で涙が出そうになります。勉強不足の親を嘆きたくなりますが、知る機会が少ないのも事実です。みなさんがご存知の育児雑誌「ひ○○クラブ」にも断乳を肯定しているともとれる表現がありました。医療関係者のコメントだったと思います。親が情報を得るための手段であるメディアが間違っていてはもうどうしようもないですよね。一人でも多くの親に真実が伝わる社会になることを心から願います。
***************
その通りですね。真実に基づく情報が伝わることを願っています。

この雑誌を読んでいないので何とも言えませんが、困った記事が存在するのは確かですね。
粉ミルクメーカーや離乳食メーカー、育児用品メーカー等の必要のない商品の宣伝やそれらの商品を肯定する「ちょうちん記事」を書く医師や専門家がいることは情けない。
それらに惑わされず子育てが出来る環境が出来ることを願っています。
育児情報誌は、必要ありません。



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授乳中のテレビ、携帯電話はするべからず

2008年12月17日 | インポート
テレビや携帯電話しながら授乳するべからず

多くの母親は、携帯電話やテレビを見ながら授乳している。
そのような授乳は、空腹感を満たすために「エサ」である。
お母さんが赤ちゃんの顔を見て優しく声をかけながら授乳することが大切です。
おっぱいタイムは母子にとって「至福の時」で無ければならない。
愛着やbondingが形成されます。
愛着形成は、母親による赤ちゃんの能力を引き出すような働きかけが必要です。テレビを見ながらの授乳では、「狐食」と同じである。
人工乳の一人寝かせ飲みは、絶対にすべきではない。

誕生後の数年間、親と家族がその子を守る第二の羊水や子宮となることで
心豊かな人格が形成される。

生後三年間は、そのような状況で育てられる必要がある。



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母子像を購入しました。

2008年12月16日 | インポート
篠山の塾のシンボルにし、玄関でお客様をお迎えするためにと思って、彫刻をオークションで購入しました。
温かい母子の絆を感じることのできる作品です。
Photo

板坂 辰治(ITASAKA, Tatsuji)聖母像
ブロンズ H72.7×W21×18.5cm 背部に刻サイン


このほかにも、これまでコレクションしてきた油絵や版画などの数十点の作品を展示します。
抽象の作品や具象の作品など様々です。
赤ちゃんや子どもたちに作品を観て欲しいのです。
小さな時に絵画や彫刻に触れることはとても大切です。

いい作品がたくさんあります。
これまで永年に渡って手に入れてきたものです。

全ての部屋に数点ずつ展示します。
季節によって展示替えをします。
子どもたちの反応が楽しみです。
是非見に来てください。
時には、友人の画家の話を聞いたり、塾で作品を描いていただくこともしてみたいと思っています。







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