ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

後追いはいつまで続くのか?

2007年11月14日 | 後追い
後追いは、自分の一番好きなお母さんの追いかけです。

落ち着いてトイレにいけない。戸を開けながら用をたすという経験を皆さんされたのではないでしょうか?

それは、母と子の愛着がしっかりと結ばれているということで、本来は喜ぶべきことなのです。
お母さんのそばにいると安心することができて、気持ちもゆったりとして安心することが出来ます。
お母さんの姿が近くに見えないと、不安になり落ち着かなくなります。
それが後追いといわれる行動です。

母親がそれを、十分に受け止めると、母子の間にしっかりした信頼関係ができます。
母子がしっかりと結ばれることで、次の段階に進むことができまです。
後追いをしっかり受け止めてもらえることが出来るからこそ、安心してお母さんから離れていることがでるのです。
この時期の長さは、それぞれ個人差があります。
長い子は2年近く母親の側を離れない子がいました。
その子も、今はしっかり一人遊びや友達と遊ぶことも出来るようになりました。
信頼関係が出来て自分に自信が持てるようになると、時にはほんのちょっとお母さんを忘れ、何かに興味を示したり他のこと遊ぶことをします。
そのような時には、親は近くでそっと見守ってください。

いつもお母さんが見守ってくれている、眼差しを感じ、安心して一人遊びの時間を持つことができます。
お母さんは「心の安心基地」です。
いつでも、不安になったら安全基地に帰ることができることを
世界が広がっていくでしょう。後追いは、お母さんにとって辛いことです。しかし、このような時期を経過することが成長には大切です。


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後追いは成長の証

2007年09月25日 | 後追い
後追いは、大好きな母親から「離れるのを嫌うこと」です。
後追いがある赤ちゃんは、母と子の愛着がしっかりできているいい状態です。
一人で置かれることに不安を感じるから後追いをします。
この時期は、落ち着いてトイレにもいけないと、お母さんは嘆き、トイレくらいゆっくりさせてよ!!!!!と叫びたくなります。トイレも扉を開けてするという状態がしばらく続きます。
どこに行っても、母親の姿が見えないと不安から泣いてしまいます。
この時期を親が受け入れていくと母子の信頼関係が築かれ、次の段階に進むことが

後追いの時期を心豊かに過ごせると、次第に母親から少しずつ距離をとることができます。
それは、少しずつ少しずつ距離をとりながら、時には母の胸に飛び込み、充電でもするかのようにまた、離れていきます。その繰り返しです。
母親は、温かいまなざしで見守り、いつでも「安全基地」である母親の胸に飛び込んできます。母乳の赤ちゃんはお母さんの「おっぱい」を求めてきます。

遅い子は3歳くらいまで続くこともあります。
子どもによって、始まる時期も終わる時期も、期間も千差万別です。
ゆったり見守ってあげてください。
いつまでも続きません。
人から何を言われようと我が子を信じてあげてください。

後追いは素晴らしいことです。


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