ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

親から離れない

2013年04月22日 | 子育ての悩み

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お母さんにべったりついて離れないという悩みの相談をよく受けます。
お母さんが優しく居心地がいいのです。
いつも安心していることができます。
また、寂しくなればいつでも大好きなおっぱいをもらうことができます。
「いつまでベタベタしてるの」「あっちにいって友達と遊んでおいで」などと、つき放すような態度をされたら、子どもをとまどわせ、不安にさることはないのではないでしょうか。
これではますます離れなくなり、親をイライラさせます。

親から離れて遊べるようにしたいと思うならば、突放すような態度で無理にやらせようとすると必ず失敗します。
突き放すことをせずに、お母さんは心の「安全基地」だと認識できるようにすることが重要です。

お母さんの声や姿が見える所で遊べるように見守ってあげてください。
興味を持つようなオモチャで、遊ばせてあげてください。
最初のうちは、少し遊んではすぐに戻ってきます
。そして距離を少しづつ伸ばしていきます。

子どもがそうした状態で遊びに興味が持てる様なら、お母さんから離れて遊べるようになってくることでしょう。

遅い子では3歳くらいまでかかる子もいますが、じっくりと焦らず自ら離れることができるまで見守ってあげてください。

必ず、巣立っていきます。個人差があります。




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ひげ爺の辻説法・篠山

2013年04月18日 | 辻説法
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明日は、午後一時より「ひげ爺の辻説法」です。
いつものようにハートピアセンターです。

子育ての悩みや躾などいろいろなことをお話ししましょう。
楽しい時間を共にしましょう。

お近くの皆さんお越しください。



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後追いいつまで

2013年04月12日 | 子育ての悩み
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後追いは、自分の一番好きなお母さんの追いかけです。
落ち着いてトイレにいけない。戸を開けながら用をたすという経験を皆さんされたのではないでしょうか?
それは、母と子の愛着がしっかりと結ばれているということで、本来は喜ぶべきことなのです。?
お母さんのそばにいると安心することができて、気持ちもゆったりとして安心することが出来ます。?
お母さんの姿が近くに見えないと、不安になり落ち着かなくなります。?
それが後追いといわれる行動です。
母親がそれを、十分に受け止めると、母子の間にしっかりした信頼関係ができます。?
母子がしっかりと結ばれることで、次の段階に進むことができまです。
?後追いをしっかり受け止めてもらえることが出来るからこそ、安心してお母さんから離れていることがでるのです。?
この時期の長さは、それぞれ個人差があります。?
長い子は2年近く母親の側を離れない子がいました。
?その子も、今はしっかり一人遊びや友達と遊ぶことも出来るようになりました。
?信頼関係が出来て自分に自信が持てるようになると、時にはほんのちょっとお母さんを忘れ、何かに興味を示したり他のこと遊ぶことをします。
?そのような時には、親は近くでそっと見守ってください。
いつもお母さんが見守ってくれている、眼差しを感じ、安心して一人遊びの時間を持つことができます。
?お母さんは「心の安心基地」です。?
いつでも、不安になったら安全基地に帰ることができることを?世界が広がっていくでしょう。
後追いは、お母さんにとって辛いことです。
親が子どもと離れるのが不安なのも要因にあるように思います。
このような時期を経過することが成長には大切です。
我が子の心を包みこんであげてください。




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ベビーヒーリングタッチ

2013年04月10日 | 辻説法
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今日は、ママヨーガ&ベビーヒーリングタッチを行いました。
生後16日の赤ちゃんと生後6ヵ月の赤ちゃんにお母さんにタッチしてもらいました。
母が我が子を撫でさするスキンシップは母子の愛着を深める上でとても重要です。
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ママの温かい手のひらでやさしく全身マッサージを行ないます。
子どもの月齢と成長に合わせ、また赤ちゃんの成長に合わせたタッチを行います。
寝返りを始めた赤ちゃんには、ママと遊びながらのベビービクスを行ないます。
今日も穏やかな時間を過ごせました。
赤ちゃんとお母さんの笑顔が素晴らしい。

ヒーリングタッチの後はママヨーガをしていただきました。
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ママヨーガ・篠山

2013年04月07日 | 丹波篠山暮らし
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4月10日10時からママヨーガです。
場所はいつものハートピアセンターです。
いつも来てくれるお姉ちゃんリーダーの二人が幼稚園に入園しました。
これまで2年間で素晴らしい成長をしてくれました。
最初は、集ってくる他の子と上手く関わることが出来ませんでした。
親と話し合い、子どもの自立を育むために、手を出さず見守る事を大切にしてきました。
ケンカをしても見守り、子ども同士で解決するまで待つ。
おやつタイムはしつけタイム。
決まり事を1歳児にも守ってもらう。

リーダーの指示で動くことも出来るようになりました。
リーダーが育ったように、また次のリーダーが育ってくれるように見守ります。

子どもたちの成長が楽しみです。




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叱る・誉める

2013年04月04日 | 子育ての悩み
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お母さんにまとわりついて離れない子、一人遊びしかできない1歳児。
?オムツがとれない子、一人で食事が出来ない子、おっぱいを1歳になっても飲んでる子がダメな子でしょうか?
親からみれば何でこんなことができないの、この前も教えたのに、何でそんなにゆっくりなの、ついイライラして怒ってしまいます。
子どもは経験不足のため身体機能が成長していないために、早くできなかったり失敗することがほとんどです。
子どもを育てているほとんどのお母さんが日々感じているのではないでしょうか。
まだまだ、物事の先を読んだり、結果を想定して行動する事は出来ません。
?失敗ばかりします。?それが当たり前です。
指の機能が未熟なためボタンを留めたり、服や靴を脱いだり履いたりすることが早くできません。
大人からみればとても簡単なことも子どもにとってはひどく難しいことです。
毎日毎日、何回も何回も失敗しながら繰り返すことによって上手にできるようになるのです。
?子どもができないことを責めることを「怒る」と言います。?
ついつい一日に何回も怒ってしまいます。
?子どもにとってできないことを責められてもどうすることもできません。
いつも怒られていると子どもはやる気をなくし、なるべく怒られないようにと親に従順な気持ちを持つようになります。?
親の顔色を常にうかがって行動する子どもになります。
「怒る」ことはなるべく少なくしてください。?怒りたくなったら少しだけ我慢してください。?
今までよりちょっと我慢するだけでずいぶん変わってきます。
してはいけないことを教えることを「しかる」といいます。
人を責める言葉を言ったり、社会のルール・マナーを破ったり、迷惑をかけたり、身体に危険が想定されるなど?社会生活上、やってはいけないことを教えることが「しかる」です。
社会に出てからたくさんの失敗をすることは許されません。
子どもの時に積極的に挑戦して、いっぱい失敗して、なぜできないのか、どうしたらできるのかということを?経験することが将来社会に出て自分の能力を発揮するために大切なことです。
しかられる、失敗することは子どもが成長する中で大切なことです。
?できない子だ、やることが遅くだめな子だ、否定する言葉をたくさん言われると子どもは自分はそのような子だと思い持っている能力を発揮できなくなります。?
それを「ピグマリオン効果」といいます。
?子どもが親が望んだ方向に育っていくという意味です。
反対に優しい子だね、がんばって偉いね、今日はこんなことができるようになったね、上手だねなどと、できたときに「ほめる」言葉をかけてあげると、子どもはうれしくなりさらにがんばろうという気持ちになり、物事に積極的になり自分の持つ能力を最大限に発揮するようになります。
子育ての中でお母さんの苦労は本当に大変です。?
「いい母親」になろうとがんばる必要はありません。?子どものいいところを少しだけ探してください。
?いくつものいいところを持っています。
?こんないいところを持っていたんだということに気づくと子どもをみるのが楽しくなります。
?肯定的に見てあげてください。
同じ年代の子とわが子を比較して、できないことを責めたり、必死に回りに追いつこう、あるいは回りの子に勝とうと躍起になる親が、が多いように感じます。
子どもがやる気になったり、物事や遊びに興味を示したときには、新しい世界と「かかわりあうきっかけ」を?与えるために指導をすることは必要です。
?しかし、本人にやる気がない時期に親だけが焦って先走っても、子どもはかえって反発します。
?無理矢理させても失敗し、子どもは自信をなくし萎縮してします。
?できないことに親はイライラし、「他の子にできて、あなたにはできないの」と言ってしまいます。




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子どもの幸せ

2013年04月03日 | 子育ての悩み

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親のこころの幸せ度も違うように、子どもの幸せ度の尺度も違います。
?お母さんの幸せが、我が子の幸せにつながります。
我が子を「つくった」と思っている親もいます。?
作ったと思う親は、自分勝手な子育てをする傾向にあるように思います。
「お母さんのところに来てくれてありがとう」素晴らしい言葉ですね。
?まさに魔法の言葉ですね。
?子どもはいつか神の元に返す日がきます。
?それまでたくさん愛してあげてください。 ?それが子どもの自立、成人になる源です。
その気持ちを忘れてはいけませんね。
?子どもは神様から預かっているのです。
?だから愛を持って大切に育てて欲しいのです。
?「自分の都合」で子育てをしてる親もいます。
?我が子が見えていません。?
我が子の叫びより「世間体」「他人の言動」に左右され真実が見えません。
?そんな親が多すぎます。?答えは「我が子」が持っています。?
それを感じる心を養ってください。
親に振り回された子どもの心は安定しません。?
成長してから、様々なトラブルを起こすことがあります。
?心のバランスも崩れます。?それは幼児期の親の「愛」が足りないからです。
?母性が育まれず「愛着」が形成されずに育つ不幸は、将来必ず出てきます。
?問題行動や引きこもり、不登校などになるリスクが大きくなります。
人の意見に左右されることは「自信」がないからです。
?自信は、親子の愛着によって生まれます。?愛着の希薄な、もしくは無い、子育てをされたから「自信」がないのです。
我が子に「自信」をもらってください。
?我が子のメッセージを受け、それに応えることで「自信」は育まれます。?
己自信の育み直しをしてください。?
子どもを教師にして。
爺は、多くの赤ちゃんに学びました。?子どもは神です。
?子どもに寄り添えることは幸せです。?不安なことは、あなたの子どもに聞きなさい。
?教えてくれます。?心を開いて聞きなさい。?聞こえないのは、自分勝手だからではないでしょうか。
?心を穏やかに自分の心を見つめてください。




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