ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

育児はりくつじゃない

2017年03月03日 | 子どもの成長

子育てを「アタマ」でしていませんか?


子育てに関する意識を、意識して育児情報に求めていませんか。
理屈や金儲けの育児情報紙では、子育ては出来ません。

そのような親は、その親が同じようにしていたのかも知れません。

本人の記憶がない胎児や幼児期に親がしていたことをなぞっているように思います。

この時期に、ヒトの根幹を成す基盤が形成されます。

心が安定している産婦の胎児は「愛着関係」が築かれます。
これが母子密着育児の始まりです。
この愛着が、その子の対人関係や社会性の礎になります。
泣く、抱かれる、泣き止む、授乳、安心あるいは、あやす、笑う等の母子相互作用によって母子の絆が深まります。

母親には母性が育ち、子どもには好奇心や探求心が芽ばえます。

これらが育たないと、他人や外界への関心が育ちません。

言葉を話さず、友達とも遊べません。
閉じこもったり、ものへの執着が強くなります
子のこらは成人しても、子育ての出来にくい親になります。
これが連鎖です。

妊娠や子育ては、各々に備わった能力です。

心を平穏にして呼び覚ましてください。

人工飼育された類人猿でも、その能力を引き出してあげれば妊娠・子育てが出来るのです。
アタマで考えては出来ません。

コメント
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