ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

母乳は命

2015年01月14日 | 母乳哺育

「人間が生きることの最重要要素は、食べることです。食べることの目的は栄養であると現在では考えられていますが、そうではなりません。

栄養摂取は単なる結果でしかないのです。

本当の目的は、食材を介して自然との共鳴である。そこに食べることの喜びがあるのです。

それが本来の食事です。

栄養が食べる目的になれば食べる行為は「飼育」となります。食べる喜びは存在しません。

現在はいつのまにか、食事が「飼育」になっているのです。それが生活習慣病となって現れるのです。

 食事の典型は、母乳哺育です。

母乳こそ母のリズムを宿した食材です。母乳哺育によって母子は完全な共鳴状態に入るのです。

この共鳴よって母子は互いに命として相手の生の芯に宿ることが出来るのです。

 

生活全般が飼育化している現代人は生理的で量的生のままにおかれて命を喪失してしまっているのです。

生きる意味、生き甲斐喪失です。

 

食材は限りなく配合飼料と化しているのです。

そこには生きたリズムは含まれていません。成人にとっての母乳は「旬のもの」です。」

 

先生のお話には、深い感銘を受けました。

 

赤ちゃんが宿り、そして生まれる、その感謝から命のお供えとして神である我が子に感謝として「しろい血」を捧げるのである。

おっぱいは神へのお供えであるといっておられました。

 

お母さん、そして私たちは自然に対して感謝と畏敬を持ちながら旬の食材をいただきましょう。その心を子どもたちに伝えていきましょう。

美味しいおっぱいをあげてください。

ファーストフードやコンビニ弁当は「餌」です。あなたが飼育の食事をしていたら「いいおっぱ」いを我が子に与えられません。

 

人間として心豊かに生きるために、食を見直しましょう。

自然で旬のものをいただきましょう。日の当たらないところで産まされた「タマゴ」や太陽や土のないところで作られた「野菜もどき」そして季節のない「食材」そろそろ「買って食べる」のをやめませんか。

大量生産や自然や神を無視した食べ物は心を病気にします。

 

神から預かった赤ちゃんを育てているお母さん「我が子」のために考え直してください。

 

子どもはすべて神の子です。

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母乳は心の栄養

2015年01月13日 | 母乳哺育

「いつまでも授乳していると赤ちゃんが自立できないから、断乳しなさい」と言われましたがそうなのでしょうか」という相談もよく受けます。
母乳に関連する相談は非常に多いです。

昨日の相談から「体重が成長曲線を下回っているため、完母でいいか悩んでいます。
乳腺炎になり通い始めたおっぱいマッサージの助産師さんは「ミルクを足す必要は全くない」といい、小児科の先生は「ミルクを足すべきだ」といいます。
3ヶ月に入り首もすわり、3ヶ月と6日目で寝返りも成功し、よく笑うし、おしゃべりもしています。
授乳回数は8~11回ぐらいですが、3時間はあけるなという指導のもと泣く前に飲ませるようにしています。
ただ夜中等起こさなければ4~5時間ぐっすり眠っています。
入院中に何度か糖水をあげただけで、母乳以外は夏の暑い日麦茶20mlを2回ほど飲ませただけです。
(これも飲ませた方がいいのでしょうか?)活発に動いており、顔周りはふっくらしてきており、やせ細っている感じはうけないので、ずっと母乳だけできました。
でも確かに周りの子に比べるとすごく小柄で足すべきか迷っています。」

この赤ちゃんの場合は、母乳哺育でいい子育てが出来ていると思います。
お母さんを悩まし、苦しめるのは小児科医。
小児科医の不勉強で母乳哺育に対する認識がなく、人工乳の方が栄養が高く成長にいいという考え方が根強くある。
医師は、身体の発育だけを診るのではなく、心の発育もいなければならない。
母乳は単に栄養だけではなく心を育む栄養でもあります。
相談の赤ちゃんもお話を聞くと十分におっぱいを飲めているようです。
おしっこもたくさん出ています。
赤ちゃんにも体重や身長など、100人いれば100通り、やせている子もいれば肥っている子もいます。
母乳だけでもボンレスハムのようになったむちむちの足や手、反対にやせた赤ちゃんもいます。
成長曲線の下だから人工乳を足しなさいという安易な発想には怒りを覚えます。
小児科医もっと勉強せよ!!!と言いたい。また言い続けていきます。
それも私の仕事だと思っています。

母乳は、お母さんと赤ちゃんの心の栄養です。
授乳はお母さんにとっても心地よい時間でなければなりません。
何人もそれを邪魔したり妨害してはなりません。

よくあるケースは、おじいちゃんおばあちゃんの間違った母乳の知識や、母乳で育っていないお母さんお父さん、さらには断乳されたお父さんは心に傷を負っていますので、我が子への授乳にたいして憎悪を持っていることがあります。
その憎悪から母乳への理解が不足します。
「母乳より人工乳」の方がいいと母乳哺育に反対します。
その背景には、段階の世代が子育てされた頃にアメリカ流育児が推奨され、勉強熱心な女性や医師、マスコミがそれを取り入れられた。
「いつまでも飲ませていると自立心がつかない」「ベビーベッドで寝かすことは自立心を高める」などと言われ実践されてきました。
自立の強要が、最近のいじめ、自殺、虐待その他のこころの問題や少年犯罪や犯罪の原因の一つ となっているといわれています。

「自立」は自分で立つということで、強制されてできるものではありません。
本当の自立心を育てるには、赤ちゃんが自らおっぱいから離れていくのを待つ ということが重要です。
鳥の巣立ちと一緒です。
それが自然卒乳です。

以前にも書きましたが、親の都合で止めさせるのはどのような場合でも断乳です。
不幸にも断乳してしまった親は、我が子をたくさん抱いてあげてください。

これからお産を迎える方は「心あるお産」ができる施設をさがしてください。
豪華な食事やアメニティで選んだり、ベルトコンベアにのった流れ作業の赤ちゃんを無視した施設で産まないようにしてくださいね。
母子別室では母乳で育てるのは難しくなります。
なぜならば最初の数日が一番大切な「頻回授乳」をしなければならないからです。
授乳は「3時間おき」これは人工乳の場合です。
母乳は「1時間半から2時間」で授乳です。
3時間おきの授乳をうたっていたり、母親教室で指導する産院では母乳哺育はできません。
母乳哺育ができる確率がさがります。

母乳哺育の第一歩は、あなたの分娩施設選びです。
さらにはお産について学んでください。
不勉強は取り返しがつきません。
正しい情報を得ることも肝要です。
妊娠情報誌等は絶対に買わないでください。
間違った情報や商業主義に毒されています。
広告による商売優先だからです。
不必要な育児用品やファッションの広告が氾濫しています。

そのような雑誌を発行している会社の中では、子育てや社員に優しくないです。
私の元にその会社の社員からの相談もあります。
その人たちが作る情報は信じられない。

雑誌が生んだ「セレブ出産」「ブランド出産」、ばかばかしい限りです。
赤ちゃんのことを無視した、お産を助長し、無知な親を大量に作るだけです。

もっともっと賢いヒトになって欲しいと願わずにはおられない。

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母親が風邪でも母乳で

2015年01月04日 | 母乳哺育
風邪の季節ですね。

母乳哺育をされているお母さんがこれからの時期で一番心配なことは、「風邪」ではないでしょうか。

授乳中の風邪について考えてみましょう。
「薬も母乳の中に移行してきます。
この移行した薬の成分が赤ちゃんに何か悪い働きをするのではないかという心配のために、薬を飲むなら母乳を与えてはいけないという指導を受けることがあります。

このため、授乳中の薬については、母乳の大切さと薬が赤ちゃんに与える影響を比較して母乳を続けて良いか決めることになります。

一般に風邪の時に使う薬(鎮痛解熱剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、抗インフルエンザ薬、抗生剤、抗アレルギー薬など、)には母乳をやめなければいけないほど赤ちゃんに影響を与える薬はないといわれています。

我慢しないで、風邪薬を服用して早く治してくださいね。
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夜間授乳はむし歯になる??

2014年12月28日 | 母乳哺育
母乳と虫歯について医師や保健師に誤解があるように思います。

夜間の授乳は、虫歯になるといったことや母乳には栄養がないといったようなことを言われます。

渡辺眞史先生に回答していただきましたので参考にしてください。


 ****************

 1歳児健診で、夜間の授乳(母乳なのに)が虫歯になると言われました。

保健師さんの問診と、その後の歯科相談で、両方から「いつまで母乳を続けるつもりですか」と言われました。

「自然卒乳を待つつもりです」と答えたところ、断乳の指導はありませんでしたが、歯科指導では、「夕食後の歯磨きあとの授乳、夜間の授乳、こういうのが危険」とことあるごとに「危険、危険」とくり返され、嫌な気持ちになりました。

 今も夜はおっぱいがないと眠れないし、夜中に1~2回はおっぱいをあげています。

そのたびに歯磨きしなさいと言わんばかり。
食後の歯磨きはしっかりしているつもりですし、その後の水分はお茶か母乳で
ジュース等は与えていません。

母乳自体に虫歯になる要素(原因)はないと考えていましたが、よいのでしょうか?
また、「もう母乳に栄養はない」というようなことを言われましたが、本当でしょうか?
母乳の成分は母親の血液だから、大丈夫では?とは思うのですが。
 
これからもおっぱい育児を続けていくつもりに変わりはありませんが、アドバイスを頂けると嬉しいです。
宜しくお願い致します。

  ****************

回答 たまごママネット医師団

母乳には身体が成長するための栄養、身体を丈夫にする免疫、基本的信頼関係を築く心の栄養の役割があります。心の栄養が注目される前は1才になり離乳食を食べるようになれば母乳にこだわる必要はないと考えられました。しかし1才を過ぎても母乳には大切な役割があり、母親に抱かれおっぱいを含ませてもらうことからくる安心感が基本的信頼関係を築くうえで大切なことと考えられています。
 このため世界的に赤ちゃんが望めば2才以上まで母乳育児を続けることが勧められています。

歯科の先生や保健師さん達の中には虫歯だけをとらえてこの心の栄養のことまで考えてくれないことがあります。このため母乳を止めるように指導されることがあります。

 虫歯は母乳だからできやすいできにくいということはありません。
この時期には栄養の主役は母乳以外の食べ物です。特に砂糖の含まれる食物は歯に歯垢を作ります。
眠っているときには唾液の分泌が少なくなり歯垢の中に虫歯菌が繁殖しやすくなります。
この虫歯菌が酸を作り続けることで虫歯となります。
離乳食や甘いジュースなどをとり歯が汚れたままで夜間に母乳を飲むと虫歯を作ることがあります。
このため夜間の授乳だけを取り上げて母乳は虫歯を作ると言われてしまいます。
 虫歯の一番の原因は歯垢ですから眠る前に歯の手入れをして歯垢を取り除ききれいな歯にすることが大切です。少なくとも1日1回はガーゼか歯ブラシでしっかりと歯の表面を磨いてください。
食事は砂糖を使いすぎないようにし、市販のジュースやスポーツ飲料、乳酸飲料などには砂糖がたくさん入っていますから与えないでください。
 甘い味を好むようになると虫歯になる危険が高まります。

1才を過ぎると母乳には栄養がないともよく言われますが、母乳には充分な栄養があります。
母乳は飲み始めと飲み終わりでは成分が違います。
1日の中でも朝の母乳と夕方の母乳では成分が違います。
生まれて間もないときの母乳と数ヶ月したときの母乳、1才過ぎの母乳ではその成分が違います。
母乳のよいところはその時その時の赤ちゃんに必要な成分の母乳が作られているということです。
これは人工乳にはまねのできないことです。
1才過ぎてからの母乳はその時に必要な栄養成分をしっかり含んだ母乳です。
 生まれて間もない時の母乳に比べさらさらした母乳のため栄養がないなどという誤解が生まれたのかもしれません。
歯の手入れをしながら母乳育児を楽しんでください。
日本母乳の会で「母乳と虫歯を考える」という本を出しました。

『日本母乳の会』のホームページから求めることができます。

渡辺眞史先生 山形県立中央病院小児科

   * *************


いかがでしたか。素晴らしい回答ですね。
皆さんも参考にしてください。
おっぱいは「心の栄養」です。

卒乳まで皆さん母乳哺育を楽しんでください。

卒乳とは、赤ちゃんが自然におっぱいとさよならすることです。

親の都合でやめるのは卒乳ではありません。
断乳です。
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母乳と風邪薬

2014年12月11日 | 母乳哺育
このところ急に冷え込んで風邪が流行りだしてきました。
そのせいか、母乳哺育で授乳中の服薬をするなら母乳を中止するようにとの指示を受けたのだが、赤ちゃんが人工乳を飲んでくれないという相談がよくあります。
このブログの中の授乳中の風邪薬についてのアクセスが増加しています。
日本の薬の説明書には少しでも母乳に薬の成分が移行すると母乳を与えてはいけないとなっています。
普通子どもが風邪をひいた時に使うような薬でさえもだめとなっています。
  アメリカ小児科学会やWHO/ユニセフでは多くの症例を分析して薬と母乳について安全性を検討しています。その中では特殊な薬をのぞいて多くの薬が母乳を飲ませながらでも使用できるとされています。
継続的に薬を服用している場合には注意しながら授乳する場合もありますが、急性疾患で短期間薬を飲む場合には通常量であれば使用可能のものがほとんどです。

多くの方が内科医や小児科医から授乳の中止を言い渡されているのだと思います。
その根拠になるのは、薬の添付文書に記載されている「授乳中の服用は中止」との文面をそのまま鵜呑みにしているためだと思います。

授乳中も多くの薬を服用することが出来ます。

医師は薬についてもっと勉強してください。

母乳哺育の赤ちゃんは、ゴムの乳首からの授乳を嫌がります。
また、その乳首から飲んでくれずに、脱水症状になるケースもあります。
急に人工乳に変えても赤ちゃんは飲んでくれません。

風邪で体調を崩して辛い思いをしている上に、追い打ちをかけるように、赤ちゃんに泣かれたら・・・・それを想像すると本当に辛いです。

薬のガイドラインをきちんと作るべきではないでしょうか。
アメリカのように。
それを、処方する側に徹底して知識を深めて欲しい。
医師や薬剤師は学んでください。
風邪をひいて母乳を中止するように言われたらたまごママネットのサイトを見てください。
http://www.tamagomama.net/
育児相談室に母乳と薬のページがありますので参考にしてください。
Q&Aがあります。

早く治してくださいね。お大事に。
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授乳中の風邪薬

2014年12月10日 | 母乳哺育
お母さんの風邪のために母乳を止めると、赤ちゃんはすごく不機嫌になったり、哺乳びんからミルクを飲まなかったり、具合の悪いお母さんを余計に苦労させることになります。
また、お母さんが風邪をひくと赤ちゃんも同じ風邪をひきます。
このとき先にひいたお母さんの母乳中にはその風邪に対する免疫が作られ、赤ちゃんに母乳を与えることにより風邪を予防したり軽くすませることができるようになります。
  風邪をひいたときはむしろ母乳が大切になります。
お母さんが風邪の症状で苦しい時、薬を飲んで早く楽になって母乳を与えることが、お母さんだけでなく赤ちゃんにとっても良いことになります。
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授乳中は携帯・テレビ禁止

2014年01月16日 | 母乳哺育
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テレビや携帯電話しながら授乳するべからず
多くの母親は、携帯電話やテレビを見ながら授乳している。
?そのような授乳は、空腹感を満たすために「エサ」である。
?お母さんが赤ちゃんの顔を見て優しく声をかけながら授乳することが大切です。
?おっぱいタイムは母子にとって「至福の時」で無ければならない。?
愛着やbondingが形成されます。
?愛着形成は、母親による赤ちゃんの能力を引き出すような働きかけが必要です。
テレビを見ながらの授乳では、「狐食」と同じである。
?人工乳の一人寝かせ飲みは、絶対にすべきではない。
誕生後の数年間、親と家族がその子を守る第二の羊水や子宮となることで?心豊かな人格が形成される。
生後三年間は、そのような状況で育てられる必要がある。




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卒乳に時期はありません

2013年03月11日 | 母乳哺育
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卒乳に時期はありません。
?皆さん誤解されているようです。
?卒乳の時期はいつ頃?????という相談があります。
?赤ちゃんの顔が違うように卒乳にはそれぞれ全く違います。
?赤ちゃん自身が母親に教えてくれます。
?周りの心ない声に惑わされることなく、我が子を感じてください。
?他人の声に惑わされている「母親」の心を見透かすように、おっぱいを飲む頻度も増えます。?
あなたの不安が、我が子の不安を誘発するのです。
何歳まで「おっぱい」を飲んでもいいのではないですか。
?問題はありますか??おっぱいは「自立心」を高めます。
?赤ちゃん自身が卒乳することは、その後の人生にとって大きな大きな礎となります。
卒乳という断乳を考えている方、今一度考え直してください。
?我が子のために。?強い愛を持って。





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おっぱいは心の給油スタンド

2012年04月27日 | 母乳哺育
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(ヒメオドリコソウ)
母乳について書きます。
おっぱい子育てを楽しんでいますか!!!!?多くのお母さんが母乳哺育で悩んだり、喜んだりを繰り返しています。?また、おっぱいで悩むお母さんも多いのも事実ですね。
?周りの目や周りのお節介がその要因ですね。
?そんな外野の声にも負けず授乳中の我が子の天使のような顔に幸せを感じているお母さんも多いです。
おっぱいで悩んだり、乳首を吸われることに嫌悪感を持たれるお母さんがいるのも事実です。?
そのようなお母さんは、自らの育ちの中での辛い経験が嫌悪感に源になっているのではないでしょうか?
今朝も4才になる子の親と電話で話していたのですが、まだおっぱいを飲んでいます。?
さみしくなると「おっぱい」に元気をもらっています。
?そして、チャレンジしにまた出て行きます。
?安全基地で給油しています。?
おっぱいは「こころの給油スタンド」です。
子どもが成長すればするほど、といっても中学校になってもというのは問題がありますが。
?昔は、小学校にいってもおっぱいを飲んでいる子がいました。
?学校から帰って不安になり安心のためにおっぱいを飲んでいました。
給油スタンドに我が子がきたら受け入れてあげてください。
?こころが満タンになればまた遊び出します。
?成長していくと「給油」の回数も減ってきます。
?時には、給油回数が増える時期もあります。
?その子によって心の成長が違いますので一概にこうだとは言い切れません。
その子にあった、心のタンクの容量を感じ取ってください。?
いつも満タンである必要はありません。
お母さんも心を満タンにして子育てを楽しんでください。
?応援しています。




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夜間授乳について

2012年04月03日 | 母乳哺育
小児科医から夜間授乳は、睡眠が得られにくく成長ホルモンの分泌が減るからと「断乳」を勧められた方からの相談がありました。とんでもないことを言う小児科医です。
Img_3235

娘のことで、もしお時間がありましたら読んでいただきたいことがあり、失礼ながらこちらのコメント欄に書かせていただいております。?先日、一歳一ヶ月の娘の検診がありました。そこで、先生から夜中に授乳をすると体が休まらず深い睡眠が得られにくく、成長ホルモンの分泌が減るため断乳を進められました。?私も、一時間おきに授乳をしていることで、逆に体に負担になっていないかなど、心配しておるところでした。?また、娘が二歳過ぎに手術をしなければならず、そのときまでには夜間断乳をしてあげているほうがいいのではないかとも考えておりました。?もし、お時間がありましたら、助言いただけますと幸いです。

ひげ爺
それにしても困ったことですね。?何のための健診なのでしょうか。?「夜中に授乳すると体が休まらず深い睡眠が得られにくい、成長ホルモンの分泌が減るから断乳」何と言うことを言うのでしょうね。?わが子が求める間は授乳してください。?何も問題はありません。?おっぱい育ちの子は夜間に何度もおっぱいを飲みます。?おっぱい育ちの子の特徴です。?睡眠には「浅い・深い」があります。?眠りの浅いときに目覚めて、おっぱいを含んでまた寝ます。?自分にあった飲み方をしているのです。?むしろ授乳するメリットが大きいです。?特に精神的な面でプラスは大きいです。?2歳過ぎに手術のために「断乳」を考えているのですか??何故そう考えるのですか??その根拠を教えてください。
意味の無い不安を持たないでください。

tomozo
授乳で成長ホルモン分泌抑制、は机上の空論と思います。子ども(大人も?)は、授乳の有無に関わらず夜間はちょこちょこ目を開けたり動いたりしています。寝相が悪い子は時々目を覚ましては母親の側まで移動します。?授乳如きで睡眠の質が低下する事はないです。その先生、夜間の授乳を見たことないと思われます(笑)。?実際、長期授乳が一般的となっている北欧の子どもたちでも、早期離乳した子と体格の差はありませんので、完全にガセと思われます!?また、手術の事ですが、普段の睡眠と、非常時の睡眠は全く異なります。子どもはあっさり非常事態に対応しますので、それを理由に断乳は不要です。?手術や入院をきっかけに止めちゃってもいいかもしれませんけどね。お母さんが疲れてるなら。?子育てに~べき、は毒ですよ。気楽に子どもタイムを満喫しましょう!
***********
ひげ爺様、tomozo様コメントありがとうございました。
娘のあくびが多いのは、夜間ぐっすり眠れておらず、体が休めていないのではないか?と、心配していましたが、安心して夜間も授乳を継続していこうと思います。
また、娘は消化器系の手術を予定しており、長期間おっぱいをくわえることも出来ない状況になります。そのため、手術で辛い思いをするのに、断乳と同じ状況になり負担が大きいのではないかと考えました。
いままでおっぱいをくわえながらしか寝たことがないため、手術前に夜間だけでもおっぱいが無くても寝れるようになったほうが、入院の際は娘にとって良いのではないかと思ったのです。
しかし、正直不安は大きいですが、緊急時には娘が対応できると信じてみようという気持ちになりました。ありがとうございました。
**************
tomozoさん,貴重なご意見ありがとうございました。
また、必要な時に出てきてください。
待っています。
取り越し苦労をせず、わが子に任してあげてください。
その時になれば全てを理解してくれますよ。


参考になります読んでください。
「ドクターKIRIKOのおっぱい育て」より
「oppai08.pdf」をダウンロード



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授乳中の風邪

2011年12月30日 | 母乳哺育
年末を迎えて冷えて来ましたね。
風邪が流行しているようですね。

授乳中でも風邪薬を飲んで早く治しましょうね。
風邪をひいたかなと思ったときに早めの服用が効果的です。

Img_3946

母乳哺育で授乳中の服薬をするなら母乳を中止するようにとの指示を受けたのだが、赤ちゃんが人工乳を飲んでくれないという相談がよくあります。
このブログの中の授乳中の風邪薬についてのアクセスが増加しています。
日本の薬の説明書には少しでも母乳に薬の成分が移行すると母乳を与えてはいけないとなっています。普通子どもが風邪をひいた時に使うような薬でさえもだめとなっています。
  アメリカ小児科学会やWHO/ユニセフでは多くの症例を分析して薬と母乳について安全性を検討しています。その中では特殊な薬をのぞいて多くの薬が母乳を飲ませながらでも使用できるとされています。
継続的に薬を服用している場合には注意しながら授乳する場合もありますが、急性疾患で短期間薬を飲む場合には通常量であれば使用可能のものがほとんどです。
多くの方が内科医や小児科医から授乳の中止を言い渡されているのだと思います。
その根拠になるのは、薬の添付文書に記載されている「授乳中の服用は中止」との文面をそのまま鵜呑みにしているためだと思います。
授乳中も多くの薬を服用することが出来ます。
医師は薬についてもっと勉強してください。
母乳哺育の赤ちゃんは、ゴムの乳首からの授乳を嫌がります。
また、その乳首から飲んでくれずに、脱水症状になるケースもあります。
急に人工乳に変えても赤ちゃんは飲んでくれません。
風邪で体調を崩して辛い思いをしている上に、追い打ちをかけるように、赤ちゃんに泣かれたら・・・・それを想像すると本当に辛いです。
薬のガイドラインをきちんと作るべきではないでしょうか。
アメリカのように。
それを、処方する側に徹底して欲しいものです。
医師や薬剤師は学んでください。
風邪をひいて母乳を中止するように言われたらたまごママネットのサイトを見てください。
たまごママネット
育児相談室に母乳と薬のページがありますので参考にしてください。
Q&Aがあります。
早く治してくださいね。お大事に。




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授乳を楽しむ

2011年01月06日 | 母乳哺育
わが子に授乳するときに、笑顔で語りかけながらオッパイタイムを楽しんでいますか?

多くの方がテレビを見ながら、携帯メールをしながら、パソコンをしながらしていると言われています。
皆さんはいかがですか??
もし、していたら即刻やめてください。
一人だけの食事タイムで寂しく「孤食」とも言えます。
「餌」ではありませんか。

赤ちゃんは、オッパイタイムを、お母さんとの心の交流を期待しています。
楽しい食事タイムを心がけてください。
優しく微笑みかけたり話しかけたりしてあげてください。
赤ちゃんもそれを望んでいます。
楽しい授乳はあなたにも「愛着」が育まれます。

人工乳でも同じように話しかけたり微笑みかけながら授乳タイムを楽しんでください。
寝かせ飲みで一人で飲ませるのはやめてくださいね。
わが子の将来のためにも。


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添い乳について

2010年03月03日 | 母乳哺育
Photo
庭先に咲いていました。
エニシダでしょうか?
きれいな花です。
Up

今日も昨日に引き続き、渡辺眞史先生からいただいた回答からご紹介します。
添い乳についてです。
   *************************
寝かしつけるための添い乳はやめたほうがいいのか?(少し吸ってすぐに寝てしまうので、お腹はすいていないのかもしれません)
1ヶ月過ぎの赤ちゃんは抱っこから下に置かれたり、眠りかけに布団に寝かされると目を覚まし泣くことがよくあります。
これは私が多くの赤ちゃんをみてきて感じたことですが、この頃はお腹の中の環境から外の世界に出てきて不安一杯の時期だと思います。
お母さんに抱っこされ守られているという実感がないと生きていけないと感じているのではないでしょうか。このためにお母さんから離れたことがわかるとすぐに泣いてお母さんを呼ぶのだと思います。
3ヶ月に近くなると赤ちゃんはお母さんから離れていても機嫌良く、喃語を話しながら、自分の手を不思議そうにみていたり、明かりをじっと見ていたりし、泣くことが少なくなります。
外の世界になれ始め、周りに興味を持てるようになったように思います。
置くとすぐに泣くのはこの時期の特徴と考えられます。
添い寝をしておっぱいを含むとすぐに泣き止むのはお腹を満たすのではなく安心という心を満たしていると思います。?

   *************************
母親に抱かれることで安心を得ているのですね。
分離不安があるのですね。




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母乳代用品のマーケティングに関する国際規準

2009年09月15日 | 母乳哺育
今日の花はムシトリナデシコです。
アメリカ原産の帰化植物です
Photo_3
小さな水路の横にある土手に咲いていました。
Up_2
今日はWHOの国際規準を紹介します。
粉ミルクの販売や提供についての規制です。
**************
「母乳代用品のマーケティングに関する国際規準(WHO:1981)」の要旨
(1)消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
(2)母親に試供品を渡してはいけない。
(3)保健施設や医療機関を通じて製品を売り込んではならない。
 これには人工乳の無料提供、もしくは低価格の販売も含まれる。
(4)企業はセールス員を通じて母親に直接売り込んではならない。
(5)保健医療従事者に贈り物をしたり個人的に試供品を提供したり
   してはならない。保健医療従事者は、母親に決して製品を
   手渡してはならない。
(6)赤ちゃんの絵や写真を含めて、製品のラベル(表示)には
   人工栄養法を理想化するような言葉、あるいは絵や写真を
   使用してはならない。
(7)保健医療従事者への情報は科学的で事実に基づくもので
   あるべきである。
(8)人工栄養法に関する情報を提供するときには、必ず、母乳育児の
   利点を説明し、人工栄養法のマイナス面、有害性を
   説明しなければならない。
(9)乳児用食品として不適切な製品、例えば加糖練乳を
   乳児用として販売促進してはならない。
(10)母乳代用品の製造業者や流通業者は、その国が「国際規準」の
   国内法制を整備していないとしても、「国際規準」を
   遵守した行動を取るべきである。
Allain A & Chetley A. Protecting Infant Health. 10th edition IBFAN/ICDC Penang Malaysia 2002. 母乳育児支援ネットワーク翻訳.
乳児の健康を守るために WHO 「国際規準」実践ガイドブック 保健医療従事者のための「母乳代用品のマーケティングに関する国
際規準」入門. NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会.2007 (2008.7.改定)
***************
以上のような規準が7年前に出来ていますが、我が国では守られていません。
赤ちゃんの健康やお母さんの母乳哺育をするための支援や情報提供をしてほしいと願わずにおられません。
皆さんも声をあげてください。





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母乳育児成功のための10か条

2009年09月14日 | 母乳哺育
今日の花はオモダカです。
Photo

田んぼに生える困った花です。
でもきれいな花です。
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今回は、WHOとUNICEFがだした10か条を紹介します。
この10か条がまもられる分娩施設ができるように皆さん知ってください。
そして声をあげましょう。

「母乳育児成功のための10か条」
(1)母乳育児についての基本方針を文書にし、関係するすべての
   保健医療スタッフに周知徹底しましょう。
(2)この方針を実践するために必要な技能を、すべての関係する
   保健医療スタッフにトレーニングしましょう。
(3)妊娠した女性すべてに母乳育児の利点とその方法に関する情報
   を提供しましょう。
(4)産後30分以内に母乳育児が開始できるよう、母親を援助しましょう。
(5)母親に母乳育児のやり方を教え、母と子が離れることが避けられない
   場合でも母乳分泌を維持できるような方法を教えましょう。
(6)医学的に必要がない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を
   与えないようにしましょう。
(7)母親と赤ちゃんが一緒にいられるように、終日、母子同室を
   実施しましょう。
(8)赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけの授乳を勧めましょう。
(9)母乳で育てられている赤ちゃんに、人工乳首やおしゃぶりを
   与えないようにしましょう。
(10)母乳育児を支援するグループ作りを支援し、産科施設の退院時に
   母親に紹介しましょう。
(WHO/UNICEF:The Ten Steps to Successful Breastfeeding,1989)
*************
いかがですか。
我が国の多くの施設でまだまだ実行されていません。
赤ちゃんのためにも実現して欲しい。
分娩施設が減っている現状では、ますます遠のいていくのが現実です。

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秋の夕暮れは寂しいものです。
子育てが寂しくなく、明るく楽しいものであるようにしていきましょう。
子どもたちのために。
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