ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子育ての亡霊

2014年11月29日 | 子育ての悩み
暗闇子育てを誘発するのは、お母さんの育児歴が大きく影響します。
今回は過去に来た質問を紹介します。
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2ケ月の子の母です。生んで1ケ月程して里帰り先から家に帰りました。
でも、体がえらいのか心が疲れたのか2週間程で毎日泣いてしまう状態になり、
落ち付くために実家で1週間ほど過ごし今は自宅にいます。
自分がどうしてそうなってしまったのか、わからなくなり実家に戻り友人と会い、
話をしたら、それは『孤独』だからだとわかりました。
ただでさえ家から出られないのに友達や母親にさえ電話もしていない状態だったのです。
電話をすればいいのにしなかったんです。
近所にも友達はいないので簡単に会えないし、友達も赤ちゃんがいると
タイヘンだからなかなか遊びにきてはくれないし、電話もかけるのは気を遣うらしく・・・。
とりあえず自宅に戻り少しは落ち着いたのですが、
私は1日中誰とも顔を見て話をすることが無い日がくる・・・。
また孤独になる・・・。コワイんです。
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この方のようなケースはよくあります。
里帰り分娩で、産後の一ヶ月を上げ膳据え膳で
快適に過ごしたことも大きく影響しています。
冒頭申し上げた育児歴の他にも、
おばあちゃんが赤ちゃんを取り上げてしまうことも育児の妨害になります。
里帰りから自宅に戻ってからのことを考えると、赤ちゃんのことは自分で全てすることが大切です。
赤ちゃんのことは人に頼るのをやめましょうね。
おばあちゃんの間違った子育ての犠牲者である質問者の、内なる心に焼き付いている、
幼児期の投影が亡霊として出てくるのではないでしょうか。
赤ちゃんがよく泣くのは、お母さんが泣いてつらい顔をしているから赤ちゃんが泣くのです。
お母さんが笑顔であれば、赤ちゃんも笑顔です。
里帰り分娩をすると、帰ってからママ友が出来なくて辛くなることがあります。
産褥期の手抜きはその後の子育てに大きく影響します。
母子の愛着にも影響します。
つらくなったら迷わず助けを求めてください。
一人で抱え込まないでくださいね。

コメント
ひげ爺様。
はじめまして。妊娠中から拝見させていただいております。
色々な情報が溢れ過ぎている今ですが、このサイトのおかげで
余計なものに振り回されず、子を見て子育てをしようと思えるように
なりました。
わたしも今ちょうど1か月を迎えた男の子がいます。
まだ里帰り中なのですが、この記事の
”産褥期の育児の手抜き”
という言葉を見て、耳が痛いな~と思いコメントさせていただきました。
扁平のため子どもが上手く母乳が吸えず、母乳マッサージに通いながら
搾乳して与えています。
極力母乳だけに、と思っていますが、量が搾れなかったり、搾乳が
間に合わないとミルクも足さないといけません。
実家の母に甘えて家事は任せ、子どもの事だけやらせてもらっていますが、
それでも搾乳中で手が離せなかったりすると、授乳も母に
お願いしてしまっています。
夜も、母に子を預けて少し眠らせてもらったりします。
里帰りもせず、自分だけで子どもの面倒を見ている方もいるのに・・・
お恥ずかしい限りです。
今は搾乳しながら子どもを見る、という生活のリズムができてきましたが、初めは
”どうしておっぱいを吸ってくれないんだろう”
”いつまでこんな事続けなきゃいけないんだろう”
”このままおっぱいを吸ってもらえなかったらどうしよう”
と、気が沈み、泣き止まない子どもにイライラしたりして・・・
育児ってこんなに辛くて孤独なんだ、と思っていました。
でも、先日の母乳マッサージの時、それまでほぼ練習もしていなかったのに
子どもがおっぱいを上手に吸ってくれて、
「搾乳は面倒だし大変だけど、それをずっと頑張ってきたからだよ。
そのうち上手に吸える様になるよ」
と助産師さんが言ってくれた言葉で、気持ちがすーっと楽になりました。
それから家では1回くらいしか吸えていませんが、ここまできたんだし、
気長にやっていこうと思えるようになりました。
ただ、今は実家にいるから何とかなっているけど、家に帰って
家事と搾乳が両立できるか心配で・・・
それを考えると、いつ家に帰ろうか悩んでしまいます。
話がだいぶそれてしまいましたが、後々のためにも、子どものお世話は
極力自分でしなければいけないな、と、改めて考えさせていただきました。
もう少し実家にお世話になるとは思いますが、甘えすぎないよう
頑張ろうと思います。
長文になってしまい、すみませんでした。
ひげ爺様も、お体に気をつけて、お元気で頑張ってくださいね。
また様々なお話を楽しみにしております。
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母の愛

2014年11月26日 | 抱き癖
母親にたくさん抱かれた子は
自分がされたことを覚えています。
この子は、たくさんお母さんに抱かれて育ちました。
第二子の妊娠中は母親から離れませんでした。
常に母親の傍にいてお母さんが何もすることができないくらい。
お母さんは,悩みながらも優しく抱いていました。
この子の赤ちゃんを慈しみ優しい眼差しで抱く姿に
感動しました。
指や腕、そして慈しむ眼差しが素晴らしい。

この子が母親になったときに母からされたことが自然にできます。
これからもたくさん学習することでしょうね。
それら全ては、この子の将来のためです。
子育ての手抜きは、次の世代の子育ての手抜きにつながります。

子育ては「次世代」を育てることです。
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明日はママヨーガ

2014年11月25日 | ママヨーガ
明日、26日はいつものように篠山市・細工所のハートピアセンターで
ママヨーガ&ベビーヒーリングタッチです。
赤ちゃんタッチは9時40分から行います。
その後、ママヨーガを行います。

皆さんのお越しをお待ちしています。

参加希望者はメールにて申し込みをお願いいたします。
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2014年11月21日 | 丹波篠山暮らし
自然は偉大です。
植物は寒さによって枯れるのを防ぐために
体から糖分を出して身を守ります。

子育てもたくさんの困難が降りかかってきます。
それを受けとめひとつずつ乗り越えて行く
その先に、我が子への愛おしさや楽しさが見えてきます。
道が見えなければ
一人で悩まず声を出す。
誰かに相談すること、声を出すことで楽になります。
迷うこと無く相談することが大切です。

爺は、この地の持つ「自然の力」から多くのことを
学びました。
どんな辛いことも楽しいことも全てが自分のため
そう思えるようになったら毎日が楽しくなった。
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引っ越ししました。

2014年11月19日 | 丹波篠山暮らし
里山は、すっかり晩秋の気配です。
寒さが厳しくなってきました。
美しい夕暮れの景色を皆さんにお届けします。
ブログ人の「ひげ爺の、お産・子育てご意見番」が終わってしまいました。
gooに引っ越しました。
引き続きよろしくお願いいたします。
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