ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

布おむつの効用と紙おむつの弊害

2008年09月20日 | 紙おむつの弊害
布おむつが地球に優しいと見直されています。
何度も使用でき、しかも赤ちゃんの肌にやさしい。
但し、消毒薬や柔軟剤、界面活性剤入りの洗剤で洗わないことが条件です。

紙おむつは外出などの時に便利ですが、使い終わればゴミとなり使用素材が環境に影響します。
布オムツは洗濯して繰り返し使えます。何よりも赤ちゃんに優しいことが一番です。第二にゴミなどの処理を必要とせず環境に負荷をかけない。


紙おむつは「ポリプロピレン」などの石油を原料とした化学素材で製造されており、紙おむつを使うことにより体に影響します。
化学物質を長期間にわたってデリケートな部分に接触させるわけです。
影響を考えるのが普通ではないでしょうか。

赤ちゃんの肌は角質層ができあがっていないため化学物質に対して抵抗力がなく化学物質の皮膚吸収率が非常に高くなります。
臓器も未発達なので経皮吸収された化学物質は肝臓でも代謝されにくく、残留蓄積します。
そのためアレルギー反応や皮膚障害を起こしやすいのです。
ですから新生児には合成界面活性剤やプロピレングリコール(保湿剤)などが含まれた製品は絶対に避けるべきです。

女性の場合は、さらに長期間「生理用ナプキン」として使用します。

紙おむつは交換回数が減らすことに繋がっている面があります。
おむつの交換は母子のスキンシップの時間です。
赤ちゃんの欲求を見逃すことにもつながります。
紙おむつに、お金がかかるからできるだけ長時間の使用をする傾向があります。
メーカーも長時間使用できることを売り物にしています。

おむつは赤ちゃんからのメッセージということです。おむつに付着したオシッコやウンチは食欲や機嫌と並んで健康を測る尺度です。

おむつは赤ちゃんとの愛着や相互作用を深める効果があります。



コメント (7)
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