ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

続々、自治体の毒された乳児健診!!

2008年08月30日 | 自治体の発育健診は問題?
満4か月の男の子のお母さんからお尋ねがありました。
ある自治体の4ヶ月健診でまたしてもひどい指導がされていましたのでお知らせします。
いつまでたっても「改善」されませんね。

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昨日、市の4か月検診があり、検診自体は問題なかったのですが、今母乳のみでやっていると言うと、「体重の増え方はいいが、生まれたときが小さかったし今が大きく育てるチャンス。最近は果汁は6か月からなんて言っているが、もう今日から始めてよい。」と言われました。
私は果汁は6か月頃から始めるつもりでいたのでびっくりしました。
母乳だけでは栄養不足という事でしょうか。
生まれたときの体重は2612グラム、現在は6275グラムです。

検診の後、栄養士さんのところに案内され、母乳以外で水分補給するようにとWAKODOのイオン水、離乳食もろもろのサンプルをもらいました。
産院では特に白湯等の指導はなかったのですが、母乳以外の水分補給は必要ですか?
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お尋ねのお母さんの方が、自治体の「保健師」よりも正しい知識を持っていますね。
全ての保健師がこのような指導をしているわけではないのでしょうが、実態は相当ひどいものです。
厚生労働省も授乳・離乳ガイドで全国の自治体に指導していますが、それが末端で指導する保健師に届いていないのか、頭が固くて正しい情報が入らないのか?
レベルが低すぎます。
自治体の健診で特定の営利業者のサンプルや広告入りのパンフレットを配ることは即刻やめる。

皆さん、正しい情報をもってくださいね。

他の自治体でもありましたら情報をください。
みんなで自治体の育児支援を改善させましょう。
変えるのは我々市民の力です。

コメント (2)
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戸田市の健診はいいようです!!!

2008年06月11日 | 自治体の発育健診は問題?
健診の情報をいただきましたのでお知らせします。
埼玉県戸田市の情報です。
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今日は、戸田市の育児相談に行ってきました。
戸田市では年に8回、無料の育児相談を開いています。
(電話相談等は、毎日設けてあります)
身長、体重の測定(これだけでもOK)、
相談のある人は保健婦か栄養士が対応します。
戸田市は 6~7ヶ月健診を無料では行っていないので、
身体測定を兼ねて行ってみました。
どこかのミルクメーカーの人が来てるんじゃないだろうか?
なんて探ってみようとも思って(笑)。

対応してくれたのは、市の職員の保健婦の方でした。
そして、以前こちらでも相談した授乳時間・間隔、離乳食の話をしたところ、
たまごママネットと同じ答えが返ってきました。
「ここまでしっかり体重も増えているし、おっぱいは足りていますよ。
離乳食も今は食べることに慣れ、楽しさを知ることが優先。
授乳も、離乳食も、赤ちゃんの求めるがままで大丈夫ですよ」でした。
勿論、偵察が最大目的ではありません(汗)。
一番聞きたかったのは、お座りをする時に前に倒れるのですが、
どこまで倒していいのか、という点でした。
実際に見てもらって、教えてもらいました。
思った以上に赤ちゃんて、身体が柔らかいのですね。びっくりしました。
必ずそばにいて、苦しんでいたら起こしてあげるので十分。
あまりかばいすぎると鍛えられなくなるとの事でした。、
それは私が首すわりがすこし遅れた原因にもつながる点で、
(かばいすぎ・うつ伏せの少なさで、翌月再健診となってしまった・・・)
確認してよかった、と思ってしまいました。

長々とすみません。
戸田市に住んでいてよかったと、少し安心したので、メールしてしまいました。
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貴重な情報ありがとうございました。
皆さんお住まいの自治体もお母さんと赤ちゃんに優しい健診が出来るように
情報をください。
お待ちしています。

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親を苦しめる健診は害悪である

2007年10月17日 | 自治体の発育健診は問題?
お母さん、月刊育児情報誌などの、商業情報に振り回されないでください。
インターネットの無責任情報も信用しないでください。
育児情報の中にも間違った情報がたくさんあります。

今回の本題です。
健診にいって、これができない。あれができない。だからこうだと、安易な診断や指導をされ、悩む方が多くいます。その方たちがあくの情報スパイラルに入ってしまいます。

○か月健診や1歳健診、1歳半健診などで、問題を指摘され、我が子の身体の発育に悩んでしまいます。
私の元に、これまでにもたくさんの相談が寄せられています。
要注意を指摘されたケースに問題がないケースが多いのも事実です。

赤ちゃんには、発達には個人差があります。
一人ひとり顔や体型が違うように心身の発達が同じ子はいません。双子や三つ子の赤ちゃんでも違います。

健診では、ある数値やデータに基づいて指数化された判別基準によって判別します。

小児科医でも専門医が診ればいいのですが、自治体の医師会から当番制で医師が診察します。小児の発達を診ることができる医師は我が国にはとても少ないのです。
自治体の健診でいい医師に当たればいいのですが、とんでもない医師にあたると悲劇です。

「7ヶ月に入ったところで7ヶ月検診に行ったところ、要観察となりました。
身長は成長曲線の中ほど、頭囲、胸囲は成長曲線内の一番下の方で、体重は出産時は3200gとそこそこだったものの、現在は6200g程度で、生後一ヶ月から成長曲線をずっと下回っています。
今回の検診で要観察となった理由は、お座りが出来ないことと、ハンカチテストでハンカチを取れなかったことです。
お座りは手を前について座ることが少しは出来ますが、不安定。
ハンカチは全く取れません。」

このお母さんの心中は、穏やかではありません。目の前が真っ暗になったことでしょうね。
子育ての仕方が間違った、私がこの子の発育を阻害したなどと自分を責めたのです。
それからインターネットで調べまくって、私のところにたどり着きました。

それまでは、我が子のことを考えるゆとりもなく、引きつった顔でパソコンに釘付けの状態。
赤ちゃんも楽しくありませんね。
医師団の回答では、成長に問題はないのではいかという判断です。

その旨をお母さんにお伝えしましたが電話で、苦しい胸の内を吐露してくれました。
たくさんの涙を流されました。たくさん泣いてもらいました。
少しは元気を取り戻してくれました。
このお母さんは、健診で指摘されてから毎日ハンカチテストをしたそうです。
赤ちゃんは遊びだと思って楽しんだようです。
また、お座りについても練習させていたそうです。

お座りもハンカチテストもやめるように言いました。
お座りは、赤ちゃんの発達に合わせて、その子に組み込まれた情報によって、プログラムどおりに出来るようになります。
それも個人差があります。

我が子を信じることがとても大切ですね。

以前にも書きましたが、保健師も健診で同じようなことをしています。

母子の健やかな成長を支援するために、健診をしているのではないのだろうか?
いつも疑問に思います。
自治体の健診は多くの問題をはらんでいます。
そろそろ民営化したらいかがですか!!!!
今よりだいぶよくなるはずです。
自治体の保健師は、おやめいただき、いい人だけ契約にしたらいいのではないでしょうか。親を苦しめる、小児科医や保健師はいりません。
自治体は、健診のクレームをよく聴かなければいけない。
何度も自治体と話し合いをしますが、馬耳東風です。
厚生労働省の体質的問題ですね。国を変えないとよくなりませんね。
「問題発見」から「成長支援」に考え方を変えないとだめです。

親を苦しめ、親が心配しながら時を過ごすと笑顔が消え、子どもの笑顔も消えてしまいます。
健やかな成長はのぞめません。

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