ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

携帯電話にガン発症のリスク

2011年06月03日 | 携帯電話の弊害
Img_2877

今日の花は「カナメモチ」です。
?5メートルほどの木です。?小さな花が咲きます。
Img_2880

やっとWHOが認めた携帯電話の危険性

携帯電話に限定的ながらがん危険性も WHOが指摘!!
携帯電話の電磁波とがん発症の関連性について、
世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)が
5月31日に、「聴神経腫瘍や神経膠腫の危険性が限定的ながら認められる」との調査結果を発表した。
 予防策としては「携帯電話のメールを使うことやイヤホーン&マイクなどを使って、
直接電磁波に触れない使い方をしてください。?
携帯電話での通話を短くするようにしましょう。
我が身を守ることは、我が子への思いやりでもあります。
あなた自身の問題でもあります。
不必要な携帯電話の長話や子どもに携帯を持たせないようにしましょう。







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小中学校で携帯電話持ち込み禁止

2008年12月04日 | 携帯電話の弊害
小中学校での携帯電話の持ち込み禁止を、昨日、大阪府知事の橋下さんが発表した。
素晴らしいことだと思います。学校への持ち込みもさることながら「所持」そのものを禁止すべきである。
他の自治体も見習って欲しい。堺市、大阪市も実施すべきである。
新聞記事によると。
「大阪府の橋下徹知事は3日、府内の政令市(大阪、堺)を除く公立小中学校で、児童生徒の携帯電話持ち込みを原則禁止とする方針を明らかにした。府教育委員会の調査で、携帯電話への依存傾向が強いほど、学習時間が短いという結果が示されたため。市町村レベルではすでに取り組んでいる自治体もあるが、文部科学省は「都道府県単位では聞いたことがない」としている。市町村教委への通達後、年度内にも実施される見通しである。

学校に携帯電話は必要ない。まずは保護者の責任でルールを守らせてほしい」と強調した。

 その上で、府教委が今年7月に実施した携帯電話利用実態調査の結果を踏まえ、「(携帯に依存していたら)学習時間が短くなるのは当然。大阪の学力の問題はここから入らなければ」と述べ、学力向上策の一環としても位置づける考えを示した。

 例外については「両親が働いていて安全確保のために持たせている場合」などを挙げた。違反者への対応は学校ごとに決めるが、府教委は「返却を前提に、いったんは取り上げるという毅然(きぜん)とした対応が必要」としている。

 府立高校については、通学範囲が広いことなどから持ち込みは認めるが、校内での使用は禁止とした。

 府教委では、児童生徒の1日の通話時間やメール送信回数を集計し、「依存傾向」を3段階に分類。その結果、学習時間が30分以下の子どもの割合は、依存度が強いほど高くなる傾向がみられたという。

 すでに府内の小学校は88・1%、中学校は94・2%が持ち込みを禁止しているが、府教委では「禁止していても実際は持ち込んでいるケースが多いはず。今回の方針を機に『携帯依存』からの脱却を促したい」と話している。

 携帯所持の是非をめぐっては、政府の教育再生懇談会が今年5月の中間報告で「必要のない限り持たないよう保護者や学校が協力する」と提言している。」
早い、実施を望みます。
早期に「携帯電話依存症」からの脱却をのぞみます。



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小中学生に携帯持たすな

2008年05月19日 | 携帯電話の弊害
「小中学生、携帯ダメ」やっと提言が出た。
政府の教育再生懇談会が「小中学生に携帯電話を持たせない」との提言を、今月末にまとめる中間報告書に盛り込む方針を決めたとの報道があった。
法的拘束力を持たないが社会や親に対するインパクトはある。

単に有害情報対策としてだけではなく、携帯依存症などの精神に対するダメージも大きい。
通話と居場所確認機能に限定した、小中学生向けの携帯を開発を求める等とあるが、持たせないようにすべきである。

害の方が多すぎる、携帯のおかげで子どもの生活習慣も大きく狂っている。
幼い頃から「依存症」になることは、その後の成長を考えるとそら恐ろしい。
わざわざ依存症にすることはない。
心の病を促進しているようなものである。

携帯電話の必要性は全くない。
居場所確認や安全の確認だけであれば、他の通信手段を開発すればいい。

携帯メーカーのあくどい商売に、子どもを巻き込みことは赦せない。
子どもには高額の携帯を買って喜ぶのメーカーだけである。
電磁波などが将来子どもに影響するかもしれない。
イギリスでは12歳まで携帯を持たせてはならないと聞く、日本もそうすべきである。




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ドコモの回答

2008年03月31日 | 携帯電話の弊害
遅くなりましたが昨年にドコモから回答がありましたのでアップします。
この回答をどのように読み取られるかは皆さんにお任せします。

子どもや青少年には、電磁波の影響もさることながら、
脳の前頭前野へ影響を問題にしたいと思います。
ゲーム脳や携帯依存症になることが怖いのです。
保護者はよく考えてください。
最近のコマーシャルで子どもへの販売を強めているようです。
子ども対象の販売はやめて欲しいと思います。

犯罪を犯す子どもの多くは身体が育っても心が育っていません。
最近の犯罪の背景にあるのは、ゲーム脳が関係しています。
記憶、感情、集団でのコミュニケーション、創造性、学習や感情の抑止力を
つかさどる脳の中の前頭前野が、ゲーム、携帯メール、テレビ、ビデオなどに
熱中しすぎると働かなくなります。
?その結果「キレやすい」「集中力がない」「注意力散漫」「羞恥心欠如」
「その日暮らし」「無気力」という症状がゲーム脳の特徴である。
最近の犯罪少年の成育歴の中に、ゲームに熱中していたとの報道からも裏付けられています。
?今の事件は、氷山の一角でこれからますます、多発していくと思います。?
何百倍、何千倍も起こるのではないでしょうか。?
それも数十年にわたって増加していくと思います。
幼児を育てておられる親は、心の隅に記憶しておいてください。
?我が子が求めるからといって、携帯電話やゲームを簡単に与えないでください。
後悔するのは親であるあなたです。

******************

                  平成19年11月2日
特定非営利活動法人たまごママネット
理事長 新井一令様
               株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ

最初に、我が国における電波の安全性に関する法規制および、ドコモグループの取り組みについて簡単にご説明いたします。総務省および世界保健機関(WHO)は、携帯電話機および電話基地局からの電波が、健康に及ぼす影響について我が国を含む世界各国の長年の調査研究の結果から、後述いたします。「電波防護規制」以下の電波の強さでは、健康への悪影響に関して確固たる証拠は認められない旨を公表しており、国はこれらの調査研究結果に基づいて1990年と1997年に「電波保護指針」を策定しました。この指針は予防的措置を配慮した十分な安全率(50倍)を見込んで定められており、WHO等が推奨している国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)で策定された国際ガイドラインた、アメリカやヨーロッパ各国が定める基準とも調和が図られています。さらに日本では、この電波防護指針を基に1998年に「電波防護規制」として法制化されています。

ドコモグループでは、この「電波防護規制」で定められた基準値を順守して携帯電話基地局の運用を行っており、携帯電話機もその基準値を充たしていることを確認しています。

質問1
 妊娠中の携帯電話の電磁波の胎児への影響について
 妊婦の場合は体内に胎児を抱えているので、胎児にとって 体内環境は成長過程において大変重要になってきますので、 お母さんが、気をつけて電磁波からの被爆を避けることが大切です。
 PC作業を一日中していた妊婦に流産や早産と いった異常出産の事例が多数あったという報告があります。
 御社のご見解をお答えください。

質問2
 妊婦のお腹の上でのメールなどの使用の影響について、胎児への影響について教えてください。
回答
一番目および2番目のご質問である、携帯電話の電波による胎児への影響についてですが、現在のところ、このような影響があるとの事実は確認しておりません。またご質問のなかでご指摘のありましたPC作業の妊婦への影響ですが、WHOのファクトシートNO.201「VOD(ビデオ ディスプレイ ユニット)と健康」において「北米、ヨーロッパ、オーストラリアでいくつかの妊娠異常を呈する集団(クラスタ)が認められ、VOD作業が妊娠に影響を与えるとの指摘が1970年代に出されました。これらの集団はVOD作業を行い、グループとしては奇形児出産や自然流産を異常な高頻度で経験していると思われる妊婦のグループでした。
これが多くの疫学研究と動物実験を北アメリカとヨーロッパで行わせる契機となりました。
これらの再研究ではVODからの電磁界暴露に起因する生殖過程
へのいかなる影響も見つけられませんでした。しかしながらも、もし生殖に影響を与えるとしたら、恐らくは仕事がもたらしたストレスといった、他の作業環境要因が関連しているのではないかという見解が示されました。」との報告があります。
VODに関する報告ですので、あくまでも参考情報としてご参照いただければと思います。

質問3
 幼児の携帯電話の電磁波の影響について
  「幼い子どもが電磁波に被曝した場合、中枢神経系や免疫系、その他の器官が形成    
される時期に相当するだけに、深刻な健康影響が生じる可能性がある。特に環境ホルモンの作用の中には、発生のある特定の段階に被曝することでたとえ超微量であっても成人してからの(あるいは暴露者本人の子どもの)生殖機能に異変をもたらす場合のあることが分かってきたので、胎児や子どもに焦点をあてたリスクの捉え方がクローズアップしてきたという背景がある。」としていますが。
御社では上記についてどのような見解をお持ちでしょうか、お答えください。
回答
携帯電話からの電波による幼児への健康影響ですが、2007年4月に発表された総務省の生体電磁環境推進委員会において「我が国の電波防護指針は、電波が人体に与える影響について、これまでに蓄積された科学的知見を基に十分な安全率を見込んで策定されており、電波法令の帰省地となっている一般環境の基準値(公衆に対する基準値)は、様々な年齢、身体の大きさ、健康状態などを含んだものである。したがって、現時点では子どもに対する暴露を考慮して、電波防護指針値を直ちに改訂する必要はないものと考える。しかし、WHOは子どもに関する各種研究の必要性を低減していることから、電波防護指針値の根拠となる科学的データの信頼性の向上を計るためにも、今後とも電波の安全性評価に関する研究を継続し、国民が安心して電波を利用できる環境を整備していくことが必要である。」(平成19年4月27日発表の「生体電磁環境推進委員会報告書」より)とあります。ドコモグループもこの総務省の考えに沿って、「電波防護基準」で定められた値を順守して携帯電話基地局の運用を行うとともに、携帯電話機もその基準値を満たしていることを確認し、ご提供していく所存です。

質問4
電磁波の影響を避けるための手段や対策をお考えでしたらお答えください。
回答
携帯電話機や携帯電話基地局から出る電波の身体への影響に関しましては、50年以上にわたり蓄積された世界各国の研究成果や科学的知見に基づき国が定めた「電波防護基準」に従って運用する限り、健康に悪影響を与えるという確固たる証拠は見つかっておりません。従いまして、ご指摘の手段と対策としては、国が定めた「電波防護基準」を順守することが大切であると考えております。

質問5
電磁波の影響があると仮定した場合は、使用についての啓蒙活動をしますか。
回答
もし仮に、現在の電波防護指針・電波防護規制が変更されるなど、電波の影響について新たな規制が制定された場合には、その指針または法規に従うことが大切であると考えております。

質問6
妊婦対策用シールドをした携帯電話の販売をお考えですか。お答えください。
回答
携帯電話機からの電波の胎児および妊婦への健康影響については、現時点で悪影響があるとの事実は確認されておりません。従いまして妊婦対策用のシールドの必要性は考えておりません。

質問7
 子ども対象の電話に、シールドした商品を販売されますか?

回答
現在の基準値は、予防原則を考慮した十分な安全率を設けており、法規制に従う限り、携帯電話機からの電波は子どもも含めた人の身体に影響を生じることはない、との国の公式な見解は非常に信頼性の高い者であると考えています。弊社はその法規制を順守して電波を利用していますので、ご指摘のようなシールドなどの対策は考えておりません。
**************
我が子に携帯電話はなるべく持たせないでください。



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年度末で多忙です

2008年03月26日 | 携帯電話の弊害
昨日今日と大阪市の委員会に出席しています。
行政の内部に関わるといろいろなことが見えてきます。
ある意味では意見も反映されますし、先を見た活動ができます。

3月は何かと忙しい月です。
新しい事業や先の企画を立案したり、NPOの事業報告を内閣府に提出しないといけないのです。
私の法人は内閣府です。
複数の都道府県において活動拠点を持っている場合は内閣府の認証が必要です。
単一の都道府県の場合は知事が認証します。

NPOの認証を受けて早くも6年が経過しました。
設立当初は大変でしたが、継続することで認知度も高まりおかげさまで事業も順調に進んでいます。

10時から委員会が始まりますが、今は、大阪・本町の「平岡珈琲店」で珈琲を飲んでいます。



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安全なウィルコムのPHSに変えました

2007年11月23日 | 携帯電話の弊害
携帯電話を変えました。
電磁波が気になりましたので電磁波の影響の少ない「ウィルコム」のPHSに変えました。
とても快適につかっています。
ウィルコム同士の通話は無料ですし、情報交換や育児相談などのサポートの電話相談にも使えます。
メーカーの対応もとても良心的です。
他社は、木で鼻をくくったような対応です。儲かれば何でもいいという姿勢です。

薬害と同じで、影響が出てからでは遅いのです。
私たち市民は、自己防衛をするしか我が身、我が家族、そして小さな命を守るのは私たちの責任です。
メーカーや国は責任を負ってはくれません。

妊娠中の携帯電話は、控えて固定電話をつかってください。
特にお腹の赤ちゃんの上での携帯電話の使用は絶対に止めてください。

また子どもの前での携帯電話の使用も止めてください。子どももあなたのまねをして早い時期から使います。
また、交換した古い機種を子どものおもちゃに使うのも止めましょう。
携帯電話依存症のあなたが自己を正当化するためのおもちゃとして与えているのではないでしょうか。

携帯電話をする時間があれば、可愛い我が子と遊んであげてください。
楽しい時間を過ごしてください。

育児中の「携帯メール」は絶対にするな!!!!!!!!!!!。
何故ならば、親の目は「携帯電話」の画面やキーに釘付けで「我が子」の行動に目が全くいかない危険な状況になるからである。

我が子の身を守るのは親の努めである。

通話するにしても、我が子から目を「離すな」しっかりと目線を子どもに向けてください。

それにしても街中には、危険な親が氾濫している。

自己中心的な親の氾濫であり、この国の行く末を案じるのは、僕が年老いたからだろうか。どこを見ても携帯電話をする人間があふれている。
年寄りも若者と同じように、携帯に夢中になっている悲しい光景を見る。
とてもむなしい。

再度言う。
子どもの前で親は携帯電話を使うな。
特に、NTTドコモ、ソフトバンク、auの3社の携帯は、電磁波のSAR値が約1.4WW/Kgと高いので止めた方が良い。あなたの脳が被爆して熱くなっています。
ウイルコムは、0.021W/Kgと断然低い。
※SAR値とは比吸収率(Specific Adosorption Raye)の略で、電波の人体吸収に関する基準である。この値により電波を発する機械から人体が一定の時間でどれくらいのエネルギーを吸収しているかを表した数値である。
携帯電話・PHS電話機などの小型無線機などの小型無線機の場合の「SAR値」は任意の10g当たりの組織に6分間で吸収されるエネルギーの量の平均値を測定し、その最大値W/kgの単位に換算して表しています。

日本 2.0W/kg10gあたり 総務省令・無線設備規則
アメリカ 1.6W/kg1gあたり 連邦通信委員会(FCC)
スウェーデン 0.8W/kg10gあたり 労働組合連合(TCO)
中国 1.0W/Kg10gあたり
ドイツ 0.6W/Kg10gあたり

我が国に基準がいかに緩いものでありメーカーにとって有利で国民の健康をないがしろにした基準であるかご理解していただけるのではないだろうか。
外国の基準と比べてもウイルコムは、0.021W/Kgは格段に低い。それは方式が違うからである。
ウイルコムPHSの「SAR値」は低く、「安心・安全」に使えると言える。
僕の携帯は0.025W/Kgである。
病院内で医師やスタッフが持っているのが気になった方はいませんか?
一般の携帯電話は使用禁止で、スタッフが携帯を持って話しているのに違和感を持ったことはありませんか?
あの電話は、全て「ウイルコム」の電話です。「SAR値」が低く、「安心・安全」に使ええ、医療機器の誤作動を招かないからです。

この数字を、よく考えて使ってください。
あなた自身と家族のために。

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KDDIの無責任な回答

2007年11月05日 | 携帯電話の弊害
私の質問にKDDI(au)から回答が来ましたので掲載します。
全く無責任な回答であきれます。
さらに、この会社の姿勢を疑うようなことがありましたの合わせてご紹介します。
今回の回答書は誰が出したのかわかりません。
担当者の名前も記載されていません。いただいた回答に対して再度質問をするにしても、連絡をするににしても差出人がわかりません。
私は、社長宛に出したのですが?
社会通念として、社名及び回答者名は記載されています。
全く、企業モラルの低い企業です。
***************
2007年10月30日

特定非営利法人たまごママネット
理事長 新井一令 様


                         KDDI株式会社

       携帯電話の電磁波の影響に関する質問へのご回答

 平素から弊社の電気通信業務にご理解を賜り、誠に有難うございます。
 さて、平成19年10月10日付で頂きました貴質問書につき、別紙のとおりご回答いたしますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、ご回答が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

質問1 妊娠中の携帯電話の電磁波の胎児への影響について
妊婦の場合は体内に胎児を抱えているので、胎児にとって体内環境は成長過程において大変重要になってきますので、お母さんが、気をつけて電磁波からの被爆を避けることが大切です。
PC作業を一日中していた妊婦に流産や早産といった異常出産の事例が多数あったという報告があります。
御社のご見解をお答えください。
回答
 我が国では「電波防護指針」を策定し、電波が人体に好ましくない影響を及ぼさない安全な状況であるか否かの判断をする際の基本的な考え方や、それに基づく基準値などを示すとともに、この指針に基づく規制を導入しています。この電波防護指針は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が示す国際的なガイドラインと同等であり、世界保健機関(WHO)はこのガイドラインを支持しています。そして、電波防護指針には、これまでの十数年間にわたる膨大な研究結果に基づいて確立されている健康影響の闇値(電波を曝露された生体組織における1度Cの温度上昇を生じる電波強度)に対して、50倍(1/50)という十分な安全上の余裕が見込まれています。この安全上の余裕は、虚弱者、高齢者、乳幼児、熱への耐性が低下するような投薬を受けている人、といった潜在的に影響を受けやすい人々を考慮して制定しているものです。
 また、我が国は、平成19年4月27日に公表した「生体電磁環境研究推進委員会報告書」の結論において、「我が国の電波防護指針は、電波が人体に与える影響について、これまで蓄積された科学的知見を基に十分な安全率を見込んで策定されており、電波法令の規制値となっている一般環境の基準値は、さまざまな年齢、身体の大きさ、健康状態などを含んだものである。したがって、現時点では子どもに対するばく露を考慮して電波防護指針値を直ちに改訂する必要はないものと考える。」として、現状においても電波防護指針は十分に人体を防護しているとの見解を報告しています。
 したがって、現在のところ、我が国で採用している電波防護指針に基づく規制値を遵守する限りにおいては、携帯電話の電波が人体へ影響することはないと認識しております。

質問2 妊婦のお腹の上でのメールなどの使用の影響について、胎児への影響について教えてください。
回答
質問1の回答と同様の理由から、影響はないと認識しております。

質問3 幼児の携帯電話の電磁波の影響について
 「幼い子どもが電磁波に被曝した場合、中枢神経系や免疫系、その他の器官が形成される時期に相当するだけに、深刻な健康影響が生じる可能性がある。特に環境ホルモンの作用の中には、発生のある特定の段階に被曝することでたとえ超微量であっても成人してからの(あるいは曝露者本人の子どもの)生殖機能に異変をもたらす場合のあることが分かってきたので、胎児や子どもに焦点をあてたリスクの捉え方がクローズアップしてきたという背景がある。」としていますが。
御社では上記についてどのような見解をお持ちでしょうか、お答えください。
回答
 質問1の回答で述べたとおり、科学的根拠に基づいた現在の電波防護指針値は十分な安全率が考慮されたものであり、我が国で採用している防護指針値を遵守する限りにおいては、携帯電話の電波の人体への影響はないと認識しております。

質問4 電磁波の影響を避けるための手段や対策をお考えでしたらお答えください。
回答
 携帯電話基地局からの電波については電波法施行規則第21条の3に基づき電波の強度に対する安全施設を設けることが、また、携帯電話機からの電波については電波法設備規則第14条の2に基づき人体頭部に吸収されるエネルギー量の許容値を遵守することが、人体への影響を避けるための手段や対策と考えております。

質問5 電磁波の影響があると仮定した場合は、使用についての啓蒙活動をしますか。
回答
 仮に将来、電波の人体等への影響があると科学的に立証され、携帯電話及び携帯電話基地局に係る防護指針値が改訂されるような場合には、速やかに必要な対策を講じるとともに必要な啓蒙活動をいたします。

質問6 妊婦対策用のシールドをした携帯電話の販売をお考えですか。お答えください。
回答
 質問1の回答と同様の理由から、電波防護指針に基づいた電波利用環境においては、電波の人体への影響はないと認識しており、シールドをした携帯電話の販売については考えておりません。

質問6の回答と同様の理由と認識から、考えておりません。
以 上
*************
回答を呼んで痛感するのは、自己防衛をするしか方法がないように思います。
電磁波シールドをはるか、耳掛け式のハンディトークセットを使用するしか現時点での対処法はないように思います。

NTTドコモから回答が来ているようですがまだ見ていません。
次回、回答を紹介させていただきます。

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携帯電話会社の無責任な対応!!

2007年10月25日 | 携帯電話の弊害
携帯電話会社に質問書を出しましたが、予想通りでした。

何が予想通りかと言いますと、4社に出しましたが3社からはこないだろうと予測をしてましたがその通りでした。
今日で質問書を、配達証明で郵送したのが2007年10月10日です。
先方の会社に到着したのが10月11日でした。
ウイルコムは、10月18日の日付で社長名の回答がきました。

それ以外の会社は、全く消費者のことを考えないひどい会社です。
出した質問を掲載します。
**********
株式会社×××
代表取締役社長
×××
                     特定非営利活動法人たまごママネット
                           理事長 新井一令
   
                     大阪府大阪市西区江之子島1-7-3

              質 問 書
  貴職におかれましては、日頃から日本国民の利便性と心豊かな市民生活を営むことが出来るようにご尽力をたまわりあつく御礼申し上げます。

私どもは、同封の資料にありますように、妊娠・子育ての支援をしております、特定非営利活動法人たまごママネットと申します。
携帯電話やメールなどの通信手段を利用して、医療や子育ての相談にのっています。
電話での支援が多くあり、携帯電話の電磁波の影響を考えるようになりました。
もはや、携帯電話は、国民のコミュニケーションツールとして、必要不可欠なものとなりました。

私も、携帯電話による悩みの相談にのっておりますので使用頻度は高くなっています。
 携帯電話のおかげで、育児不安から虐待や育児放棄のお母さん、新生児を抱えてブラックボックスの中で子育てをする親の支援が可能になっています。
年間約3500件の相談にのっています。

 本日は、快適で安心・安全な暮らしを維持していくために、国民の必需品となりました携帯電話の電磁波の影響について質問させていただきます。
 御社の前向きで真摯な回答をしていただきたいと熱望します。
                      記
質問1
 妊娠中の携帯電話の電磁波の胎児への影響について
 妊婦の場合は体内に胎児を抱えているので、胎児にとって 体内環境は成長過程において大変重要になってきますので、 お母さんが、気をつけて電磁波からの被爆を避けることが大切です。
 PC作業を一日中していた妊婦に流産や早産と いった異常出産の事例が多数あったという報告があります。
 御社のご見解をお答えください。
質問2
 妊婦のお腹の上でのメールなどの使用の影響について、胎児への影響について教えてください。
質問3
 幼児の携帯電話の電磁波の影響について
  「幼い子どもが電磁波に被曝した場合、中枢神経系や免疫系、その他の器官が形成    
される時期に相当するだけに、深刻な健康影響が生じる可能性がある。特に環境ホルモンの作用の中には、発生のある特定の段階に被曝することでたとえ超微量であっても成人してからの(あるいは暴露者本人の子どもの)生殖機能に異変をもたらす場合のあることが分かってきたので、胎児や子どもに焦点をあてたリスクの捉え方がクローズアップしてきたという背景がある。」としていますが。
御社では上記についてどのような見解をお持ちでしょうか、お答えください。

質問4
電磁波の影響を避けるための手段や対策をお考えでしたらお答えください。

質問5
電磁波の影響があると仮定した場合は、使用についての啓蒙活動をしますか。

質問6
 妊婦対策用のシールドをした携帯電話の販売をお考えですか。お答えください。

質問7
 子ども対象の電話に、シールドした商品を販売されますか?

文書での回答を要望します。
いただきました回答を元に今後の対応を考えていきたいと思います。
国民の健康と母子の健やかで安心して生活できますよう、携帯電話を安全に使うことが出来ますよう販売者としての責務があると思います。
御社の誠意ある回答をお願いいたします。

最後に、御社の今後のご発展を心より祈念申し上げます。
                                     敬具
**************
以上のような質問を行いました。
ドコモ、ソフトバンク、auは、共に全く無責任きわまりない会社と言わざるを得ません。
利用者の健康などは無視です。金儲け第一の会社のようです。

ウイルコムは、回答をしてきました。その要旨を書きます。

弊社のモバイル通信システムは、他の携帯電話会社とは全く異なるPHSという無線技術を採用しています。このPHSは「小(省)電力」「低電磁波」という優れた特徴を持っています。この特徴により、「安心・安全」な通信コミュニケーションサービスとして全国3,500を超える医療介護関連施設でご採用していただいており。多くの産婦人科病院などでもPHSを採用していた
そもそもPHSは家庭用デジタルコードレスホンの子機を外出先でも使えるようにしようとのコンセプトで1995年に日本で生まれた通信システムです。

SAR値(比吸収率 Specific Adsorption Rate)の略で、電波の人体吸収に関する技術基準です。この値により電波を発する機械から人体が一定の時間でどれぐらいのエネルギーを吸収しているかがわかります。
PHS電話機のSAR値は、0.021~0.0215W/Kgです。
人体への影響に関してはっきりとした見解が出ているわけではございませんがPHSの「 SAR値」の方が総じて低く「安心・安全」にお使いいただけるのではないかと弊社では考えています。
*************
という回答です。
ちなみにソフトバンク X02HTは1.23W/Kg  NTTドコモ FOMA P704i 1.08w/kGです。
国の規準は2.0W/Kgです。各社共に国が指定した規準は守っています。

欧米諸国では日本政府が定めている携帯電話電波規制値の二桁以上強い規制が施されています。
経済成長を優先する余り数々の深刻な公害を起こしている中国ですら日本国の二百分の一に携帯電話の電波の強さを規制しています。
日本は企業の利益を守ることが一番です。企業を守るということは、自分たちの天下り先を確保するためです。電波の関係は、昔は郵政省の電波監理局です。今は総務省ですね。ここから民放テレビ局に天下りをしていました。おそらく今も継続していると思います。
携帯電話会社にも相当な数の天下り無責任官僚がいると思います。彼らが大企業の有利なように汚い銭で動いています。
薬害エイズや肝炎の時と同じ構図です。
無責任時代です。


我が身と我が子を守るのは親の役目です。
携帯電話依存症の皆さんご注意ください。長時間の使用や胎児の上での携帯やメールの送受信は止めた方がいいですよ。絶対にいいことはありません。

我が国は、これまで多くの薬害や公害を放置されてきました。
国の対応は、後手後手です。それだけならまだいい方で問題を隠蔽することが役人の仕事のように思われてなりません。
この電磁波の問題も影響がないといいのですが。案じてしまいます。
とりあえず、PHS(ウイルコム)で実を守るしかないように思います。
私も今週中に変えます。ソフトバンクを止めます。
これまで、10年以上続けてきましたが止めます。

無責任な会社で電磁波のSAR値も高いので身体に優しい、安心な携帯電話を使います。
皆さんもその方が無難ですよ。

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携帯電話の電磁波対策

2007年10月11日 | 携帯電話の弊害
昨日に引き続き携帯電話の電磁波の影響について書きます。
今回は、影響を少なくする使用方法についてです。

携帯電話は基地局からの電波が発信されています。
レベルが低ければ低い程、携帯電話は強い電波を出しています。(受話器のアンテナの表示本数が少なければ少ないほど強い電波を出している)
 電波レベルが低い時は使用しないほうがいいです。
携帯電話が最も強い電磁波を発生させるのは、ダイヤルする時と呼び出し音が鳴っている時です。
ダイヤルし終わってもすぐ携帯電話を耳に当てずに、液晶画面で通話が始まったのを確認してから話し始めると電磁波が多少弱くなります。
 携帯電話が発する電磁波の強さは基地局からの距離に大きく影響され、基地局から遠ければ遠い程、また受信状態が悪いほど強い電磁波がでます。

その他に、自分で出来る携帯電話電磁波対策として、次のようなことが可能です。

携帯電話のアンテナを伸ばせば電磁波を拡散できます。
最近の機種は、アンテナ内蔵が増えていますので、どこまでシールドされているのか確認された方が無難です。
アンテナを内蔵している携帯電話本体をなるべく身体から離しておくとよいでしょう。

PHSの電波は、他の携帯電話の10分の1程度と言われています。
私もPHSに換えようと思っています。

電磁波の影響は距離の二乗に反比例します。耳から離せば離すほど良いわけです。聞こえにくくなる限度の3センチほど離せばいいでしょう。
また身体から離せば離すほど低くなります。

子どもには携帯電話を使わせない
脳細胞への悪影響が考えられるので、10年20年後を考えて、使用を控えさせましょう。

イヤホンマイクを使う
イヤホンマイクを使えば、電磁波を頭部に直接浴びることなく、安心して通話することができます。


できれば、妊娠中は携帯電話の使用を控え他方が無難ですね。
また、胎児の上での通話やメールはやめましょう。
長時間の使用もやめましょう。

とにかく携帯電話を出来る限り身体から離してください。
どうしても使用頻度が高い方は、PHSに換えられるのがいいのではないでしょうか。
以上上手く携帯電話を使ってください。

携帯通信会社からの回答が帰ってきましたら続編を書きます。
無責任な対応がなされると思います。
回答が無ければ、情報公開や企業の安全責任などについて追及していきます。

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電磁波の人体への影響

2007年10月10日 | 携帯電話の弊害
携帯電話の使用について不安に感じたことはありませんか?
といっても、料金や紛失などではありません。

携帯電話が及ぼす健康への影響についてです。
以前のブログに、携帯電話が親子のコミュニケーションを阻害していると書きましたが、本当は今日の記事が書きたかったのです。
 いきなり脅かす訳にはいきませんので、携帯通信会社には、質問状をだしましたが、果たして回答がくるのやら、自分たちに都合が悪いことには回答してこないでしょうね。

今回の携帯の電磁波の健康被害については、続報としてこれからも書いていきます。
社会問題として、声を上げていかなければならないと思っています。

それも私の仕事だと思っています。

さて、それでは携帯電話の電磁波についてお知らせしていきます。

携帯電話のマイクロ波は800~900MHz(メガヘルツ)帯と1500MHz帯ですが、これらの周波数は一秒間の振動数です。
携帯電話を受信するたびに、一秒間に8~9億回・15億回、脳内が振動しています。

電子レンジのマイクロ波は食品内の水分子を一秒間に24・5億回、強制的に振動させ、分子運動から熱エネルギーを発生させて食品を加熱します。

携帯電話を使用するのは、電子レンジを耳に当てているようなものなのです。
携帯電話は、目や脳という、人間のもっとも重要な部位に直接当てられます。


以前から危険性を訴え研究者が研究してきました。
1990年代に、イギリスの大学の研究者が政府の委託を受け、携帯電話による電磁波の研究を行い「予防措置を取るべき」と警告しました。
その報告を受け、イギリス政府は「16才以下の子どもには、携帯電話の使用を控えさせるように」と発表しました。
イギリス保健省は、2002年7月27日に16歳未満の子どもは緊急時以外は携帯電話の使用を禁止する旨、各学校に指導を勧告。さらに英政府は、携帯電話を販売する際、「健康に悪影響を与える可能性がある」と明示した小冊子の添付を義務付けました。

子どもの脳や身体の組織は成長の過程にあるので、成人よりも遺伝子損傷を受けやすいといわれています。環境からのさまざまな攻撃に適応する保護システムも完成していません。さらに、電磁波は大人に比べて子どもの頭や脳や眼をはるかに奥深くまで貫くという研究結果もあります。
これらのことから、幼い子どもが強い電磁波を発する無線機器を使用することに恐怖感を覚えるのは私だけでしょうか?


携帯電話からはマイクロ波だけでなく高周波電磁波も放射されています。
携帯電話のマイクロ波が「脳細胞のDNAを切断する」という研究レポートもあります。

脳の中央部にある松果体(磁気器官)が磁気変化に過敏に反応、行動と心理メカニズムに深く関連している神経ホルモンの分泌(セロトニン・メラトニン・ドーパミン)が抑制されます。
セロトニンの減少は抑うつ症を引き起こし、暴力や自殺が増えるという現象が見られます。
ドーパミンは生体情報の科学的伝達物質で、緊張や怒りなどの感情に関連、血圧上昇等をもたらします。
メラトニンは呼吸をコントロール、免疫を調整したり、ガンを抑制するなど、大切な働きをします。
乳児突然死症候群(SIDS)はメラトニンの減少と関係があるといわれています。

欧米諸国では、訴訟や、携帯電話の電磁波に関する規制が行われだしました。
日本では、科学的な証明がないということで、政府は規制や見直しなどに動いていません。


次に電磁波と妊婦について考えてみましょう。
これはは、医学的にはっきりした事が判っていないのが現状です。

妊婦の場合は体内に胎児がいますので、胎児の成長にとって、大変重要です。
安全が確立せず、またその影響について医学的に立証されていないからこそ、今、私たちはその影響を考慮してしようすべきではないでしょうか。
お腹の赤ちゃんの上での使用は、避けるべきではないでしょうか。
自己防衛も必要です。

研究が勧められている段階ですが、結果を出すためには、長い年月と多くの事例が必要です。まだまだ10年はかかるかも知れません。

アメリで起こされている、携帯電話使用による電磁波によって健康被害に遭ったとし、アメリカの患者、日本メーカーを含む携帯電話関連企業を相手に、巨額の賠償請求や悪影響を防ぐためのヘッドホンの無料提供などを求めた集団提訴がなされました。
これらの訴訟が、電磁波の健康被害の実態の解明を早めて行くのではないかと思います。

これに関わらず、妊婦や子どもの携帯電話の電磁波を不用意に被爆しないように、注意しましょう。

世界保健機関(WHO)は、電磁波対策の必要性や具体策を明記した「環境保健基準」
作りに向けて動いています。
いずれ公表されると思います。
我が国の政府や厚生労働省は、その勧告を受けても動かないのがこれまででした。
国民の健康と豊かな暮らしを守るなど考えていないのが実情ではないでしょうか。

本日、携帯通信会社の社長に質問書を送りました。
回答がありしだい、このブログで公開していきます。

とても重要な問題ですが、通信会社は利益を追求するのみで、使用者の健康など考慮していないのが実情ではないでしょうか。
儲かればいい、小手先の社会貢献をいって誤魔化しています。

お母さんや赤ちゃんの健康を考えた商売をするのが企業のつとめだと思います。

次回は、携帯の電磁波を避ける方法をお伝えします。





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子どもの前では携帯メールはやめよう

2007年09月14日 | 携帯電話の弊害
最近よく見かける光景でとても悲しくなることがあります。
それは、携帯電話です。
昨日、あ電車に乗りました、その車内で3歳くらいの女の子とお母さんが横並びの座席に座っていました。
子どもを座わらせた瞬間から携帯電話を取り出し夢中で操作を開始しました。
興味があったのでその様子を見ていました。

女の子がしきりに、周りのことに興味があり、お母さん説明を求めるのですが、お母さんは携帯電話に夢中です。
適当に相づちをうって、子どもの顔を見ずに目は携帯電話にくぎずけです。
僕が下車するまでお母さんは35分間、子どもをほったらかしで携帯電話を操作しっぱなしです。どこまでいくのかわかりませんが、親子が下車する駅までその光景が続くのでしょうね。
そして、帰宅しても家事の間に続けらていくのでしょうね。
携帯電話依存症ではないかと思ってしまいます。
子どもの気持ちを全く考えられない母親ですね。

子どもの心や感情、あるいは言葉などの習得は、親とのコミュニケーションの中から作られていきます。
このままでは、この子はバランスの崩れた成育を余儀なくされます。

これは意味では「ネグレクト」ですね。

電車や外出は、いろいろな社会性を学ぶための絶好の機会です。
子どもに聞かれたらそれについて答える。子どもがまた聞く、それの繰り返しで多くのことを学んでいきます。

時には子どもに依存し、また時期が来れば他のものに依存することを、親からの育てのなかで植え付けられてしまったのですね。何かに依存していなければ自身の存在感が希薄な人です。
どこを見ても携帯メールに釘付けの人々ばかりです。
とても悲しいことですが、現実に多くの人が、このような親の予備軍です。


子どもの気持ちをもっともっと考えて欲しいです。
電車に乗る度に、男女が携帯電話に目を点にしている姿におぞましさを感じると共に、この国の行く末を想像してしまいます。

車内の女の子の寂しそうな顔が今も脳裏に浮かびます。
家にいても、母親はきっと携帯メールを送り続けているのでしょうね。

コメント (2)
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