ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

お産は人を変える力がある

2014年12月08日 | 出産・育児
これまでは、お産は「産婆」が主に取り扱っていましたが、1960年代から医療施設での分娩に変わりました。

医療施設の分娩では、産褥期に子育てのノウハウや日本型の育児法などを教えられることがなくなりました。

母子別室で、大切な時期に母子分離され、育児不安を誘発するようになりました。

産婆は、その家族に一生に関わっていました。

家族の大切な支援者であるからこそ安心してお産が出来ました。
それが育児不安や養育拒否を誘発しています。
犯罪や虐待などの暴力の原因になりやすいのは、大きくなっても感情のコントロールが出来ないことにある。

その背景にあるのは、胎児期、乳幼児期の体験や養育環境である。
出産直後から3ヶ月は、お母さんと赤ちゃんの絆が相互の信頼関係=愛着を築きあげる。
「出産直後の母子の大事な時期を、豪華な部屋で豪華な食事を楽しみ、産後の疲労をとるために、母子別室で過ごしましょう」などと言うことをうたい文句にしているところで産褥期を過ごした赤ちゃんはかわいそうである。

これは、母親にとっても同じである。
出産直後は特に大切です。
お母さんの匂い、赤ちゃんの匂い、お乳の匂い、など母子に大切なことが刷り込みが行われます。
産後すぐに実行されなければ意味がない。
お産は、次の世代に大きく影響します。

いいお産は母子共に幸せです。
いいお産をした赤ちゃんは大声で泣きません。

未だに「母子分離」「母子別室」「3時間授乳」が行われている施設があるのです。

産むとこ探しは、慎重に、産婦中心ではなく「生まれてくる命」に優しい病院を選んでください。

いい助産婦がいるところを選んでくださいね。

「助産師」ではなく「助産婦」です。産婦を助けるから助産婦です。師匠ではありません。
育まれるのは、人生のごく初期の段階で、母性に裏打ちされた密着子育てがされていないことにあるように思います。
乳幼児期は、信頼、共感、良心、及び生涯続く知識や思考の基礎ができる時期、あるいは、暴力行為の素因が、脳に「組み込まれる」時期でもあることがわかってきています。

今の我が国は、米国の悪しきものを、なぞっています。

それに惑わされず、全てに日本のよき伝統に基づく生活に回帰してください。
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猿の子育て

2013年10月15日 | 出産・育児
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爺が感動した猿の子育てです。
数年前の話しです。

この猿は先天性の両手両足の欠損のある猿でした。
?手足だけではなく、骨格にも異常がみられ、出産は無理だろうと言われていたそうです。
?しかし、無事に出産。?初めての赤ちゃんを上手に育てています。
?赤ちゃんは、母親にしがみ付く能力を持って生まれます。?だから、リボンちゃんが手を添えなくても大丈夫なのです。?ただし、それは赤ちゃんが健常であればです。
?母親にしがみつくことが出来なければ育ちません。?
猿は24時間抱かれているのです。?母子一体です。?抱くことが出来ないので小猿が抱きつくことが出来なければ、?生きて行くことができないのです。

手首から下が全くない状態です。
?このリボンが6月に出産して母猿となりました。?
万が一のトラブルに見舞われた時、自分で子どもをひっぱりだす手の指がないリボンにとって?出産は命がけだったということです。? ?普通母猿は生後1週間もすれば山からセンターへ降りてきて、地面に子猿を下すそうですが、?リボンは2週間しても大事そうに子猿を胸に抱き、自分から離そうとしません。?センターの方も「こんなに慈愛に満ちた母猿の姿を目にしたことはない」と語られていました。? ?一般に母猿は四つん這いで、子猿が母猿にしがみついて山から降りてきますが、?リボンは障害のある両手で、しっかりと子猿を落とさないように抱え込んで2足歩行で山から降りてきます。?両手首から下がないことで四つん這いになるとバランスが取りにくいくいことから、?母となったリボンなりに編み出した歩行方法なのだろうかと思うと目頭が熱くなりました。

猿の社会では、自分が出産した子猿以外は世話しないというルールがあるそうです。?母猿が育児放棄した子猿は、他の猿に歩み寄っても母乳はもらえず衰弱していきます。

借用した写真を撮影されたもっち~さんの温かく慈愛に満ちたブログをご紹介させていただきます。?とても素晴らしい視点で猿と人間の社会を見つめておられます。?皆さんの子育ての道標になります。?ぜひ見てください。?ひげ爺おすすめのブログです。?もっち~のお部屋
素晴らしいブログですぜひ見て下さい。?
?


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お産にとって大切なこと

2013年10月02日 | 出産・育児

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自然の摂理や人間の性の営みに反して、妊娠を計画的にし、子どもを「造る」という行為を行っていませんか。?
わずかな知識と間違った常識で、お産を考え、妊娠情報誌やくだらない雑誌を鵜呑みし、それをお産の現場で、美容院のヘアーカタログのように切り取って、このようなスタイルのお産をしたいと希望を述べる。
自然の摂理にかなった生活をしていないとお産はうまくいきません。

お産は「病気」ではありません。
本来お産は「産婦」自身が主体となってするものです。
?医師は、異常があった場合に介入するものではないでしょうか。?だからこそ「感動」があるのです。
「親になっていない妊婦」の自分勝手な屁理屈や義務も果たさず権利を主張し、医師まかせのお産をするから、お産がつらくなるのです。?
気に入らなければ「医師を責め訴訟」をする、それでは医師はやってられません。?
裁判に使うエネルギーや心的苦痛ははかり知れません。?
医師が患者を選ぶ時代がやってくるのではないでしょうか。?
それも当然だと思います。
信頼関係が構築できる妊婦しか受け入れない、それはリスクをさけるためには当然です。
医師も自分を護らなければならないのです。
感動や感謝のない医療はむなしいものです。?
お産には、悲しい現実もあります。
赤ちゃんや産婦にトラブルも起きます。
?お産にはそのようなことは当然起こります。?
お産には100%の安全はありません。
?お産は、カタログどおりにはいきません。?

こころと体が出来てなければ、お母さんにはなれません。?ままごと遊びの「お母さん」です。
だから育児不安等ということが起こるのです。

 ?最近の子どもは、「ままごと遊び」ができません。
?家で親がする「家事」をみていないから出来ないのです。
?コンビニやマクドナルド、ピザの出前や回転寿し、レトルト食品の暮らしでは、ままごと遊びは電子レンジで遊ぶか、おもちゃのレジスターで遊ぶのが関の山。?お料理をつくったりのごっこ遊びはできません。
情けない、情けない。
これらの「遊び」はその子が結婚したら自然に家事や調理ができるようになります。
?親の姿を学び、脳裏に焼き付け、自分が親になったときに自然と出来るものです。

 ?お人形遊びは、自分が親からされた育児の復習です。親になったときに自然に授乳行動や赤ちゃんの抱っこやおんぶができます。子育てに役立つ様々な情報は「親からされたこと」が自然に甦ってできるのです。
ままごと遊びをしている子どもをみると「安心」します。親の育て方ができていると思えてうれしくなります。
お産についてもう一度考えてください。
?一生に数度だから豪華な「人任せのお産」ではないのです。
お産は、自分でするものです。?人任せではいいお産はできません。
いいお産とは、自然分娩もさることながら「帝王切開」でもいいお産です。
?条件が良ければ、赤ちゃんが自分の力でこの世に生を受けることが望ましい。?
赤ちゃんも必死に努力をし、命がけで自力で出てきます。
そのためには、妊娠初期からお産まで、産婦が心身の準備をし、納得したかたちで、すべてが順調に進まなければ不可能です。
 何度かお産に立ち会っていますが、いいお産をした赤ちゃんは満足感に浸って、お地蔵さんのようないい笑顔をしています。?その顔を見てお母さんも充実感あふれた顔をしています。

?妊娠中に育まれた愛着が、最初のご対面でよりたしかなものになります。?
お母さんの胸の上で母の愛に包まれて至福の時間を過ごします。
?胎盤の娩出や後産の処理の間、早期母子接触をし、最初の授乳をしてもらいます。
このようなお産をするためには、医者や助産婦任せのお産では絶対に出来ません。?
いいお産をするためには、妊娠中の努力が必要です。





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妊娠後期は心穏やかに

2013年06月03日 | 出産・育児
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(ライラックの花)
妊娠後期には、お腹の赤ちゃんの心は自分の意思を現すことが出来るまで育っているのです。
昔は、数え年でお腹に宿った時を一歳と数えていました。
仏教でもお腹にる時を大切にしていました。
無事に出産ができることが少なかった時代ほど子どもを慈しんでいました。
お産は「二つの死」を意味していました。
「赤ちゃんの死」「母親の死」です。
命懸けでお産をしました。

知り合いの産婆は、三つの命を懸けてお産に望んでいます。
その三つとは「赤ちゃん」「産婦」「産婆=産婆生命」を懸けて望んでいるのである。
医師も同様に命を懸けています。

今の妊婦は、お産を安易に人任せにしすぎます。
医師や助産婦が産むのではありません。
お腹の赤ちゃんと共に命を懸けて産むから、生まれた我が子が「愛しく可愛い」のである。
お腹の中から「愛着」が育まれ、出生後6週までに絶対的信頼関係を構築しなければいけません。
信頼関係によって母子一体感が築かれます。
早期の母子分離は後の母子関係に大きな歪みを生みます。
そのためには、産後すぐの母子のハネムーンをすることなく、
正常な赤ちゃんが新生児室に運ばれるのはある意味で悲しい。

母子の体調によっては、無理がありますが、正常な分娩ができたら早期母子接触を行う。
その際に医療従事者は、母子を常に見守る責務がある。
異常を発見したら適切な医療処置をとる。

産後の病院への見舞いなどはいかない方がいい。
母子の邪魔をすることになるからである。
退院してからお祝いに行くくらいの配慮が必要である。



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命の大切さ

2012年04月29日 | 出産・育児
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命の大切さとはかなさ。
?神から預かった命は、再び神の元に召されるときまで親に育まれます。
?誕生した命は必ず「死」を迎える。?
お産もまた母が自分の死をかけて新しい命を生み出します。
?お産は、本来、神が司ります。
今の人々にはその意識が希薄です。
?希薄というよりその意識が備わっていないのです。
?従って新しい命の誕生を「人任せ」「医師任せ」にしています。
神から預かった命も多くの医療施設では、すぐに母子分離をされてしまいます。
?母子分離された新しい命は、人生最初の瞬間からストレスにさららされます。
お産も、医療従者に都合で流れ作業で進行され、赤ちゃんの意思に反しています。
?赤ちゃんは、神の啓示を受け、自らの力で生まれてきます。
?まさにお産は「神の領域」です。?神々しく神秘的なものでなければなりません。
神の啓示を受ける前に産まされ、分離された命と、神の啓示を受け自らの力で母子の対面をした赤ちゃんでは、ストレスのかかりかたが全く違います。その差は、成長に大きく作用します。
産み場所探しは慎重にしてください。?
新しい命の心の発達に大きく影響します。



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お産は命懸け

2011年07月22日 | 出産・育児
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お腹の赤ちゃんの心は、自分の意思を現すことが出来るまで育っているのです。
昔は、数え年でお腹に宿った時を一歳と数えていました。
仏教でもお腹にる時を大切にしていました。
無事に出産ができることが少なかった時代ほど子どもを慈しんでいました。
お産は「二つの死」を意味していました。
「赤ちゃんの死」「母親の死」です。
命懸けでお産をしました。
知り合いの産婆は、三つの命を懸けてお産に望んでいます。
その三つとは「赤ちゃん」「産婦」「産婆=産婆生命」を懸けて望んでいるのである。
今の妊婦は、お産を安易に人任せにしすぎます。
医師や助産婦が産むのではありません。
お腹の赤ちゃんと共に命を懸けて産むから、生まれた我が子が「愛しく可愛い」のである。
お腹の中から「愛着」が育まれ、出生後6週までに絶対的信頼関係を構築しなければいけません。
信頼関係によって母子一体感が築かれます。
早期の母子分離は後の母子関係に大きな歪みを生みます。
そのためには、産後すぐの母子のハネムーンをすることなく、
新生児室に運ばれるのはある意味で「虐待」である。
新生児は悲しいから泣くのである。
母子の体調によっては、無理がありますが、正常な分娩ができたらカンガルーケアを行う。
その際に医療従事者は、母子を常に見守る責務がある。
以上を発見したら適切な医療処置をとる。

産後の病院への見舞いなどはいかない方がいい。
母子の邪魔をすることになるからである。
退院してからお祝いに行くくらいの配慮が必要である。




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迷い

2011年06月21日 | 出産・育児
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ヒルザキツキミソウが咲いていました。
淡いピンクの可憐な花です。
自然に咲いてる花は美しい。
昨年は、気づかなかった花である。
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毎日、毎日、爺の元にはたくさんの相談が寄せられます。
多くの親は、「悩み」を自分で創り出していることに気づいていません。
お腹の赤ちゃんや子どもにあるのではなく
「親自身」にあるのです。
神から「神の子・子ども」を「親」に託されたのです。
それを「傲慢」にも自分が「作ったと思っている。
神は、それぞれの親が学び・成長するために「神の子」を託しているのです。
「自分のもの」という変な所有欲をもつから「雑念」にとらわれるのである。
「雑念」を棄て自然に素直に我が子を感じることができれば「悩み」「不安」になることはない。
子どもの行動は全て「必然」である。
時には突飛な行動を起こします。
その行動は、その子自身が成長するために必要な行動です。
それを「身勝手」にも親が歪めていくのです。
その時の「気分」で好き勝手に「怒る」それでは子どもは成長しない。
子どもは、社会性を得るために一定の年齢になると他の子の物をとったり、
他の子を突き飛ばしたりする。
それも「必然」の行動です。
それを多くの親は、止めたり叱ったりします。

異年齢の子ども同士が遊びの中から社会性を学んでいきます。
年長の子どもが下の子を、いたわったり、導いたりします。
上の子が「社会のルール」を行動を通して教えていくのです。
子ども同士の遊びは、とても大切です。
年齢や月齢の近い子ども同士で遊ばせるより異年齢で遊ばせてください。
その時に、親は「見守る」「口を出さない」ことが大切です。
「つどいの広場」や自治体の子育てサロン等では不可能に近い。
自分たちで仲間をつくり、ゆるやかな集まりをつくるといい。
同じような「子育て感」をもった人が集まることが大切です。
その輪が大きくなりすぎると必ず弊害が出ます。
少ない人数でやるのがいいです。
子どものためにも。

迷いを断ち切るためにも仲間をつくってください。
悩みを「増大」させるような人とは関係を持たないことである。
「いい人」「悪い人」を見る眼を養おう。






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孤育て

2011年05月10日 | 出産・育児
山には藤の花が咲き出しました。
山に薄紫の花が美しく染めています。

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今、あなたは、子育てをどのように感じていますか。
幸せですか。
つらいですか。

妊娠中から子育てを考えていました。
お腹の赤ちゃんを慈しんで過ごしていましたか。

昔の女性は、妊娠中に「母」になりました。
仏教では、妊娠中を一歳と考えていました。
数え年で数えていました。
三つ子の魂は、2歳のことを言います。
2歳までの育てられ方がその子の「一生」を左右します。

子は、神の子、みんなの子でした。
隣近所の多くの人から慈しみ・愛されて育ちました。
昔の子育ては隣近所の人々が共に助け合い、よその子も我が子も同じように育てました。
子どもには「子ども社会」親には「親の社会」青年には
「青年の社会」高齢者には「高齢者の社会」がありました。
祭や地域の伝統行事に様々な世代が関わり「絆」を深めました。
礼儀作法も地域がしていました。

日常の生活も、食品の貸し借り、金銭の貸し借りが信頼関係の元で行われ
貧乏でも暮らして行けたのです。
子育ても集団で行っていました。
けして一人で行うことはありません。

現在は、子育ては「孤育て」になっています。
核家族化し、たくさんの愛の手に守られて育てられなくなりました。
子育て支援センターに行っても,他人や他の子と比べたり、
ある意味で寂しい思いをして帰って来るだけです。
1歳の子は、他者と遊ぶより親と離れずに安心を得ることの方が重要です。
できるだけ「我が子から逃げず」共にいることです。
しかし、親自身が養育された過去がつらく苦しいものですと、子育てが楽しくありません。
同じような思いをしないように、「負の連鎖」を断ち切りましょう。




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子育てつらいですか?

2010年05月15日 | 出産・育児
我が家の庭はツツジが真っ盛りです。
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昨年、剪定をしたので素晴らしい花を咲かせてくれました。
「手をかける」その素晴らしさを実感しました。
皆さんわが子にも手をかけてあげてください。
   *  *  *  *  *  *
最近、赤ちゃんを抱くお母さんの顔が暗く、
悲しそうな顔で赤ちゃんを抱いている光景に良く出会います。
そんな赤ちゃんは「悲しそうな顔」をしています。
これらのお母さんに共通しているのは「声かけ」が少ない。
大泣きしたら「祖母」が抱き取ってしまう。
祖母が抱いたら「泣き止む」
そして「子育て」に対して「自信」を失う。
この悪循環の繰り返しが育児不安を生む。

ここから「脱却」するためには、積極的に赤ちゃんと関わることが唯一。
そのためには、鏡に向かって「笑顔」をつくる練習をする。
笑顔で赤ちゃんを抱くことで赤ちゃんも安心します。
赤ちゃんは常にお母さんの顔を見ています。
お母さんの「瞳」に映る赤ちゃん自身の顔を見ています。
母子の相互作用です。
お母さんが悲しければ赤ちゃんも悲しい。
その「負の連鎖」が子育てを辛いものにしています。

祖母は、子育ての応援団です。
応援団は、プレイには参加しません。
祖母が必要ないのに赤ちゃんを取り上げてはいけません。
お母さんが楽しく子育てできるように「支援」してください。
支援とは、お母さんを応援し励ますこと。
料理や洗濯などの家事を支える。
それも二週間くらいです。
家事や育児の両立をはかるためには、訓練が必要です。
それを覚えてください。
里帰り分娩で「天国」「手抜き」を満喫していると、自宅に帰ってから「地獄」が待っています。
赤ちゃんは「なれない環境」に戸惑い、不安から泣きます。
適応するまで時間がかかります。
その間に、多くのお母さんは「育児不安」になります。
心がパニックになり何も手がつかなくなります。
お母さんがイライラすると赤ちゃんも不安でイライラします。

思っただけでぞっとします。
出来るだけ里帰りを止めて夫婦でお産をしましょう。
祖母には、来てもらうのが一番いい方法です。

安易な「手抜き」は取り返しがつかない結果を招きます。
産後すぐから夫と共同で子育てをし、祖母に応援に来てもらうのが最良の方法です。
笑顔の子育てが出来るようにお祈りしています。
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いい食事はいいこを育む

2010年03月05日 | 出産・育児
春が来ました。
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爺の畑の梅が満開になりました。
芳香が優しく流れてきます。

空にはヒバリが囀っています。
 ************
いいもの食べてますか????
我が子のために。
お腹の赤ちゃんのために。
多くの親が、手抜きの食事を家族に提供しているのではないでしょうか!!!
インスタント食品やレトルト食品のオンパレードの食卓は「悲劇」を生みます。
粗悪な食品や添加物や防腐剤、化学物質だらけの「擬き食品」が横行する世の中。
心して食品を家族に与えてください。
妊娠中に、化学物質や添加物、インスタント食品を多食するとお腹の赤ちゃんにいい影響はありません。
それらの食品を多用すると「羊水がくさい」ということを聞いたことがあります。
ある歌手が、羊水の件で問題を起こしましたがあながち間違いではないように思います。

さて、我が国は今、世界でもまれなる長寿社会になっていますが、何故でしょうか??
今、長寿の人は「いい食事」をしていたからです。
乳幼児の頃には、ほとんどのこどもが「母乳」で育ち、幼児期には、するめや野菜の乾燥した食品など、噛まないと食べられないものをおやつや食事として与えられていました。
従って、噛む力が強く育ちました。噛むことは健康を保つためにも重要です。

食材は、化学物質を含まない食品であり、有機栽培されたものを毎日食べていました。
魚は、養殖などなく天然物です。

今はどうでしょうか?
食卓には、食品擬きの食材や養殖されたものや野菜ももどき野菜。
太陽を浴びない野菜など野菜だとは思えない。

果たして20年後に、日本人の平均寿命は何歳になるのだろうか?
目下、80歳が平均寿命になっています。
20年後、30年後には・・・・・・。
50歳が寿命にならなければいいのですが。

食育などといっているが今の食の教えは「食育」ではない。
人が生きていくための「食」を教えなければいけない。
乳幼児期にこそ「いい食材」を食べることがその子の寿命を延ばすことになる。
就労し、手抜きの食事はこどもの命を縮める。
今こそ考えなければ手遅れになる。

豪華な食事ではなく「本物」の食材を食すことが食事である。
毎日「豪華」な食事は家族の命を縮める。
今の手抜きは、20年後30年後に「牙」をむく。
後から後悔しても始まらない。
こころとからだに優しい食材を食べてください。
食事は食事であり「餌」ではない。
ファーストフード・レトルト食品は、こどもの命を縮める、こころを病ませる。

爺のところに来る親の多くは、いい食事を提供している。
家族のために、安くて、新鮮で、美味しい食品を見抜く力を持っている。
その子らは、爺の畑や知人の畑に実ものを食べて「美味い」という。
おやつに「スナック菓子」は食べない。
自然のものをいただきます。

悪い食事は、こどもの命とこころを病ませる。
後悔するのは「親」である。
他人は誰も責任はとらない。

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父親の間違った断乳のススメ

2009年10月31日 | 出産・育児
南天の実が赤くなりました。
Photo
美しい赤ですね。
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白い花が咲き、赤い実がなる。
二度目を楽しませてくれます。

父親が子育てに協力するのは素晴らしいことです。
しかし、育児休暇を取得するための準備に父親が、断乳を提案し実行していくのは困ったモノです。

「もともとオムツ替えなどは自分も頻繁に行っていたのですが、やはり断乳しないといけないかなぁ・・・と思うところがありまして。
理由として、妻の睡眠不足から体力がもう限界にきていることと、家族3人がこれから生活していくために、妻も働きに出る必要がでてきた、ということ。
ということで、いろいろなほかの方々のサイトを参考にして、断乳を決行する日を決めました。

断乳前の状態としてはまずまずとは思ってます。 が、実際にどうなるかはわかりません。 父親としては心配です。 だって、会社の休みをこのために取ったのだから・・・ なんとか断乳を成功させたいです。 妻のためにも。」
「桶谷式ですが、断乳についても面白いやり方があるそうで。
その方法というのが、断乳の日に、おっぱいに墨かなにかで、顔の絵を描いて、それを見せるそうです。 「おっぱいはお顔(別のもの)になっちゃった。 バイバイね」 というふうに。
う~ん、確かに効果ありそう。 油性マジックより、墨のほうが後で落ちやすいか。」


間違っていませんか?
断乳しなくても、子育てはできます。

母乳哺育に対する理解がないのは困ります。
妻のことも大切ですが、それ以上に「子ども」の将来が大切です。
今だけをみるのではなく、10年先、20年先を見た子育てをしてください。
子どもが「断乳」を望んでいるとは思えません。
このように、間違った父親の「育休」の取り方はいかがなものかと案じてしまいます。








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生活リズムは母子に大切

2009年07月07日 | 出産・育児
今日の花はルピナスです。
Photo

ルピナス 花言葉
あなたは私の安らぎ、いつも幸せ、空想、想像、母性愛
Up

ルピナスはマメ科の1年草。
原産地は地中海沿岸、北アメリカ。季節は4~6月。花の色は、ピンク、オレンジ、黄、紫、青、白。
北海道では至る所で見られます。とても綺麗な花です。

妊娠中、産後も赤ちゃんは母親の日常生活リズムの影響を受けます。
就寝が遅い母親の子どもは、遅くまで起きていて就寝が遅くなります。
妊娠・育児中の親は、自分の生活を今一度顧みて、心身共に健やかで規則正しい生活が必要です。
ただし、妊娠後期には産後の赤ちゃんのリズムに合わせて育児ができるように、間歇睡眠になります。
妊娠後期になると眠れない、深夜に何度も目が覚めるはそのためです。
通院する医療機関の医師がこのことを知らないケースがありますので要注意。
睡眠導入剤や安定剤を処方されることもあります。

いずれにしても、規則正しい生活をしてください。
心と体の健康にはかかせません。
サプリメントを服用しても健康は買えません。
無駄なことをせず、そのお金でいい食材を買いましょう。

早寝をするためには、家事を手早くすることや段取りよく作ることです。
作りおきをしておくことも大切です。






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子育て日記をつけてね

2009年06月30日 | 出産・育児
Up

子育て中は、無我夢中で過ごしてしまいがちです。
そこで、皆さんに提案です。
子育て日記をつけてください。
毎日を見直し子育てに前向きになれますよ。

お子さんが成人した暁に、あなたからプレゼントしてあげてください。
何者にも代え難い贈り物になります。
またそれは、「育児書」になります。

爺は、娘がお腹の中にいたときから1歳まで日記をつけていました。
父親としての思い、生まれてくる子への思いを綴りました。

我が子への贈り物として書きました。

以前、いただいたコメントを採録します。
****************
ひげ爺さん、◎◎◎子です。ご連絡ありがとうございました。

このご縁に感謝します。

思い返せば、このサイトに妊娠中にめぐりあえたおかげで、病院をやめ、助産師さんに助けていただきながら納得の行く出産をすることができたのでした。
当時2007年9月5日の「胎児との対話」のブログは当時のバイブルで、初心忘れるべからず!いまでもそのページからサイト入りしています。
その後もブログを拝見し、育児の支えとさせていただいてきました。

今回もお話させていただいたおかげでこのごろの迷いも、気持ちが軽くなりました。
家事は、TVを見せてはかどらせるより、やり方次第でともにすごせる時間に変わるのだ!と納得しました。
どう叱るかばかり考えていたようにおもいます。いつも微笑んでいられることが一番の基本だということを忘れてはいけなかったと思い直しました。
いつも、こどもは自分を見ていて、そのまっすぐな目から逃げないでいたいと思います。

おっしゃるとおり、わが子の育児書は、私にしか作れません!!今本当にそうおもいます。これからさきの育児書は真っ白ですが、その時々に、また悩み、ご相談させていただき、支えていただきながらページを埋めて進んでいきたいと思います。

お話する機会をいただき、感動して、ナミダして、高揚して、今になってみたら、お伝えしたいことは山ほどあったのにと思います。でも、あせらずに折々にご相談させていただこうと思います。(なんと安心感のあることでしょう。ありがとうございます。)
先日、年の離れた義弟が就職し、お祝いしました。義理の母が「子育て終了」宣言しました。子育て終了ってすごい!お疲れ様!と心底思いました。すばらしい義母です。一年間義母と「子育て」の時間を共有できたと思うとすごいことだと思い、うれしく、リレーしたような幸せを感じました。いろんな「縁」に感謝し、その面白さを感じ、これからもいろんな縁を楽しみに感謝し子育ての日々ををすごしたいとおもいます。
***********
皆さんも、我が子の育児書を日々書いてください。
今、しか書くことができません。

また、母子手帳にも病気のことなどを書き込んでくださいね。

Ls






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我が子を心の優しい子に育てる

2009年02月03日 | 出産・育児
多くの親が、我が子を「心のやさしい子」に育てたいと思っています。
でもどうやって育てたらいいの?と思っているのではないですか。

心が優しく心の強い子に育てるためには、生後6ヵ月~1歳半頃まで、親の愛を受けて育てられることが大切です。
愛を受けると、ヒトの感情をコントロールする海馬や扁桃体(海馬=記憶するハードディスク、偏桃体=記憶を基に感情を表す)が育ち、その結果、優しい心を持つ子どもに育ちます。

親や周囲の人々から「いい子だね」「上手に出来たね」などと肯定されて育てられると海馬や扁桃体が育ちます。
失敗しても叱られるのではなく、大丈夫だよと励まされ成功体験を重ねていくと自己肯定感が持てる子どもに育ちます。

一方、否定的に「おまえは愚図だ」「おまえはだめだ」「遅い」「出来ない」「可愛くない」などの言葉の暴力や体罰を受け、否定的に育てられ、失敗体験だけが積み重なると、海馬や扁桃体の神経細胞が減少してしまいます。
その結果、攻撃的な性格や、情緒不安定になります。
親が肯定的に育てていない場合は、祖父母や親戚、あるいは保育園の先生から
認められ、愛情をかけられれば、修正することができます。

母乳は自己肯定感の熟成に効果があります。
以前にもお伝えしましたが、母乳は体を育てる栄養面だけではなく、心安定させる精神面での効果もあります。
自然卒乳することが大切です。親の都合で断乳することは子どもの心に、トラウマを残します。

自己肯定感とは、自分は親に愛されている、私はできる、という感情です。

その自己肯定感を子どもに持ってもらい、両親から自立させる過程が育児なのです。
お母さんの子育て教育は、子どもが生まれてからでは遅い、妊娠中から、お腹の赤ちゃん一体感を持つことが大切です。
それが「胎教」です。
おなかの赤ちゃんに話しかけることが大切です。
「胎内記憶」が心地よいものになるためには、おなかの赤ちゃんに語りかけ共に出会いの時を迎えるという意識を、共有することが楽しい子育てになる。

その大切さを、教えるのは「産科医」「助産師」の仕事です。
妊娠中にたくさん学んでください。



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育児不安は、妊娠中から?

2009年02月02日 | 出産・育児
子育てに不安を抱えている方からのアクセスが増えています。
子どもの頻尿、子育て苦痛、子育て失敗、赤ちゃん笑わない、目を合わそうとしない、抱き癖、体重が増えない、等々のキーワードで検索して、僕のブログにたどり着いています。

多くの方が子育てに悩んでいます。
それはごくごく当然です。

子育てが楽しいと言っているお母さんは、ほんの一握りです。
初産の方の9割は悩んでいるのではないでしょうか。
その背景には、出来ちゃった婚や妊娠してから慌てて産科に駆け込む。

病院を探す条件は、近所での評判を聞いたり、込んでいる、病院が綺麗等の条件で探す。
そして、病院名を頼りにホームページにアクセスしてそこに書かれている内容を見る。
そこで重視するのは、お産にかかる費用、病室が個室かどうか、アメニティがどうか、料理が豪華、退院プレゼントがあるか、女医がいるか、胎児のエコーの画像がもらえる、などなどが選ぶさいのチェックポイントのようです。

おいおい、待てよ、それってお産に関係ないよ。
そんな条件で、産むところを決めるのか!!!!(怒)
ふざけるな!!!と、爺は怒り心頭になるのである。
そんな、条件で探したって、そこでいいお産が出来るかどうかなんか「わかりっこない」見せかけの豪華さに欺されるな。

産院の考え方、妊娠中の産婦教育、産後のフォロー体制、子育てのための教育が行われているか、出産当日から母子同室か、母子同床か、会陰切開が少ない、入院中の食事は和食中心であるか、等々を、参考にして選んでください。
初産は「個室」は避けてください。先輩ママから入院中にいろいろなアドバイスがもらえます。退院後もお友達になれます。

子育てを不安にさせる要因の中に、実母が「楽しい子育て」をしていない。
乳児期に、親がイライラして子育てをした場合には、その子が親になったときに乳児期の体験が思い起こされ不安になルことがあります。

また、抱かれて育てられていないと、抱かない子育てをしてしまいがちです。

子育ての世代間連鎖です。
その連鎖を断ち切りましょう。
本来、その連鎖を断ち切るのは、産科医や助産婦の役割です。

妊娠・子育の力を引き出してくれる施設を探しましょう。
見せかけの豪華さやサービスに欺されるな。

子育てをしているお母さんは、その子が、楽しい子育てをするためにも。

不安を抱えているなら、その不安を誰かに伝えて「助け」を求めてください。
助けを求めることは、恥ずかしいことではなりません。
子育てに不安を抱えるのは、悪いことではありません。
一時でも早く相談をして、子育てが楽しく思えるようになってください。
ちょっとしたヒントで、明るく前向きになれます。



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