ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

危険な妊娠中のダイエット!!

2008年12月11日 | 胎児の成長
本日の読売新聞の朝刊に気になる記事がありました。
やせすぎ妊婦!「危険なまでの体重管理」低体重児 突出する日本。という記事です。
これまで何度も書いていますが、妊娠前からのダイエットをふくめ「痩せ願望」が強い。

母体の低栄養は赤ちゃんの体重低下につながり、お産のリスクも高くなる。

産科医の中には、いまだに妊娠期には体重を増やしすぎない方がいいと、考えている人が少なくない。またそのように指導する医師の患者は、妊娠ダイエットを求められている。

妊娠中は、最低でも7キロは増える。赤ちゃん、羊水、胎盤、血液量などが増加し、妊娠10ヶ月で約7キロ増える。

妊娠中は適度な栄養が必要である。医療機関の指導による体重増加制限により妊娠中の栄養摂取量が不十分になると、低体重児を出産するリスクがあがります。

詳しくは、新聞をお読みください。

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読売新聞2008年12月11日朝刊 くらし 21面



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胎児の成長は神秘のドラマ

2008年11月27日 | 胎児の成長
赤ちゃん誕生までの神秘を書いた本をご紹介します。
皆さんも是非読んでください。
お産や子育てへの意識がかわりますよ。
****************
  誰が人間を創ったのだろう~受胎後三十二日目、胎児は変身をはじめる。魚類から両生類、そして爬虫類へと~”太古を秘めたからだ”~羊水にひたって十月十日、胎児は不思議な無言劇を演じ続ける。誰一人見る人のいない、その小さな空間の中で・・・。それは地球生命進化の、三十億年におよぶ長編ドラマだ。胎児はそこで、自らのからだを刻々と変身させながら、あたかも夢の中でその筋書きを諳んじているかのごとく全編をつかの間の幻として演じて見せるのだ。
 受胎三十二日-米粒ほどの小さなからだ。恥ずかしそうに、胸に埋めた勾玉の目を静かにソッと起こす・・・一瞬 フカではないか! 双の首筋に鋭く刻み込まれたなん條かの亀裂。それはエラの裂け目でなくて、なんであろう。
 二日たった三十四日、さらに二日経った三十六日-からだはみる間に小豆粒大に、そしてその相貌は驚くなかれ、両生類から爬虫類のそれに、瞬く間に変身していくのだ・・・
いったいこれはナンだ。古生代の一億年を賭けた上陸誌のそれはまぎれもない再現だ。十月十日の、もっとも劇的なくだりとひとはいう。
 私達のからだには、そうした過去の無数の”おもかげ”が、濃淡色とりどりに刻印される。ときにそれは重くのしかかるのだが、からだはそれを引きずってでも歩きつづけていくのだ。いのちの綱にしっかり結わえつけて・・
解剖学者・三木茂夫著「胎児の世界-人類の生命記録」中公新書
****************
皆さんどのように読み感じられましたか。
妊娠中の人は、お腹の赤ちゃんに想いをはせながら読んでください。。
我が子の「神秘のドラマ」を。

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篠山の紅葉。そろそろ終わりです。冬が訪れます。


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