ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

断乳後、笑わなくなった

2015年02月10日 | 母乳は心の栄養

 

我が子が断乳後笑わなくなった。


当たり前です。
断乳は、親による虐待である。

事情の如何に関わらず、これまで大好きな「おっぱい」を心のよりどころにしてきた、赤ちゃんの意思に関わらず「暴力的」に「強制的」に剥奪されるのです。

赤ちゃんが、どれだけ心に傷を負っているか考えたたことはありますか?

何も考えずにしているか、断乳を商売にする悪徳助産婦に欺されるか。どちらかです。


  長くおっぱいをあげているとわがままになり自立できないなどといわれ断乳をすすめられることがあります。


2才になると言葉の発達も見られ外へ向かう気持ちが強くなります。

毎日が驚きと好奇心にあふれた体験です。


このたくさんの体験はそれまで経験したことのない世界ですから精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。こんな時におっぱいを欲しがります。


  おっぱいは活発に活動するためのエネルギーの充填基地といえます。
おっぱいから守られているという安心をもらい、より多くの経験を得ることができます。


ある時期になるとおっぱいに頼らなくても自分で心のコントロールができるようになります。この時が卒乳です。


 
充分に満足した心は強い自立心を育てます。

  お母さんが離そうと思えば思うほどおっぱいを求めてくるように思います。特に2歳児は自分でも処理しきれないほどの自我がどんどん沸いてきて子どもは自分でもどうにもならない感情を持ちやすくなります。そのような思いをおっぱいが癒してくれると思います。

お母さんが母乳を止めなければと思うと、その気持ちは子どもに伝わります。


  大事なおっぱいを止められては困ると、子どもはおっぱいを離そうとせず、それまで以上におっぱいに固執するようになります。

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おっぱいは心の給油スタンド

2014年12月20日 | 母乳は心の栄養
今日は母乳について書きます。
おっぱい子育てを楽しんでいますか!!!!

多くのお母さんが母乳哺育で悩んだり、喜んだりを繰り返しています。

また、おっぱいで悩むお母さんも多いのも事実ですね。

周りの目や周りのお節介がその要因ですね。

そんな外野の声にも負けず授乳中の我が子の天使のような顔に幸せを感じているお母さんも多いです。

おっぱいで悩んだり、乳首を吸われることに嫌悪感を持たれるお母さんがいるのも事実です。

そのようなお母さんは、自らの育ちの中での辛い経験が嫌悪感に源になっているのではないでしょうか?

今朝も4才になる子の親と電話で話していたのですが、まだおっぱいを飲んでいます。

さみしくなると「おっぱい」に元気をもらっています。

そして、チャレンジしにまた出て行きます。
安全基地で給油しています。
おっぱいは「こころの給油スタンド」です。
子どもが成長すればするほど、といっても中学校になってもというのは問題がありますが。
 
昔は、小学校にいってもおっぱいを飲んでいる子がいました。
学校から帰って不安になり安心のためにおっぱいを飲んでいました。
給油スタンドに我が子がきたら受け入れてあげてください。

こころが満タンになればまた遊び出します。

成長していくと「給油」の回数も減ってきます。

時には、給油回数が増える時期もあります。

その子によって心の成長が違いますので一概にこうだとは言い切れません。
その子にあった、心のタンクの容量を感じ取ってください。

いつも満タンである必要はありません。
お母さんも心を満タンにして子育てを楽しんでください。
応援しています。
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ほんとに卒乳?

2012年10月01日 | 母乳は心の栄養
Img_3001


卒乳に誤解があるようなので書いてみます。
卒乳というのは赤ちゃんが自分に自信を持ち、おっぱいを必要としなくなったときに自分から離れていくことを言います。?予定を決めて離乳すのは卒乳ではありません。
下のこの妊娠で、流産しやすくなるから断乳する、卒乳させると言うことを耳にします。
?授乳中でもそのような事はありません。
?事実無根です。
それを信じている産科医が未だにいたり、それを信じている人がたくさんいるのも事実です。
妊娠中や子育て中に上の子と二人でタンデム授乳をしている人もたくさんいます。
お母さんの中には、予定を決めておっぱいを止めさせようとする人がいます。?
赤ちゃんが泣いて欲しがり、夜中に起きても授乳を拒否します。
果汁や牛乳でだましたり、好きなものを飲ませたり食べさせてごまかします。
?子どもは親の決心を知りやがてあきらめます。
?あきらめたのを「卒乳」したといって喜んでいる親がいるのも事実です。
?その話を聞いて「○○ちゃんは上手に卒乳したのね」なんて言う親がいますが?それは違います。
この「あきらめ」は、将来何らかの形で赤ちゃんの心の中に傷として残ります。
?自分に自信が持てない人になります。?自然卒乳は「自立」の第一歩です。
自分が納得するまでオッパイを続けてもらった子どもは、自信がもて自立のできるこころの強い子になります。
子ども一人一人が違うように卒乳の時期も異なってきます。
?長くおっぱいをあげていても甘え心の弱い子になることは決してありません。
卒乳をしたお母さん達の話では、赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれなくなり、寂しいということはよく聞きますが、乳腺炎や体の不調を聞いたことはありません。
外国では2年以上母乳を続け、自然に卒乳するということが医学的にも推奨されています。
?無理に母乳を止めることがよいとは思いません。
?卒乳はお母さんの都合で中止するのではなく、赤ちゃんの発育、母子の信頼関係の深まりの中で自然に乳離れをしていいくことを言います。
?無理をしないで卒乳に向かうことを勧めます。
「断乳」を商売にしている人たちがいます。
?卒乳してもおっぱいの手入れなど必要ありません。
?また閉経後にトラブルなど考えられません。
それらにだまされず、赤ちゃんの声を聞き、子どもに任せて自然卆乳をしましょうね。
?親のつごうではなく「赤ちゃん主体」に考えましょう。
心豊かな人に育てていくために。




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おっぱいは心を育む

2012年05月21日 | 母乳は心の栄養
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「いつまでも授乳していると赤ちゃんが自立できないから、断乳しなさい」と言われましたがそうなのでしょうか」という相談もよく受けます。?母乳に関連する相談は非常に多いです。
昨日の相談から
「体重が成長曲線を下回っているため、完母でいいか悩んでいます。
?乳腺炎になり通い始めたおっぱいマッサージの助産師さんは「ミルクを足す必要は全くない」といい、小児科の先生は「ミルクを足すべきだ」といいます。
?3ヶ月に入り首もすわり、3ヶ月と6日目で寝返りも成功し、よく笑うし、おしゃべりもしています。
?授乳回数は8~11回ぐらいですが、3時間はあけるなという指導のもと泣く前に飲ませるようにしています。
?ただ夜中等起こさなければ4~5時間ぐっすり眠っています。?
入院中に何度か糖水をあげただけで、母乳以外は夏の暑い日麦茶20mlを2回ほど飲ませただけです。?(これも飲ませた方がいいのでしょうか?)活発に動いており、顔周りはふっくらしてきており、やせ細っている感じはうけないので、ずっと母乳だけできました。?でも確かに周りの子に比べるとすごく小柄で足すべきか迷っています。」


この赤ちゃんの場合は、「母乳哺育」でいい子育てが出来ていると思います。
?お母さんを悩まし、苦しめるのは小児科医。
?小児科医の不勉強で母乳哺育に対する認識がなく、人工乳の方が栄養が高く成長にいいという考え方が根強くある。?医師は、身体の発育だけを診るのではなく、心の発育もいなければならない。
?母乳は単に栄養だけではなく心を育む栄養でもあります。?
相談の赤ちゃんもお話を聞くと十分におっぱいを飲めているようです。
?おしっこもたくさん出ています。?
赤ちゃんにも体重や身長など、100人いれば100通り、やせている子もいれば肥っている子もいます。
?母乳だけでもボンレスハムのようになったむちむちの足や手、反対にやせた赤ちゃんもいます。
?成長曲線の下だから人工乳を足しなさいという安易な発想には怒りを覚えます。?
小児科医もっと勉強せよ!!!と言いたい。
また言い続けていきます。?それも私の仕事だと思っています。
母乳は、お母さんと赤ちゃんの心の栄養です。
?授乳はお母さんにとっても心地よい時間でなければなりません。
?何人もそれを邪魔したり妨害してはなりません。
よくあるケースは、おじいちゃんおばあちゃんの間違った母乳の知識や、母乳で育っていないお母さんお父さん、さらには断乳されたお父さんは心に傷を負っていますので、我が子への授乳にたいして憎悪を持っていることがあります。?その憎悪から母乳への理解が不足します。?
「母乳より人工乳」の方がいいと母乳哺育に反対します。?
その背景には、段階の世代が子育てされた頃にアメリカ流育児が推奨され、勉強熱心な女性や医師、マスコミがそれを取り入れられた。
?「いつまでも飲ませていると自立心がつかない」「ベビーベッドで寝かすことは自立心を高める」などと言われ実践されてきました。
?自立の強要が、最近のいじめ、自殺、虐待その他のこころの問題や少年犯罪や犯罪の原因の一つ となっているといわれています。
「自立」は自分で立つということで、強制されてできるものではありません。
?本当の自立心を育てるには、赤ちゃんが自らおっぱいから離れていくのを待つ ということが重要です。
?鳥の巣立ちと一緒です。?それが自然卒乳です。
以前にも書きましたが、親の都合で止めさせるのはどのような場合でも断乳です。?
不幸にも断乳してしまった親は、我が子をたくさん抱いてあげてください。
これからお産を迎える方は「心あるお産」ができる施設をさがしてください。
?豪華な食事やアメニティで選んだり、ベルトコンベアにのった流れ作業の赤ちゃんを無視した施設で産まないようにしてくださいね。?
母子別室では母乳で育てるのは難しくなります。?
なぜならば最初の数日が一番大切な「頻回授乳」をしなければならないからです。
?授乳は「3時間おき」これは人工乳の場合です。?母乳は「1時間半から2時間」で授乳です。
?3時間おきの授乳をうたっていたり、母親教室で指導する産院では母乳哺育はできません。?
母乳哺育ができる確率がさがります。
母乳哺育の第一歩は、あなたの分娩施設選びです。?さらにはお産について学んでください。?
不勉強は取り返しがつきません。?
正しい情報を得ることも肝要です。
?妊娠情報誌等は絶対に買わないでください。
?間違った情報や商業主義に毒されています。
?広告による商売優先だからです。?不必要な育児用品やファッションの広告が氾濫しています。
そのような雑誌を発行している会社の中では、子育てや社員に優しくないです。
?私の元にその会社の社員からの相談もあります。?その人たちが作る情報は信じられない。
雑誌が生んだ「セレブ出産」「ブランド出産」、ばかばかしい限りです。
?赤ちゃんのことを無視した、お産を助長し、無知な親を大量に作るだけです。
もっともっと賢いヒトになって欲しいと願わずにはおられない。




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おっぱいは心の栄養

2012年05月18日 | 母乳は心の栄養
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今日も母乳について書きます。
おっぱい子育てを楽しんでいますか!!!!
多くのお母さんが母乳哺育で悩んだり、喜んだりを繰り返しています。
また、おっぱいで悩むお母さんも多いのも事実ですね。
周りの目や周りのお節介がその要因ですね。
そんな外野の声にも負けず授乳中の我が子の天使のような顔に幸せを感じているお母さんも多いです。
おっぱいで悩んだり、乳首を吸われることに嫌悪感を持たれるお母さんがいるのも事実です。
そのようなお母さんは、自らの育ちの中での辛い経験が嫌悪感に源になっているのではないでしょうか?
今朝も4才になる子の親と電話で話していたのですが、まだおっぱいを飲んでいます。
さみしくなると「おっぱい」に元気をもらっています。
そして、チャレンジしにまた出て行きます。
安全基地で給油しています。
おっぱいは「こころの給油スタンド」です。
子どもが成長すればするほど、といっても中学校になってもというのは問題がありますが。
昔は、小学校にいってもおっぱいを飲んでいる子がいました。
学校から帰って不安になり安心のためにおっぱいを飲んでいました。
給油スタンドに我が子がきたら受け入れてあげてください。
こころが満タンになればまた遊び出します。
成長していくと「給油」の回数も減ってきます。
時には、給油回数が増える時期もあります。
その子によって心の成長が違いますので一概にこうだとは言い切れません。
その子にあった、心のタンクの容量を感じ取ってください。
いつも満タンである必要はありません。
お母さんも心を満タンにして子育てを楽しんでください。
応援しています。




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親の都合で断乳はやめて

2012年05月17日 | 母乳は心の栄養
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親の都合で断乳するのはやめて!!!!
例え何歳になろうが「親の都合」で断乳するのはやめて!!!!
今しか見えていない。
我が子の成長した姿は見えませんか。
大好きなおっぱいを赤ちゃんがやめますか?
しゃべることも出来ない赤ちゃんがやめると言いますか?
大好きなものを無理矢理取り上げられることがどれほど苦痛かおわかりですか。
断乳で味わった苦痛がその後の成長の中で必ず出てきます。
心のバランスを崩すことがあります。
成長の過程で必ず出てきます。
卒乳というのは、子どもが自らおっぱいから卒業することです。
卒乳で子どもは自信を持ちます。
その後の成長の中で「自信」は大きな力になります。
いわば子どもにとって「卒乳」は「こころ」の自立の始まりです。
その機会を、奪いさることはゆるせない。
爺は子どもの将来を考えて「断乳」は踏みとどまって欲しい。
お願いだから子どもの将来を考えて欲しい。
我が子が悔いのない人生を送れるようにするのが「親の愛」ではありませんか。
後で後悔しても始まりません。
断乳は親にとっても不都合があります。
おっぱいを止めることで、オキシトシン(愛情ホルモン)が少なくなります。
それまでオキシトシンの作用で可愛い可愛いと思っていました。
オキシトシンが少なくなると、親のイライラが増え、時には子育てが辛くなります。
血液の病気や薬剤の投与などの理由で、おっぱいを止めなければならない場合は、
お母さんも辛いでしょうが仕方がありません。
赤ちゃんはもっともっと辛い。




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子育てを邪魔するお節介

2011年04月08日 | 母乳は心の栄養
今日の桜の蕾です。
11481

昨日のコメントをご紹介します。
まわりのお節介が楽しい子育てを邪魔します。
間違った事を押しつける心ない人が多いので困る。
  ***********

今日職場で、話の流れでまだ卒乳していないことを話した時、
「もうおっぱいをやめなきゃダメ!!!!」と強く言われびっくりしました。
理由は
①今やめなければ、小学校に上がってもやめられない。
②今の母乳にはもう栄養はないから、栄養失調になる。たとえ今はご飯を食べていても、このままだとその内食べなくなる。
③今はおっぱいを飲みながら眠れていても、このままだと段々夜眠れない子になってしまう。

上記の理由で、早くおっぱいをやめなければ子どもが可哀想だと言うのです。

ちなみにこれを言った方々は現役の看護師で、子どもさんが幼稚園~中学生のお母さんたちです。
一口に看護師といっても産婦人科や小児科に勤めていなければ、母乳育児の知識は乏しいのでしょうし、
(私自身も妊娠・出産を経て色々学びました^^;)
彼女たちが乳幼児を育てていた頃は早く現場に復帰しなくてはならず、
こういう風に教わってきたのかもしれませんが、
あまりの勢いで言われ、驚きモヤモヤしてしまい、書き込ませてもらいました。

いずれは私も夜勤をするつもりでいますが、
自然な卒乳を待ってからと思っています。

2歳を過ぎると母乳を続けることに対し、周囲の風当たりが急に強くなってきて、
時々は私の母でさえ、
「もうぱいぱいはバイバイしなきゃね」と娘に言ってますが、
そのつど娘には
「ぱいぱいといつバイバイするかは、ちゃんと○○(娘)とママで相談してから決めるのよ。だから大丈夫^^」
と言ってます。
 *************
このお母さんの方が知識が豊富です。
わが子のことをよく理解していますね。
産婦人科や小児科に勤める看護師でも母乳の知識が乏しいのが実情です。
産科医・小児科医でも同じように間違った母乳の知識を振りかざし
母子を傷つけています。
「断乳しなければ小学校でもやめられない」そんなことはありません。爺はこのような事を聞いたのは初めてです。
あきれかえります。
「今の母乳にはもう栄養はないから、栄養失調になる。たとえ今はご飯を食べていても、このままだとその内食べなくなる。」まったくのでたらめです。母乳はこころの栄養でもあります。ご飯を食べなくなることはありません。
「今はおっぱいを飲みながら眠れていても、このままだと段々夜眠れない子になってしまう」これもそんなことはありません。根も葉もないどこからでたのでしょうね。

このようなことをいう人々がいることも事実です。
間違った情報に振り回されないようにしましょうね。



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おっぱいの授乳間隔

2010年03月02日 | 母乳は心の栄養
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畑の梅がやっと咲きました。
辺り一面にほのかに梅の香りが漂っています。
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新生児期の赤ちゃんを育てているお母さんの悩みにお答えします。

山形県立中央病院小児科 の渡辺眞史先生にいただきました回答を引用させていただきます。
****************
授乳後、時間が空いていなくても、子どもが欲しがっていれば母乳をあげてもいいのか??
赤ちゃんがおっぱいを欲しがるのはお腹がすいているだけではありません。
たとえば、お腹がすいておっぱいに吸い付いてもすぐに眠ってしまい、30分ぐらいでまた泣き出し欲しがることがよくあります。
おっぱいに吸い付くことにより安心感、幸福感で心を満たすことが出来たために飲むことを忘れてしまいます。
しばらくするとお腹がすいていることを思い出しもう一度おっぱいを欲しがり今度はしっかり飲みます。
おっぱいには心を育てるという役割もあります。
時間ごとの授乳は心を忘れたお腹を満たすだけの飼育につながる考え方です。
授乳の時間は赤ちゃんが欲しがったときに、またお母さんがあげたくなったときです。?
****************
参考にしておっぱい子育てを楽しんでください。





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おっぱいは心の給油スタンド

2009年12月04日 | 母乳は心の栄養
今朝の散歩で発見!!!
なんと、百合の花が咲いていました。
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小さな百合の花が側溝の中で咲いているので驚きました。
季節はずれの花を見ると幸せになります。
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今日も母乳について書きます。

おっぱい子育てを楽しんでいますか!!!!
多くのお母さんが母乳哺育で悩んだり、喜んだりを繰り返しています。
また、おっぱいで悩むお母さんも多いのも事実ですね。
周りの目や周りのお節介がその要因ですね。
そんな外野の声にも負けず授乳中の我が子の天使のような顔に幸せを感じているお母さんも多いです。

おっぱいで悩んだり、乳首を吸われることに嫌悪感を持たれるお母さんがいるのも事実です。
そのようなお母さんは、自らの育ちの中での辛い経験が嫌悪感に源になっているのではないでしょうか?

今朝も4才になる子の親と電話で話していたのですが、まだおっぱいを飲んでいます。
さみしくなると「おっぱい」に元気をもらっています。
そして、チャレンジしにまた出て行きます。
安全基地で給油しています。
おっぱいは「こころの給油スタンド」です。

子どもが成長すればするほど、といっても中学校になってもというのは問題がありますが。
昔は、小学校にいってもおっぱいを飲んでいる子がいました。
学校から帰って不安になり安心のためにおっぱいを飲んでいました。

給油スタンドに我が子がきたら受け入れてあげてください。
こころが満タンになればまた遊び出します。
成長していくと「給油」の回数も減ってきます。
時には、給油回数が増える時期もあります。
その子によって心の成長が違いますので一概にこうだとは言い切れません。

その子にあった、心のタンクの容量を感じ取ってください。
いつも満タンである必要はありません。

お母さんも心を満タンにして子育てを楽しんでください。
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おっぱい、周りのお節介

2009年04月15日 | 母乳は心の栄養
母乳哺育については多くの方が悩んだり喜びを感じたりと複雑ですね。
何も感じることなく「卒乳」までいく方はすくないでしょうね。
今日は、おっぱいについてです。
Photo_2

    **************
1歳2ヶ月の息子を母乳で育てております。
最近、少し困ったなと思うことがありご相談させていただきました。
実はうちの息子、1歳を過ぎてから急におっぱいの回数が増えてしまいました。
それまでは、寝かしつけと夜中に4~5回だったのですが、ここ最近は朝起きておっぱい、ご飯を食べている時、ヒマそうな時、外遊びから帰った時、目覚めた時など、新生児なみにおっぱいおっぱい!と私の服をめくってきます。
ちょうどあんよが始まったのと時を同じくしてなので、不安な事も増え、おっぱいを飲んで安心して世界を広げているのかな?とは考えているのですが。
このまま自然卒乳できるのか心配です。
友達にも「まだ飲んでいるの?」と言われ、なかなか相談しづらくなってきてしまいました。

区の育児相談で保健師さんに相談してみたところ、夜起きる回数も多いし、遊び足りないのでは?と言われましたが、毎日出来る限り、本人が疲れてだっこというまでしっかり遊んでいます。

こんな様子の我が息子への頻繁な授乳は問題ありませんでしょうか?
ちなみにごはんまもりもり食べております。
   **************
これまで順調に母乳哺育をされてきましたね。お母さんの努力のたまものですね。
お子さんも幸せですね。

1歳2ヶ月というと、これまでの生活から新しい冒険をたくさんしながら多くのことを学び、成長していきます。
そんな時に「おっぱい」は不安な心を静めてくれる安定剤です。

まわりの「お節介」に惑わされることなくお子さんの意思に従ってください。
必要だから求めているのです。
皆さんのお子さんです。
他の人から何かを言われてそれに「惑わされたり」「悩んだり」「動揺」するのは、自分に自信がないからです。
愚かなことです。
我が子に教わりなさい。我が子は親の教師です。

頻回であれ、何であれ「授乳」に問題はありません。

人の意見に振り回されない子育てをしてください。
振り回されるから不用な「育児雑誌」「育児本」を買うのです。
そんなくだらん「本」を読むのなら我が子の「顔色」「肌つや」「きげん」を見なさい。
無駄なお金を使うな。

自然は偉大です。自然に任せて生きて行きましょう。

あなたの素晴らしい子育てにエールを送ります。
卒乳まで迷うことなく「おっぱい子育て」を楽しんでください。





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赤ちゃんも心に不安を感じてる

2008年12月30日 | 母乳は心の栄養
今日はいただいたコメントの中からご紹介します。
赤ちゃんの不安とおっぱいについて、いぜんに「おっぱいは心の栄養」と言う記事を書かせていただきましたが、それに気づいていただいた方をご紹介します。
    ******************
ひげ爺、こんばんは。
ところで、今日お風呂でふと思ったことがあり、コメントしました(またまた記事から逸脱したコメントですみません…)。

娘とお風呂に入ると(娘は今8か月です)、必ずお乳を吸うんです。私とお風呂に入り始めた二ヶ月ごろからずっとこうです。
最初のころは「お風呂だからおっぱいだめだよ」と言っていたのですが、そのうち諦め、今は「ま、いっか!」と気楽に娘の好きにさせています。

娘はお風呂は好きなのですが、頭を洗われたり、体や顔を洗われるのがまだ怖いようで、それをするとその次は必ずおっぱい…なんです。
それで今日、ふと、ひげ爺がよく仰る「おっぱいは心の栄養」という言葉を思い出して、娘なりにお風呂に慣れようと頑張っているのかな・・・?なんて思いました。
ただおっぱいがそこにあるから飲んでしまうのか?それとも意思を持って飲んでいるのか・・・娘ではないのでわからないのですが、今日はなぜだか意思を持って飲んでいるんだなあ・・・なんて思いました。

この8ヶ月、母乳のことや抱っこのこと、その他色々なことで思い、考えてやってきたのですが、迷った時はいつも、こんな風でいいのかな?いいんだよね?とひげ爺のブログで確認して安心を貰っていました。
本当に本当に助けて貰ってありがとうございました。
   *********
ーひげ爺ー
お子さん「不安」だったのでしょうね。?だから安心のために「おっぱい」を求められたのでしょうね。?そこによく気がつきましたね。?またのども渇いたのかもしれません。
入浴時に「怖さ」「不安」をあなたは感じていませんでしたか。?その不安が赤ちゃんに「投影」されていたのでしょうね。?母乳は「こころの栄養」です。
     ****************
今日、ひげ爺が教えて下さった事を思いながらお風呂に入って娘の様子を観察してみました。?確かに私は、元気で動き回る娘の顔や頭を洗った時に娘を落とさないか、?泣かないだろうか…などちょっと不安を感じながらお風呂に入れていました。?特に生後二ヶ月のころは恐る恐る…だったと思います。
今日は「泣いてもいいか」という気持ちでお湯をかけてみましたところ、?やはりおっぱいは欲しがったのですが、?一時のように「怖いよぉ~」という?不安を解消するために?むしゃぶりつく、というのとは違う様子に感じました。
湯船に入った時は抱っこで向き合っているので目に入るせいか、?どうしても欲しがりましたが、?少しあげて満足すると、くるっと向きを変えてお風呂の中からあちこちに手を伸ばして色々なものを触ったり、?触ろうとして楽しんでいました。これもまたひげ爺が仰ってた?基地(母親)の確認後に?安心して遊べる、?ということともつながるのかなあと?おぼろげに思いました。
お風呂ひとつとっても色々と感じることが出来、子育てって奥深くて楽しいなあと改めて感じた次第です。?ありがとうございました。
   ****************
 子育ては、奥が深くだれも「免許皆伝」とはいきません。
全ての人が悩むのです。

一つ言えることは「お腹にいる赤ちゃんも生まれた赤ちゃん」全ての赤ちゃんが親と同じように「不安」「怒り」を感じると言うことです。
不安を与えない子育てが出来るように考えるといいですね。
これも理想です。自分の出来ることでいいのです。無理する必要はありません。



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授乳タイムを孤食にしない

2008年11月06日 | 母乳は心の栄養
本日は、愛知県犬山市に来ています。
旅館の部屋に宿泊しています。
風邪が治らず、声がかれて出ない常態です。
明日の講演が控えていますが何とかなるでしょう。
出なければ出ないなりにやります。

お母さんは、我が子にどのようなかたちで授乳していますか。
我が子の瞳を見ながら優しく語りかけながら授乳している人はどれだけいるでしょうか?

7割から8割のお母さんがテレビを見ながら授乳していると言われます。
赤ちゃんが楽しみにしていたおっぱいタイムは、お母さんとの交流タイムです。
しかし、テレビや携帯メール、パソコン操作をしながら、お母さんの心ここにあらず、せっかくの授乳も単なる餌やりに終わってしまいます。
好ましくない育児見本の孤食そのものです。

おっぱいやミルクを与えるときには、優しく微笑みながら声をかけて与えてください。
そして必ず抱いてあげてください。
以前いわれていた「抱き癖」という言葉は無くなりました。
しかし、まだ抱き癖がつくという祖父母がまだいます。とても残念です。

抱かれる子ほどいい子に育ちます。
関係性の障害によって生じたトラウマの累積により、将来生じるかもしれない非行行為の発生を予防するためには、抱っこが最善の癒しとなります。

たくさん抱いてあげてください。



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母乳は心の成長に必要

2007年08月11日 | 母乳は心の栄養
「いつまでも授乳していると赤ちゃんが自立できないから、断乳しなさい」と言われましたがそうなのでしょうか」という相談もよく受けます。
母乳に関連する相談は非常に多いです。

昨日の相談から「体重が成長曲線を下回っているため、完母でいいか悩んでいます。
乳腺炎になり通い始めたおっぱいマッサージの助産師さんは「ミルクを足す必要は全くない」といい、小児科の先生は「ミルクを足すべきだ」といいます。
3ヶ月に入り首もすわり、3ヶ月と6日目で寝返りも成功し、よく笑うし、おしゃべりもしています。
授乳回数は8~11回ぐらいですが、3時間はあけるなという指導のもと泣く前に飲ませるようにしています。
ただ夜中等起こさなければ4~5時間ぐっすり眠っています。
入院中に何度か糖水をあげただけで、母乳以外は夏の暑い日麦茶20mlを2回ほど飲ませただけです。
(これも飲ませた方がいいのでしょうか?)活発に動いており、顔周りはふっくらしてきており、やせ細っている感じはうけないので、ずっと母乳だけできました。
でも確かに周りの子に比べるとすごく小柄で足すべきか迷っています。」

この赤ちゃんの場合は、母乳哺育でいい子育てが出来ていると思います。
お母さんを悩まし、苦しめるのは小児科医。
小児科医の不勉強で母乳哺育に対する認識がなく、人工乳の方が栄養が高く成長にいいという考え方が根強くある。
医師は、身体の発育だけを診るのではなく、心の発育もいなければならない。
母乳は単に栄養だけではなく心を育む栄養でもあります。
相談の赤ちゃんもお話を聞くと十分におっぱいを飲めているようです。
おしっこもたくさん出ています。
赤ちゃんにも体重や身長など、100人いれば100通り、やせている子もいれば肥っている子もいます。
母乳だけでもボンレスハムのようになったむちむちの足や手、反対にやせた赤ちゃんもいます。
成長曲線の下だから人工乳を足しなさいという安易な発想には怒りを覚えます。
小児科医もっと勉強せよ!!!と言いたい。また言い続けていきます。
それも私の仕事だと思っています。

母乳は、お母さんと赤ちゃんの心の栄養です。
授乳はお母さんにとっても心地よい時間でなければなりません。
何人もそれを邪魔したり妨害してはなりません。

よくあるケースは、おじいちゃんおばあちゃんの間違った母乳の知識や、母乳で育っていないお母さんお父さん、さらには断乳されたお父さんは心に傷を負っていますので、我が子への授乳にたいして憎悪を持っていることがあります。
その憎悪から母乳への理解が不足します。
「母乳より人工乳」の方がいいと母乳哺育に反対します。
その背景には、段階の世代が子育てされた頃にアメリカ流育児が推奨され、勉強熱心な女性や医師、マスコミがそれを取り入れられた。
「いつまでも飲ませていると自立心がつかない」「ベビーベッドで寝かすことは自立心を高める」などと言われ実践されてきました。
自立の強要が、最近のいじめ、自殺、虐待その他のこころの問題や少年犯罪や犯罪の原因の一つ となっているといわれています。

「自立」は自分で立つということで、強制されてできるものではありません。
本当の自立心を育てるには、赤ちゃんが自らおっぱいから離れていくのを待つ ということが重要です。
鳥の巣立ちと一緒です。
それが自然卒乳です。

以前にも書きましたが、親の都合で止めさせるのはどのような場合でも断乳です。
不幸にも断乳してしまった親は、我が子をたくさん抱いてあげてください。

これからお産を迎える方は「心あるお産」ができる施設をさがしてください。
豪華な食事やアメニティで選んだり、ベルトコンベアにのった流れ作業の赤ちゃんを無視した施設で産まないようにしてくださいね。
母子別室では母乳で育てるのは難しくなります。
なぜならば最初の数日が一番大切な「頻回授乳」をしなければならないからです。
授乳は「3時間おき」これは人工乳の場合です。
母乳は「1時間半から2時間」で授乳です。
3時間おきの授乳をうたっていたり、母親教室で指導する産院では母乳哺育はできません。
母乳哺育ができる確率がさがります。

母乳哺育の第一歩は、あなたの分娩施設選びです。
さらにはお産について学んでください。
不勉強は取り返しがつきません。
正しい情報を得ることも肝要です。
妊娠情報誌等は絶対に買わないでください。
間違った情報や商業主義に毒されています。
広告による商売優先だからです。
不必要な育児用品やファッションの広告が氾濫しています。

そのような雑誌を発行している会社の中では、子育てや社員に優しくないです。
私の元にその会社の社員からの相談もあります。
その人たちが作る情報は信じられない。

雑誌が生んだ「セレブ出産」「ブランド出産」、ばかばかしい限りです。
赤ちゃんのことを無視した、お産を助長し、無知な親を大量に作るだけです。

もっともっと賢いヒトになって欲しいと願わずにはおられない。


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