ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

育児書・育児マニュアルを捨てて

2013年06月26日 | 子育てにマニュアルは必要ない
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子どもは、「宝」ですね。?親は子育ての中で、学び成長していきました。?
そこには、マニュアルもない、育児書もない。
?全ては、日本の家族制度である大家族が、親から子へ「伝承」されてきたのです。
?子は、子育てを家族の中から学んでいました。
?自宅でのお産は、子どもにとっては「学びの場」でした。
?きたるべき時に備えて、知らず知らずに学んでいました。
子育てについても同じように、家族の中で学びました。
?年長の子が下の子を「子守」することで、赤ちゃんの「あやし方」「おむつの替え方」「遊び方」「家事」など子育てや生きていく上で大切な多くのことを学びました。
そこには、育児書、育児マニュアルなどを売る「悪徳出版社」は存在しませんでした。
?そんな「本」は全く必要なかったのです。
今、多くの子育て中の「親」が、不必要な育児書やお産のための情報誌を購入し、悩みを深めています。?
特にひどいのが育児書です。?
育児書は、「粉ミルクメーカー」「不必要な育児用品」のPR雑誌です。
?型どおりの育児情報と金を使わせるための欺瞞に満ちた文章に、だまされ購入しています。?
子どもの「猿ぐつわ」である「おしゃぶり」は拷問の道具である。親の都合で口をふさがれている赤ちゃんを見ると情けなくなります。?
この行為が「依存症」の始まりであり自立の妨げになる。
赤ちゃんが「欲しい」といったわけでもなく、親の愚かな見栄や欲望を満たすための子どもは「大人のおもちゃ」とかしている。
子育ての「第一歩」は育児書を買わないこと「捨てる」ことである。
育児書のために、子育てに苦しんでいる「親」が非常に多い。
?マニュアル世代の親たちにとって、必需品なのであろう。
?でもそれによって「苦しむ」のは親ではなく「犠牲者」は赤ちゃんであることを忘れてはならない。?
「赤ちゃん」は一人一人顔が違うように「心」も「体」「成長」皆違うのである。?
その子にあった「育児書」は存在しないのである。
今すぐ「育児書」を捨てて、内なる心の中にある「ヒト」としての本能に目覚めてください。

今の日本人は、快楽を求め過ぎた結果、その本能を失ってしまっています。
子育ては理屈ではできない。





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明日はママヨーガ

2013年06月25日 | 丹波篠山暮らし
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明日は10時からママヨーガです。
場所はいつもの篠山市・細工所のハートピアセンターです。
ベビーヒーリングタッチ参加者は9時40分にお越しください。

楽しい時間を過ごしましょう。
お待ちしています。

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モリアオガエルの卵

2013年06月22日 | 丹波篠山暮らし
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田んぼの上の柿の木に兵庫県の絶滅危惧種のモリアオガエルが卵を産んだ。
卵は泡に包まれている。表面が乾燥して紙のようなシートとなって黄白色の卵塊となり、孵化するまで卵を守る役割を果たします。
約1週間ほど経って卵が孵化する。孵化したオタマジャクシは泡の塊の中で雨を待ち、雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下し水の中で成長し、森の中で生活する。下の田んぼに蛙になるまで水があることを祈っています。
梅雨時に産卵する賢い生き物である。
僕の住む里山にはまだまだ自然がある。
その自然は、僕の生き方を支えてくれる。
自然は爺の先生である。

自然に感謝して今日も生きます。



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ヒーリングタッチ

2013年06月21日 | 丹波篠山暮らし
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昨日から梅雨寒が続いています。
昨夜はしまった冬用の毛布を羽布団の上に掛けて寝ました。
寒くて夜中に目が覚めました。
今日はベビーマッサージ&ひげ爺の辻説法を行いました。
参加者が少なく和気藹々とした中で行われました。
気になって支援させていただいていた親子が来てくれました。
素晴らしい成長をしてくれていました。
再会がしたいと思っていたのでうれしかった。
楽しいおやつの時間もゆったりと話ができました。
子ども達はお手伝いしたあと揃っていただきました。



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ベビーマッサージ&辻説法

2013年06月20日 | 丹波篠山暮らし
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明日(21日)は、午前10時から篠山市・細工所のハートピアセンターで、ベビーマッサージ&ひげ爺の辻説法を行います。
雨かもしれませんが楽しい時間を過ごしましょう。
お待ちしています。ベビーマッサージは参加費500円いります。
講師は、北川美佳ちゃんです。



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7月5日イベント

2013年06月19日 | 丹波篠山暮らし
「2.pdf」をダウンロード

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7月5日に、篠山市でアーユルヴェーダ(インドの伝承医学)に基づくセルフケア「頭(髪・頭皮・脳)と意識のやすらぎのセミナー」と題して開催します。
講師はシーマさんです。

是非ご参加ください。




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離乳食

2013年06月18日 | 離乳食
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多くの親が、離乳食を早くつくりたい。
我が子に、手作りの離乳食を食べさせたい。
それが親のつとめ!!!
我が子が成長した!!!
そんな思いを持っています。
そこで、自治体の4ヶ月健診にいき、離乳食指導を栄養指導を受け、「離乳食」に無知なお母さんにたたき込みます。
指導を鵜呑みにした無知な「母親」は、5ヶ月をすぎると喜び勇んで、テキスト通りの離乳食を「レシピ」に基づいて時間た手間を掛けて作ります。
完成した「離乳食」を鬼気として与えます。

そんな親の心を赤ちゃんは見透かし口を開けてくれません。
せっかく作ったのに食べてくれない。
イライラはつのります。
イライラしながら作るので、わが子はますます食べてくれません。
お母さんの思うようには進みません。
離乳食の不安から産後鬱になる方もいます。
生後半年、母乳が栄養の赤ちゃんにとって主食は「おっぱい」です。

離乳食に血眼になっているのは、最初の子だけ!!!
第二子三子にばれば、そんなことはしません。
適当にその辺にある赤ちゃんでも食べられそうな食材を口に入れてそれで終わり。

爺は、おっぱいの赤ちゃんは離乳食はいらないと思っています。
何故ならば、お母さんが食べているものをお母さんの血液を通して食べているからです。
赤ちゃん食は遅くてもいいのではないでしょうか。
6ヶ月から始めなければいけないものではありません。

人工乳の赤ちゃんには、必要です。
牛のおっぱいを飲んでいるのでヒトの食べ物を知るために必要です。
食欲には個人差があります。
食べる子、食べない子。
月齢によっても違います。

無理強いしないで楽しい食事をしましょう。
親が楽しい食事をしていれば食べ物に興味を持ちます。
その時がおっぱい以外の食べ物を与える時期です。

情報や栄養士に振り回されないでください。



離乳食の進み方は子どもによってそれぞれに違います。
ドンドン食べてくれる子もいれば、何か月たってもほとんど進まない子どももいます。
お母さんの思うように進むものではありません。
離乳食の大切さは、たくさん食べることではなくて、家族揃ってご飯を食べたら楽しいよ!ってことを赤ちゃんに分かってもらうことが一番です。

親がおいしそうに食べていると、赤ちゃんが手を伸ばして取りにくるようになれば、試しにおかずの中にジャガイモやカボチャの柔らかいのとかを用意して一緒に食べるとおいしいね!って食べさせて下さい。
いっぱいこぼしてもいいでしょ。

 赤ちゃんを一人で座らせて、味のない離乳食を口まで運んで無理矢理食べさせる。
そんなの食べなくて当たり前ですよね。




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親が我が子の召し使え

2013年06月15日 | 子育ての悩み
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親が奴隷になってはいけないことを、新生児を育てている親に伝えてください。

************
数日前に、こちらのブログにたどり着きました。
一歳二ヶ月の息子の母です。
?
いつもどこか気にかかっていることがありまして、ひげ爺さまならどのようなご指導をして下さるかしらと思い始め、今、思い切って、メールをお送りすることを決心しました。
?
気にかかることとは、
①寝返り→お座り→立ち上がって歩く、この過程の、→の部分(動作のつながりの部分というのでしょうか)を自分ですることができません。(やろうともしません。)
?
寝た状態から寝返りはかろうじてしますが、うつぶせになると、すぐに泣いて母親を呼びます。起こして座らせると、自分で座っていることができます。
自分で何かにつかまって立ち上がろうとしません。
でも、立たせてやると、
つかまり立ち、つたい歩きをします。
が、立っている状態から自分で座ることができません。
あと、手を引いてやれば、どこまでも歩けます。
あと、ハイハイはできません。最近は少し「いざり」が始まりました。
?
このように、個々の動作(ハイハイを除く)はできるのですが、つなぎの部分が自分でできないことが気がかりなのです。
?
②自分でやってみたいという気持ちがないように見えます。
?
①ともつながるかとも思いますが、起き上がりたいとき、立ち上がりたいとき、歩きたいとき、母親にやってもらうもんだと思っている様子です。
食事も、食べたいものに手を伸ばすことをせず、母親に食べたいものを合図します。
ストローマグを自分で持って飲むこともしません。哺乳瓶でさえ、自分で持とうとしません。
?
?
息子は、一歳一ヶ月のときに、ようやく寝返りができるようになりました。
ひげ爺さまの、「お座りを急ぐな!」のお言葉に、ハッとしました。
寝返りが遅かったせいで、周りからも急かされ、焦って、6ヶ月後半から、寝たままの息子を起こし、支えながらお座りさせてしまっていました。
ほどなくして自分で座っていられるようになりましたが、
ひげ爺さまのおっしゃる通り、そこから何も進まず。。。
一歳になったときに、これもまた周りから急かされ(姑さんからちゃぶ台が送られてきて)立つ練習を始めました。
これもほどなくして立っていられるようになり、つたい歩きも、促せばするようになり。
手を引いて歩かせてみれば歩くし、本人も歩くことが楽しい様子です。
今では、移動したいとき、いざることができるのにも関わらず、
母親を促し、手を引かせます。
?
?
反省(?後悔?)することは多々あります。
親が勝手な手出しをした結果、
ハイハイをしないままになってしまいそうですし。
(ひげ爺さまの、「後悔なんてしないで。あの時は一生懸命だったのだから。」のお言葉、涙が止まりませんでした。)
?
今からでも、何か挽回できることがありますでしょうか。
ひげ爺さまなら、なんと叱ってくださいますでしょうか。
もしかしたらお返事を頂けるかもしれないと希望を持ちつつ。。
失礼いたします。
?
追伸:大学病院にて、体の異常はないとの診断を受けています。
?
追伸2:出産後すぐに引越ししました。
友人知人のいない土地でしたので、あまり外に出ない生活をしてきました。
そのためか、息子は敏感(神経質?)な子で、母親にベッタリ、たまに支援センターなどに行っても泣いてばかりいます。
おじいちゃんおばあちゃんにも全然なつかず、抱っこしようとしても大泣きします。
家でも母親と常に体のどこかが触れあっている状態です。
*****************
困ったことですね。
無知が招いた結果が出ていますね。
親がわかっているように「つなぎの動作をしない」このことが重大です。
しなくても欲求が通るようにさせてしまったのです。
嫌がれば親がすぐに手を貸す。
だから動作が連係しないのです。つなぎの動作をしないですんでしまう。

何もかも「自分でする」行為を必要としないですむようになってしまったのです。
「親」を奴隷化してしまい、自分の配下にしてしまったのです。
賢い子ですね。
「泣けば」何でもしてもらえる。ハイハイもしないですむ。起き上がれなくても座らせてもらえる。
泣けば「飲ませてもらえる」「食べさせてもらえる」ほ乳瓶も持つ必要が無い。食事も「口を開けたら入れてくれる」天国の住人ですね。
食べたいものを指示すれば親が口に運んでくれる。
手づかみで食べることを今からでもさせなければ大変な事になります。
自分で何もしないから「筋肉」がついていないから今後ますます自発的行動が出来なくなる。

「神経質な子」ではなくて、自分の奴隷である親を側に置いておきたいだけである。
何もかも「全ての行為」を親にさせています。
それでは他者とコミュニケーションを図ることはできません。
他者になつかないのは当たり前です。

表情も無表情に近い。「泣く」という行為と「無言」で物事をすませている。
「大学病院の診察で体の異常はない」と診断されたとのことですが、異常は大いにあるのではないでしょうか。
自発的に行動しない。表情が硬い。つかまり立ちできない。等々、素人の爺が見てもおかしい。
大学病院だからいいとは限りません。
むしろ「悪い」方が多いのです。
いいかげんに「大学病院崇拝」はやめませんか!!!
知識が低い医師が多すぎます。

自発的に行動するためには、親の干渉、手出しを減らしていくことしかありません。こどもにやる気をおこさせなければいけません。

ついていない筋肉をつけていくためには、足の屈伸運動やリハビリ運動がかかせないのです。
おもちゃ遊び、手づかみの食事、欲しいものは自ら取る等の行為が出来るようにしていくことです。

そして、心を鬼にして「奴隷」から開放されことです。
親として賢く先を読んで行動することが大切です。
子どもに見透かされないように立ち回り、準備をする。

「手をつなで歩いている」親の手をたよりに足を出しているだけであり、
歩行とはほど遠い。足の指も歩行には早く指が使えていない。
親に引っ張られてついて行ってるだけである。

全ての新生児を育てているお母さん、早い時期から「うつぶせ」にしてあげてくださいね。
赤ちゃんだけでさせるのではなく、うつぶせしている赤ちゃんの目の前におほったらかしではなく、母さんが必ずいて「あやし」てあげてください。

我が子の奴隷にならないでください。
一定の月齢になったら「自分」でするように育ててください。
うつぶせからハイハイに進んで行きます。寝返りも大切です。

早くから座らせるな、自分でお座りが出来るようになるまで座らせてはいけない。

この子がなおるためには、親の意識を変えるしか方法はありません。
親の介入を減らして、自主的に行動が出来るように促していくことしかありません。
子どもは賢い、子に見透かされる親になってはいけない。
我が子をたくさん遊んであげてください。
表情豊かな子に育てるには親子の遊びが大切です。
楽しい子育てがいい子を育てる。
無知は子育ての大敵。
知らなかったら聴けばいい。
無知な親への教育の必要性を痛感しました。

親を育てる「塾」を篠山で定期的に開きます。
素晴らしい人を育てるためには「親育て」が必要なことを痛感しました。

このような学びを爺に与えてくれたことに感謝いたします。
いい勉強になりました。





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ベビーカー

2013年06月14日 | 日々の思い
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近頃の親は、月齢の浅い赤ちゃんをベビーカーに乗せる傾向がある。
その背景に潜んでいるのは、生活様式の変化にや学校での運動や遊びにあります。
背筋力の低下によって、赤ちゃんを長時間抱っこできないという理由。
また、外国メーカーやファッション性を重視したベビーカーを押す姿が「かっこいい」という幻想を妊娠中から抱いている等の理由による。
また、ベビーカーに乗せて自分は楽をするといった考え方もあるようだ。

ベビーカーは、ある意味では「便利」な道具でもありますが、危険も伴いなます。
赤ちゃんが前向きに座っていると、眼を見ることが出来ません。
話しかけても聞こえにくく、赤ちゃんの状態を感じ取ることも出来ません。
赤ちゃんは、ベビーカーによって親とのコミュニケーションを遮断され、これはある意味での「ネグレクト」である?
ベビーカーで泣いている赤ちゃんに、顔を近づけてあやしている姿をあまり見ません。
抱っこでは、泣いている赤ちゃんにはすぐにあやします。
だこやおんぶは、肌と肌の触れあいがあり、顔と顔、眼と眼を合わせ微笑みかけたり、話しかけ等をします。
これらの行為が赤ちゃんの心の安定につながります。

ベビーカーに乗って喜ぶのは一歳を過ぎてからである。
この頃になると乗りたがる。
小さな赤ちゃんをベビーカーに乗せるのは親の都合。
身体の都合や荷物が多いなどの理由で寝せる場合は、親に顔が向くのがいいです。
それがない場合には、時々顔をを見たり話しかけたり、抱っこをしてあげてください。
信号待ちなどでは、ベビーカーを車道に出すのではなく、親が腰をかがめて相手をしてあげてください。

一歳まではベビーカーを止めて抱っこおんぶを多用してください。
赤ちゃんは、親に抱かれることを望んでいます。
お母さんの優しさと温もりが欲しいのです。

ベビーカーは、特殊なケースを除いて必要ありません。
早いうちに「買わない」「乗せない」。「抱っこ」「おんぶ」を多用してください。
子育てにベビーカーを全く買わず、使わない親もいます。
ベビーカーは「ファション」ではありません。
ブランドも必要ありません。




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大変な2歳児

2013年06月06日 | 子どもの成長


この時期の子どもに手こずるお母さんは多いです。

無理矢理人との接触をさせて免疫や馴れさそうなどとと思わないでください。
子どもはますます恐怖心を増大させ、不安におびえてしまいます。
人見知りがさらにひどくなります。
優しい年長の子どもに遊んでもらう機会がれば、遊んでもらうのがいい方法です。
年長の子にとっても、下の子の面倒を見ることは大きな意味があります。
人との関わり方を学ぶことが出来ます。

焦らず時間をかけて、不安を少しずつ和らげて行くことが大切です。
また、自立心がつくように心がけることも重要です。

この時期は第一反抗期でもあります。
2歳から3歳にかけておこります。
発達や個人差によっては多少前後します。

子どもの自発性が急速に伸びているので、なんでも自分でやりたがります。
反抗することによって、自我が発達していくことにもなります。

自分の思いを頑なに、とおそうと意地をはります。これは、順調に心が発達してきた証です。
大いに喜ぶべきことですが、親の心にゆとりがある時はいいですが、ゆとりがない時にはついイライラして怒ってしまいます。
親としてごく当たり前だと思いますが、ここは一つじ~~~と、我慢をしてください。

子どもには、善悪の判断をする能力が身についていますので、大きな事故になるような要求はしません。
温かいまなざしで包んで見てあげてください。

反抗期の子どもに対しては、できるだけ柔軟な態度で臨むことが大切です。
できるだけ本人の要求を肯定的な態度で受け止めてあげ、まわりの大人がむきにならないように気をつけましょう。
また、危険なことをしようとする時には、子どもが理解出来るように話をして諭してください。

子どもの自発性が伸び、何でも自分でしようとしますが、それが出来ないと反抗します。
反抗を無理矢理に抑え込んでしまうと反発します。
自発するこころの芽を摘むことになり「やる気」をなくしてしまいます。

親は子どもが成長したから反抗期がきた、それは喜ばしいことだと認めて上手に対応することが大切です。
3か月から6か月で「第一反抗期」を卒業していきます。しかし、これにも個人差があります。

誰もが通ってきた道です。
親も寛大な心で我が子の成長を喜びましょう。Img_6983




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妊娠後期は心穏やかに

2013年06月03日 | 出産・育児
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(ライラックの花)
妊娠後期には、お腹の赤ちゃんの心は自分の意思を現すことが出来るまで育っているのです。
昔は、数え年でお腹に宿った時を一歳と数えていました。
仏教でもお腹にる時を大切にしていました。
無事に出産ができることが少なかった時代ほど子どもを慈しんでいました。
お産は「二つの死」を意味していました。
「赤ちゃんの死」「母親の死」です。
命懸けでお産をしました。

知り合いの産婆は、三つの命を懸けてお産に望んでいます。
その三つとは「赤ちゃん」「産婦」「産婆=産婆生命」を懸けて望んでいるのである。
医師も同様に命を懸けています。

今の妊婦は、お産を安易に人任せにしすぎます。
医師や助産婦が産むのではありません。
お腹の赤ちゃんと共に命を懸けて産むから、生まれた我が子が「愛しく可愛い」のである。
お腹の中から「愛着」が育まれ、出生後6週までに絶対的信頼関係を構築しなければいけません。
信頼関係によって母子一体感が築かれます。
早期の母子分離は後の母子関係に大きな歪みを生みます。
そのためには、産後すぐの母子のハネムーンをすることなく、
正常な赤ちゃんが新生児室に運ばれるのはある意味で悲しい。

母子の体調によっては、無理がありますが、正常な分娩ができたら早期母子接触を行う。
その際に医療従事者は、母子を常に見守る責務がある。
異常を発見したら適切な医療処置をとる。

産後の病院への見舞いなどはいかない方がいい。
母子の邪魔をすることになるからである。
退院してからお祝いに行くくらいの配慮が必要である。



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