親が奴隷になってはいけないことを、新生児を育てている親に伝えてください。
************
数日前に、こちらのブログにたどり着きました。
一歳二ヶ月の息子の母です。
?
いつもどこか気にかかっていることがありまして、ひげ爺さまならどのようなご指導をして下さるかしらと思い始め、今、思い切って、メールをお送りすることを決心しました。
?
気にかかることとは、
①寝返り→お座り→立ち上がって歩く、この過程の、→の部分(動作のつながりの部分というのでしょうか)を自分ですることができません。(やろうともしません。)
?
寝た状態から寝返りはかろうじてしますが、うつぶせになると、すぐに泣いて母親を呼びます。起こして座らせると、自分で座っていることができます。
自分で何かにつかまって立ち上がろうとしません。
でも、立たせてやると、
つかまり立ち、つたい歩きをします。
が、立っている状態から自分で座ることができません。
あと、手を引いてやれば、どこまでも歩けます。
あと、ハイハイはできません。最近は少し「いざり」が始まりました。
?
このように、個々の動作(ハイハイを除く)はできるのですが、つなぎの部分が自分でできないことが気がかりなのです。
?
②自分でやってみたいという気持ちがないように見えます。
?
①ともつながるかとも思いますが、起き上がりたいとき、立ち上がりたいとき、歩きたいとき、母親にやってもらうもんだと思っている様子です。
食事も、食べたいものに手を伸ばすことをせず、母親に食べたいものを合図します。
ストローマグを自分で持って飲むこともしません。哺乳瓶でさえ、自分で持とうとしません。
?
?
息子は、一歳一ヶ月のときに、ようやく寝返りができるようになりました。
ひげ爺さまの、「お座りを急ぐな!」のお言葉に、ハッとしました。
寝返りが遅かったせいで、周りからも急かされ、焦って、6ヶ月後半から、寝たままの息子を起こし、支えながらお座りさせてしまっていました。
ほどなくして自分で座っていられるようになりましたが、
ひげ爺さまのおっしゃる通り、そこから何も進まず。。。
一歳になったときに、これもまた周りから急かされ(姑さんからちゃぶ台が送られてきて)立つ練習を始めました。
これもほどなくして立っていられるようになり、つたい歩きも、促せばするようになり。
手を引いて歩かせてみれば歩くし、本人も歩くことが楽しい様子です。
今では、移動したいとき、いざることができるのにも関わらず、
母親を促し、手を引かせます。
?
?
反省(?後悔?)することは多々あります。
親が勝手な手出しをした結果、
ハイハイをしないままになってしまいそうですし。
(ひげ爺さまの、「後悔なんてしないで。あの時は一生懸命だったのだから。」のお言葉、涙が止まりませんでした。)
?
今からでも、何か挽回できることがありますでしょうか。
ひげ爺さまなら、なんと叱ってくださいますでしょうか。
もしかしたらお返事を頂けるかもしれないと希望を持ちつつ。。
失礼いたします。
?
追伸:大学病院にて、体の異常はないとの診断を受けています。
?
追伸2:出産後すぐに引越ししました。
友人知人のいない土地でしたので、あまり外に出ない生活をしてきました。
そのためか、息子は敏感(神経質?)な子で、母親にベッタリ、たまに支援センターなどに行っても泣いてばかりいます。
おじいちゃんおばあちゃんにも全然なつかず、抱っこしようとしても大泣きします。
家でも母親と常に体のどこかが触れあっている状態です。
*****************
困ったことですね。
無知が招いた結果が出ていますね。
親がわかっているように「つなぎの動作をしない」このことが重大です。
しなくても欲求が通るようにさせてしまったのです。
嫌がれば親がすぐに手を貸す。
だから動作が連係しないのです。つなぎの動作をしないですんでしまう。
何もかも「自分でする」行為を必要としないですむようになってしまったのです。
「親」を奴隷化してしまい、自分の配下にしてしまったのです。
賢い子ですね。
「泣けば」何でもしてもらえる。ハイハイもしないですむ。起き上がれなくても座らせてもらえる。
泣けば「飲ませてもらえる」「食べさせてもらえる」ほ乳瓶も持つ必要が無い。食事も「口を開けたら入れてくれる」天国の住人ですね。
食べたいものを指示すれば親が口に運んでくれる。
手づかみで食べることを今からでもさせなければ大変な事になります。
自分で何もしないから「筋肉」がついていないから今後ますます自発的行動が出来なくなる。
「神経質な子」ではなくて、自分の奴隷である親を側に置いておきたいだけである。
何もかも「全ての行為」を親にさせています。
それでは他者とコミュニケーションを図ることはできません。
他者になつかないのは当たり前です。
表情も無表情に近い。「泣く」という行為と「無言」で物事をすませている。
「大学病院の診察で体の異常はない」と診断されたとのことですが、異常は大いにあるのではないでしょうか。
自発的に行動しない。表情が硬い。つかまり立ちできない。等々、素人の爺が見てもおかしい。
大学病院だからいいとは限りません。
むしろ「悪い」方が多いのです。
いいかげんに「大学病院崇拝」はやめませんか!!!
知識が低い医師が多すぎます。
自発的に行動するためには、親の干渉、手出しを減らしていくことしかありません。こどもにやる気をおこさせなければいけません。
ついていない筋肉をつけていくためには、足の屈伸運動やリハビリ運動がかかせないのです。
おもちゃ遊び、手づかみの食事、欲しいものは自ら取る等の行為が出来るようにしていくことです。
そして、心を鬼にして「奴隷」から開放されことです。
親として賢く先を読んで行動することが大切です。
子どもに見透かされないように立ち回り、準備をする。
「手をつなで歩いている」親の手をたよりに足を出しているだけであり、
歩行とはほど遠い。足の指も歩行には早く指が使えていない。
親に引っ張られてついて行ってるだけである。
全ての新生児を育てているお母さん、早い時期から「うつぶせ」にしてあげてくださいね。
赤ちゃんだけでさせるのではなく、うつぶせしている赤ちゃんの目の前におほったらかしではなく、母さんが必ずいて「あやし」てあげてください。
我が子の奴隷にならないでください。
一定の月齢になったら「自分」でするように育ててください。
うつぶせからハイハイに進んで行きます。寝返りも大切です。
早くから座らせるな、自分でお座りが出来るようになるまで座らせてはいけない。
この子がなおるためには、親の意識を変えるしか方法はありません。
親の介入を減らして、自主的に行動が出来るように促していくことしかありません。
子どもは賢い、子に見透かされる親になってはいけない。
我が子をたくさん遊んであげてください。
表情豊かな子に育てるには親子の遊びが大切です。
楽しい子育てがいい子を育てる。
無知は子育ての大敵。
知らなかったら聴けばいい。
無知な親への教育の必要性を痛感しました。
親を育てる「塾」を篠山で定期的に開きます。
素晴らしい人を育てるためには「親育て」が必要なことを痛感しました。
このような学びを爺に与えてくれたことに感謝いたします。
いい勉強になりました。