ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

健診の問題点

2011年01月22日 | 保健師の弊害
Img_0095
この花は「蝋(ろう)梅」です。
素晴らしい香のする梅の花です。
今日、篠山のお土産店で店内に行けていた花をいただいてきました。
家に帰り、早速、活けました。
近所のろう梅はまだまだつぼみが堅い。
同じ篠山でも花の咲く時期が大きく違うのです。
近所で花が咲くのが今から楽しみです。


相も変わらず、自治体の1歳半検診で、断乳を指導することが多い。
今、2件の自治体の首長に質問書を出している。
保健師、栄養士や歯科医師はもっと栄養に関して勉強して欲しい。
************
質問1
○○市保健所で行われている1歳半歯科検診では虫歯の原因になるから母乳 
をやめるように指導しているのでしょうか。お答えください。

質問2
それはどのような理由で指導されているのでしょうか。お答えください。

質問3
 断乳をしないとフッ素の塗布は出来ないのでしょうか。お答えください。
質問4
 それはどのような理由で指導されているのでしょうか。お答えください。
************?以前、保健所で断乳を指導された○○と申します。
その節は、ひげ爺の優しく力強い気持ちに励まされました。
今日、保健所の歯科検診に行ってまた断乳のススメを指導されました。
前回のことがあったので、そんなに動じることはなかったのですが
なんでしょうかね、このむなしくなる気持ちは。

もっと強くならなきゃいけないんですが、何度も同じ言葉で傷つきます。
どうして母乳を続けてはいけないんでしょうか・・・。

そして、繰り返される「まだあげているの!?」の一言。

こんなことでメールをしてしまってすみません。
ひげ爺なら分かってくださるのではないかと思い、勝手を承知で書いてしまいま
した。
今、娘が寝ているので今のうちに一呼吸おいて、楽しい育児に専念したいと思い
ます。

************
いつになったら、親は安心して子育て出来るような支援を得られるのでしょうか?
栄養だけの視点ではなく心の栄養の視点でも勉強して欲しい。
母子を悲しませないで欲しい。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マニュアルとおりの離乳食は作るな

2010年08月13日 | 保健師の弊害
今日の花は「オイランソウ」です。
Img_1420

 離乳食について皆さんからコメントをたくさんいただきました。
?ありがとうございました。?
「離乳食は特別に作らなくていい」を実践されたお母さんからの貴重なコメントです。
?これから「離乳食」を作ろうと希望を持っている、あるいは自治体から指導を受けた方の福音になるようにいただきました体験を紹介させていただきます。  
    ****************
ひげ爺さまお久しぶりです!離乳食、次女には全く作っておりません(^0^)/?
長女の時はやはり生後半年あたりで「テキストの見本通り」に作ったことが一週間程ありました。が、全く食べず興味も示さず…。根がズボラな私はとりあえず興味持つまで待とう!と思い超頻回授乳を続けていました。
やっと食べたそうな顔をしたのは9ヶ月になってからでした。
張り切って作るよりも「大人が食べている物」が食べたいようでカボチャを炊いたのをフォークで潰したり、みそ汁のジャガ芋を冷ましてあげたり…と我が子に特別メニューは作りませんでした。
ご飯もかみ砕いてあげました。(虫歯菌とかあるようですが我が家は気にしていません)単に面倒だったから…という感じなのですが(笑)お陰で普段から大人も和食&薄味を心掛ける様になりました。
味の濃いカレーなどの時は野菜を茹でた段階で取り出したりしました。
次女は更にズボラ根性を発揮しています(f^_^;)7ヶ月位から食べていますが、一度も離乳食作ってないです!毎日お姉ちゃんの食べる様子を見ながら楽しそうに真似しています。
ただまだ食べ初めなので食後の機嫌な様子を見たり、うんちのチェックはしっかりしています。
今はたくさん食べたいと言うより食べる行為を楽しみたいといった感じでしょうか。二人を見て感じたのは子どもは本当に自分に必要なものを知っているんだなという事です。
ある時たくさん食べられる様になったり、逆に残したりしてきちんと自分の身体をわかっているんだなと感心させられます。自然に任せると分かります。
?だから、食べなくても焦る必要なんて皆無だと思います!?私みたいなズボラなママでも二人の天使はすくすく育ってくれています☆
投稿 たかこママ ?   
    ************
我が家の長女の離乳食の話をしますね~(^^)
?長女の離乳食はマニュアル通り、「離乳食作りがんばるぞ~!!!」と、?果汁のスリおろしから始め~おみそ汁の上澄み、すり鉢でご飯つぶしたり、お野菜つぶしたり、彼女用にと・・・結構手間ひまかけて作った記憶があります。
?そして、かわいい赤ちゃん食器に盛り付けて~?「さぁ~食べるよ!あ~ん♪ ♪ ♪ 」初心者ママなりに楽しい食卓を心がけていたつもりでしたが・・・
食べてもスプーン2~3さじ程度しか食べてくれません。
?「同じ月齢の子は、もっとパクパク食べるのに~何で、食べへんの???」
一生懸命作った食べ残しの離乳食を見て、よく思ったものです。
?結局娘は、月齢が進んでも、2歳4か月で卒乳するまで、食はずっと細いままでした。
?ところが・・・卒乳後、びっくりするぐらいに食べだし、食の細さを心配していたのがうそのようでした。
ずっと小ちゃ目ちゃんと言われていた娘でしたが、?幼稚園の年少さんで後ろから2番目にまで見事に成長しました。
?食欲も旺盛です。?今、中3でダイエットが気になるお年頃にまで成長しました\(^o^)/
実は我が家には、小6・小2・4歳と、あと3人子どもがいますが、離乳食で四苦八苦したのは、?ひげ爺さまがおっしゃるように長女の時だけです。 ?
正確にいえば、【離乳食】らしきものをあえて作ったことがないというか・・・(笑)
自分たちの食べてる食卓の中から(基本薄味!濃い味付けの時は味付け前に取りだすor湯通しする!)?お野菜、お豆腐などを数品分け与える。
?私もたかこママさん同様、噛み砕いてあげていました~♪(虫歯菌=我が家も気にしない派なので・・・)
食器もわざわざベビー用を使わないで家族が使用しているもので~(現在、長女のとき使用したベビー食器は全ておままごとセットの中です!!!)
?何の準備も何の演出もない離乳食ですが、上の子達がおいしそうに食べる姿を見ていると、?不思議と下の子ってつられて食べちゃうんですよね~♪ ?ママもすご~く楽ちん(*^_^*)
?思い返せば、長女の時って、何もかもが【変に気合】入ってたな~って思います。
??自分の食事もそこそこに、長女と1対1で向かい合って、?必死の形相で「ハイ食べて~!あ~ん♪」って感じだったのかなぁ・・・?「気迫あり過ぎ~!!!そりゃあ食べへんわ・・・」?先日行った給食体験での、ある母子の姿に・・・?当時(新米ママ時代)の自分達の姿を照らし合わせて見ていたことが思い出されました~(-_-メ)?
投稿 子宝ママ

  ***************
?私も全然作らなかったです!?こちらで、離乳食は特に何ヶ月から絶対ではないと?知って、おっぱい星人だった息子は8ヶ月過ぎまでほとんど?おっぱいのみ。
そろそろかな~と思った8ヶ月過ぎ、突発性発疹やら風邪やら次から次と?病気を繰り返すうちに気づけば10ヶ月過ぎてました。
?その後始めましたが、とりわけ離乳食というわけではなく?普段自分たちが和食なので、それを味付けする前とかアレンジして?あげたりしていました。
?食べたりたべなかったりムラがありましたが、おっぱい飲んでいるから栄養は大丈夫だろうと?思い特に心配もあせりもなかったです。
?保健所などで離乳食のレシピなど教えていただきましたが?マカロニにきなこかけたり、ご飯に牛乳と鮭など?とても美味しそうに思えず、?作る気にあまりなれませんでした。?2歳の卒乳まで、そんな感じで食べムラ、遊び食いなど色々ありましたが?おっぱいを卒業すると、嘘のようによく食べ好き嫌いもなく?3歳になる今では、何でもママ美味しいね~と食べてくれるので?食事に関しては楽ですし、作りがいがあります。
?単にめんどぐさがりだっただけですが、そんな気楽な感じで?いいのだと思います。
投稿 えみえみ ? 
   ************************
ひげ爺様、おはようございます。
?私の子育てのお手本は野生の猿です。
故に離乳食は作りません。適当に噛み砕いて与えればいいんですよ。?
うちのもうすぐ4歳になる長男は2歳半まで夜中母乳がっつり、チョコアメ大好きでしたが虫歯はできません。
私の歯は虫歯だらけなので、虫歯菌はうつったと思います。
離乳食というか、固形食の開始時期は子どもに委ねられるべきだと思います。
?ベビーフードを売りたいために早く早くとせかすメーカーも、アレルギーがアレルギーがと呪文のように唱える助産師もどちらも子どもの事を考えてはいません。
?子どもが欲しがり、自ら手を出した時、たとえ口に入れた食べ物をべ~っと出すとしても、それが最適な開始時期です。?
ちなみに、離乳食開始時期を遅らせるとアレルギーが少なくなるというのは都市伝説の部類です。
?母乳がアレルギーを減らすのも、正しいとは言い難いです。?
母乳もミルクも食事もアレルギーのためだけに与えたり与えなかったりするものではなく、幸せに生きていくために必要なものだと思うのですが、世のママさんたちはアレルギーにアレルギーがあるようで、残念です。
投稿 tomozo ?  

    *****************
?たくさんの体験を寄せていただいたのですが、全てを紹介できません。
?昨日の記事とコメントをお読みください。?
知り合いの方がこれから離乳食をするような月齢になる前に皆さん教えてあげてください。
?記事とコメントを。?貴重なコメントありがとうございました。?皆さん感謝いたします。
?多くの方が離乳食への考え方を変えていただけると思います。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた1歳半検診で断乳指導

2009年09月29日 | 保健師の弊害
秋を感じる紫式部をご紹介します。
Photo

とても美しい紫色です。白い実がなる紫式部もあるようです。
一歩一歩秋が近づいて来ています。
秋雨前線が停滞していますのですっきりしない空模様が続いている近畿地方です。

Up

今日は、間違った指導をする保健師のことをお知らせします。
貴重な情報を寄せていただきありがとうございました。
それにしても予想通りの健診での断乳のススメでしたね。
************
1歳半健診でまたもや断乳の勧めがありましたので報告させて頂きます??
ひげ爺さん、こんにちは。
○◎市に住む、△□と申します。

昨日、市の保健センターで1歳半健診がありました。
歯科医や小児科医からは一切断乳の勧めはありませんでしたが、歯科衛
生士と保健師から勧められてしまいました。

我が子は、上唇小帯で上の前歯の歯磨きが難しく虫歯になりやすいか
ら、少しでも虫歯のリスクを減らす為にも
断乳するのが望ましいと言う趣旨の説明をされました。
また、トイレトレーニングの妨げにもなるので、スムーズに始めたいの
であれば断乳を早く考えておいた方が良いとも
言われました。
この2点は保健師から言われた言葉です。

歯科衛生士からは、単純に夜間授乳は虫歯になりやすいから、断乳を考
えた方が良いと言う事でした。

他の保健師とも話をしたのですが、その方は歯磨きを頑張れば頻回授乳
でも構わないし、どんどんオッパイをあげて自然に卒乳させて
あげて下さいと言ってくれました。

なぜ、同じ保健師という立場なのに、これほど言う事が違うのでしょう
か?

私は、子どもの意志にまかせて卒乳を待つつもりなのですが、ほかの母
親がこんな事を言われたら当然断乳を実行してしまうのではないかと
思います。

上唇小帯は2歳未満の子どもにはよくみられる症状のようです
し、歯磨きを頑張れば授乳を続けても問題ないと思うのですが…。

○○病院は「赤ちゃんにやさしい病院」で、そこから来てくれた
小児科医だったので、授乳については何も言わなかったのだと思います。

○○市の保健師たちも、この病院で母乳について学んだら良いのになと
思いました。

また、会場には「授乳コーナーはこちらです」という張り紙や声かけの
案内もなく(実際は別室にあったようですが)、そういうところからも
改善して欲しいと思いました。
*************
保健師の中には不勉強で、昔学んだことをまことしやかに伝え、強要する保健師がいます。とても困ったことです。
全てがそうではなく、一部だけだと思いますが、それにしても情報の共有化が出来ていません。
一度資格を取ってしまうと勉強しない人が多すぎます。

声をあげていきましょうね。
皆さんの声が社会を変えます。
この自治体にも質問書&要望書を出すことも検討していきます。
皆さんの住んでいる自治体でも同じようなことがあったら伝えてください。
改善していきましょう。
爺がその自治体に改善を要求していきます。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どものイライラに翻弄される

2009年05月12日 | 保健師の弊害
子どものイライラや不機嫌、おっぱい攻撃で悩んでいるお母さんから質問をいただくことがあります。
これらの状態が4月5月によく起こります。
保育園いいくことが、子どもの心に不安や寂しさを誘発させているからです。
それに、親がイライラすることで輪をかけてしまいます。

親は、不安を和らげるために抱いてあげてください。
そして優しい言葉でねぎらってあげてください。
子どもは、精一杯頑張って来ているのです。
イライラしないで誉めてあげてください。
それが一番早い解決方法です。

自分だけを見ずに、我が子を見て、心で感じてあげてください。

Photo

名前のわからない花です。
蘭のようです。
小さな花です

Up
とても綺麗です。
庭石の上で咲いています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだまだある健診のサンプルばらまき

2008年06月27日 | 保健師の弊害
相変わらず、自治体の健診では、間違った指導やミルクメーカーのサンプルが撒かれている。
この実態を何とかしなければ、子育て環境はよくなりません。
来週は、情報のあった自治体の首長(市長)に質問書を出して、
実態を把握し、その次に、廃止や改善を要求します。
少しでも子育て環境がよくなることを願っての活動です。
これも子育て支援の活動の一環です。
僕にしか出来ないことをやります。
自治体に間違ったことを認めさせ、それを改善させていくのは大変です。
並大抵の腹のくくり方では出来ません。
*****************
市の4か月検診があり、検診自体は問題なかったのですが、今母乳のみでやっていると言うと、「体重の増え方はいいが、生まれたときが小さかったし今が大きく育てるチャンス。
最近は果汁は6か月からなんて言っているが、もう今日から始めてよい。」と言われました。
私は果汁は6か月頃から始めるつもりでいたのでびっくりしました。
生まれたときの体重は2612グラム、現在は6275グラムです。
しかし、私も夫もそんなに大きくなく、またお互いの母方の家系が小柄なのですが、果汁・離乳食を始めるのが遅いのが今後の成長に影響する事はあるのでしょうか?
また、検診の後栄養士さんのところに案内され、母乳以外で水分補給するようにとWAKODOのイオン水、離乳食もろもろのサンプルをもらいました。
* **************
間違ったことを自治体の健診の場でいわれては困ります。
それを赦す自治体の母子保健担当者の無知にはあきれます。
厚生労働省の通知がいきない良い例です。
この愚かな自治体については、今後の行動の中で、質問書や回答を紹介する時点で発表します。

皆さんの所でもこのような実態がありましたら報告してください。
改善させます。



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの発達をみれない保健師

2008年01月28日 | 保健師の弊害
昨日の「言葉のダム」に関連してメールがありますので、ご紹介します。
渡辺眞史先生の文章を裏付けるお母さんのメッセージです。
***************
「言葉のダム」、いいお話ですね。
息子は現在1歳8か月です。1歳6か月検診でひとつも意味のある単語(ママ、ぶーぶー等)を話さないので、自治体の親子教室への参加を勧められました。保健婦さん曰く、「刺激が少ないから言葉が遅い」と。年末年始に帰省した時も義母に「沢山話しかけてあげないと、言葉が遅いよ」と言われました。なんだか、私が責められているような気がしました。けれども義父の「言葉の遅い子はしゃべりだすと早い。あっという間にいろんなこと言い出すよ」という言葉に救われました。
確かにそうです。この1ヶ月くらいでたくさんの単語をしゃべるようになりました。
でもおかしいことが一つ。「ワンワンいるね」というと、「ワンワン」と言わずに必ず「ウッ、ウッ」と犬の吠えるマネをする我が息子。
これからも彼の成長をゆっくり見守っていこうと思っています。
*****************
1歳8か月の息子は何でも親のする事をマネして楽しそうです。
こちらから語りかけることはすべて理解しているし、自分の気持ちもジェスチャーで
伝えてくれます。
1歳6か月健診では、まだ単語を何も話さなかったので、親子教室の参加を勧められ
ました。
保健センターはなんでも一定のものさしで「できる、できない」を決めて指導してい
るような気がします。
そういう指導が母親を不安にさせ、自分の子育てはこれでいいのかと思わせているの
ではないでしょうか?
息子は首座りも5か月、お座りは1歳前、歩くのは1歳5か月だったので、おしゃべ
りも遅くても全然かまわないのです。
その子なりの成長を見守っていってやりたいと思ってます。
****************
子育てで一番重要なことは「子どもの育つ力」を信じることです。
子育ては「子どもの力」を引き出す作業です。
一般的に「子育て」と言われますが、僕はそれは子育てではなく「親育ち」だと思っています。
子どもは、成長する能力を持っていますが、親には「子どもを育てる能力」が生母から受け継いでいない人がいます。
その人が「育児不安」になります。
親の不安が、子どもを不安にさせます。

我が子に愛着が育まれるように、密着育児をしてください。

保健師は、一定の物差しでしかはかることは出来ません。
保健師の言葉を鵜呑みにするととんでもない間違いをすることがあります。

育ちを待つことはとても大切です。

保健師よもっと学んでほしい。親を傷つけないために。



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母子保健の保健師さん意識改革を

2007年09月08日 | 保健師の弊害
ある保健師のブログで、私のブログが紹介され、育児中に保健師から厳しいことを言われ傷ついたとの書き込みがありました。
「私は、8ヶ月の乳児を持つ母親です。
乳児検診に行く度落ち込み、悲しく不安になります。
もっと正しい新しい知識とやさしい言葉で接してください。
悩んでいるのは、私だけではありません。」
これに対して、現役の保健師さんからの書き込みもありました。また多くの方がブログをのぞいていただいたようです。
私の書き込みです。
*************
お母さんと、保健師の意識が乖離しているのが大きな要因です。
ここに意見を載せられた方ばかりではなく、多くの人が悩み傷ついていることを認識してください。
母子保健にかかわる保健師は、赤ちゃんの成長と発達をしっかりと学んでください。
皆さんが、教科書で学んだことや学校で習ったことは、今の時代にそぐわないことが多いのです。
今年、厚生労働省が離乳食ガイドをだしましたが、やっと出したのが実情です。
しかし、赤ちゃんは1000人いれば千通りです。成長曲線や過去のデーターに当てはめて、母親を指導したら大きな間違いを起こします。
栄養は単に身体を大きくするだけではなく、心の栄養でもあります。
赤ちゃんの心に栄養を与えるためには、お母さんの心が元気でないといけません。
オキシトシンがたくさんでるような支援をする保健師や小児科医がいなければなりません。
多くのことを学んでださい。
いい先輩に教えてもらってください。
最高の教師は、お母さんと赤ちゃんです。
********************
たくさんの方に理解していただけてうれしいです。
私のような悲しい思いをしないよう願っています。
みなさん、ありがとうございました。
 多くの母親は、育児に敏感で、些細な言葉でキズつきやすく、近くに相談者もいないので、これからもっと保健師さんたちが必要になってくると思います。
保健師の皆さんの今後のご活躍を期待しております。
***************
保健師さんから傷つく事をいわれたのでしょうね。とても残念です。
私も、いつも相談に保健センターに来るママに「健診で友達がきついこと言われたから健診にいくの怖いんだ」と打ち明けられました。
正直、うちの職場に健診でそんなキツく言う人いるのか!?とショックでした。
でも、こちらがそう思っていなくて言ったとしても、受け止め方はさまざまですから、保健師の発言としていい加減な発言や否定する言い方はしませんし、気をつけて言葉を選んでわかりやすく話すのを心がけています。言ってくれたそのママに感謝したいです。

ぜひぜひ、あなたの言葉で苦情をぶつけてください、役所に。あなたの自治体の保健師はいつまでも変わりませんし、傷つくママをこれ以上増やしたくないので、お願いします。

それぞれの産院での授乳などの教え方が違うんですよね、残念なことに。
臨床の助産師さんでさえ、母乳3時間おき守って、足りなかったらミルク足して!っていうところあるんですよね。
それで、おうちに帰ったお母さんがほんと混乱して何回か訪問したり、電話相談受けたり・・・。
お母さんが少しでも安心できればと、ずっとがんばって仕事してきていますが、保健師の知名度はそうそうあがらないし、保健師の仕事自体がなにもかも悪いという評価ばかりでは、心がくじけそうになり無力なのかなぁと思うことが多いです。

「私は保健師よ!指導してあげるわ!」っていう保健師さんがまだまだたくさん全国にいるってことなのかなぁ。
******************
いい方向に行くことが出来てとてもうれしいです。
母子保健にかかわる保健師さんはとてもとても重要な役割を担っています。
これからもぜひ、多くのことを学んでください。

自治体もかわってください。
何度もお願いをしても、一向に変わりません。
嫌な思いをされた方がいたらぜひ声をあげてください。

がんばってくれてる保健師さん本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。

みんなで勉強会したいですね。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子育て不安を増大させるな!!

2007年09月03日 | 保健師の弊害
またまた、市の保健指導における間違った指導。
いつまで続くのでしょうか。
一度すりこまれた知識は、簡単には修正できませんね。これからもこのような事が行われていくのでしょうね。

質問
「保健師さんに「まだ果汁や白湯も飲ませていないなんて!」しかられました。
昨日、4ヶ月健診に娘を連れて行きました。
私は満6ヶ月を過ぎるまでまで母乳だけで育てたいと思っています。
もちろん保健師さんには、「まだ果汁や白湯も飲ませていないなんて!」っとかなりあきれられ顔をされましたが気にしないことにします、、しかし、「スプーンやコップに慣れないといけないですよね。」という言葉に、そうなのかなぁという気もしました。
ミルクか母乳を搾って、スプーンやコップにいれ飲ませるなどして食器に慣れさせた方がいいのでしょうか?
アドバイスを頂ければうれしいです。よろしくお願いします。」

質問のお母さんはよく勉強されていますね。
保健師は昔ながらの指導で困ってしまいます。この様な指導でいらない心配をさせ、育児不安を増大させてしまうケースがよくあります。
お母さんの方が正しいのですから、自信を持ってください。
しかし、専門職から指導されると「私はこの子」にいけない事をしていたのだと反省し、指導の通りするのが母親ですね。

「スプーンやコップに慣れないといけないですよね。」ということもありません。
赤ちゃんはお母さん達が食べている様子を見ています。
6ヶ月を過ぎると(個人差があります)ると自分も食べたくて仕方がない状態になります。

この時に離乳食を与えますから初めてスプーンからでも上手に食べることができるようになります。
日本人ですから、スプーンやフォークはいらないのではないかと思います。
素晴らしい箸の文化を持っています。大切にしていきましょうね。
従って、母乳哺育の赤ちゃんは離乳準備食はいらないと思います。
平生のおかずの中で軟らかい物や消化のいい物をお箸でつまんであげればいいのです。
わざわざ時間をかけて調理しても食べなければイライラして、無理矢理食べさせようと、「鬼のような形相」になっていたら「食事」は楽しくないですね。
いならい「育児」不安を招くような事はしてほしくないですね。

一定の月齢になるとコップから飲むこともできるようになります。
これは慣れや練習でできるようになるのではなく、赤ちゃんの脳神経の発達によってできるようになるのです。

発達の十分でないときに「慣れさせる」必要はありませんし、赤ちゃんにとって何の益もありません。
あせらずのんびり、食事を楽しくすることが出来るようにするのが一番です。
食欲がある子、無い子、運動や体調によっても食事の量は違ってきます。

母乳と離乳食にすすめてください。そして卒乳までゆっくり母乳育児を楽しんでください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間違っている!!市の5ヶ月健診

2007年08月28日 | 保健師の弊害
市の健診に行って保健師の間違った指導を、受けてこられた方の報告がありましたので書きました。
許せませんね。赤ちゃんとお母さんのために。
******************
市の健診に夫も含む3人で行ってきました。そこでは「離乳食は始めていますか?」と繰り返し聞かれました。「ここって5ヶ月健診なのに・・・」と思いつつ、出された離乳食の見本を食べている他のベビー達を見ていました。他にも、歯科衛生士サンのお話では、5ヶ月のベビーがセロリを舐めている写真を見せて、「こうする事で丈夫な歯になりますよ」みたいな説明がありました。6ヶ月までは母乳かミルクだけで…という話を聞いていた私達夫婦は「果汁もあげない時期に、生のセロリを舐めて大丈夫?果汁だって薄めてあげるのに・・・」と衝撃を受けました。
*****************
これでいいの?
このようなことを聞かされたらお母さんは罪悪感にとらわれますよね。
この方には、事前に離乳食については6ヶ月以降でできるだけ遅い時期で、赤ちゃんが欲しがる時から始めることをお知らせしました。厚生労働省も離乳食の手引きを改訂し、離乳食は6ヶ月以降からとしました。
すべての自治体にいっています。
それでも上記の様な指導がされています。強い怒りを覚えます。
5ヶ月で離乳食を始めていないお母さんはその日から自分を責めながら開始することになります。
子育てに熱心なお母さんは、素直に受け入れることでしょうね。

このお母さんのお子さんは体重が少し低いので、いろいろ指導されることや粉ミルクを勧められる可能性があることをお知らせしました。
「離乳食をまだしていないのですか」と責められても、「はい」といって笑ってごまかすことで、無知なアドバイスの犠牲にならなくてす。
さらに「セロリを舐めたら歯が丈夫になる」とんでもないことですね。
歯がためのつもりなのだろうか?

5ヶ月健診で離乳食の見本を赤ちゃんに食べさせるなんてとんでもない自治体ですね。
即刻止めるべきです。

今後この自治体に抗議をします。僕には許せません。

多くの自治体で、旧態然とした健診が今も行われているのです。
厚生労働省は、自治体を指導せよ。国の怠慢ある。


けしてすべてとは言いませんが、上記のような間違った指導が行われているのです。
「離乳食をはじめていますか」と聞いているのは5ヶ月健診ですから、中には4ヶ月の赤ちゃんもいます。6ヶ月以降から離乳食を始めましょうというのが国の基本方針です。

昔の保健婦は、助産婦が行っていたのでこそだてのことに熟知していました。
今の保健師は子育てを知らない人が多すぎます。
机上の知識やデータで指導しようとすることに問題がある。
とかく役人は問題点を指摘することを業務だと思っています。問題点をしてきされたお母さんは悲劇ですね。
自分勝手な判断で、健常児を異常があるから再健診を受けるように言ったりしています。
体重にしても、肥った子ややせた子、身長の高い子、低い子など様々です。
成長曲線の真ん中より上にいなければならないことはありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無責任な4か月健診の指導

2007年08月07日 | 保健師の弊害
今回は、保健師の弊害その2です。
これまで多くの相談が寄せられ、何度か自治体と話し合いをしましたが改善されません。

今後は、保健師の指導で間違っている指導の報告があった場合にはこのブログで報告していきます。
以前の相談ですが安易に人工乳を勧められた事例ですがよくあるケースです。。

**********
先日4ヶ月検診がありました。
そこで体重の増加について指摘されました。

出生時の体重は、3226グラム
1ヶ月検診時は、4160グラム
4ヶ月検診時は、6125グラムです。

母乳で、8回/1日
便は1回/1日(1回/2日のこともあります)
尿は8-10回です

身長、頭囲は成長曲線の真ん中か上側です。機嫌等はよく日ごろ特には問題なさそうです。
体重の増加が良くないと、病気または今後の発育に問題になることが起こるのでしょうか?
検診時には、母乳量が少なければ粉ミルクを、粉とミルクを進められましたが、母乳の量が少ないとは何を基準に判断すればいいでしょうか?
***********
との相談がありましたが、お母さんを健診で不安にさせるケースが多くあります。

体重の増加や慎重の増加を「成長曲線」で安易に判断し間違った指導をすることもしばしばです。
保健師だけではなく小児科の医師も同様に指導するケースもあります。
保健師は母乳哺育に対する理解が不足し指導書だけで判断し親に伝えます。
問題点を指摘し、指導した回数が評価されると言う実態があるのではないでしょうか?
お役所仕事の典型だと思います。

全てがそうだとはいいませんが。
よく学び正しい知識をもった保健師もいると思います。

中には、知識不足のために、我が子の子育てに、苦悩している人もいます。


昔は助産婦が保健婦になるケースが多かったのでバランスよく移動出来たのではないでしょうか。

僕の主宰している育児相談の医師の回答です。
*********
体重の増え方、哺乳の回数、尿の回数とも全く心配ありません。
よく母乳を飲んで順調な発育をしていると考えられます。
健診などで少し体重の増えが少ないとすぐにミルクを勧められることがあります。
体重が増えまるまるとした赤ちゃんが健康という昔の考えが残っています。
ミルクを与えて太らすことが赤ちゃんにとって良いことではありません。
母乳の場合でも、十分飲んでいるのにあまり体重の増えない赤ちゃんや、
びっくりするぐらい増える赤ちゃんまで様々です。
赤ちゃんの体重は両親の体格など様々な要因によって左右されます。
その子にあった体重の増え方を考えることが大切です。
体重の増えが多い・少ないとしても機嫌良く遊べ、よく眠れ、おしっこやうんちがしっかりでるようであれば、
その子に一番よい発育をしていると考えられ、母乳も十分に足りていると考えられます。
3ヶ月ぐらいになると、赤ちゃんの飲む量と作られる母乳の量のバランスが取られてきます。
おおざっぱですが前の日飲んでくれた母乳の量を今日作ると考えてください。
母乳を普通に飲ませていれば母乳がでなくなったり、少なくなったりすることはありません。
ミルクを足してしまうとその分だけ母乳の量が少なくなり、だんだん粉ミルクが増えてしまうことになります。
質問の内容からは体重増加に心配はなく、母乳は十分に飲んでいると考えられますので自信を持って母乳育児を続けてください。
*********
正しい情報を読み解く力が子育てやこれから生きていく上でとても重要です。
マスコミの情報や氾濫するメディアの中で間違った情報が氾濫しています。
マスコミの報道の中にはねつ造された物や真実を伝えていない物もあります。

情報やマニュアルに振り回されないでください。
伝える側の知識や能力が数十年前と較べて落ちています。

特にテレビ局の報道の質が落ちています。
それを招いたのは、皆さんの好奇心や視聴率至上主義、儲け優先主義、面白ければ何でもいい、と言う姿勢
さらにはそれを煽った視聴者。

情報の鵜呑みは危険です。
ご用心、ご用心。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親を苦しめる保健師

2007年08月05日 | 保健師の弊害
多くの人が保健センター(保健所)の健診で傷つけられたり間違った指導をされている。

3~4ヶ月健診でよく言われるのが、母乳や人工乳関係なくそろそろ果汁を始めましょう・・・」離乳準備食が
必要だといわれる。

あるいは「まだ果汁をあげていないの」だめじゃない。
といって苦しめることがある。

母乳が出ていたり、人工乳でも6ヶ月までは何もいりません。
母乳はお母さんの食べたものによって毎回、味が微妙に変化する料理のフルコースです。
また、母乳そのものが離乳準備食です。混合栄養も同じ。人工乳は毎回濃度や味、
成分も同じなので、離乳食に移行する前に、離乳準備食は必要になります。

離乳準備食として果汁を与えはじめたのは、昔の人工乳は牛乳に近く、鉄分やビタミンCが不足し、壊血症や鉄欠乏になっていました。
そのために離乳開始前、果汁でビタミンCを補充して鉄の吸収を助けていたのです。
現在の人工乳はこれらが改善されているため、果汁で補う必要はありません。
離乳食は薄味から始めるので、果汁なども必要ないのです。
「離乳食は薄味で」と言っているお母さんが・・・・母乳は実はとても味が薄いものです。
甘い果汁や砂糖水などを飲ませたらどうなるでしょうか。
母乳を飲まなくなったり、甘い物に慣れてしまって虫歯の原因になり、その後の食習慣にまで影響するなど
問題点が多くあります。
「離乳食は薄味で」と言っているお母さんが、甘いジュースを飲ませたりすることに矛盾を感じないのはおかしい。
保健師よ勉強せよ。
自治体や厚生労働省に猛省してほしい。
余裕を持った手抜き育児1997年の米国小児科学会の勧告でも「一般的に母乳栄養児には最初の6ヶ月間は水、
果汁、その他の飲食物を与えてはならない」としています。

必要ない果汁のために、手作りの果汁に時間をかけるなら、赤ちゃんを抱いて、語りかけ、遊んでやる時間に
当てるべきである。

また、夏場の水分補給のために麦茶など水分補給は必要ない。
水分補給は、母乳か人工乳でいい。
風呂上がりにも母乳か人工乳でいい。

アルカリイオン水など糖分のあるものは水分補給にはやめるべきである。

一生懸命やっているお母さんを苦しめる、間違った指導をする保健師を赦すことは出来ない。
厚生労働省の指導もおかしい。
やっと離乳食のガイドができました。それを学んでください。
学んだ上でそれを指導してくれなくえれば意味がない。

保健師の指導や勉強をさせるべきである。

保健師の問題は近日中に第2弾をやります。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする