ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

浜松に行ってきました。

2007年09月30日 | 日々の思い
昨日から、浜松で行われた日本母乳哺育学会の学術集会に、参加してきました。
産婦人科医、小児科医、助産師等が日頃の研究成果を発表したり、体験を発表しました。
真剣な討議が行われました。
母乳哺育をスムーズに行うためには、妊娠中の啓蒙活動や教育が重要であることを確認してきました。

産科医、助産師の母乳や自然分娩の理解がどこまであるのか、その上で、産婦さんやその夫にどれだけ知識を深めていただけるかによって母乳が獲得出来るか決まってしまいます。

学んだことをこのブログで後日お知らせさせていただきます。


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間違った授乳指導!!

2007年09月29日 | 母乳哺育
私のブログをよく読んでくれているお母さんからのメールです。
お友達から聞いた話を送ってくれましたのでご紹介させていただきます。
***************
私が聞いた授乳指導を書かせてくださいね。
生後1ヶ月半の赤ちゃんのママからの相談です。
授乳間隔が2時間空けばいいほうで、授乳後15分~30分で赤ちゃんが泣くので、抱っこをしたり、あやしたりオムツを変えたりしてもダメな時は授乳しているそうです。
授乳間隔が短いのでは?と心配になり、1ヶ月健診で助産師さんに相談したところ、「体重の増えは順調だから授乳回数を減らしてみて」「頻繁に欲しがるようなら、湯冷ましを与えると間隔が空き、次の授乳で沢山飲める」「ちょこちょこ飲みはよくない」と指導されたそうです。
彼女は「ちょこちょこ飲みがよくないなら湯冷ましを与えようかと思うけど、そうすることで母乳の分泌が悪くなるのでは?」と心配して、ちょっぴり先輩ママの私に相談してくれたようです。

「白衣を着た人から指導されると疑いもせずに実行したくなるんだよね~」と思いながら、彼女の書いた文章を読みました。
ちょこちょこ飲みがよくないなら、我が家の息子はかなり劣等生になってしまいますね(笑)。
未だに授乳間隔なんてバラバラで、3時間空く時もあれば1時間に2~3回飲むなんてこともザラですし・・・。
生後間もない頃は「どうして本に書いてあるみたいに体重が増えないの?」「なんで授乳間隔は空かないの?」などの思いがグルグルしていました。
ある一定年齢になるとになると「個性を大事にしましょう」って言われるのに、赤ちゃんの時は皆同じようなタイプにならないといけないと思われがちなんでしょうか?
・・・と、話が横道にそれてしまいましたね。
彼女には「母乳育児についての情報は、本当に沢山ある」と前置きした上で、たまごママネットを紹介させて頂きました。
数日後、彼女からの返事は「湯冷ましはあげなくていいんだね。これからも息子が欲しがる時にあげていきます」って書いてありました。
*************
事前に情報があると助産師や医師、保健師の指導が正しいかどうかの判断ができるようになります。

山内先生のお書きになった文章を引用させていただきます。
「赤ちゃんにとってお母さんのオッパイはベースキャンプです。ベースキャンプがあればこそ、自立への道をしっかりと歩めるのです。

赤ちゃんがオッパイを求める時はどのような時でしょうか。お母さんに叱られた時、公園で遊んでいて友達からいじめられた時、貴方と夫がけんかをした時、又、お舅さんとお母さんが仲たがいをした時・・・・・などではないでしょうか。
子どもの心の不安定さ、不安の心を静めてくれるのがお母さんのオッパイなのです。オッパイを含むことによって不安の心が解消され、又、新しい世界へ出かけることが出来るのです。
もしなにかの不安をかかえているときに「ダメ}とオッパイを撥ね付けてしまったら、子どもの心は満たされないままですね。
 勿論、ヤンチャになった子どもの世話に疲れている時もあるでしょう。なんとなくうっとおしい時もあるかもしれません。つい「オッパイなんか駄目よ」と言ってしまうかもしれません。其れはある程度仕方の無いことかもしれません。そんな貴方の態度をよしとするのではなく、赤ちゃんがオッパイを求めるのはこの様な心の状態で、あり、其れに応えてあげることで自立心のある子どもに育つのだと言うことを覚えていてくださればよいのです。(山内逸郎先生)
*************
赤ちゃん主体の考え方で考えてください。
おっぱいはお母さんが赤ちゃんのために、命を削って与えるものです。
それが絆であり愛着です。
赤ちゃんが望むだけあなたの血をあげてください。
母乳は神様が与えてくれた命です。


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テレビ・電子ゲームの弊害

2007年09月28日 | テレビ・ゲームを子守にしないで
テレビ・ゲームを子守りににしないで!!!
hiromamさんのコメントにありました「テレビをベビーシッター」にしないでとありましたが、今回は、テレビや電子ゲームの弊害について、以前いただきましたテレビ視聴についての相談がありましたので、白川嘉継先生の回答をご紹介します。
**********
 1歳半の女児ですが、テレビが好きで、消すと泣き出し、長い時間ぐずるので、起きているときはほとんどつけています。長い時間テレビを見せるのは言葉などの発達に影響すると言われましたが、どのくらいが限度でしょうか。生活習慣を変える必要があるのでしょうか。
回答
 メディアの害は、わが国でも20年以上前から指摘されていました。最近、1日4時間以上テレビを視聴した児は、4時間未満視聴児と比較して、1歳6か月健診時に言葉が遅れる割合が1.2倍、8時間以上だと2.1倍であること、また1日2~5時間視聴児に3歳健診で、社会性の障害やコミュニケーションの障害が認められることが報告されています。
 また、テレビゲームを行うと、脳の前側にある前頭葉の脳波が認知症患者に見られるようなゆっくりとした波になり、やめると元に戻るが、2時間以上続けると元に戻りにくいことなどが報告されています。長時間視聴児の睡眠時間の短縮も報告され、睡眠の乱れが、将来の情緒、精神機能障害に結びつく可能性も指摘されています。アメリカ小児科学会は1999年に子どものメディア視聴時間を1日に1~2時間に制限するよう勧告しています。
白川嘉継先生 福岡新水巻病院小児科
************
親がテレビゲームをしているとどうしても子どももやります。
子どもが生まれたら親も子どもを卒業しましょう。
父親の意識改革も必要です。
テレビ・電子ゲームは新生児期にやめましょう。

言葉の発達の遅れや、暴力的になることがあります。
私のかかわった子どもにもそのような兆候を示していました。
生活習慣を変え、外遊びや親との遊びの時間を増やして貰うことで改善しました。
身体を使って遊ぶことはとても大切です。
しかし、兄妹のいない家族では子どもの遊び方を知らない親が多くいます。
自分も親から遊んで貰っていないのがその要因です。
午後3時頃から1時間ほど外遊びをすることは、生活のリズムを整えるのに最適です。
思い切り走り回ってください。外遊びで親子でいい汗をかいてください。
家の中でのゲームは遊びではありません。

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育児情報にふりまわされないで

2007年09月27日 | 育児情報誌は弊害
子育てはあせらないで
「あせり」は禁物。
早く成長して欲しい。他の子と比べて遅い・早い。大きい・小さい。
親はなにかと気にして我が子を自分が願う方向に行かせようとします。

子育てで一番重要なのは、自分を信じることです。自分の中に備わった、ほ乳類としての能力を活かすことです。
本能のままに子育てをするのが一番いいのです。
育児書や月刊の育児情報誌を、参考にするから子育てで悩むのです。

不必要な情報が満載です。広告をとり収益をあげるためにやっきになっています。
子育ての本質を、見失います。
百害あって一利なしです。

子育ては「ファッション」「趣味」ではありません。
親が命をかけて、命を育てるのです。

育児情報誌の広告記事にだまされて高価な育児用品を買う愚かな親が多すぎます。
ブランドや高いものを持っているという自己顕示欲のかたまりは、悪徳情報誌の格好の餌食です。高いベビーカーにのせて、ブランドのバックをもって歩くことが優越感という可哀想な人種が増加しています。

ミルクの広告やベビーフード、オイルやシャンプー、沐浴剤など様々な不必要な商品が満載。いったいいくらの広告料なのだろうか。
シャンプーや石けんは、使わない方がいいに決まっています。
赤ちゃんや子どもは、お湯で体を洗うのが一番安全です。
不必要な化学物質は、体に悪いし、ヒトに備わった自己免疫作用を壊します。
人間の肌には、常在菌がいて私たちの体を守ってくれています。石けんやシャンプー、沐浴剤はそれを破壊します。
育児情報誌にはそれらの商品が満載です。

何度も繰り返しますが、正しい情報を見抜く力を持ってください。
この国には「悪い」ものがはびこっています。
こころを澄まし、真実の声をあなたのお子さんと共につかんでください。

赤ちゃんは、ブランド品もブランド育児用品も何も知らないのです。
安物でもあるいはいらないものが多いのです。
外国製品だからいいのではない。国産でもいいものがたくさんあります。昔からの優れたものがあります。
国内のメーカーも外国の製品を売っています、高価な値段をつけて、早くから使う必要のないものを、無理矢理、買って「おろかな優越感」にひたる愚かな親を見ると悲しくなります。

生き方に個性を持って欲しい。他人と同じではなく、顔が違うように、心も違うのだ、自分の知ると自分に合う生き方が見えてくる。








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愛着不足

2007年09月26日 | インポート
子どもは、親の大きな期待を受けて誕生し、親の愛を受けて育ちます。
親の愛もそれぞれ違うように、子どももそれぞれ違いを持って生まれてきます。
時には、ハンディキャップを持って生まれてくる子もいます。

私はこれまでハンディキャップを持って生まれた赤ちゃんと係わらせていただきました。
赤ちゃんと係わるということは、「親」と係わることです。
多くの親が、特に母親は自責の念にかられます。
育児の責任が母親一人に託されているのが現実です。

ハンディキャップを持っている赤ちゃんや子どもは、それをハンディキャップとは感じません。
むしろ「親」が感じています。
子どもはその子なりに成長します。そして神がその子に与えてくれた能力を最大限に生かして成長していきます。しかし、親はなかなかそのハンディを認め、前向きに受け止めることが出来ません。時間がかかります。
あるがままを受け入れていくことからのスタートです。
自信をもってくると子どもも自信に満ちてきます。親子の間に笑顔が広がります。

最近は自閉症らしい症状のみられる子どもが増えているといわれています。
そのようなこどもたちの成育歴を聞いてみると、乳児期からテレビやビデオの前に寝かされて放置されていたり、あるいは抱き癖が付くと言われ、放置されていたり、夜更かしであったりします。

  乳児期に心地よい思いを与えると、乳児の脳内でオキシトシンが産生されます。しかし、放置され心地よい思いを与えることができないと、オキシトシンが産生されず、脳がストレスホルモンによって傷害される可能性があります。
これは「愛着」が欠けていためにおこることもあり、自閉症とよく似ています。

親として他の子との違いを感じたら、早めに受診しましょう。
1~2歳の頃に、自閉症を疑われたら本当にそうか診察してもらことから始めましょう。

全ての障害をハンディキャップと考えるのではなく、個性を持つ子どもと理解してください。
必要なのは我が子や周りの子どもの側に立って、子どもの心を離さないようにしてください。
そのためには周りの理解も必要です。個性を持った子どもたちの支援や理解をもって皆が健やかな子どもの成長を皆で支え合いましょう。

親は我が子に自身をもってください。そして、子どもを信じることです。
すべての子どもは「無限の可能性」を秘めている宝物です。

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後追いは成長の証

2007年09月25日 | 後追い
後追いは、大好きな母親から「離れるのを嫌うこと」です。
後追いがある赤ちゃんは、母と子の愛着がしっかりできているいい状態です。
一人で置かれることに不安を感じるから後追いをします。
この時期は、落ち着いてトイレにもいけないと、お母さんは嘆き、トイレくらいゆっくりさせてよ!!!!!と叫びたくなります。トイレも扉を開けてするという状態がしばらく続きます。
どこに行っても、母親の姿が見えないと不安から泣いてしまいます。
この時期を親が受け入れていくと母子の信頼関係が築かれ、次の段階に進むことが

後追いの時期を心豊かに過ごせると、次第に母親から少しずつ距離をとることができます。
それは、少しずつ少しずつ距離をとりながら、時には母の胸に飛び込み、充電でもするかのようにまた、離れていきます。その繰り返しです。
母親は、温かいまなざしで見守り、いつでも「安全基地」である母親の胸に飛び込んできます。母乳の赤ちゃんはお母さんの「おっぱい」を求めてきます。

遅い子は3歳くらいまで続くこともあります。
子どもによって、始まる時期も終わる時期も、期間も千差万別です。
ゆったり見守ってあげてください。
いつまでも続きません。
人から何を言われようと我が子を信じてあげてください。

後追いは素晴らしいことです。


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赤ちゃん返りは我がまま?

2007年09月24日 | 赤ちゃん返り
赤ちゃん返りは、退行現象と言われ、2~3歳の時に下に子どもが生まれると、上の子は、赤ちゃんに戻った様な状態がよくみられます。
甘えたい気持ちが子どもを赤ちゃんのような状態に状態にさせます。
親は「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」我慢しなさいよいわれ突き放され辛い思いをしている子どもに会います。

この時に、アドバイスをさせていただくのは、赤ちゃん優先ではなく、上の子を優先してください。甘えて来たら甘えさせてあげてください。
そしてたくさん「抱いてあげてください。
時には、一緒に遊んであげてください。下の子ばかりではなく「上の子も同じように愛している」ということを身体と愛情で包んであげてください。

しかったり、怒ったりせず、優しくしてあげてください。
そして、誉めてあげてください。

この時期には、子どもの要求を認めてあげ、安心させてあげることがとても重要です。

こんな大変な時には、赤ちゃんはとても聞き分けがよく、落ち着いてお兄ちゃん、お姉ちゃんの要求がすむまでおとなしく待ってくれます。
上の子とのタンデム授乳の時も、上の子を優先してあげてください。

心が安定してくると、次第に上の子として、下の子を認めてくれるようになります。
少し時間がかかるかも知れません。
気長に行きましょう。
イライラや焦りは禁物です。

やさしいお母さんになってあげることです。
少し位は、要求をかなえて、安心させてあげることも必要です。安心すれば、またもとの状態にもどります。

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父親支援プログラム、これでいいの?

2007年09月23日 | 父親の子育て支援
父親支援・父親支援プログラム、これでいいの?
だまされていない。
自治体や企業あるいは父親支援をうたった団体が教室や講座あるいは支援のネットワークづくりと称して活動が行われ始めました。
これらの活動は、利益を求めたり、国の指導でやればいい、内容や成果はなくても、やったことだけでいい。それに助成金や委託金が公金から支払われている。
次世代育成支援法をつかって、
つどいの広場や育児支援センターと同じように、それに群がる、行政の便利屋(ご用学者)やNPO、行政の下請け屋に食い物にされている。嘆かわしい。嘆かわしい。

多くの自治体で、父親限定の子育て講座や、父と子で楽しむイベントの開催、父親向け育児ガイドブックの配布などが行われているが内容のないものがほとんどである。

父親の育児参加を、お題目だけでろくな支援が無いのが実情である。
父親の子育て支援の本質がわかっていない、御用学者や、行政に取り入るのが上手いパフォーマンス屋が考えているからです。
そのような支援が今後、助成金や収益を求めて行われるのは目に見えています。
母親支援から父親支援を商売にしようという輩ばかりです。
この人たちには、親支援は無理です。
母親の支援も出来ていないのが現状です。

本当に悩んでいる親は「つどいの広場」や自治体の支援にSOSを出すことはありません。
ブラックボックスの中で苦悩しています。
かりにそれらの支援をうたっている所に、助けを求めても解決することはできません。スキルを身につけて支援者がいないからです。
自治体の保健師にもそのスキルがないから支援は無理です。間違って苦悩を深めるだけです。

父親の育児参加のためにどのようなことが必要なのか、全くわからずに行っています。
とても残念です。

ある団体は「おやじ検定」なるものを行っているようですが、それが何になるのでしょうか。
子育ては、ファッションや格好ではない。母親が、命をかけてお産をします。
父親は、ただお産に立ち会うだけです。
もっと学んで欲しい。パパの子育て支援などといって、子どもと電子ゲームをやっている馬鹿親がいる。これらのゲームが子どもの脳に与えるダメージなんて全く考えない。親がまだ親になれないゲームで遊ぶ「子ども」です。
それがなぜ悪いのか、子どもにとって何が必要なのかを母親と共有しなければならない。
そのための学びが必要である。


多くの母親は、我が子を産むために学びます。その上で「母性」を育みます。
母性で子育てをします。しかし、母親から子育てされていない女性が妊娠し、子育てされていない男と結婚し、子どもができるのは、悲劇の始まりになってしまう。
そうならないためには、親となるための教育が必要である。
父親の子育て支援は「パフォーマンス」では意味がありません。

「父親向け育児プログラムはレクレーションではない。
父親たちが出会い、交流し、活動し、学び、考え、話し合うプログラムで何ができるのだろうか?
これでは単なる集会です。
「地域の父親との出会いと経験交流の場を提供する」これではつどいの広場と全く同じではないか。
子育てのスキルを持っていない親が交流したって、雑談で終わりです。
時間の無駄です。

子育てはそのように学ぶものではない。本来は自分の父親から学ぶものである。育児のやり方や子どもとの関わり方が、全くわからないのです。それはごく当たり前です。
残念ながら、親から子育てされてない男が父親になるから子育ての「ノウハウ」が脳にインプットされていないのである。しつけや叱られたことがない。人間としての本質を学んでいない。
そんな男が親になるからややこしい。
父親支援を商売にしようと考えているNPOや企業はよく学ぶことです。
また、子育て情報誌の父親版が出ているようであるが、嘆かわしいですね。
企業利益しか追求していない会社の企画ですね。
そのような本を見ても子育ては出来ません。
見るなら、我が子と妻の現実を見よ!!!!!!
重ねて言う、子育ては遊びではない。子どもの将来と命がかかっている。さらには親の命もかかっている。我が子に殺されないようにしないとね。
ますます、これから殺される親が出てくる、今はまだ序の口です。
真剣に子育てはいらない、「親育」をしなければ、この国は間違いなく30年後には間違いなく滅亡する。赤ちゃんが間違いなく、そのサインを出している。
子の親殺しや子どもの「自死」がそれを現している。
今こそ、真剣に「親育て」を考えなければならない。
「父親支援プログラム」などと悠長なことを言っている時間はない。

行政は税金を使うのだからパフォーマンスに使うな。
もっと意義のある「親育て」に税金を使ってほしい。「子育て」ではない「親育て」だそこを間違って欲しくない。

父親教育を考えるなら、もっといい方法やプログラムがある。頭を使って考えろ。金儲けのパフォーマンス屋にだまされるな。
本当に必要な支援は何かを考えなければならない。

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こどものかんしゃく

2007年09月22日 | 子育ての悩み
私のサークルにくる子ども中の一人の男の子は、気に入らないことがあると、床にひくり返って、硬い床に頭を打ち付けます。
母親は、呆然として見ていたり、時にはどなったりして怒ります。

このような行為は、1歳半頃から3歳頃に「やりたいことをする」という自己主張の激しい時期です。

自分がやりたいことを、制止されると、かんしゃくを起こし、場所がどこであろうと、所かまわず、ひっくり返って泣き叫び、床に頭を打ち付けたりします。
頭を打つ痛みより、やりたいことを制止されたことの方が嫌なのです。
したいことをしたいという欲求が勝っているのです。

相手が、親であろうと、子どもであろうと同じで、本人にとっては「やりたい」とか『とりあげないで』と自己主張をしているのです。これも成長の証です。

この年齢は、親の行動に興味を持ち、親がいつも使ったり、触ったりする物に興味や関心を持ちます。
触られたくないものや危険なものは、見えないところや手の届かないところに片付け「だめ」ということを、なるべく言わないようにしましょう。
一番悪いのは、かんしゃくをおこした時に、親がうろたえることです。
いくらかんしゃくを起こし、ひっくり返って泣いたりしても、自我の芽ばえからくる行動と考え、知らん顔をして様子を見ます。

自分のしつけに自信を失いたり周囲に気兼ねし、子どものご機嫌をとったりすると、かんしゃくはよけいに強くなり手がつけられなくなります。
放っておけば、必ず泣きやみます。
お母さんがしっかりした態度で接することが、それを直す唯一の方法ではないでしょうか。
ただ、原因があるときは、それを取りのぞき、かんしゃくを起こしているときは、心が落ち着くまで、やさしく抱きしめ、静かに語りかけてあげましょう。

子どもも月齢が上がってくると、体力が付き動きも活発になります。
歩けるようでしたら、安全な場所や公園で自由に歩かせてあげてください。

親も忍耐が必要な時期ですね。いつまでも続きませんので焦らず行きましょう。

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子育てにイライラしていませんか!!

2007年09月21日 | 子どもの成長
子どもを育てているほとんどのお母さんが子どもにイライラして怒ってしまいますよね。
お母さんからみれば何でこんなことができないの、何回言ったら出来るようになるの!!何でそんなにゆっくりなの、また失敗したね。ダメだね等と、出来ないことについイライラして怒ってしまいます。
 子どもは、身体や機能の発達ししていません。経験も不足しているために、早くできなくて当然です。

指の機能が未熟なためボタンを留めたり、服や靴を脱いだり来たりすることが早くできません。
親からみれば簡単なこともでも、子どもにとってはひどく難しいことで、毎日毎日、何回も何回も繰り返すことによって上手にできるようになるのです。
子どもができないことを責めることを「怒る」と言います。
親はイライラして一日に何回も怒ってしまいます。
子どもにとってできないことを責められてもどうすることもできません。
怒られてばかりいると、子どもは次第にやる気をなくし、怒られないように自己防御をするようになります。
親の顔色をうかがって行動する子どもになります。
「怒る」ことは少なくしたいものです。
怒りたくなったらちょっとだけ我慢してみてください。

ちょっっとだけ我慢し、気持ちを落ち着かせるだけで、ずいぶん我が子の見方が変わってきます。

してはいけないことを教えることを「しかる」といいます。
人を責める言葉を言ったり、社会のルールやマナーを守らなかったり、人に迷惑をかけたり、身体に危険があったりなど、社会生活をする上でしてはいけないことを教えることが「しかる」です。

子ども時代に、何でも挑戦し、たくさん失敗し、何故出来ないのか、どうしたら出来るのかということを、身をもって経験することが、将来、社会に出て自分の能力を発揮するために必要なことです。
「しかられる」「失敗する」ことは、子どもが成長する上で大切なことです。

「ピグマリオン効果」という言葉があります。
 子どもは親が望んだ方向に育っていくという意味です。
おまえはできない子だ、やることが遅くだめな子だ、何でそんなにダメなんだ、などと子どもを否定する言葉をたくさん言われると、子どもは自分はそのような子なんだと思い、持っている能力を発揮できなくなります。
 反対におまえはなんて賢い子だね、自分でがんばって偉いね、今日はこんなことができるようになったね、上手だねなどと何かできたときに、ほめる言葉をかけてあげると、子どもはうれしくなり、がんばろうという気持ちになります。
自分の持つ能力を最大限に発揮できるようになります。
 子育ての中で親の苦労は並大抵のものではありません。
いい母親になろうとがんばる必要はありません。
少しだけ、子どものいいところを探してみてください。
必ずいくつものいいところがみつかると思います。
長所に気づくと子どもをみるのが楽しくなります。
子育ては前向きにいきましょう。

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産科医不足誰が悪いの

2007年09月20日 | インポート
お産を取り巻く環境は悪化の一途をたどっています。
今回は、どこにその問題点があるのか考えてみたいと思いいます。
産科医療の現場では
産婦人科医は前置胎盤や前期破水などの緊急事態の可能性がある妊婦と、突然の児心音の低下や大出血がおこる分娩を扱う体制が求められています。
開業医の多くは、1日24時間、365日、常に緊急事態に備えなければならない。
2次医療機関は開業医からの搬送患者にも対応することが求められ、産婦人科医療を1ないし2名の体制で行っていくことは無理があります。
妊婦や児の搬送を拒否せざるを得ない状況が日常化しています。

産婦人科医師数はアメリカでは6.7人、イギリスでは7.1人と報告されている。
 全国の産婦人科新入局医師数は1989年を100とした場合、2000年には80%に減少している。一方女性医師は230%増加している。
女性医師が安心して妊娠・出産をしながら医師の仕事が続けられる環境をつくる。

医療の側
医師の産科離れが起こっている。
当直あけのまま、日勤に入るようなハードな勤務。
拘束時間が長い、分娩のため夜間の勤務が多くなる。
休日もない。という勤務が続き心身ともに疲弊していく。

分娩に関わる医療訴訟が多い。患者とのコミュニケーションを持ちにくくなり問題が起きると、訴訟やトラブルになりその対応におわれることで、日常の診療に支障をきたす。
産婦人科医のなり手が少ないことの理由に、訴訟が多いことがあげられ、訴訟を回避する動きがあります。
私は、うまく行かなかった場合には、自動的に第3者判定が必要と思います。現時点では訴訟しか手段はありません。訴訟される理由は必ずあルと思います。
それは、ミスとか失敗とかだけではなく医療従事者の人間性にかかっています。
いかに患者や赤ちゃんと心を通わせることが出来ているかが重要です。
信頼関係が構築されていれば訴訟にはなりにくいのではないだろうか

そのために、安全と言われていた医療行為が行えず、帝王切開が多くなる。
早めの医療介入をせざるを得ない。
医師が自分を守るためには仕方がない。


産婦の側
産婦の分娩に対しての知識や認識が希薄である。
従来は自宅でのお産や2世代、3世代の家族が同居し、お産や育児のことを自然に学んでいた。日常の中で家族に見守られのがお産の主流であった。
私も妹のお産を覚えている。
子守やおむつの交換も自然にしていた。それが我が子の子育てには役にたった。

核家族化と病院分娩がほとんど主流になり家庭でのお産はほんのわずかになってしまいした。

身近で子育てを見たり係わることが少ない。また早くから保育園で育てられる子どもの増加により親から子育ての力を学ぶことが出来ない。保育園では、子育てを保育者から学ぶのは不可能である。
3歳までは可能な限り手元で育てて欲しいと願わざるを得ない。
親のしてくれたことが、その後の妊娠や子育てに生きてきます。

食生活の乱れが胎児の成長や妊娠中のトラブル、妊娠中毒などの増加も誘発します。
ジャンクフードや添加物の多い食品や無理なダイエットはお産や子育てに影響します。
日本人の食を再考するのが食育だと思いますが、違った方向の教育をしていますね。
カロリーや栄養価ばかりではなく、食材の品質や、日本の伝統的な食事を学んで欲しいです。欧米人のような食生活は日本人には適していない。

和食中心のいい食事を心がけることは大切です。

女性の社会進出で、結婚や出産が高齢化しています。
年齢が上がれば上がるほどお産は大変になります。40歳を超えるとハイリスクに分類されます。

体外受精や高齢出産の増加でハイリスク分娩が増加し、 未熟児の増加や異常分娩が起こる可能性があります。

妊娠中の教育を充実させていくことが今、求められています。

患者と医療従事者が力を合わせて改善していきましょう。
みんなでお産を考えよう。

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不妊で悩む人々に

2007年09月19日 | 不妊治療
不妊治療中のみなさんへ
赤ちゃんを望んで、希望を持って治療に励んでおられる姿が脳裏に浮かびます。
赤ちゃんに恵まれない多くの人々が、施設に通われたり、効果があるといわれる方法に、チャレンジされていることだと思います。

治療中は、赤ちゃんを作ることが目的になっています。
一般的に赤ちゃんは授かるものと言われていますが、私は子どもは「預かる」ものだと思っています。
神が託してくれた赤ちゃんと、共に自律するために学ばなければなりません。
赤ちゃんは「親」を育てるために預かるものです。

不妊治療は、赤ちゃんを預かるための「こころ作り」だと思っています。

出産はゴールではありません。目的でもありません。
子育てのスタートです。
そのためには、多くのことを学ばなければ人を育てることはできません。
不妊治療をされている方の多くが、お産がゴールだと思っている人が多いように感じます。それでは、その後にやってくる子育てが「地獄」になってしまいます。

作るという意識をあらためて、心静かに、来てくれる時を待つと共に、子育てについて学んでください。

医療操作による行為以外に、私は一番重要なのは夫婦の心だと思います。
焦らず、静かに、命について、子育て、親育ち、自分育てをしてください。

その心を神様が聞き届け、赤ちゃんを託してくれるのではないでしょうか。

託された子どもは、また帰すことが大事です。子離れをする時まで愛情をいっぱいかけてあげてください。

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抱っこしないとなく

2007年09月18日 | 抱き癖
抱っこしていないと泣く赤ちゃんは多いですね。
哺乳類の赤ちゃんは、自分で餌をとれるようになるまで、母親が肌身離さず一緒に過ごします。
母親から離されることに死の恐怖を感じます。
母親に抱かれている時間が長い、赤ちゃんはいつも幸せを感じ心も栄養も満たされています。
一人で置かれると泣く赤ちゃんは、不安を感じたり、親のイライラ感を感じています。
赤ちゃんは抱っこが好きです。また親に抱かれている間は身の安全を保証されているので
ゆったりしています。
  泣かれている時は、大変でしょうが、たくさん抱かれた子は自律も早く、情緒も豊かに育ちます。

日常の生活をパーフェクトににようと思わず、ある意味では手抜きも必要です。
赤ちゃんが寝ている間に、料理などは作り置きして、冷凍保存しておくと時間が上手く使えます。
その時間を赤ちゃんとの楽しい時間に使ってはいかがでしょうか。

家事の間は、首がすわれば、おんぶや抱っこ紐を使っうと赤ちゃんも安心し、肌の触れあいもできます。
昔は、家族が赤ちゃんをおんぶしている光景をよく見ましたが、今はお母さんだけのようで残念です。時々、父親やおじいちゃんがおんぶをしている姿を見ると拍手をおくりたくなします。

先の見えない暗闇はいつまでも続きません。
赤ちゃんのいうとおりにしてみるのが得策です。


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無痛分娩で赤ちゃんは幸せですか?

2007年09月17日 | インポート
殆どの人が痛くないお産を望んでいると思います。
最近は無痛分娩を売り物にする「分娩施設」も増えています。
そしてそれを助長するような「本」も出版されています。
陣痛は赤ちゃんがおこすものである。
昔のお産は、自宅に産婆さんが来て産みました。家族もそれに参加し皆で誕生を共同作業で迎えました。
全て男女がお産を身近なものにし、生活の中で日常生活の中で、自然にお産を学ぶことができました。お産とはどのようなものか、子育てはどのようなものか、それを一貫して学ぶことが出来ました。

その後、お産は病院の分娩台で無理な姿勢で産むことを強要されるようになりました。
多くの人が仰臥位で産むことに苦痛を感じました、赤ちゃんにとっても産婦にとっても無理な体位で産むのですからお産が長引き、痛みが増加するのは必然です。
それらのイメージが定着するとともにお産を学ぶ機会が消失したことで、痛みだけが協調されるようになりました。
また、最近の若い世代は、痛みに対する恐怖心を持っています。

陣痛は分娩の進行によって、子宮の筋肉が収縮し、子宮口や骨盤が開き、産道が伸び、お母さんのいきみと赤ちゃんが産まれようとする力が痛みとなって現れます。
強い陣痛は、赤ちゃんが元気な証拠です。
お産は赤ちゃんとお母さんとの共同作業です。
お母さんは麻酔で痛みを軽減できますが、産まれてくる赤ちゃんはどうでしょうか?
全身麻酔では、スリーピングベビーといって眠りながら産まれます。これは赤ちゃんにも麻酔が効いて、軽く寝ている状態です。

硬膜外麻酔は血圧を下げます。血圧の低下や血量の減少により赤ちゃんに酸素が不足するおそれがあります。
分娩後の後陣痛が強く感じる等のデメリットもあります。

麻酔によるお産をする場合は、麻酔医の立ち会いが必要です。
麻酔医の確保をしなければならず、どうしても分娩日を決めて行わなければならず、自然なお産ではなく、赤ちゃんが産まれたいという自然なサインを無視され、出されてしまいます。それは赤ちゃんが臨んだものではありません。

赤ちゃんの心の成長にとって問題はないのか案じてしまします。

自分だけが楽をするという考え方は出来ればやめてください。
赤ちゃんと共に、対面の時を迎えると言う気持ちを持ってください。

しかし、不安神経症など心の病を抱えているひとにとっては、不可欠なお産でもあります。
全てを否定しているのではなく、麻酔による無痛分娩をしなければいけない人を否定するものではないことを申し上げます。



コメント (4)
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だまされないで自治体の育児情報に

2007年09月16日 | 離乳食
昨日、自治体の子育て情報をネットパトロールしていたら、とんでもない情報にぶつかりました。ただただ唖然です。
未だにこのような情報が自治体から提供されているのです。
まじめで、子育て熱心な親は、だまされてしまいます。
この自治体の首長に質問書を送り、改善及び訂正を求めます。
このようなケースは、きちんと文書の交換をして、公文書として残していかなければなりません。
口答でいっても、「自治体ははいわかりました」で終わりです。
自分たちの否を認めることはまずありません。
とんでも情報です。
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果汁は必ずしもあげなければいけないものではありませんが、母乳、ミルク以外の味に慣れる、スプーンに慣れるといったことを目的に、生後2~3か月ごろより始めることが多いようです。
果汁は手づくりでもいいですし、砂糖を加えていない市販の100%ジュースでもかまいません。初めは2~3倍に薄めて2さじ程度から試してみてください。
果物はりんご、みかんが用いられることが多いですが、季節のものを何でも試してみていただいてよいでしょう。
スポーツドリンクは元気な赤ちゃんには必要ありません。思ったより糖分が多く、過度のナトリウム接種で腎臓(じんぞう)に負担をかけることもあります。
****************
いかがですか。
生後6ヶ月までは、人工乳または母乳以外の水分を与える必要はありません。
また私たちは、箸を使う民族です。スプーンになれさせる必要は全くありません。
自治体の行政保健師にはもっと学んで欲しい。

情報は鵜呑みにしないでくださいね。
正しい情報を選択する目を養ってください。

この続きはまた書きます。

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