ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

お背負うた子より抱いた子

2014年12月09日 | 抱き癖

身近なことを優先させたり大事にしたりするのが人の常であるということ。
親は赤ちゃんを背中に負うた子よりは前に抱いた子の方があやしやすいことから言う。

 自分の後ろと前のちょっとした違いでも、赤ちゃんへの対応は違ってきます。

 「あやす」という行為は、赤ちゃんにとってとても大切であり母親にとっても大切です。

赤ちゃんは、お母さんと肌を合わせていると安心します。

母子相互の信頼関係を持てるようになります。

子どもの心の成長をより高めるためにも。 
是非抱いてあげてください。

赤ちゃんは気分が優れないときや親にしてもらいたいことがあるとき、ぐずることでそれを知らせる。
親が反応してあやしてくれたり適切な処置をすれば、安心してまた静かになる。
 赤ちゃんの働き掛けに対して親が反応しないことが多い場合だ。
そうすると、赤ちゃんは「自分が働き掛けてもムダ」というサインを学ぶ。
ムダとわかった赤ちゃんは泣いたりぐずったりしなくなる。
これが、よく言う「サイレントベビー」の問題だ。
たくさん抱いてあげてください。
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母の愛

2014年11月26日 | 抱き癖
母親にたくさん抱かれた子は
自分がされたことを覚えています。
この子は、たくさんお母さんに抱かれて育ちました。
第二子の妊娠中は母親から離れませんでした。
常に母親の傍にいてお母さんが何もすることができないくらい。
お母さんは,悩みながらも優しく抱いていました。
この子の赤ちゃんを慈しみ優しい眼差しで抱く姿に
感動しました。
指や腕、そして慈しむ眼差しが素晴らしい。

この子が母親になったときに母からされたことが自然にできます。
これからもたくさん学習することでしょうね。
それら全ては、この子の将来のためです。
子育ての手抜きは、次の世代の子育ての手抜きにつながります。

子育ては「次世代」を育てることです。
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抱っこ

2014年08月10日 | 抱き癖
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猿は、つかまることができないと生きて行けません。
ヒトは早生まれなので生後6ヵ月くらいから掴むことができるようになります。
ハイハイが出来るようになると、腕の力がついてきますのでできるようになってきます。
ハイハイも待っているだけでは出来ません。
生後早い段階からうつ伏せにさせてあげることが必要です。
生後一ヶ月でもうつ伏せにさせて、背中をさすってあげると首をあげてくれます。
これは条件反射です。
赤ちゃんをうつ伏せにしてほっておくのはいけません。親が見守りながらさせてあげてください。
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ただ待っていても出来るわけではなく、赤ちゃんが危機を察知する能力や防御本能を身に付けないと難しいのではないでしょうか。何でも親にされていると、そのような感覚は身につきません。

育児情報や育児雑誌に振りまわされないようにしましょう。
育児グッズは基本的に不必要だと思います。
育児ビジネスに惑わされてはいけません。写真の猿は「リボン」です。両手がありません。それでも群れに護られて子育てができています。赤ちゃんに捕まる力があるから生きて行けるのです。

※写真は著作権がありますので利用をお断りします。



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抱いて育てる

2010年01月10日 | 抱き癖
チンパンジーの子育ては、昔の日本人の子育てに似ています。
チンパンジーは、我が子を24時間抱いて育てます。
片時も離さず胸に抱いています。
Photo
子は、親にしがみつきます。それによって母子の愛着が育まれていきます。
眠るときも赤ちゃんを抱いて寝ます。赤ちゃんは母親が熟睡しても自分で規則的に、お乳を飲みます。
赤ちゃんが乳首を吸えないときには、声を出して訴えます。
母は、その声に気づき授乳します。

ヒトの子育てでは24時間抱くということは不可能ですが、出来るだけ多くの時間を抱いてあげることが必要です。
特に新生児期は必要です。
いい子に育てるために。

母親から十分に愛された子どもは、心が安定し、ゆったりとしている。?その子は、他人にも穏やかな心で優しい。
母親の愛着が不十分だと、妬みや恨みを持ちやすくなり、攻撃的な性格になると言われている。




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密着子育て!!

2008年09月10日 | 抱き癖
初産の場合、新生児期は、昼夜の区別無く赤ちゃんの泣き声よいうサインに振り回され、悪夢のような気持ちになり心が暗くなります。
しかし、次第に日数がたつと、赤ちゃんも親も学習し、泣き声や喃語から要求が読み取れるようになります。
泣いたらお母さんが目の前に来てくれる。そして要求を満たしてくれる。
お母さんが声をかけただけで安心します。
寂しいとき、お腹が空いたとき、暑いとき、甘えたいとき、こうして母子の一対一の愛着が形成されていきます。
この時に、たくさん抱かれることはとてもいいことです。

愛着が形成されないと、その子は他人や外界に興味を持てません。
言葉の獲得も出来ません。
モノに執着し、自分の殻に閉じこもります。

密着子育てをしてください。
我が子の将来のために。



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サイレントベビー・母親を拒否する赤ちゃん!!

2008年01月11日 | 抱き癖
赤ちゃんは抱かれるために生まれてくる。

昔は、抱かずに育てて、早く自立させるという考えや、抱き癖がつくから抱くなといったことが言われそれが実行されてきました。まちがった考えであり全く逆である。
早く自立させるためには、たくさん抱いて育てることが大切です。
抱きくせがつくほど強くていい子に育ちます。

一番重要なのは、産後一週間です。母と子に絆つくりに必要な母性を育み時です。さらには母乳の確保にとって特異的な鋭敏期とも言える大事な一週間であることを忘れて、自分の生活を満足するという人もいます。

最初の一週間」こそ育児体験を持たない、核家族化する今日の妊婦さんにとっては、育児実習のゴールデンタイムでもあるわけですが、この人生の始まりにおける一瞬の手抜き、うっかりした瞬時の息抜きが、一生の悔いになります。

赤ちゃんはこの時期に母親を刷り込みます。

安心感を与えて初期に自信を持たせる方が赤ちゃんは自立します。
抱くのは甘やかしではありません。


赤ちゃんはこの世に生まれて不安がいっぱいです。だから抱いてほしいと泣くのです。
どんなに泣いても誰も一向に抱いて助けてくれなければ、赤ちゃんは諦めて黙ってしまいます。
産院の母子別室の新生児室は赤ちゃんにとって地獄のような世界です。

そして、蛍光灯が不安を取り除く唯一の救いになってしまいます。蛍光灯を選んでかかわり合うだけの脳の働きになってしまいます。

抱かれることが少なく母親の愛情を得ることができない赤ちゃんは、母親の目を見ず、表情が乏しく反応が少ないと、サイレントベビーになります。
母親の目を見て笑うより蛍光灯を見て笑う。

このような状態の赤ちゃんを、治すのには2~3ヶ月抱いてあげることで急速に回復すると言われています。
たくさん笑顔で声をかけ肌を触れ合ってください。それが一番の薬です。

幼児期に抱かれることの少なかった子どもは、将来、対人恐怖・不登校・ひきこもり、いじめ・犯罪 反社会的 シンナー・麻薬・鬱病・パニック障害などになることが考えられます。

とかく親は、我がことを中心に考え、我が子の現在しか見えません。
将来を考えて現在の子育てをしてください。



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抱っこしないとなく

2007年09月18日 | 抱き癖
抱っこしていないと泣く赤ちゃんは多いですね。
哺乳類の赤ちゃんは、自分で餌をとれるようになるまで、母親が肌身離さず一緒に過ごします。
母親から離されることに死の恐怖を感じます。
母親に抱かれている時間が長い、赤ちゃんはいつも幸せを感じ心も栄養も満たされています。
一人で置かれると泣く赤ちゃんは、不安を感じたり、親のイライラ感を感じています。
赤ちゃんは抱っこが好きです。また親に抱かれている間は身の安全を保証されているので
ゆったりしています。
  泣かれている時は、大変でしょうが、たくさん抱かれた子は自律も早く、情緒も豊かに育ちます。

日常の生活をパーフェクトににようと思わず、ある意味では手抜きも必要です。
赤ちゃんが寝ている間に、料理などは作り置きして、冷凍保存しておくと時間が上手く使えます。
その時間を赤ちゃんとの楽しい時間に使ってはいかがでしょうか。

家事の間は、首がすわれば、おんぶや抱っこ紐を使っうと赤ちゃんも安心し、肌の触れあいもできます。
昔は、家族が赤ちゃんをおんぶしている光景をよく見ましたが、今はお母さんだけのようで残念です。時々、父親やおじいちゃんがおんぶをしている姿を見ると拍手をおくりたくなします。

先の見えない暗闇はいつまでも続きません。
赤ちゃんのいうとおりにしてみるのが得策です。


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抱き癖がついている子は強い子

2007年08月14日 | 抱き癖
うちの子は私にべったりあまえてばかりいます・」とか「抱き癖がついてこまっています・」という相談をよく受けます。

抱き癖がつくから1才まではあまり抱かないほうがいいと親に言われました」その言葉の背景には「自立」できないから「独立心」を養うというものでした。

今の子育てでは、抱かれたりない赤ちゃんの方が多いのです。

これらの赤ちゃんは泣かない、笑わない、視線があわないなどの情緒的な問題だけでなく、首がすわらない、お座りができないなどの発達おくれを心配しての相談もあります。

赤ちゃん猿は、お母さんとのスキンシップがないと死んでしまうことがありますが、 少なくとも猿の赤ちゃんを
はじめ他の哺乳動物の赤ちゃんは、 生後短い期間で自立していくことが可能ですが、人間の赤ちゃんは、
1才までは一人で立って歩くこともできず、1年間は準胎児ともいえるのです。
1才までの育児はお腹の中にいる時と同じような状態でいいのです。

それが早く生まれるようになってしまいました。
従って、生後1年間は、お腹の中にいるような心地よい環境にいるべきなのです。
大事なことは「しっかり抱き」「話しかけ」「おっぱいを頻回に飲ませる」これが必要です。

昔の我が国の子育ては、赤ちゃんを常に肌身離さず育てていました。
家事をするときには、背負い、抱き、寝るときには川の字で添い寝と、密着した子育てをしてきました。

十分に、甘えさせることをしていました。1年間は、母子密着の子育てが「母とこの絆」である基本的信頼感をつくっていきます。

この1年間の母親との信頼関係が愛の出発点となり、何かがあればいつでも愛されている母の元に飛び込んで帰れる、心の故郷ともなるのです。

1才を過ぎると、赤ちゃんは甘えの中から自立していきます。
甘えることが出来ないと、本来の自立ができず、基本的信頼関係がないと真の自立はできません。
最近の、親殺しや、いじめ、心の病へとつながっていきます。

「子育ての外部委託=アウトソーシング」はしないでください。
母親との信頼関係が熟成されません。

私たちは貧乏の中で育ちました。
家族の中で幸せに暮らせました。
家族で貧乏を分け合って暮らしていました。
そんな中でも「心は豊か」でした。
ヒトを愛することも自然に身につきました。


抱き癖をつけてあげてください。
抱き癖は、赤ちゃんの強い心を育てます。

1歳までは「子育ての外部委託=アウトソーシング」しないでください。

大事な我が子を「抱いて育て」てください。
子育ては、子どもの10年後、20年後を考えてしてください。

子どもから愛される親になりましょう。

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