ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

親育ち

2015年11月19日 | 親の自立

今日は、わが家に相談に来られた親子からのメールを紹介します。
      ***********
眠れず、朝方、ひげ爺様のブログを拝見し、相談したくなりました。

「篠山に来たらいい。」そう言っていただきました。

考えもしなかった遠方への旅行です。悩みましたが、唯一の救いの手でした。

田舎でのんびりしたら私もリセットできるかな。。。という思いもありました。

 ひげ爺様に初めてお逢いしましたが、いつもの語り口に、景色ののどかさも加わって、無事に着いた喜びが湧いていました。

しばらくのんびり過ごさせていただきました。その間、ひげ爺様はよく観察されていたのですね。(気付きませんでした・・・)。「こりゃ、大変だ」と言われました。思わず聞き返してしまいました。

これが当たり前、こんなもんだろうと思っていた息子を「この子はわがままだ。」と。

1日目の夜は、疲れから、うっかりぐっすり寝てしまったのですが、

2日目の夜、勉強会「親塾」。はじまりました。

「食事は『しつけ』の場。最も大事なところ」

「もう手づかみ期なんて終わっているはずだろう」

・・・あらら、見せていればいつかできるときがくるんだろうと のんきに思っておりました。

私のことは「子どもの手の中にすっぽり入り込んでしまっている」

「なんでも手を出しすぎる」

「子どもに、全部説明して、誘導尋問して反省させている。自分で考えさせてない。」

そして

「オッパイを欲しがるのも、寂しいからではなくて、思いどおりにいかないことの逃避のために欲しがっているだけ。単なるわがまま、甘えで、そんなときはあげる必要ない。」

・・・まさかひげ爺様からそんな言葉を聞くとは思ってもいませんでした。

寝ないのも「3時から5時にがっちり遊ばせれば寝ます。それだけのこと。」といわれ、ずっこけました。この時間は、ずれこんだ昼寝や寝起きのぼやぼやした時間でしたから。

息子が朝に眠たがるのも、「自然なこと」とのこと。

午前中は公園などで近所の子と遊ばせたいのに、遊ばせられなくてズレているなーと悩んでいたのです。これも大人の都合なのですが。

「周りの様子に惑わされるな、振り回されるな。周りが違っているんだ。」「今は友達を作るより、生活を作ること」そうも仰いました。

おやつのことも周りが気になってしまっていました。焼き海苔やおつゆ麩、いりこや鰹節など食べさせられていた息子は、お友達のところで美味しいお菓子や飲み物を出していただいた折、わが子だけ食べられないのも不憫に思い断れなかったせいで、以来、人のうちで戴く物にとても卑しくなってしまっていました。

篠山でもおやつとジュースをいただいたのでした。

そして、最後の日の朝食でのこと。

前の晩もジュースでひとゴネしてまして、その時の約束「明日の朝にする」というジュースを喜々として飲み干したあと・・・・出ました「もう一本ほしい!」

 ここで駄々をこねたのが、「親塾」最終仕上げのはじまりでした。

泣き喚く息子に、私はつい説明したり、声をかけたくなってしまうのですが

昨夜「わがままはそこで完結させなくてはならない」気をまぎらわせたりしてもいけない。そういわれました。

目の前で「絶対に話すな!抱くな!見るな!」というひげ爺様。

「ジュース欲しい!」という要求が、次第に「おかあさん、こっち みてよー!!」とひっぱりはじめ、膝の上に上っては抱いてもらおうとしがみついてくるのを引き剥がさなくてはならなくなりました。

目も合わさず、声も発せず、食事のお皿をさげ、洗い場に移動しました。

「自分でどうしたらいいか考えて、自分でここにくるまで待つんだ」とひげ爺様に言われました。

「負けるな」って言われ続けなかったら、へし折れていたと思います。

「強くなれ」ひげ爺様にいつも言われていたのは、こういうことだったのだな、『躾』とはこういうことなのだと、やっとわかりました。

息子をこんなふうにしてしまったのは、私だったのだと思いました。

つらい思いをさせるより息子のため、息子にいいと思ったことは、毅然としてやりぬかなくてはならない。

ひげ爺様にも言われましたが、本当に今来るべき時だったのだと思いました。

本当ならもっと早いほうがよかったかもしれないけど、

残されたチャンスは今しかなかったと思えました。

息子がようやく「ごめんなさい」って自分で言いに来たときのことは、言葉にどうも言い表しようがありません。

 どっぷり修行した余韻を残して、帰らなくてはなりませんでした。

息子はひげ爺様に「大人の顔になったな」といわれました。

一方、あまりに、今までの自分がなさけなくて、思わず「あの、私にもいいところはないでしょうか」と伺ってしまうほどでした。

自分の子はなんでこう手を焼いてしまうのか。

そして、息子と私にあった「どうしたらいいかわからない」という感覚。

今するべきことが揃っているのに、母親がぼんやりとしていたからだったのでした。

そのほかのことも、つながり、答えはおのずと解決していく気がしました。

 帰りの新幹線の中でコアラみたいに抱っこしたまま寝ている息子が産まれたばかりのわが子を抱いたときのように、いとおしく感じました。

でもあのときとは違う感覚でした。

かわいいな、守りたいな、そういう感覚とはちがってちゃんと導いていこうというか・・・気持がシャンとして穏やに包んでいる気がしました。

  ****************

親子の変わっていく姿にはいつも感動します。

二人とも大きな自信を持って帰られました。

このような行いを与えてくれた神に感謝をします。 

お母さんも気持ちが変わり毅然とした態度で子育てを楽しんでいかれることでしょうね。

親が変われば子も変わる。

子育てはない。あるのは親育てだと確信しています。

国や自治体が進める施策は間違っている。本当に必要なことが何かを考えて実行して行かないと「日本 」は間違いなく滅ぶことを確信する。
だからこそ出来ることを身の丈で行い続けていく。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

規則正しい生活を

2015年08月27日 | 親の自立

あなたは、わが子をあなたの時間に合わさせていませんか?

お子さんを何時に寝かせていますか?

2・3歳児では、9時までに、寝かせなければいけません。

規則正しい生活習慣を身につけさせるのは、親の務めである。

規則正しい生活とは「我慢」をすることを教えていくことである。

年齢に応じて欲しいものや生活習慣を守ること我慢することを教える必要がある。

子どもが欲しがるものをいつでも与えるのではなく一定のルールにそって与えなければいけません。

子どもが守ることを多くしてはいけません。

2・3歳児では、最初は、就寝・起床、食事、排泄の時間が規則正しくできればいいのです。

時間がたまにはずれることを気にしないでください。

あまり厳格にしすぎると親がイライラして上手くいきません。

親の考えを押しつけないでくださいね。

 

これらの規則を理解している子は、学校や幼稚園にいっても集団生活に適応できます。

幼稚園にいったから「集団生活」が出来るのではありません。

 

時間をかけて規則正しい生活が出来るようにしましょうね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全ての子は親を導く

2015年07月05日 | 親の自立

幼くして虐待をされて死んでいった子どもたちは、どうして生まれてきたのでしょうか?」

 親を導くために神から遣わされたのだと思います。

 親は罪を贖罪することで殺してしまった我が子に懺悔していくのです。

 幼くして死んでいったこどもは、神から与えられた命を全うしたのです。

 それが寿命です。

 自らの命を懸けて親に教えたのです。

 全ての子は親を導くために、生を受けたのです。

 「虐待をしてしまった親たちも、心に傷を負っていたとも思いますがどうしたら止めらると思いますか」

 このような事件を引きおこさないためには、妊娠中の教育、産褥入院中に、子育ての仕方を学び世代間連鎖を食い止めなければいけません。

 そのためには産科医・助産師の教育が必要です。

 妊婦教育も妊娠期間を通して何十時間も何日も費やさなければなりません。

  爺は国や自治体の無策を嘆きます。
こどもが自らの命を懸けて訴えても何も応えていません。

 責任をなするつけ、責任逃れをするだけです。

 虐待の通報を受けても逃げるだけの卑怯者の集まりです。
めんどくさいことに関わりたくないのです。 

 マスコミも同罪です。

 虐待を生まないためには、先ほども書きましたが未然防止、世代間連鎖の防止です。そのためには妊娠中の教育や食事や子育てについての学びの時をたくさん持つことです。

 

妊婦さんや赤ちゃんを連れているお母さんに優しく声をかけるだけで十分です。

皆で温かく声をかけましょう。あなたの一言が「命」の灯火を輝かせるのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身勝手な子育て

2015年05月26日 | 親の自立

今日の花はあやめです。
わが家の池に菖蒲が咲いています。

毎年、長いこと咲いてくれます。

 

自分の狭い考え方で、我が子をがんじがらめにして苦しめている親が多い。

苦しめているのがわからず、自分が苦しい助けて!!!

わめき、悲しみ目が引きつっている親が多い。

人からいわれることに過剰反応し、我が子にあたる。

子どもは、恐怖を感じて心のバランスを崩す。

親は、それに反応しさらに子に当たる。

それを正当化し、私は悪くない。

子どもが悪い。と転嫁して自分を慰める。

愚かな親の典型である。

高齢の親によくあるケースです。

頭で子育てしようと考え、わけのわからん学者せんせ~~のマニュアル本にしがみつき

その通りにならないと悩み子に当たる。

子育ては頭でするものではありません。

親から備わった子育て力でするものです。

本はそれを補完してくれません。

まわりのお節介も子育て力をましません。

 不幸な子育てをされた親は、その呪縛からなかなか逃れることができません。

いいサポーターに支えてもらっても力がつくまでには時間がかかります。

不幸な子育ては次の世代の子育てに影響する。

 子育ては素直なこころで我が子と向き合わないとできません。

計算や打算は悲しい結末が待っています。

 今ではなく、10年先、20年先を見てすることである。

 

親の穏やかな心は、子どもの心も穏やかにする。

子どもの穏やかな心は、親の心を穏やかにする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親子は共育

2015年05月11日 | 親の自立

(ギシギシの花です。田んぼの畦や道ばたに咲いています。)

 

遊んでは振り返り、ふとした時に戻って来てくれる子どもの姿が、

私の自信にもつながる一日になりました。」

子どもは、親との距離を少しずつ伸ばしていきます。

振り返りは「親の確認」です。「愛」の確認です。不安になったら安全基地である親の元に戻ってきます。また愛を充電したら冒険に出ていきます。

その繰り返しが子の自立に向かいます。

それは、親の元にいるから出来るのです。

保育所では出来ません。頼るべき親がいないからです。

我が子との「絆」は親子の時間が作ります。

今しか出来ない母子の育み「共育」を楽しんでください。

子も親も共に育つことが大切です。

昔は、子どもは子どもの社会がありました。

今はほとんどありません。

親子で育ちあいながら絆を深めていきましょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

振り返り

2015年05月10日 | 親の自立

(ヤワゲフウロの花です。小さな花ですが美しく凛々しい花です。)

 

自分を見つめ直すことはとても大切です。

全ての人に、必ず悩みがあります。

悩みは、欲望や自分勝手な心の現れです。

もう一度、自分の生い立ちを振り返ってください。

あなたが生育歴があなたの悩みをつくります。

悩みから心を解放するためには、自分自身を内観しなければなりません。

そして「自然」に身を任せ、わが子の訴えを感じ取ることが出来れば子育ては楽しくなります。

不幸な生育歴を持ったまま、育てられた子は、成人してから必ず心を病みます。

引きこもったり、リストカットや拒食症、問題行動を起こしたり、心を病みます。

それは「親」が作ったものです。こどもは不幸です。

 

女性の場合は、出産によって心の中にあった「トラウマ」が出現します。

そのような不幸を、引き起こさないように幼児期の基本的人格が形成される時期の子育てを大切にしてください。

わが子の訴えを感じ取るようにしてください。

自分の都合でこどもを振り回さないでください。親のエゴです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が子を連れ回していませんか

2015年03月12日 | 親の自立

(庭の椿の花が美しい)
 

親の趣味や楽しみのために「我が子」を犠牲にしていませんか。

乳幼児期に我が子を連れ回すのよくありません。

親が自分の楽しみや生活の考え方を我が子に押しつけて、毎日毎日、自分のスケジュールを入れていませんか。

特に夏の外出は暑い

暑さの中を連れ回すのは、我が子に苦痛を与えます。

乳幼児をつれての海外旅行も賛成しかねます。

自分勝手な観光旅行に付き合わせて子ども楽しいのでしょうか。

海外には、様々な感染菌や衛生状態も悪いです。

 親の自己中心の行動に付き合わされている子どもには「笑顔」が少ない。

言葉も遅れがちになり、他者とのコミュニケーションがとりにくくなります。

 我が子にもっともっと「こころ」を向けてください。

我が子が望むことに「こころ」をかたむけてください。

二人でたくさん楽しんでください。

子育てサークルに参加しても我が子や他の子を遊んであげてください。

親同士で駄弁ってばかりいないでください。

 他人は何も言ってくれません。

注意もしてくれません。

毎日毎日「ウロウロ」しないでください。

 我が子の将来を考えて考え直せ。

いまからでも遅くない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自立心は愛によって

2015年03月08日 | 親の自立

(フキノトウ)里山にも春がやってきました。


子育てを楽しんでいるお母さんからメールが来ましたので、ご紹介します。

とっても、とっても前向きに楽しんでいます。

母子の笑顔、そして家族の笑顔が目に浮かびます。

お父さんもきっと子育てを楽しんでいることでしょうね。

*************

おかげさまで、息子は、もうすぐ8ヶ月を迎えます。

「自立心は、愛情に満たされた心の上になりたつ」というような意味の言葉を

少しだけ実感しましたので、メール書きました。

ベビージムで遊んでいる時、ねころがって遊んでいるときは、

私もそばを離れることがあるためか、時折私を探します。

姿が見えなくなると、声を出して呼びます。

しかし、お座りして遊んでいる時の集中力は比になりません。

まだ後に倒れるおそれがあるので、彼の背後に私が座り、

私のももの間に彼のお尻をはさんで遊ばせているのですが、

姿は見えなくても、お尻に母の存在を感じ、安心しているからこそ

身も心も遊びに没頭しているのだろうと、彼の背中から感じました。

いつか、息子が自分の足で走り回って遊ぶようになった時も、

私達親が、彼にとって心から信じられる安全基地でありたいと思いました。

 

子どもって、すごいですね。

どうして、こんなにも無心に、虚心に、自分を信じてくれるのでしょう。

私も、無心に、虚心に、彼と向き合って成長していきたいと思っています。

************

子どもは、親に様々なことを教えてくれます。

無心に「こども」と向かい合うことは素晴らしいことですね。

 

僕は街で「赤ちゃん」とすれ違うときに、自然に顔がほころんでしまいます。

他の人が見たらおかしな光景でしょうね。

 

赤ちゃんはその波動を敏感に感じて「サイン」を返してくれます。

お母さんは、無心にそのサインに応えているのです。

 

我が子を信じて「無償」の愛で預かった命を、返すときまで与え続けてあげてください。

至福の時が訪れます。

 

愛情は親子を育てます。自立心の強い人に育ちます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父親の自覚

2015年02月06日 | 親の自立

 

母親と父親では我が子に対する意識が違います。

 女性として生まれ、赤ちゃんを産み育てることは、大変ですがとても楽しいことです。

親の願いは、心と体が健やかで、いい子に育ってほしいということではないでしょうか?
親になったことを自覚して、母であることを誇りに思ってください。

 子育てに悩まないためには、他の人の言葉や忠告、本や育児雑誌の情報に振り回されないでください。

また、インターネットの情報にも振り回されないでください。

悪い情報が氾濫しています。

 夫が父親になるのには時間がかかります。産後すぐは当てにしないでください。

母親と違ってすぐには子どもに愛情を持てません。

里帰りが長いとその分遅くなります。

いつかきっといい父親になってくれます。

その時まで待ってあげてください。

子どもが6ヶ月を過ぎるまではなかなか抱っこや遊び方がわからず悩んでいると思います。

私は下に妹がいましたので、抱っこやおんぶをして子守りをして育ちましたので、我が子を抱いたり遊んだりすることに戸惑いはありませんでした。

沐浴も帰宅が早いとしていました。

おしっこやうんちの処理もしていました。

 

夫ができればしてもらったらいいと思います。

でもなかなか出来ません。

出来ることをしてもらったらいいのではないでしょうか。

買い物や洗濯などの家事を手伝ってもらうと楽ですね。

 後は、赤ちゃんの泣き声を不快に感じないようになるといいですね。

泣き声は親に何かを求めてるサインです。

 それがわかると夜泣きも赦してくれるのではないでしょうか。

 妻をいたわる気持ちを持つことが一番大切なことです。

 重ねていいます。父親の自覚はを持てるのは個人差もありますが時間がかかります。

幼児のような父親もいます。

一人っ子で育った親に多いのではないでしょうか?

一人っ子同士の結婚は、子どもを授かり家族が増えると問題が起こるケースがあります。

父親は自分が出来ることをしてください。

最初は、妻を労る気持ちだけでも十分です。

今日からその気持ちを妻に伝えてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親の愛は無償の愛

2014年03月11日 | 親の自立
?Img_7495
赤ちゃんは、母親に抱かれ、思う存分に甘えることが必要です。
?母親に対する絶対的信頼感を構築します。
?母親が赤ちゃんの心の安全基地になると、次第、次第に親から離れていきます。
?その距離は、少しずつ延びて友達とも遊ぶことが出来るようになります。
?ともだちと遊んでいる間も、時々、母親を確認しています。
?不安になると母親の元(安全基地)に戻ります。
絶対的信頼感が構築されないと、子どもの心は不安定になります。

?近年の子どもが関係した悲しい出来事の背景にあるのは「母性に裏打ちされた信頼感」が育っていないからです。
?育たない背景には、親の育った養育環境が大きく影響します。?大切な時期に、親の愛を受けて育つことが大切です。

?今、必要とされているのは、「親を育て直す」ことではないでしょうか!!?育てられていない親、親になっていない親、そうならない施策を国は構築すべきです。?
親育てをおろそかにしてきた国や政治の「無策」が今日の悲惨な出来事を誘発しています。?ワークライフバランス、保育所待機児ゼロなどという愚策を煽るのではなく、?安心して産み育てることが可能な施策を、国や政治屋は考えなければいけない。

 子を産んでも、母になれない女性が増加し悲惨な子殺しをしています。
?犯人を責めるのではなく、そのようなことが起こりにくい国家を作らなければいけない。?
金銭的な豊かさではなく、 真に豊かな暮らしを実現することが必要です。
子どもは全て「神の子」である。?親が作ったものではない。?傲慢さを棄てて「愛」を持って生きよう。


人として生きて行く上で、一番大事なことは「愛」を持つことです。?養育される過程で「愛」をたくさん受けた子は「強く生きて行くことが出来ます。?
愛が不足して育った人は、困難を乗り越える力や自分を愛することが出来ません。?
他者を愛することも出来ません。
親は、わが子を「愛」で育んでください。?
「情」ではありません。?

愛があるからこそ「躾」も出来ます。?躾られていない子が、親になってもわが子に「躾」をするのは難しい。
?何故ならば「躾」が脳にインプットされていないからです。?
だからといって投げ出すのではなく、親自身がもう一度「躾」とは何かを考えてみてください。?

わが子の将来のために。?怒るのではなく、しつけをしてください。
子どもの成長に、必要なのは「愛」です。?他者を「寛容」することも「愛」です。
?子どもは「愛」で見守ってあげてください。?
子どもの行動の全てに「意味」があります。
?「噛みつく」投げる」「つきとばす」



コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子は親の所有物ではない

2012年11月01日 | 親の自立
Img_5599
(お茶の花です)

子どもは、親のものではなく「神からの預かりもの」です。?
自分で「つくった」ものではありません。
?人は、親からたくさんの「慈愛」を得ることで豊かな心と強い精神力を持つことが出来ます。
?親はその支援をするのです。?それこそが子育ての「原点」です。
?子育ては、親からしてもらったことを「なぞる」のです。
?楽しい子育てができるかは、いかに「親」から「愛」を持って育まれたかによって決まります。
?巣立ちの時は、それぞれによって違います。
?子離れ出来ない親は、自分の親が子に依存していたケースが多いです。
?自分の育った道筋を辿ってみてください。
?思い当たるふしがあるはずです。
?親は、我が子を神に還さなければなりません。?
子は親の元を離れ、成人以後は他人との人間関係を深め精神的に成長していきます。
?その土台は、親から受けた「慈愛」です。
愛が深ければ深いほど素晴らしい「人」になれます。?
「愛」は「愛情」ではありません。?
「愛情」で育ててはいけません。
?赤ちゃんは「無垢」で生まれてきます。?
それを変えていくのは「親」です。
?子育ては、自然体で臨んでください。
?無駄な知識や情報、小細工は必要ありません。?
「自己肯定感」を持った子に育ててください。



コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孫との上手な関わり方

2012年05月25日 | 親の自立
Img_1252_2
(エンドウの花)
今まで独り占めしていたお父さんお母さんを、とられるようで上の子はとても不安になります。?
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になるんだから、もっとしっかりしてね」等とプレッシャーを?与えないでください。
?赤ちゃん返りもしますが、しっかり甘えさせてあげてください。?
お母さんが外出出来ないときはおじいちゃんおばあちゃんが外遊びをしっかりさせてあげてください。?
 また、おばあちゃんおじいちゃんが赤ちゃんを抱っこして、上の子がお母さんにたっぷり?甘える時間を作ってください。
甘えることで難しい時期を過ごすことが大切です。
楽しい子育てのサポートをしてください。?若いお母さんは皆さんの助けを必要としています。
?若いお母さん・お父さんの意思と方針を尊重して、そばからそっと見守って、時々、手助けしてあげてください。?望まないことをするとマイナスになります。
お母さんの願いは、自分の他愛もない愚痴や話を否定や批判をせずに聞いてもらいたい。
?ほんの少し子どもから解放される自分の時間が欲しいのです。
?ただし赤ちゃんをお母さんから奪ってはいけません。
?お母さんの疲労が強くお母さんが望んだ時には是非かなえてあげてください。
? お母さんが次の子を授かると、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる上のお子さんには十人十色、本当に様々な変化が表れます。
? しかし、その変化全ての奥にある子どもの気持ちは、「お母さんにかまってもらいたい」です。
? 今まで一人でできていたことをしなくなったり、わざとお母さんの気を引こうと手のかかることをしてみたり・・・(もちろん、中には赤ちゃん返りもせずに、ぐんぐんお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子もいますが)甘えん坊になったり、泣き虫になったり、暴れん坊になったりと、大人からみると「困った」ことを次々にやっていくかもしれません。
つわりでしんどい時期や大きなお腹を抱えていると、一見以前よりも手の掛かる我が子に困惑したり、イライラしたりすることもあるでしょう。
? でも、ちょっとだけ子どもの立場に立ってみてください。
子どもにとっては、今まで周りの大人たちの関心と愛情を一身に受けてきた立場が一気に揺らいでしまう、あるいは大好きなお母さんを赤ちゃんに取られて、自分は嫌われてしまうのではないか?という危機感をもっているのかもしれません。このことは上の子が何歳であっても変わらないようです。
? 「うちの子はどうかしら?」と思うお母さんは、上の子がそんな思いをしていると解かってあげて、上の子にも今まで以上に愛情を伝えてあげてください。?
 お産後なら、上の子にもおっぱいをあげてみるのも良いかもしれません。
「自分も赤ちゃんと同じ、おっぱいをもらえる存在なんだ!」と思えると、きっと安心して赤ちゃん返りからも早く開放されるでしょう。
上の子も決して赤ちゃん返りをしている状態が心地良いはずはないのですから・・・。? 大好きなお母さんの抱っこを赤ちゃんに譲ることや、初めてお母さんと離れて過ごすこと等々、赤ちゃんが生まれることはとても嬉しい反面、いろんな試練を子どもに与えます。
もちろん、その試練は子どもが育っていく上で貴重な体験になるでしょう。
? 最後に、お父さんとお母さんが必要以上に「お兄ちゃんになったんだから!」などとプレッシャーをかけず、子ども自身がお兄ちゃん・お姉ちゃんになるのをゆったりとした気持ちで待ってあげてください!
孫にとって「オアシス」になってあげてください。?親は子どもの欠点ばかり見えて気になります。
?おじいちゃんおばあちゃんは、孫のキラリと輝く素敵なところを見つけて引き出してあげてください。?孫育ての時間を楽しんでください。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子連れの深夜徘徊

2012年04月18日 | 親の自立
Img_0895

子連れで深夜徘徊するな
最近、深夜に赤ちゃんや幼児、子どもを連れてコンビニやスーパーを徘徊している姿をよく目にする。

子どもと家族のふれあいが、仕事のやる気を起こすので夜中の買い物や家での遊びが10時すぎて遊んでいる。
とんでもないことである。
子どもは早く寝かさなければだめだ。
おろかな親の身勝手な屁理屈は、子どもをだめにする。
家族団らんは休日や夜9時までにすべきである。
共働きだからとか、夫の帰りが遅いからなど理由にならない。

子連れで夜の町をうろうろすることは、子どもにとってプラスにはならない。

きちんとした生活のリズムや生活習慣をつけるのは、親の務めである。
もし買い物が必要であれば、夫婦であればどちらかが家で子どもと留守番すべきである。
乳児であれば母親が留守番するべきである。
子どもの脳や豊かな心は規則正しい睡眠によって育まれる。

シングルマザーの場合は、休日や時間の都合のつく早い時間に行って欲しい。

親の身勝手な都合で子どもを犠牲にして欲しくない。
その付けは、近い将来必ずやってくる。後悔してからでは遅すぎる。
今からでも遅くはない、早くやめて欲しいと願っている。




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが子の声が聞こえてますか

2012年02月01日 | 親の自立
わが子のメッセージが聞こえますか。
心を澄ませてみてください。きっと聴こえますよ。

人が人として生きてくために必要不可欠なのが「母の慈愛」である。
乳幼児期に十分に愛されている子は、成長してもくじけたり辛い事があっても乗り越えることができます。
「愛」が欠けると、心に傷を負います。
そうさせないためにも、今の時期を大切にしてください。
あとから後悔しても、戻りません。
愛されることによって「自尊感情」が生まれます。
その感情が持てないと、自立心が養われません。
自尊感情は、様々な困難が起きてもそれを乗り越える力になります。
わが子が苦しまないようにしてあげてください。
わが子が苦しまないということは、あなたも苦しまないということです。

今、手抜きをすると必ず報いが来ます。Img_2148




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過保護になってませんか

2011年12月02日 | 親の自立
過保護を「愛情」と思っていませんか?
多くの親が、わが子が求めている欲求を無視した行為を行っている。
わが子が嫌がっているのもわからず、親の都合で対応している。
これを続けていると、わが子の心の成長や愛着形成にも影響します。
して欲しくないことをするのは「過保護」です。過保護は「愛着」を歪めてしまいます。


親は、わが子の欲求に迅速に対応してください。
して欲しいことを「理解」して応じることで
わが子も親を信頼する。
素直な心になってください。
そうすればわが子の欲求を感じる感性を持てます。
相互信頼が「愛着」を深める。
母親がわが子に心を配れば対応できます。

2歳までは、愛をかけ、スキンシップを十分にとってください。
生活習慣を身につけるように育ててあげてください。
心の安定したいい子に育ちます。
人としての「基礎」をつくることが大切です。

わが子に問題があるのではなく、親に問題があるのです。
子どもは、生まれながらに歪んだ心を持っていません。
歪めたのは「親」です。
わが子は「神の子」です。
Img_2116




コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする