ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

大晦日

2014年12月31日 | 丹波篠山暮らし
一年経つのは早いですね。
今日は大晦日
皆さん忙しい1日になることでしょうね。

爺は毎年、大晦日は一年に感謝する日にしています。
一年を回顧し、その年に出会った多くの人のことを思いだし
その出会いとご縁に感謝します。

悔いることのない一年を過ごせたことは素晴らしい。

今年の6月に糖尿病が発覚し、知人の医師から
即入院、即インシュリンと宣告され、紹介状を書くからと言われました。
それを断って、食事で治すと宣言しました。
食事でなったものは食事で治す。
12月現在、全ての数値が正常になりました。

病気と闘うのではなく、友として大切に生きることが大切です。
病は「警鐘」です。
それを受け入れることで豊かな生活が出来るのです。
炭水化物、砂糖をとらない食事も楽しいです。
病気が与えられたことに感謝です。
全てを受け入れることで人生が変わりますよ。
悩み悔やむことがありません。
幸せです。
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里山だより

2014年12月30日 | 丹波篠山暮らし
本日でFacebookを永久削除しました。
1月1日からFacebookの企業ポリシーが変わりそれに同意しないといけなくなりました。
個人情報をつかって企業の収益拡大をねらったものです。
ネット社会は個人情報が筒抜けです。

Facebookを永久削除するのはスマホなどの携帯では出来ません。
パソコンでしか完全に削除するのは出来ないのです。
複雑な手続きをしないとできません。
これからはこのヴログで里山のこと伝えていきます。

今夜は温かいです。
明日から雪の予報です。
元旦は雪景色になりそうです。

明日は大晦日
一年の締めくくりですね。

日本の伝統的な「食文化」の伝承のために子どもとお節づくりをしてください。
料理を作る楽しみ、伝統の味をつないでください。
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愛着不足

2014年12月29日 | 子どもの成長
子どもは、親の大きな期待を受けて誕生し、親の愛を受けて育ちます。
親の愛もそれぞれ違うように、子どももそれぞれ違いを持って生まれてきます。
時には、ハンディキャップを持って生まれてくる子もいます。

私はこれまでハンディキャップを持って生まれた赤ちゃんと係わらせていただきました。
赤ちゃんと係わるということは、「親」と係わることです。
多くの親が、特に母親は自責の念にかられます。
育児の責任が母親一人に託されているのが現実です。

ハンディキャップを持っている赤ちゃんや子どもは、それをハンディキャップとは感じません。
むしろ「親」が感じています。
子どもはその子なりに成長します。
そして神がその子に与えてくれた能力を最大限に生かして成長していきます。
しかし、親はなかなかそのハンディを認め、前向きに受け止めることが出来ません。時間がかかります。
あるがままを受け入れていくことからのスタートです。
自信をもってくると子どもも自信に満ちてきます。親子の間に笑顔が広がります。

最近は自閉症らしい症状のみられる子どもが増えているといわれています。
そのようなこどもたちの成育歴を聞いてみると、乳児期からテレビやビデオの前に寝かされて放置されていたり、あるいは抱き癖がつくと言われ、放置されていたり、夜更かしであったりします。

  乳児期に心地よい思いを与えると、乳児の脳内でオキシトシンが産生されます。
しかし、放置され心地よい思いを与えることができないと、オキシトシンが産生されず、脳がストレスホルモンによって傷害される可能性があります。
これは「愛着」が欠けていためにおこることもあり、自閉症とよく似ています。

親として他の子との違いを感じたら、早めに受診しましょう。
1~2歳の頃に、自閉症を疑われたら本当にそうか診察してもらことから始めましょう。

全ての障害をハンディキャップと考えるのではなく、個性を持つ子どもと理解してください。
必要なのは我が子や周りの子どもの側に立って、子どもの心を離さないようにしてください。
そのためには周りの理解も必要です。
個性を持った子どもたちの支援や理解をもって皆が健やかな子どもの成長を皆で支え合いましょう。

親は我が子に自身をもってください。そして、子どもを信じることです。
すべての子どもは「無限の可能性」を秘めている宝物です。
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夜間授乳はむし歯になる??

2014年12月28日 | 母乳哺育
母乳と虫歯について医師や保健師に誤解があるように思います。

夜間の授乳は、虫歯になるといったことや母乳には栄養がないといったようなことを言われます。

渡辺眞史先生に回答していただきましたので参考にしてください。


 ****************

 1歳児健診で、夜間の授乳(母乳なのに)が虫歯になると言われました。

保健師さんの問診と、その後の歯科相談で、両方から「いつまで母乳を続けるつもりですか」と言われました。

「自然卒乳を待つつもりです」と答えたところ、断乳の指導はありませんでしたが、歯科指導では、「夕食後の歯磨きあとの授乳、夜間の授乳、こういうのが危険」とことあるごとに「危険、危険」とくり返され、嫌な気持ちになりました。

 今も夜はおっぱいがないと眠れないし、夜中に1~2回はおっぱいをあげています。

そのたびに歯磨きしなさいと言わんばかり。
食後の歯磨きはしっかりしているつもりですし、その後の水分はお茶か母乳で
ジュース等は与えていません。

母乳自体に虫歯になる要素(原因)はないと考えていましたが、よいのでしょうか?
また、「もう母乳に栄養はない」というようなことを言われましたが、本当でしょうか?
母乳の成分は母親の血液だから、大丈夫では?とは思うのですが。
 
これからもおっぱい育児を続けていくつもりに変わりはありませんが、アドバイスを頂けると嬉しいです。
宜しくお願い致します。

  ****************

回答 たまごママネット医師団

母乳には身体が成長するための栄養、身体を丈夫にする免疫、基本的信頼関係を築く心の栄養の役割があります。心の栄養が注目される前は1才になり離乳食を食べるようになれば母乳にこだわる必要はないと考えられました。しかし1才を過ぎても母乳には大切な役割があり、母親に抱かれおっぱいを含ませてもらうことからくる安心感が基本的信頼関係を築くうえで大切なことと考えられています。
 このため世界的に赤ちゃんが望めば2才以上まで母乳育児を続けることが勧められています。

歯科の先生や保健師さん達の中には虫歯だけをとらえてこの心の栄養のことまで考えてくれないことがあります。このため母乳を止めるように指導されることがあります。

 虫歯は母乳だからできやすいできにくいということはありません。
この時期には栄養の主役は母乳以外の食べ物です。特に砂糖の含まれる食物は歯に歯垢を作ります。
眠っているときには唾液の分泌が少なくなり歯垢の中に虫歯菌が繁殖しやすくなります。
この虫歯菌が酸を作り続けることで虫歯となります。
離乳食や甘いジュースなどをとり歯が汚れたままで夜間に母乳を飲むと虫歯を作ることがあります。
このため夜間の授乳だけを取り上げて母乳は虫歯を作ると言われてしまいます。
 虫歯の一番の原因は歯垢ですから眠る前に歯の手入れをして歯垢を取り除ききれいな歯にすることが大切です。少なくとも1日1回はガーゼか歯ブラシでしっかりと歯の表面を磨いてください。
食事は砂糖を使いすぎないようにし、市販のジュースやスポーツ飲料、乳酸飲料などには砂糖がたくさん入っていますから与えないでください。
 甘い味を好むようになると虫歯になる危険が高まります。

1才を過ぎると母乳には栄養がないともよく言われますが、母乳には充分な栄養があります。
母乳は飲み始めと飲み終わりでは成分が違います。
1日の中でも朝の母乳と夕方の母乳では成分が違います。
生まれて間もないときの母乳と数ヶ月したときの母乳、1才過ぎの母乳ではその成分が違います。
母乳のよいところはその時その時の赤ちゃんに必要な成分の母乳が作られているということです。
これは人工乳にはまねのできないことです。
1才過ぎてからの母乳はその時に必要な栄養成分をしっかり含んだ母乳です。
 生まれて間もない時の母乳に比べさらさらした母乳のため栄養がないなどという誤解が生まれたのかもしれません。
歯の手入れをしながら母乳育児を楽しんでください。
日本母乳の会で「母乳と虫歯を考える」という本を出しました。

『日本母乳の会』のホームページから求めることができます。

渡辺眞史先生 山形県立中央病院小児科

   * *************


いかがでしたか。素晴らしい回答ですね。
皆さんも参考にしてください。
おっぱいは「心の栄養」です。

卒乳まで皆さん母乳哺育を楽しんでください。

卒乳とは、赤ちゃんが自然におっぱいとさよならすることです。

親の都合でやめるのは卒乳ではありません。
断乳です。
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布オムツの効用と紙オムツの弊害

2014年12月27日 | おむつかぶれ
布おむつが地球と体に優しいと見直されています。

何度も使用でき、しかも赤ちゃんの肌にやさしい。

但し、消毒薬や柔軟剤、界面活性剤入りの洗剤で洗わないことが条件です。
紙おむつは外出などの時に便利ですが、使い終わればゴミとなり使用素材が環境に影響します。
 
布オムツは洗濯して繰り返し使えます。
何よりも赤ちゃんに優しいことが一番です。第二にゴミなどの処理を必要とせず環境に負荷をかけない。


紙おむつは「ポリプロピレン」などの石油を原料とした化学素材で製造されており、紙おむつを使うことにより体に影響します。

化学物質を長期間にわたってデリケートな部分に接触させるわけです。

影響を考えるのが普通ではないでしょうか。
 赤ちゃんの肌は角質層ができあがっていないため化学物質に対して抵抗力がなく化学物質の皮膚吸収率が非常に高くなります。


臓器も未発達なので経皮吸収された化学物質は肝臓でも代謝されにくく、残留蓄積します。

そのためアレルギー反応や皮膚障害を起こしやすいのです。

ですから新生児には合成界面活性剤やプロピレングリコール(保湿剤)などが含まれた製品は絶対に避けるべきです。

女性の場合は、さらに長期間「生理用ナプキン」として使用します。
紙おむつは交換回数が減らすことに繋がっている面があります。

おむつの交換は母子のスキンシップの時間です。

赤ちゃんの欲求を見逃すことにもつながります。
紙おむつに、お金がかかるからできるだけ長時間の使用をする傾向があります。

メーカーも長時間使用できることを売り物にしています。
おむつは赤ちゃんからのメッセージということです。
おむつに付着したオシッコやウンチは食欲や機嫌と並んで健康を測る尺度です。
おむつは赤ちゃんとの愛着や相互作用を深める効果があります。
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赤ちゃんは抱かれるために生まれる

2014年12月26日 | 子育ての悩み
赤ちゃんは抱かれるために生まれてくる。
昔は、抱かずに育てて、早く自立させるという考えや、抱き癖がつくから抱くなといったことが言われそれが実行されてきました。
まちがった考えであり全く逆である。
早く自立させるためには、たくさん抱いて育てることが大切です。
抱きくせがつくほど強くていい子に育ちます。
一番重要なのは、産後一週間です。
母と子に絆つくりに必要な母性を育み時です。
さらには母乳の確保にとって特異的な鋭敏期とも言える大事な一週間であることを忘れて、自分の生活を満足するという人もいます。
 最初の一週間」こそ育児体験を持たない、核家族化する今日の妊婦さんにとっては、育児実習のゴールデンタイムでもあるわけですが、この人生の始まりにおける一瞬の手抜き、うっかりした瞬時の息抜きが、一生の悔いになります。
赤ちゃんはこの時期に母親を刷り込みます。
安心感を与えて初期に自信を持たせる方が赤ちゃんは自立します。
抱くのは甘やかしではありません。

赤ちゃんはこの世に生まれて不安がいっぱいです。
 だから抱いてほしいと泣くのです。
どんなに泣いても誰も一向に抱いて助けてくれなければ、赤ちゃんは諦めて黙ってしまいます。

産院の母子別室の新生児室は赤ちゃんにとって地獄のような世界です。
そして、蛍光灯が不安を取り除く唯一の救いになってしまいます。
蛍光灯を選んでかかわり合うだけの脳の働きになってしまいます。
抱かれることが少なく母親の愛情を得ることができない赤ちゃんは、母親の目を見ず、表情が乏しく反応が少ないと、サイレントベビーになります。

母親の目を見て笑うより蛍光灯を見て笑う。
このような状態の赤ちゃんを、治すのには2~3ヶ月抱いてあげることで急速に回復すると言われています。

たくさん笑顔で声をかけ肌を触れ合ってください。それが一番の薬です。

幼児期に抱かれることの少なかった子どもは、将来、対人恐怖・不登校・ひきこもり、いじめ・犯罪 反社会的 シンナー・麻薬・鬱病・パニック障害などになることが考えられます。
とかく親は、我がことを中心に考え、我が子の現在しか見えません。

将来を考えて現在の子育てをしてください。
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離乳食(補完食)は必要ですか。

2014年12月25日 | 離乳食
ひげ爺さまお久しぶりです!離乳食、次女には全く作っておりません(^0^)/


長女の時はやはり生後半年あたりで「テキストの見本通り」に作ったことが一週間程ありました。が、全く食べず興味も示さず…。
根がズボラな私はとりあえず興味持つまで待とう!と思い超頻回授乳を続けていました。

やっと食べたそうな顔をしたのは9ヶ月になってからでした。

張り切って作るよりも「大人が食べている物」が食べたいようでカボチャを炊いたのをフォークで潰したり、みそ汁のジャガ芋を冷ましてあげたり…と我が子に特別メニューは作りませんでした。


ご飯もかみ砕いてあげました。(虫歯菌とかあるようですが我が家は気にしていません)単に面倒だったから…という感じなのですが(笑)お陰で普段から大人も和食&薄味を心掛ける様になりました。
 
味の濃いカレーなどの時は野菜を茹でた段階で取り出したりしました。
次女は更にズボラ根性を発揮しています(f^_^;)7ヶ月位から食べていますが、一度も離乳食作ってないです!毎日お姉ちゃんの食べる様子を見ながら楽しそうに真似しています。

ただまだ食べ初めなので食後の機嫌な様子を見たり、うんちのチェックはしっかりしています。

今はたくさん食べたいと言うより食べる行為を楽しみたいといった感じでしょうか。二人を見て感じたのは子どもは本当に自分に必要なものを知っているんだなという事です。

ある時たくさん食べられる様になったり、逆に残したりしてきちんと自分の身体をわかっているんだなと感心させられます。
自然に任せると分かります。


だから、食べなくても焦る必要なんて皆無だと思います!

私みたいなズボラなママでも二人の天使はすくすく育ってくれています☆


ひげ爺様、おはようございます。

私の子育てのお手本は野生の猿です。

故に離乳食は作りません。適当に噛み砕いて与えればいいんですよ。


うちのもうすぐ4歳になる長男は2歳半まで夜中母乳がっつり、チョコアメ大好きでしたが虫歯はできません。
私の歯は虫歯だらけなので、虫歯菌はうつったと思います。
離乳食というか、固形食の開始時期は子どもに委ねられるべきだと思います。



ベビーフードを売りたいために早く早くとせかすメーカーも、アレルギーがアレルギーがと呪文のように唱える助産師もどちらも子どもの事を考えてはいません。
 

子どもが欲しがり、自ら手を出した時、たとえ口に入れた食べ物をべ~っと出すとしても、それが最適な開始時期です。


ちなみに、離乳食開始時期を遅らせるとアレルギーが少なくなるというのは都市伝説の部類です。


母乳がアレルギーを減らすのも、正しいとは言い難いです。


母乳もミルクも食事もアレルギーのためだけに与えたり与えなかったりするものではなく、幸せに生きていくために必要なものだと思うのですが、世のママさんたちはアレルギーにアレルギーがあるようで、残念です。


自分の都合ではなく、我が子の様子を見ながら食が楽しくなるようにしてあげてください。
必ずしも離乳食は必要ありません。
メーカの策略にのらないようにしましょうね。
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育てやすい子・育てにくい子

2014年12月24日 | 子育ての悩み
イージィチャイルド&ディフィカルトチャイルド
赤ちゃんには、育てやすい子=イージィチャイルドと育てにくい=ディフィカルトチャイルドがいます。

お母さんを悩ませるのは、ディフィカルトチャイルドです。
とてもつらい毎日を過ごし、子育てに苦しみます。
抱いているか、泣いているか、おっぱいを飲むか、それの繰り返しでお母さんはいらいらしますね。
何をしても泣くばかりで機嫌の悪い状態が続き、寄るもなかなか寝てくれず、親は睡眠不足になります。
 
ディフィカルトチャイルドはどんなことをしても、扱いにくいです。なかなか子育てを楽しみなんてことは無理です。
親はイライラ感がつのります。

一人だけで子育てをしていると、このような赤ちゃんは、親を虐めるために来たのではないかと思ってしまいますね。

このように扱いにくい赤ちゃんは、ある意味で将来有望な人になります。

手を焼かせることはそれだけ、感情的に豊かな証拠です。

発達が早い赤ちゃんです。急激な発達でパニックになっているのではないでしょうか。

このような赤ちゃんには天才や優秀な人が多くいます。でも例外はあります。
ご注意ください。
 一方、扱い安い赤ちゃんイージィチャイルドは、子育てがとても楽です。
手のかからない、泣かない赤ちゃんです。
とてもお利口です。このタイプの赤ちゃんは平均的な人になります。

中には優秀な人もいます。例外もあります。

このタイプには第2子が案外多いように思います。

上の子との年齢差が少なく、上の子が赤ちゃん返りなどしていると、とてもおとなしくしています。

でもある年齢になると甘え返しをして、手のかかるこになります。
その時に十分に手と愛情をかけてあげてください。

それでバランスがとれます。
中学や高校になってから暴れられる間にしておきましょう。
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自宅分娩

2014年12月23日 | いいお産

先月、自宅でお産をしたお母さんと赤ちゃんを訪ねてきました。

生後1ヶ月になりますが、とてもいい顔をしていました。
徳を持って生まれてきた赤ちゃんです。
 
お母さんも第2子で、第一子の時とは、扱いがまったく違うと、おばあちゃん(実母で、とっても若いです)が言っていました。

 その大きな要因は、第一子のお産をした産院のお産と産褥期の考え方が、子育てを難しいものにしているのだと思います。

妊婦が主体的に産むのではなく「病院が産ませる」という考え方では、お産がゴールになってしまいます。

それに追い打ちをかけて、早期の母子分離を、新生児室で行い3時間おきの授乳。

これが母子の愛着を阻害し、子育て力と母性の成熟を阻害します。
「母子別室」
産後の一週間を、「デラックスホテル並みの豪華施設でフランス料理を食べ、赤ちゃんはベビー室に預け、母親はエステで一生の思いで作り」と言うようなみせかけのきらびやかさと、安楽さが持てはやされています。
そこには産後の一週間が母と子に絆つくりに必要な母性を育み時です。
さらには母乳の確保にとって特異的な鋭敏期とも言える大事な一週間であることを忘れて、自分の生活を満足するという人もいます。

医療者もお産の疲れを癒すために、ということで推奨しているのも事実です。
マタニティ雑誌はそのような病院を推奨しています。これらのお産を「ブランド出産」と言う人もいます。
別室制の施設で教えられた赤ちゃんの扱いを、最良の育児法であるかのように錯覚して、帰宅後もそのやり方をまねて育児するしかないのが実情です。
その結果、育児不安を欠けてしまいます。赤ちゃんの扱いと母乳哺育による母性が完成されないからです。


母と子の絆がつくられないと「可愛いはずなのに愛せない」と悩む母親になってしまいます。
お母さんと同じ部屋で産後を過ごす「母子同室」では、
出生直後から母と子を同室にする事により、赤ちゃんから発せられる様々なメッセージを感じることができます。
泣き声やその視線に対して、母親はすばやく反応し、授乳し、、オムツを替えてやり、話し掛け、そして抱っこを行います。
するとそれに対して赤ちゃんは、早期から養育者である母親が自分に関心を向けているかどうかを敏感に感じながら発育するといわれてます。
母親からの働きかけに対して、赤ちゃんも反応し、お互いに密接で深いコミュニケーションが育まれます。

この母子相互作用により赤ちゃんには母親に対する愛着が育ち、母親の母性はより豊かになります。母と子の心理的一体感が育まれると共に、親子の絆もまた強いものに育っていきます。
「最初の一週間」こそ育児体験を持たない、核家族化する今日の妊婦さんにとっては、育児実習のゴールデンタイムでもあるわけですが、この人生の始まりにおける一瞬の手抜き、うっかりした瞬時の息抜きが、一生の悔いになります。
 多くの赤ちゃんは天国のような胎内生活を経験し、産道ではこれまで経験したことのない痛みや苦痛の試練を経て、新しい生活が始まります。
それまでの暖かく宇宙遊泳のような楽しい世界と比べて、この未知の世界は騒がしく、まぶしく、寒く、そして重力のある、不自由な世界です。
赤ちゃんにとっては、胎内の天国から「地獄の苦しみ」を受けるのです。
寂しくて、寂しくて、お母さんを呼んでも誰も来てくれません。

赤ちゃんはストレスを抱えます。
自宅のお産では、いつもお母さんが側にいてくれます。

安心感から、泣くことも少なく、落ち着いています。
この裏には、お母さんの心の安定やゆとりがあります。

それが子守歌のように、心地よいのです。
第一子の4歳の子を、心配していたのですが、安定しているようでした。

自宅で産んだ後、1週間後から姑さんの家に行ったのですが、この間に、心のバランスを崩したのと、我慢をしてストレスがたまったのでしょうね。
「おねしょ」をするようになったとのことです。
自宅に帰ったら無くなったとのことです。

心に不安があるとおねしょをするようになります。

このときに叱らず、そっとしてあげましょう。
落ち着いて、おねしょをしなくなったら思いっきり誉めてあげましょう。
 それにしても、素晴らしい赤ちゃんとお母さん、お兄ちゃん、おばあちゃんの笑顔を見ることが出来て幸せでした。
とてもうれしかったです。
おばあちゃんが側でみているだけで、お母さんは安心して子育てに専念できます。おばあちゃんの笑顔と家族を見守る優しいまなざしがとても美しかったです。感動しました。
みんなの笑顔が、この活動をしていて、一番うれしい「お布施」です。

感謝
この子たちの21年後を頭に描きました。
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孫との上手な関わり方

2014年12月21日 | 子育ての悩み
今まで独り占めしていたお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんをとられるようで
上の子はとても不安になります。

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になるんだから、もっとしっかりしてね」等とプレッシャーを
与えないでください。
赤ちゃん返りもしますが、しっかり甘えさせてあげてください。

お母さんが外出出来ないときはおじいちゃんおばあちゃんが外遊びをしっかりさせてあげてください。

 また、おばあちゃんおじいちゃんが赤ちゃんを抱っこして、上の子がお母さんにたっぷり
甘える時間を作ってください。甘えることで難しい時期を過ごすことが大切です。
楽しい子育てのサポートをしてください。
若いお母さんは皆さんの助けを必要としています。

若いお母さん・お父さんの意思と方針を尊重して、そばからそっと見守って、時々、手助けしてあげてください。
望まないことをするとマイナスになります。
お母さんの願いは、自分の他愛もない愚痴や話を否定や批判をせずに聞いてもらいたい。

ほんの少し子どもから解放される自分の時間が欲しいのです。

ただし赤ちゃんをお母さんから奪ってはいけません。

お母さんの疲労が強くお母さんが望んだ時には是非かなえてあげてください。

 お母さんが次の子を授かると、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる上のお子さんには十人十色、本当に様々な変化が表れます。

 しかし、その変化全ての奥にある子どもの気持ちは、「お母さんにかまってもらいたい」です。

 今まで一人でできていたことをしなくなったり、わざとお母さんの気を引こうと手のかかることをしてみたり・・・(もちろん、中には赤ちゃん返りもせずに、ぐんぐんお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子もいますが)甘えん坊になったり、泣き虫になったり、暴れん坊になったりと、大人からみると「困った」ことを次々にやっていくかもしれません。
つわりでしんどい時期や大きなお腹を抱えていると、一見以前よりも手の掛かる我が子に困惑したり、イライラしたりすることもあるでしょう。

 でも、ちょっとだけ子どもの立場に立ってみてください。
子どもにとっては、今まで周りの大人たちの関心と愛情を一身に受けてきた立場が一気に揺らいでしまう、あるいは大好きなお母さんを赤ちゃんに取られて、自分は嫌われてしまうのではないか?という危機感をもっているのかもしれません。このことは上の子が何歳であっても変わらないようです。

 「うちの子はどうかしら?」と思うお母さんは、上の子がそんな思いをしていると解かってあげて、上の子にも今まで以上に愛情を伝えてあげてください。

 お産後なら、上の子にもおっぱいをあげてみるのも良いかもしれません。「自分も赤ちゃんと同じ、おっぱいをもらえる存在なんだ!」と思えると、きっと安心して赤ちゃん返りからも早く開放されるでしょう。上の子も決して赤ちゃん返りをしている状態が心地良いはずはないのですから・・・。
 大好きなお母さんの抱っこを赤ちゃんに譲ることや、初めてお母さんと離れて過ごすこと等々、赤ちゃんが生まれることはとても嬉しい反面、いろんな試練を子どもに与えます。
もちろん、その試練は子どもが育っていく上で貴重な体験になるでしょう。


 最後に、お父さんとお母さんが必要以上に「お兄ちゃんになったんだから!」などとプレッシャーをかけず、子ども自身がお兄ちゃん・お姉ちゃんになるのをゆったりとした気持ちで待ってあげてください!
孫にとって「オアシス」になってあげてください。

親は子どもの欠点ばかり見えて気になります。
おじいちゃんおばあちゃんは、孫のキラリと輝く素敵なところを見つけて引き出してあげてください。
孫育ての時間を楽しんでください。
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今日も楽しいサンタ

2014年12月21日 | 日記
今日も楽しいクリスマス会でした。
本日は、富田林市のOC・Cafeに親子が集まり
楽しい、楽しいクリスマスを祝いました。
お越しくださった皆さんありがとうございました。
5年ぶりに会えた子どもや今年何回か出遭った子どもと
楽しい時間を過ごしました。
妊娠中に爺のブログを読んでくれたお母さんも
何人か来てくれました。
いつのように子育て相談会になりました。
子どもの悩みというよりも親の悩みを聴きました。
アドバイスをさせていただきました。
我が子を枠にはめて叱るより
できる課題を与えて「誉める」ことを
するようにアドバイスしました。
今夜は阿倍野ハルカスの近くのホテルに宿泊です。
明日も大阪市内でサンタになります。
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おっぱいは心の給油スタンド

2014年12月20日 | 母乳は心の栄養
今日は母乳について書きます。
おっぱい子育てを楽しんでいますか!!!!

多くのお母さんが母乳哺育で悩んだり、喜んだりを繰り返しています。

また、おっぱいで悩むお母さんも多いのも事実ですね。

周りの目や周りのお節介がその要因ですね。

そんな外野の声にも負けず授乳中の我が子の天使のような顔に幸せを感じているお母さんも多いです。

おっぱいで悩んだり、乳首を吸われることに嫌悪感を持たれるお母さんがいるのも事実です。

そのようなお母さんは、自らの育ちの中での辛い経験が嫌悪感に源になっているのではないでしょうか?

今朝も4才になる子の親と電話で話していたのですが、まだおっぱいを飲んでいます。

さみしくなると「おっぱい」に元気をもらっています。

そして、チャレンジしにまた出て行きます。
安全基地で給油しています。
おっぱいは「こころの給油スタンド」です。
子どもが成長すればするほど、といっても中学校になってもというのは問題がありますが。
 
昔は、小学校にいってもおっぱいを飲んでいる子がいました。
学校から帰って不安になり安心のためにおっぱいを飲んでいました。
給油スタンドに我が子がきたら受け入れてあげてください。

こころが満タンになればまた遊び出します。

成長していくと「給油」の回数も減ってきます。

時には、給油回数が増える時期もあります。

その子によって心の成長が違いますので一概にこうだとは言い切れません。
その子にあった、心のタンクの容量を感じ取ってください。

いつも満タンである必要はありません。
お母さんも心を満タンにして子育てを楽しんでください。
応援しています。
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あなたは主治医に質問できますか

2014年12月19日 | 産科医療を考える
あなたは「主治医」に不安や疑問を聞くことが出来ますか?
医師は、患者の身体を診て様々な診断をします。

その診断に、患者は「疑問」「とまどい」「不安」を感じます。

その診断に対して、どのように過ごしていけばいいのか?

その「病気」はどのようなものなのか?
疑問に思っても、その場で質問することが出来ない患者が多くいます。


自分の体のことや愛する家族、我が子の体のことを考えるならばその場で疑問を解決するべきです。

混雑して次の患者が待っていたり、数分の診察でベルトコンベアーにのせられているような病院では「無理」ですね。
後から、不安に思っても仕方がありません。

不安は家に帰ってから募るばかり、そこでパソコンに向かい。

医師に告げられた「病名」「投薬された薬」などの不安を解決するために、ネットサーフィンを始める。
そこにある情報は、無責任な情報やいたずらに危険を煽る情報が氾濫しています。

それを鵜呑みにし、悩む。
愚かなことです。
医師の中には、質問をすると嫌な顔をし、質問しにくい心の腐った「独裁者」がいるのも事実です。

そのような不愉快を感じたら即座に転院すべきです。

 医師は「サービス業」です。
患者は「客」です。

治療費を支払っているのですから「患者」には「聞く権利」があります。

知らないことは「恥ずかしい」ことではありません。
「当然」です。

主治医にどう思われてもいいのではありませんか。
中には、常識が欠如している「患者」もいます。

一概に「医師」が悪いと断言はできません。

医師に同情する面も多々あります。

クレーマーがいることも事実です。

最低限の社会常識を家庭教育で身につけて欲しいですね。
嫌な世の中ですね。
医師と患者は、共に走るパートナーの関係であるべきだと思います。

わからないことがあったら次回の診察時に「疑問」「不安」をメモして持って行くといいですよ。

時間が無ければそれを医師に渡すといいです。
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今朝は雪

2014年12月18日 | 丹波篠山暮らし
昨夜からの雪が積もりました。
我が家は白い真綿に包まれています。
この時期は気温が低く
寒さ対策が欠かせません。

着ぶくれしています。
夜も湯たんぽで寝ています。
寒い時には湯たんぽを二個入れて寝ます。

さて、冬の寒い時期の赤ちゃんの服装を考えたことがありますか。
赤ちゃんは、親よりも一枚少なくしてあげましょうね。
家の中では、靴下もいりません。
足の裏で体温調節をしますので
足の裏が冷たいからといって暑い靴下をはかせる必要はありません。
汗をかくから冷たくなるのです。

ハイハイの赤ちゃんは
オーバーオールなどの服を着せると動きが悪くなるので
セパレーツの服を着せてあげてください。
動きやすい服装で。
靴下も履かせると滑ってハイハイがしにくいです。
寒い時期もたくさん運動ができる環境をつくってあげてくださいね。
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保育所に預けるのは遅い方がいい

2014年12月16日 | ママヨーガ
保育所になぜ預けるの?

預ける理由には二つあるように思います。

一つは、友達がいないから、同じ月齢のこと遊ばせたいと思う子育て熱心(?)
な教育ママ。

二つ目は、就労のために預ける。
その他に、親の体調や家族の事情などで預けるケースもあります。

保育産業は、現代社会や行政のニーズに対応することによって成り立っています。


「保育所をもっと増やせ」という親の声が強い。
それが行政サービスだと言う人もいる。

それは保育ビジネスに荷担するだけである。

しかし、これはいかがなものでしょう?
国益や子どもの将来を考えると僕は増設には反対である。

預けなくても子育てが出来る社会基盤を作るべきではないだろうか。
子どもは、親と肌を触れあいながら成長していかなければならない。

早い月齢の保育には問題点が多すぎます。

乳児保育といわれる月齢の「赤ちゃん」は親の手の代わりを保育士がするが、昔の乳母のような一対一の養育は無理である。

したくても出来ません。
営利を考える保育ビジネスでは不可能です。
赤ちゃんは、入所するまでは母子の密着した天国のような関係の中で育ってきました。

それがある日、突然「収容所」に収容されるのである。

これほどショックで辛い経験は初めてであろう。
赤ちゃんの気持ちを考えたことがあるだろうか?
おそらく皆さん考えたことがないのではないでしょうか。
このような環境で「我慢」することをさせられた子どもの将来を考えると恐ろしくなる。

精神面でも大きな影響が考えられます。
保育所に預けるのは一日でも遅くしてください。

 
お願いです。

親の都合だけで考えないでください。

子どもの気持ちになって考えてください。
保育所に通所するために、大好きな「おっぱい」を無理矢理取り上げられ「人工乳」に変えられる苦痛を味わう。
とても残酷なことです。
親の都合で「子ども」が「犠牲」になっているのです。
お願いだから「今だけでなく子どもの将来」を考えてください。
子どもたちの将来を考えるととても寂しくまた恐ろしいです。
コメント (4)
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