ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

授乳方法がわからない?

2008年09月30日 | 育児不安
これまでに来た質問の中からご紹介します。
赤ちゃんが泣き、授乳方法に不安感を持つお母さんが多いので今回は下記のQ&Aを紹介します。
      ******************
授乳方法について教えてください
妊娠中はいろいろ相談に乗っていただいて無事4月に女の赤ちゃんを産みました。
今日は現在2ヶ月ですが赤ちゃんのことで相談です。出産後はあまり母乳が出ずほぼミルクで育てていました。
ミルクを上げる前に母乳を必ず吸わせていました。
少し前までおっぱいを両方で5分くらいづつ吸わせ、ミルクを140cc足していました。
先日あまりにも赤ちゃんが大きくなっていると思い近くのスーパーにあるスケールで計ったところ6.15kgありました。
ついでに母乳の出具合も計りましたが100g以上出ているようです(スケールが50単位で正確にはわかりませんが)
母乳が思った以上に出ているので昨日から日中は母乳だけにしました。
間隔は今までは3時間から4時間だったのを2時間おきくらいにしています。
が、おなかがすくのかおっぱいを20分くらい吸っていても泣くのでミルクを60cc~100cc足します。
それでも足りないと大泣きしてしまいます。
夜は母乳プラスミルク120ccにしていますが、まったく寝てくれません。いい授乳の方法がありましたら終えてください。

**************

回答  たまごママネット医師団
赤ちゃんの栄養としてできるだけ母乳がすすめられますが、母乳のでが少ないなどの事情でミルクを足すこともよくあります。母乳でなければいけないと考える必要はなく、そのお母さんを取り巻く様々な事情を考えて判断することになります。ですからミルクを足すことで特に心配することはありません。
質問のお母さんは母乳が自分で思っていた以上に出が良かったようです。
この様なときにはうまく母乳とミルクを使うようにします。
母乳は消化が良く、胃内停滞時間が90~120分と短く、赤ちゃんは2時間も持たずにお腹がすいてオッパイを欲しがります。
またオッパイを吸うと気持ちよくなりそのまま寝てしまい、しばらくするとまたオッパイを欲しがるということも見られます。ですから、2時間も空けないぐらいに日中はこまめにオッパイを与えます。
20~30分の授乳時間で十分です。もっと欲しそうにしていても、できれば抱っこや、外気浴などで様子を見てください。それで2~3日がんばれれば母乳の分泌量が増えてきて、オッパイだけでできるようになります。
もしどうしても大変なときにはミルクを足してください。夜間はオッパイにミルクを足してください。満腹中枢の発達する3ヶ月前の赤ちゃんは、お腹いっぱいでは満足しないでくたびれるまで飲みます。ですから量は決めないで飲むだけ飲むようにします。そうすれば寝てくれるようになります。もし日中に母乳だけで大丈夫になれば、夜のミルクの足す回数を減らすこともできるようになります。
母乳でもミルクでも大切なことは抱っこして、赤ちゃんの眼を見て良く声をかけながら与えるということです。
お母さんの負担にならない範囲で試してみてください。
      **************
無理せず赤ちゃんと相談しながら気長に進めてください。
応援しています。




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自律心は親の愛情に裏打ちされる

2008年09月29日 | 子どもの成長
子育てを楽しんでいるお母さんからメールが来ましたので、ご紹介します。
とっても、とっても前向きに楽しんでいます。
母子の笑顔、そして家族の笑顔が目に浮かびます。
お父さんもきっと子育てを楽しんでいることでしょうね。
*************
おかげさまで、息子は、もうすぐ8ヶ月を迎えます。
「自立心は、愛情に満たされた心の上になりたつ」というような意味の言葉を
少しだけ実感しましたので、メール書きました。
ベビージムで遊んでいる時、ねころがって遊んでいるときは、
私もそばを離れることがあるためか、時折私を探します。
姿が見えなくなると、声を出して呼びます。
しかし、お座りして遊んでいる時の集中力は比になりません。
まだ後に倒れるおそれがあるので、彼の背後に私が座り、
私のももの間に彼のお尻をはさんで遊ばせているのですが、
姿は見えなくても、お尻に母の存在を感じ、安心しているからこそ
身も心も遊びに没頭しているのだろうと、彼の背中から感じました。
いつか、息子が自分の足で走り回って遊ぶようになった時も、
私達親が、彼にとって心から信じられる安全基地でありたいと思いました。

子どもって、すごいですね。
どうして、こんなにも無心に、虚心に、自分を信じてくれるのでしょう。
私も、無心に、虚心に、彼と向き合って成長していきたいと思っています。
************
子どもは、親に様々なことを教えてくれます。
無心に「こども」と向かい合うことは素晴らしいことですね。

僕は街で「赤ちゃん」とすれ違うときに、自然に顔がほころんでしまいます。
他の人が見たらおかしな光景でしょうね。

赤ちゃんはその波動を敏感に感じて「サイン」を返してくれます。
お母さんは、無心にそのサインに応えているのです。

我が子を信じて「無償」の愛で預かった命を、返すときまで与え続けてあげてください。
至福の時が訪れます。

愛情は親子を育てます。自律心の強い人に育ちます。



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八重山の講演が記事に

2008年09月28日 | 八重山旅日記
八重山での講演が地元の「八重山毎日新聞」に掲載されました。
上手く書いていただきました。
ファイルを添付してありますので、ダウンロードしてお読みください。
写真も載っています。

家族で共に食卓を囲む大切さやお産についても、自宅分娩をして生まれた赤ちゃんの表情や、
産後すぐの母子接触がいかに大切かなどをお話させていただきました。

また、昨日(27日)の朝日新聞朝刊の生活面に記事が載りました。
母育所と爺の活動の一部が紹介されました。

残念ながら東京本社版の記事ですので、関西は掲載されていません。
もしかしたら、別の日に掲載されるかもしれません。

まだ記事が手に入っていませんので、入り次第、このような形でアップさせていただきます。


Img_0080
読みにくいと思います。
下からダウンロードしてお読みください。

「08922.PDF」をダウンロード



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卒乳というが本当は断乳!!

2008年09月27日 | 医師の断乳指導
断乳を薦められたお母さんをサポートされたお母さんからメールをいただきましたので、
ご紹介します。
自治体の乳児健診の外部委託は、大きな問題があるように思います。
医師の知識にバラツキがあり、ややもすると「間違った」ことを言うことが多いように思います。

      *******************
最近友人が、あやうく卒乳と名づけられた断乳をしそうになったので、止めました。
でも3日ほど、赤ちゃんは辛い思いをしてしまいました。
もっと早く、普段からそういう話をしていればよかったと、少し後悔しています。
神奈川県に住む友人の9月生まれの女の子です。
(離乳食+完全母乳です。他は湯冷まし・お茶で、粉ミルクは一切飲まない子だそうです。)
その自治体は、乳児健診が集団健診ではなく、個人で小児科に行って受けるらしく、
彼女は「いい先生だと有名で、予約を取るのが大変な小児科」に行っているとの事。
「1歳児健診と、歯科検診の両方で、1歳半までに卒乳するように言われた。
だから卒乳をはじめたけど娘は泣くし、おっぱいが張って痛いし大変だよ・・・」
というメールが来たのです。
あわてて直ぐに「やめないで!!」という内容の返信をしました。
幸いすぐ理解してくれて「可能な限り続けるわ」と返事が来て安心しました。
その子は、超おっぱい大好きちゃんで、ヒマさえあればおっぱい・おっぱいらしいのですが、
そのおっぱいさえあれば、いつもご機嫌♪ 寝るのもすぐ♪ のお子さんなのです。
そんな娘さんからおっぱいを取り上げるなんて・・・。
おっぱい欲しくて泣いている様子が目に浮かんで涙が出そうになりました。

最近「断乳」を「卒乳」と言っているケースが多く見受けられますよね?
「断乳」という言葉にネガティヴなイメージを持たれるからなのでしょうか。
なんだか目先だけごまかされているようで、いい気分はしませんね。
      *****************
素晴らしいメールをいただきましてありがとうございました。
こうして一組でも多くの母子が救われるような支援の我が広がることが、子育て支援の草の根活動です。

こうして私たちが多くのことを学ぶことが、子育てや医療を変えていくことにつながります。
医師や助産婦の意識を変えなければなりません。
そのことを深く考えさせられたメールでした。

多くの人に支えられて、ひげ爺は幸せです。



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バナナが熟れました

2008年09月26日 | 八重山旅日記
石垣のお土産にいただいた島バナナがロッカーの中でバナナが熟れました。
初めての体験です。
自然に熟れる時を待つのはいいものですね。
ロッカーの中はバナナの匂いで充満しています。

早速いただきました。
とてもとても甘い。少しだけ早いのか口の中に、渋みが少し残ります。
しかし、輸入されたバナナとは断然違う味です。
甘味が全く違います。

それにしても数が多いので、独り者のお爺としては食べきれません。
せいぜい皆さんにお裾分けをします。

食べた人の笑顔が浮かびます。


Img_0079

いかがですか。美味しそうでしょう。一本の長さは8センチくらいの小さなバナナです。


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NHKにおしゃぶりの再質問!!

2008年09月25日 | おしゃぶりの弊害
先日のあきれた回答にたいして、再質問書を郵送しました。
NHKの体質がよく現れた回答です。
自分たちは正しいという傲慢な態度にあきれる。
*****************
日本放送協会
会長 福地 茂様

              特定非営利活動法人たまごママネット
                      理事長 新井一令
        〒550-0006 大阪市西区江之子島1-7-3-1110

               再質問書
貴職におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
先般、「みんなのうた」の番組の内容について質問書を送付させていただきましたが、
番組の担当者から回答をいただきましたが得心がいきませんので再度、
質問をさせていただきます。
誠意のある回答を望みます。
***************
特定非営利活動法人たまごママネット
理事長 新井一令 様
この度は、NHKの放送に関しまして貴重なご指摘をいただき、ありがとうございます。
以下「みんなのうた」の制作担当部署より、ご質問へ回答させていただきます。
◇ 「みんなのうた・べいびーろっく」について
「おしゃぶり」に関しまして、様々な議論、ご意見があることは認識しております。
今回ご指摘の「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。母子健康手帳の文言にも「おしゃぶりは早めに卒業しましょう」とありますが、今回の作品でも、主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。また特に「おしゃぶりの長期使用」を想起させる表現はない、という点を鑑み、総合的に「作品の映像表現、キャラクターデザインの一つの要素」として許容されると判断いたしました。

厚生労働省の児童家庭局母子保健課によりますと、ご指摘の母子健康手帳の改正はあくまで、おしゃぶりの「長期使用への注意喚起」であり。「使用の禁止」を示唆するものではない、とのことでした。
その理由として、母子健康手帳の改正を検討する際、医療関係者から様々な意見の中に「おしゃぶり使用は赤ちゃんの情緒の安定につながる」「赤ちゃんがよく眠れる」という効果に関する報告があったことをあげています。
また専門の研究機関からも「この件は長年にわたって様々な議論、研究がされており結論は出ていない。今回の母子健康手帳も長期使用に関しての注意喚起であるので、現時点で「おしゃぶり」の使用自体を中止する必要はなく、必要に応じて医師に相談すれば良い」との見解が示されています。以上の理由により、今後も予定通り、放送を実施する所存でございます。

今回は貴重なご指摘をいただき、誠にありがとうございました。
今後も放送における表現に関しましては、慎重に検討を行い、最新の注意を払っていく所存でございます。
  平成20年9月17日
 NHKみんなのうた
     大石 淳
* *************

という回答をいただきました。
それに対して、再度の質問をさせていただきます。

全くもって身勝手で自己の正当性を主張する欺瞞に満ちた回答です。
おしゃぶりのデメリットについて全く触れていないことに驚くばかりです。

質問1
 下記の内容やテーマは、偏見と勝手な思い込みであると思います。
「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。」

赤ちゃんは早く独り立ちしたいと、本気で思っているのですか?
赤ちゃんは、ゆったりとその子のペースに合わせて成育していくものです。
子育てに焦りは禁物です。

そこで質問です。
質問1
「主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。」赤ちゃんが成長途上でありやがて「卒業するもの」とある」が何を
卒業するのですかお答えください。
質問2
おしゃぶりは、与えなければ止める必要はありません。
一度、おしゃぶりを咥えてしまううと、離すのが大変です。多くの親が悩み後悔します。
そのようなことは認識されていましたか?
質問3
おしゃぶりは、卒業とは関係ないと思いますがいかがでしょうか、お答えください。
質問4
赤ちゃんは、お母さんの元で愛情をたっぷり受けることで、自尊心や自立心が備わっていくのです
。成長ではなく発育であり発達です。
それを「育む」ことを育児といいます。今回の映像表現にはそのような意図が見受けられません。
再度その見解を質します。

質問5
 乳児のおしゃぶりの使用は、赤ちゃんの独り立ちを阻害するものではありませんか?
何故ならば、喃語や言語を発することを阻害し、言葉の遅れを誘発しますがこのことについてどのように認識をおもちですか、お答えください。

質問6
 おしゃぶりの使用は、依存症を誘発すると思いますが見解をお答えください。

質問7
 下記のような症例が報告されています。
 症例1、3歳2か月女児-交叉咬合・下顎前突(ピジョンおしゃぶりを生後6か月から現在まで寝る時昼2時間・夜1時間使用)。?
症例2,2歳6か月男児-開咬5mm(NUK〈コンビ製〉おしゃぶりを生後3か月頃から寝る時に1日約4~5時間使用。鼻呼吸と顎の筋力のために使用)?☆2歳0か月女児-開咬2~3mm(NUKおしゃぶりを生後6か月ぐらいから鼻呼吸のために1日約2~3時間使用。
いかがですか、赤ちゃんが自ら欲しがってしゃぶるわけではありません。
 子どもたちの被害は甚大です。
おしゃぶりは、本来、親が与えなければこのような事態にはなりません。
おしゃぶりの使用を誘発するような映像表現に憤りを感じます。
貴協会のお考えをお答えください。

 質問8
  今回の映像を企画する時点で、おしゃぶりの使用による裁判についてご存
 じでしたか?お答えください。
  また、今回の歌の企画書や関連の資料の情報提供を求めます。
 提供して頂けなければ、情報公開請求を求める予定です。

ご多忙中、大変恐縮ですが、至急回答をいただきますようお願い申し上げます。

最後に、貴協会のさらなるご発展を祈念いたします。
                                 以上
****************
以上のような内容の質問書です。
はてさて、どのような文書が届くのか楽しみである。



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お産をするために大切なこと

2008年09月24日 | インポート
最近、思うことを拾い出しました。
エールになるかどうかわかりませんが、応援歌です。

************
自然の摂理や人間の性の営みに反して、妊娠を計画的にし、子どもを「造る」という行為を行っていませんか。
わずかな知識と間違った常識で、お産を考え、妊娠情報誌やくだらない雑誌を鵜呑みし、それをお産の現場で、美容院のヘアーカタログのように切り取って、このようなスタイルのお産をしたいと希望を述べる。

自然の摂理にかなった生活をしていないとお産はうまくいきません。

お産は「病気」ではありません。本来お産は「産婦」自身が主体となってするものです。
医師は、異常があった場合に介入するものではないでしょうか。
だからこそ「感動」があるのです。

「親になっていない妊婦」の自分勝手な屁理屈や義務も果たさず権利を主張し、医師まかせのお産をするから、お産がつらくなるのです。
気に入らなければ「医師を責め訴訟」をする、それでは医師はやってられません。
裁判に使うエネルギーや心的苦痛ははかり知れません。
医師が患者を選ぶ時代がやってくるのではないでしょうか。
それも当然だと思います。信頼関係が構築できる妊婦しか受け入れない、それはリスクをさけるためには当然です。医師も自分を護らなければならないのです。

感動や感謝のない医療はむなしいものです。
お産には、悲しい現実もあります。赤ちゃんや産婦にトラブルも起きます。
お産にはそのようなことは当然起こります。
お産には100%の安全はありません。


お産は、カタログどおりにはいきません。
こころと体が出来てなければ、お母さんにはなれません。
ままごと遊びの「お母さん」です。だから育児不安等ということが起こるのです。
最近の子どもは、「ままごと遊び」ができません。
家で親がする「家事」をみていないから出来ないのです。
コンビニやマクドナルド、ピザの出前や回転寿し、レトルト食品の暮らしでは、ままごと遊びは電子レンジで遊ぶか、おもちゃのレジスターで遊ぶのが関の山。
お料理をつくったりのごっこ遊びはできません。情けない、情けない。

これらの「遊び」はその子が結婚したら自然に家事や調理ができるようになります。
親の姿を学び、脳裏に焼き付け、自分が親になったときに自然と出来るものです。
お人形遊びは、自分が親からされた育児の復習です。親になったときに自然に授乳行動や赤ちゃんの抱っこやおんぶができます。子育てに役立つ様々な情報は「親からされたこと」が自然に甦ってできるのです。

ままごと遊びをしている子どもをみると「安心」します。親の育て方ができていると思えてうれしくなります。

お産についてもう一度考えてください。
一生に数度だから豪華な「人任せのお産」ではないのです。

お産は、自分でするものです。
人任せではいいお産はできません。

いいお産とは、自然分娩もさることながら「帝王切開」でもいいお産です。
条件が良ければ、赤ちゃんが自分の力でこの世に生を受けることが望ましい。
赤ちゃんも必死に努力をし、命がけで自力で出てきます。

そのためには、妊娠初期からお産まで、産婦が心身の準備をし、納得したかたちで、すべてが順調に進まなければ不可能です。

何度かお産に立ち会っていますが、いいお産をした赤ちゃんは満足感に浸って、お地蔵さんのようないい笑顔をしています。
その顔を見てお母さんも充実感あふれた顔をしています。
妊娠中に育まれた愛着が、最初のご対面でよりたしかなものになります。
お母さんの胸の上で母の愛に包まれて至福の時間を過ごします。
胎盤の娩出や後産の処理の間、カンガルーケアをし、最初の授乳をしてもらいます。

このようなお産をするためには、医者や助産婦任せのお産では絶対に出来ません。
いいお産をするためには、妊娠中の努力が必要です。



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島バナナはおいしそう

2008年09月23日 | 八重山旅日記
まだ、八重山の旅の余韻が残っています。
お土産にいただいた島バナナはロッカーの中に入れて食べ頃を待っています。
石垣島のバナナはとても小さなバナナですが甘味がすごくて美味しいです。
写真のような立派なバナナです。
何本になるのかわかりませんが、たくさんあります。
個人の家の庭になっていたバナナです。
無農薬でそだてられました。

バナナを熟成させるために、ロッカーに入れて5日目です。
わずかに色づいてきました。

食べ頃までには、まだ時間がかかりそうです。
何も手を加えず、自然に熟すのを待つのは楽しいモノですね。

お土産にくれた人の心がうれしいです。
このバナナは、自分のレストランでお客にもデザートやアイスクリームなどにして出されます。
それにしても重かった。

南国の味です。
その他にお土産に、ドラゴンフルーツ(サボテンの実、赤と白の果肉がある)スターフルーツなどもいただきました。

Img_0075
島バナナが少し熟れかけました。


Img_0063
名前のわからない花です。竹富島の風の当たらないところで咲いていました。



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乳児のミルク一人飲みは悲しい

2008年09月22日 | 母子関係の確立
朝日新聞大阪本社2008/09/21付け34面 社会面に気になる記事が掲載されていました。
「乳児「一人ミルク」常態化」とありました。
新生児集中治療室では人で不足のために、乳児を抱かずにミルクを飲ませる「一人飲み」が状態化しているとあります。
この背景には、看護師の配置が不十分なことが要因です。

出産施設の減少や新生児医療を必要とする赤ちゃんの増加が拍車をかける。

未熟児の増加は著しい。
この背景には、高齢出産や不妊治療などの生殖医療の進歩。さらには食生活や身の回りにある化学物質などの影響があるのではないでしょうか。

一人飲みは、手抜き育児の代表です。
未熟児の赤ちゃんは、本来たくさんの手をかけて愛されなければならないはずです。
とても痛ましい状況です。
担当の看護師が数十人の赤ちゃんを診ることが赦されるべきこの状況を変えなければなりません。
保育所では、0歳児3人に一人の保育士が担当することが法律で決められています。
それは、多くの赤ちゃんをみることが不可能だからです。しかも、健康な赤ちゃんでも3対1なのです。
命の危機にある未熟児ちゃんで数十人は、とても危険です。
未熟児の看護には、もっと予算を付けたり医療保険の点数を上げるべきです。

正常なお産ができる身体が出来ていない。
我が子を育てる上で、健全な心と身体をつくるための必須条件は「親の愛」と
「豊かな身体をつくる食事」さらには、家族そろっての楽しい食卓です。

皆さん今からでも実行してください。
我が子のために。



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NHKのあきれた回答に怒り!!

2008年09月21日 | おしゃぶりの弊害
NHKから回答がきました。
その回答の無責任な対応と考え方にあきれるばかりです。
自分たちの正当性のみを主張するのみで、赤ちゃんの健康を全く顧みない回答です。
ますます怒りがこみ上げてきました。
* *************
特定非営利活動法人たまごママネット
理事長 新井一令 様
この度は、NHKの放送に関しまして貴重なご指摘をいただき、ありがとうございます。
以下「みんなのうた」の制作担当部署より、ご質問へ回答させていただきます。
◇ 「みんなのうた・べいびーろっく」について
「おしゃぶり」に関しまして、様々な議論、ご意見があることは認識しております。
今回ご指摘の「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。母子健康手帳の文言にも「おしゃぶりは早めに卒業しましょう」とありますが、今回の作品でも、主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。また特に「おしゃぶりの長期使用」を想起させる表現はない、という点を鑑み、総合的に「作品の映像表現、キャラクターデザインの一つの要素」として許容されると判断いたしました。

厚生労働省の児童家庭局母子保健課によりますと、ご指摘の母子健康手帳の改正はあくまで、おしゃぶりの「長期使用への注意喚起」であり。「使用の禁止」を示唆するものではない、とのことでした。
その理由として、母子健康手帳の改正を検討する際、医療関係者から様々な意見の中に「おしゃぶり使用は赤ちゃんの情緒の安定につながる」「赤ちゃんがよく眠れる」という効果に関する報告があったことをあげています。
また専門の研究機関からも「この件は長年にわたって様々な議論、研究がされており結論は出ていない。今回の母子健康手帳も長期使用に関しての注意喚起であるので、現時点で「おしゃぶり」の使用自体を中止する必要はなく、必要に応じて医師に相談すれば良い」との見解が示されています。以上の理由により、今後も予定通り、放送を実施する所存でございます。

今回は貴重なご指摘をいただき、誠にありがとうございました。
今後も放送における表現に関しましては、慎重に検討を行い、最新の注意を払っていく所存でございます。
  平成20年9月17日
 NHKみんなのうた
     **************
全くもって身勝手で自己の正当性を主張する欺瞞に満ちた回答である。
おしゃぶりのデメリットについて全く触れていないことに驚くばかりである。

「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。」赤ちゃんが早く独り立ちしたいと、本気で思っているのだろうか?そうだとしたらこのキャラクター

「主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。」赤ちゃんが成長途上でありやがて「卒業するもの」とあるが何を卒業するのだろうか???

再度その見解を質します。

それにしても、安易な回答である。
次の質問状では、デメリットやテーマについて突っ込んだ再質問をします。
こうご期待。
MBSの方がまだましだ。放送本数を減らしたようである。

安易なおしゃぶりの使用は、赤ちゃんの時から依存症を誘発することになり、月齢が上がってくると、外すときに本当に苦労します。
泣くのは「親子」です。それを助長するNHKは赦せない



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布おむつの効用と紙おむつの弊害

2008年09月20日 | 紙おむつの弊害
布おむつが地球に優しいと見直されています。
何度も使用でき、しかも赤ちゃんの肌にやさしい。
但し、消毒薬や柔軟剤、界面活性剤入りの洗剤で洗わないことが条件です。

紙おむつは外出などの時に便利ですが、使い終わればゴミとなり使用素材が環境に影響します。
布オムツは洗濯して繰り返し使えます。何よりも赤ちゃんに優しいことが一番です。第二にゴミなどの処理を必要とせず環境に負荷をかけない。


紙おむつは「ポリプロピレン」などの石油を原料とした化学素材で製造されており、紙おむつを使うことにより体に影響します。
化学物質を長期間にわたってデリケートな部分に接触させるわけです。
影響を考えるのが普通ではないでしょうか。

赤ちゃんの肌は角質層ができあがっていないため化学物質に対して抵抗力がなく化学物質の皮膚吸収率が非常に高くなります。
臓器も未発達なので経皮吸収された化学物質は肝臓でも代謝されにくく、残留蓄積します。
そのためアレルギー反応や皮膚障害を起こしやすいのです。
ですから新生児には合成界面活性剤やプロピレングリコール(保湿剤)などが含まれた製品は絶対に避けるべきです。

女性の場合は、さらに長期間「生理用ナプキン」として使用します。

紙おむつは交換回数が減らすことに繋がっている面があります。
おむつの交換は母子のスキンシップの時間です。
赤ちゃんの欲求を見逃すことにもつながります。
紙おむつに、お金がかかるからできるだけ長時間の使用をする傾向があります。
メーカーも長時間使用できることを売り物にしています。

おむつは赤ちゃんからのメッセージということです。おむつに付着したオシッコやウンチは食欲や機嫌と並んで健康を測る尺度です。

おむつは赤ちゃんとの愛着や相互作用を深める効果があります。



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妊娠中の炭酸飲料の飲み過ぎは危険!!

2008年09月19日 | インポート
今回は、妊娠中の糖尿病についてのQ&AQをご紹介します。
****************
こんにちわ。15週目の検診で糖がかなりおりていると言われました。(炭酸飲料の飲みすぎだと思います。)これから、どの様な事に気をつけたらいいですか?次の検診までに治さなければ危ないですよね?

***********

回答   たまごママネット医師団
妊娠中に尿糖が検出される場合、糖尿病の疑いがあります。
炭酸飲料の飲みすぎはいわゆるペットボトル症候群という糖尿病の一形態の危険因子です。
妊娠初期に糖尿病であった場合、胎児の先天的な異常が起こる確率が正常な血糖の妊婦に比べて高いといわれています。
また血糖のコントロールがなされていませんと妊娠後期には子宮内胎児死亡、子宮内胎児発育遅延、巨大児といった問題が起こる可能性が増大します。
ですから今のところ糖尿病にかかっていないかどうかを空腹時血糖やHbA1cの測定、ブドウ糖負荷試験などでチェックされる必要があると思います。
糖尿病ではなく単なる腎性糖尿の場合には大きな問題が起ることは少ないです。
**************
炭酸飲料やジュースなどの飲み過ぎには注意しましょうね。
お腹の赤ちゃんの成長にもかかわります。




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母子の八重山ツアーを!!!

2008年09月18日 | 八重山親子旅
大阪は、台風の来襲を予感するような温かい風が吹いています。
今回の台風13号に空かれてしまいました。
いくとこといくとこでこの台風にあっています。

さて、来年の4月に母子で行く「八重山親子旅」を企画しようと思います。
乳幼児とともに、石垣島や西表島などで癒しの旅や学びが出来るようなプランを考えています。
島の母子との交流会や島唄や民謡にも触れ、また手遊びや昔の手作りおもちゃ等もしまのお爺やお婆に教えてもらう。
ヨーガやおっぱいのことなどについて学ぶことができるようにしたいと思っています。
石垣島をベビーカーやスリングの隊列が行く姿は島人も驚くことでしょう。
たくさんの参加者が集まるとうれしいです。
でも30組が限界でしょうね。

八重山の料理も満喫できるように、また八重山の料理を体験する教室などもいいかもしれませんね。
助産婦や医師も同行する予定です。

これから、企画を固めます。


企画段階で盛り上がります。

今回の八重山の旅で多くの出会いが、以前から温めていた企画の実現を後押ししてくれました。
このところ、以前から温めていた企画がどんどん実行出来るようになっています。



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帰阪しました

2008年09月17日 | 八重山旅日記
本日、2時過ぎに関西国際空港に戻りました。
大阪の事務所に3時過ぎに着きました。

今回の旅では、多くの出会いと、学びをいただきました。
自然の力の強さ、そしてそれを受け入れる八重山人のたくましさを実感しました。

昨日は、小浜島でお母さんにお話をさせていただきました。参加者は少なかったのですが皆さん熱心に話を聞いていただきました。
その後、皆さんの質問にお答えさせていただき楽しい時間があっという間に過ぎました。

夜は、古い友人の家族と古い友人が経営するレストランで食事をしました。
とても楽しい時間と美味しい料理をいただきました。

20年来、消息が気になっていた方にお会いすることが出来ました。
とてもとても感激しました。
素晴らしい方です。

今朝の石垣空港から那覇までの機内で、竹富町の新しい町長を紹介され、子育てのことや町の将来のことなどの話に花が咲きました。
紹介していただいたのは、20年来会いたかった方に紹介していただきました。
その方も、同じ飛行機で那覇に行く予定をされていたのです。
町長とは古い知り合いとのことでした。

本当にたくさんの出会いがありました。

今回の旅は、7泊8日でしたが「南国の太陽」を一度も拝むことが出来ませんでした。
それでも十分にみのりがありました。

皆さんありがとうございました。

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ブーゲンビリアがあまりにも綺麗なので撮しました。台風で無残にも丸裸になってしまいました。


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竹富は雷雨でした

2008年09月16日 | 八重山旅日記
昨夜から午前8時頃まで雷雨がありました。
朝方から停電です。
泉屋では朝食は食堂にテーブルにろうそくを灯していただきました。
心が和んでいいですね。

それにしても雷鳴が轟き続け、白色の稲光が四方八方から光とても綺麗でした。
睡眠も間歇睡眠になりました。

今は午前9時01分、やっと雷も治まりました。
船は始発の便が運行したようですが2便は出航したようです。

この状況であれば小浜にも渡れそうです。

この続きは、また今夜書きます。

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