ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

2018年04月28日 | 子どもの成長

子どもは、母の愛をたくさん受け、その愛をエネルギーにして

次第に、外の世界に興味を持っていきます。

子どもは、少しずつ子どもの群れに入って行きます。

少しずつ、少しずつ、行っては母の所に戻りを繰り返していきます。

「遊んでは振り返り、ふとした時に戻って来てくれる子どもの姿が、

私の自信にもつながる一日になりました。」

子どもは、親との距離を少しずつ伸ばしていきます。

振り返りは「親の確認」です。「愛」の確認です。

不安になったら安全基地である親の元に戻ってきます。また愛を充電したら冒険に出ていきます。

その繰り返しが子の自立に向かいます。

それは、親の元にいるから出来るのです。

保育所では出来ません。頼るべき親がいないからです。

我が子との「絆」は親子の時間が作ります。

今しか出来ない母子の育み「共育」を楽しんでください。

子も親も共に育つことが大切です。

昔は、子どもは子どもの社会がありました。

今はほとんどありません。

親子で育ちあいながら絆を深めていきましょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣き声わかりますか

2018年04月27日 | 子どもの成長

赤ちゃんの泣き声を聞き分けられますか?

半世紀前までのお母さんは、それぞれの成育環境の中で、赤ちゃんの泣き声を聞く訓練が自然になされてきていました。

しかし、昨今の核家族化や少子化でその訓練が失われている。

それが、子育てを困難なものにしている。

 

昔の親は、敢えて「赤ちゃんの泣き声」を聞き分ける必要などなく、ごく自然に「赤ちゃんの欲求」「呼びかけに」反応していた。

ところが、最近は「泣き声がわからない」というお母さんの悩みをよく聞きます。

その度に、僕は、我が国の子育て環境の悪化を憂いてしまいます。

 

赤ちゃんは、「お腹がすいた」「眠たいよ」「お尻が気持ち悪い」「痛い」「遊んでよ」「こっちみて」などでサインを出してくれます。

 

最初はわからなくても自然に、聞き分けられるようになります。

しかし、個人差があります。

育った家族環境が大きく作用します。

 乳幼児期に、保育園で保育された赤ちゃんは、親になったときに感じとる「力」が脆弱なように思います。

いくらサインを出してもかまってくれないなどで、感情を出しにくくなるなどの影響があるように思います。

また、我が身の保育所での辛い体験が甦り、育児不安に陥れます。

 出来るだけ「保育所」に通所するのを遅らせてください。我が子の将来のために。

その意味で、保育所の増設には「絶対反対」です。

保育所に預けなくても子育てが出来る環境を国は作るべきです。

そのための手当を増設するなどすれば可能です。

税金の使い方を間違っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子育てにマニュアルはない

2018年04月22日 | 子どもの成長

我が子に振り回されていませんか。

子どもに振り回されている親は、今一度、我が子との関係をもう一度見直してください。

 親のエゴが我が子を振り回しているのです。

振り回される子どもは、いい迷惑です。

 子育てに教科書はありません。

マニュアルもありません。

 唯一の道しるべは「我が子の発するメッセージ」です。

それを感じることが出来るのは、あなた自身が自然体になり素直な気持ちで、全身全霊をかけて向き合うことです。

あなたの中に「無償の愛」が生じてくれば、我が子の発するメッセージを受信することができます。

自信を持ってください。

 あなたは「親」です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困った祖父母

2018年04月21日 | 子どもの成長

おじいちゃん、おばあちゃんは、孫の積極的に関わろうとします。

それはある意味では、とてもいいことなのですが、ややもすると子育ての弊害になることもあります。

多くのお母さんが、その弊害に悩み苦しんでいます。

 

孫を可愛がり、孫に関わりたいがために、母乳哺育で頑張っているお母さんに、母乳は栄養がないからミルクに変えるように要求することがあります。この要求の裏側にあるのは、「自分がミルクをやりたい」孫の面倒をみたいという考えが根底にあるからです。

 

自分の育児感を、押しつけたり、以前の間違った育児知識を強要します。

 

昭和30年代頃までの日本社会の風潮としてミルクは母乳に比べてより栄養価の優れた赤ちゃんのための哺乳食品としてもてはやされていた。

また当時母乳哺育をする者は貧乏人、ミルク哺育をする者は金持ちなどの偏見からミルクで子育てをしてきているおばあちゃんが多く母乳で頑張りたいお母さん達に安易にミルクを足すように勧めたり、母乳に栄養価がない、または減っていくなどの誤ったアドバイスをしている現状がある。

森永ヒ素ミルク事件もこのような考え方があったからです。

 

 一昔前にスポック博士の書かれた育児書が、広く世間に浸透しました。

赤ちゃんが誕生すると、スポック博士の育児書を贈るのが流行りました。どこの家にもその本があったのではないでしょうか。

その育児書には“抱き癖がつくから必要以上に抱くな”“赤ちゃんは一人で寝かすように”“赤ちゃんは一人で寝かせるべだ”などと書かれていました。

 

日本で行われていた川の字に家族で寝ることなどは否定されました。

ほんの影響で、赤ちゃんを別室で寝かせることなどもされました。

アメリカでは育児書通りに育った子ども達が少年犯罪を起こすケースが多発し、社会問題になりました。

幼少期に必要な愛情を十分与えられずに母子関係が希薄化したため、大きくなってからの対人関係や精神に異常をきたしているのだと思います。

 

今はこの本は否定されていますが、この本をマニュアルにして子育てした世代が、おばあちゃん、おじいちゃんの世代です。

 間違った本の影響を押しつけてきますので、注意してください。

 

お母さんは、子どもの欠点ばかり見えて気になりますが、不必要なことを言わずに、おじいちゃん、おばあちゃんは、孫のキラリと輝く素敵なところを、見つけて引き出してあげてください。

孫育ての時間を楽しんでください。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが子の成長

2018年04月20日 | 子どもの成長

子どもは、成長と共に多くのことを学んでいきます。

その一つに、他の子とのコミュニケーションの取り方があります。

この二人は、誰が教えるでもなく、ごく自然に二人の意思で遊びはじめました。

この二人に共通しているのは、深い親の愛情に裏打ちされた絆が、親との距離を離れさせているのです。

無理矢理遊ばせたのではありません。

親が他のことをしている間に遊び始めました。

 

一定の時間が過ぎるとまた親の元に返ります。

離れる時間と距離が成長に従って伸びていきます。

女の子は第二子です。

上は男の子です。この子は2歳半になるまで片時も母親の元から離れられませんでした。

親もそれを苦痛に感じていました。

いつかは、離れるのでその時まで包んであげてくれるように、会うと必ず励ましたり、電話で支えてきました。

一般的には「手のかかる子」でしたが今4歳になりましたが、親元を離れて祖母の家にも一人で泊まれるようになりました。

1歳で歩行も出来ない子が仲良く遊ぶ姿は微笑ましい。

爺はこの姿をみると感動します。

ついつい見とれてしまいます。

 いつか必ず離れます。

その時まで、待ってください。

あせらずに。

その時は必ずきます。待てば待つほど強い子になります。

親の愛に守られ自尊感情が育まれるからです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信頼感

2018年04月16日 | 子どもの成長

赤ちゃんは、母親に抱かれ、思う存分に甘えることが必要です。

母親に対する絶対的信頼感を構築します。

母親が赤ちゃんの心の安全基地になると、次第、次第に親から離れていきます。

その距離は、少しずつ延びて友達とも遊ぶことが出来るようになります。

ともだちと遊んでいる間も、時々、母親を確認しています。

不安になると母親の元(安全基地)に戻ります。

 

絶対的信頼感が構築されないと、子どもの心は不安定になります。

近年の子どもが関係した悲しい出来事の背景にあるのは「母性に裏打ちされた信頼感」が育っていないからです。

育たない背景には、親の育った養育環境が大きく影響します。

大切な時期に、親の愛を受けて育つことが大切です。

今、必要とされているのは、「親を育て直す」ことではないでしょうか!!

育てられていない親、親になっていない親、そうならない施策を国は構築すべきです。

親育てをおろそかにしてきた国や政治の「無策」が今日の悲惨な出来事を誘発しています。 

子を産んでも、母になれない女性が増加し悲惨な子殺しをしています。

犯人を責めるのではなく、そのようなことが起こりにくい国家を作らなければいけない。

金銭的な豊かさではなく、 真に豊かな暮らしを実現することが必要です。

 

子どもは全て「神の子」である。

親が作ったものではない。

傲慢さを棄てて「愛」を持って生きよう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

負うた子より抱いた子

2018年04月13日 | 子どもの成長

身近なことを優先させたり大事にしたりするのが人の常ですね。
親は赤ちゃんを背中に負うた子よりは前に抱いた子の方があやしやすいことから言います。
 
自分の後ろと前のちょっとした違いでも、赤ちゃんへの対応は違ってきます。
 
「あやす」という行為は、赤ちゃんにとってとても大切であり母親にとっても大切です。
赤ちゃんは、お母さんと肌を合わせていると安心します。

母子相互の信頼関係を持てるようになります。
子どもの心の成長をより高めるためにも。 
是非抱いてあげてください。

赤ちゃんは気分が優れないときや親にしてもらいたいことがあるとき、ぐずることでそれを知らせる。
親が反応してあやしてくれたり適切な処置をすれば、安心してまた静かになります。

 赤ちゃんの働き掛けに対して親が反応しないことが多いと、赤ちゃんは「自分が働き掛けてもムダ」というサインを学びます。

ムダとわかった赤ちゃんは泣いたりぐずったりしなくなる。これが、よく言われる「サイレントベビー」です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父親の我が子との遊び

2018年04月12日 | 子どもの成長


自分の父親から遊んでもらった事がない父親は「わが子」と遊べない。

これはとても悲しいことである。
団塊世代の父親は、戦後のモノが無い時代に育てられたので「わが子」にオモチャやモノを買い与えることができなかった。
そこで父親はわが子に木のおもちゃや遊び方を教えた。
オモチャは買うものではなく作っている遊ものだった。
どんな遊びでもいい(電子機器やゲームはダメ)夢中になって遊ぶことだ。
我が子が成長して親になったときに同じ様にわが子と遊ぶ事ができる。
遊びとは「からだ」を使って遊ぶことである。
オモチャを親子で作るのは素晴らしい。
竹馬や紙飛行機、竹とんぼ 
空き缶二個と紐があれば遊べる。
ゴムひもがあればゴム跳びができる。

父親から遊びを通して「ルール」「マナー」を教えることもできる。

遊びの基本は「親」が楽しむことである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする