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ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

孫を代理出産は間違っている

2008年02月29日 | 代理出産は問題である
「孫」代理出産!!!!
子宮のない女性の受精卵を実母の子宮に移植する代理出産が行われたという悲しい新聞記事を目にしました。
それを行ったのは長野県にある諏訪マタニティークリニックの根津八紘氏である。
氏はこれまで何度も、日本産婦人科学会の倫理規定を無視してきた。会員資格も一度剥奪され菌得再登録された。

今回の代理出産については、日本学術会議がまとめた「代理出産を原則禁止するとする報告書案」を無視して行われた。

出産した赤ちゃんは「実母」の子どもであって「子宮のない女性」の子どもではありません。養子縁組をして子どもとするようですが、この子が成人したときに、子の事実を知ったときにどのように感じるのであろうか?
「代理出産」は子どもの人権を無視した傲慢であり、歪められた命を誕生させているのではないだろうか。
実母に与えられた「母子健康手帳」は悲しい。
この子は歪められた「生殖医療」の悲しい記録である。
一生この子が負わなければならない足かせである。

私はこの赤ちゃんが成人し「命を全うするまで見届けたい」と願っていますが私の命の方が先に消えると思うと残念でならない。

赤ちゃんには母の命の血である「母乳」を与えられる権利があります。
哺乳類はそれによって育つわけですが、初めからその権利がないことは「悲劇」であり「虐待」であると言わざるを得ない。

今回の件は、生むことだけが目的であるように思う。
何故ならば、「育てる」と言うことが私には見えないからである。

本当に子どもが欲しければ、人に生ませるという選択ではなく、養子・里親という選択がある。
今回のように他人に生ませて「養子縁組」をするのであれば、初めから「養子・里親」を選ぶべきである。

このような出産を神や自然は認めないのではないだろうか。

間違った要求を実現しようとする考え方に、荷担する心や倫理観を持たない「医療技術屋」を非難します。

お婆ちゃんに与えられた「母子健康手帳」は、この子の悲しい出生の記録としては悲しい。
根津さんはこのような間違った「生殖医療」をやめるためにも「医師免許「を返上すべきである。
美談でも何でもない、生まれてくる子どもの心を無視した「悪魔の所業」である。
新しい命が成長と共に苦悩することが予想されます。その時に、根津さんはどのように感じるのだろうか?

二度とこのような行為をすることがないように切望する。

不妊で悩んでおられる皆さんの治療を否定するわけではありません。
その方に赤ちゃんが来てくれることは素晴らしいことです。
多くの不妊治療中の皆さんが子宝に恵まれることを祈っています。

代理出産を私は認めることはできない。






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ロタウイルスが流行しています

2008年02月26日 | インポート
ロタウイルスが流行し始めています。お子さんの体調には十分に注意してください。

1月~4月にかけてはロタウイルスが主に流行します。
生後6ヶ月から2歳の乳幼児が多く感染します、5歳までにほとんどの小児が経験します。

米のとぎ汁のような白い下痢便が特徴です。
そのため白痢あるいは仮性小児コレラとも言われていました。
主な症状は嘔吐や下痢です。ノロウイルスよりも発熱を伴う場合が多く、重症度が高いのが特徴です。
1歳を中心に流行がみられますが、保育所、幼稚園、小学校などの小児や、病院、老人ホーム、福祉施設などの成人でも集団発生がみられることがあります。

症状
嘔吐、下痢、発熱が主な症状です。
潜伏期間は約2日、激しい嘔吐(1日5~6回)や激しい下痢が特徴ですが3~8日程度で治まります。発熱は半日~1日で終わる場合が多く、2日を超える例は少ない。
激しい嘔吐や下痢により急激に水分を失いますので、特に乳幼児では脱水症状に気をつけてください。

一般に、年長児や成人では感染しても発症しない場合が多いようです。

予防方法としては、食事前やトイレの後など、せっけんを使ってしっかりと手を洗うことが大切です。

患者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれています。その処理には十分注意する必要があります。
下痢の症状がなくなった後も、患者の便にはしばらくウイルスの排出が続きますので、症状が治まっても安心はできません。汚物を処理する際には使い捨ての手袋を使用し、用便後や調理前の手洗いを徹底してください。
殺菌には熱湯あるいは0.05~0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを使用します。アルコールや逆性石鹸にはあまり殺菌効果はありません。
調理器具、おもちゃ、衣類、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
市販の塩素系漂白剤(通常は5~10%次亜塩素酸ナトリウム)なら50倍~100倍に薄めて使用します(原液10ミリリットルを1リットルの水で薄める)

汚物の処理方法としては
患者の便や嘔吐物を処理するときは、使い捨ての手袋とマスクを着用してください。
便や嘔吐物はペーパータオル等で取り除き、ビニール袋に入れて処理します。
残った便や嘔吐物の上にペーパータオルをかぶせ、その上から50倍~100倍に薄めた市販の塩素系漂白剤を浸るように注ぎ、汚染場所を広げないようにペーパータオルでよく拭く。
ウイルスは乾燥すると空気中に漂い、これが口に入って感染することがありますので、便や嘔吐物を乾燥させないようにしてください。



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和光堂からの回答

2008年02月23日 | インポート
粉ミルクの件で質問書を各メーカーに出していましたが、やっと回答が一社からきました。
回答に納得がいくものではありませんが、来たことに意義ありです。
* **************
2008年2月14日
特定非営利活動法人たまごママネット
理事長 新井一令様
                  和光堂株式会社
                   品質保証部
いつもお世話になっています。さて先般いただきました質問書に関し、ご回答いたします。

質問1、どのような菌が混入しているのでしょうか?病原微生物が開封前からいるという報告もありますがお答えください。
(回答)調製粉乳は無菌製品ではありませんので、いろいろな菌が調整粉乳中、もしくは調整時に混入する可能性があります。
病原微生物としては「エンテロバクター 坂崎菌」の報告があります。

質問2、その菌はどのような症状を引きおこすのでしょうか?感染した乳児の死亡率はどれくらいでしょうか?
(回答)E.坂崎菌の感染について、もっともリスクが高いのは生後28日未満の新生児、特に未熟児、低出生体重児、免疫障害を持つ乳幼児です。
症状は「髄膜炎や腸炎の発生に関係しているとされています。
感染した乳児の死亡率は、20%~50%との報告があります。
日本での感染例は、1例とされています。

質問3、病原微生物が調整乳に混入する経路はどのようなものですか?
(回答)調整粉乳は製造工程(噴霧乾燥前)で殺菌を実施していますが、粉体になったあとの工程(混合、充填、包装)は必ずしも完全な無菌環境ではありません。従って自然環境に広く分布している菌など、空気中に浮遊している極めて微量な菌が製品に混入する可能性があります。
また家庭でも混入する可能性があります。

質問4、これまで消費者に菌が混入していることを説明されましたか。お答えください。
(回答)これまで消費者には特に説明はしていません。ただし、特にリスクの高い乳幼児がいる病院には説明しています。さらにWHOガイドラインに従い、病原微生物の殺菌温度である、70度以上調乳を指導しています。

質問5、乳幼児粉ミルクに使用されている添加物は?
(回答)炭酸カルシュウム、塩化カリウム、レシチン、クエン酸ナトリウム、塩化マグネシュウム、ビタミンC、ピロリン酸鉄、タウリン、ビタミンE、硫酸亜鉛、シチヂル酸ナトリウム、ナイアシン、パントテン酸カルシュウム、ビタミンA、硫酸銅、イノシン酸ナトリウム、ウリジル酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム、5‘アデニル酸、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、
β?カロチン、ビタミンD、ビタミンB12

質問6、乳幼児用調製粉乳には、潜在的な危険性があるので安易な使用は乳幼児の健康を害する可能性がある」との表示をすることを勧告していますが御社はどのように表示されるのでしょうか。お答えください。
(回答)特に表示していません。70度C以上調乳を指導しています。

質問7、「乳業メーカーに対して調整乳を滅菌する開発を指導すること」という勧告があります。どのような開発をされますか?
(回答)これは液乳に対するしどうであり、液状乳に対する殺菌の方法は確立されています。しかし、粉体になった後の殺菌いついては、有効な方法がありません。尚、液状乳は現在の法律では販売できません。

質問8、母乳代用品の販売流通に関する国際規準の要約
International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes
1981年 WHO総会で成立、1994年 日本政府が賛成
 1 消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
とありますが、雑誌等の広告を止める意思はおありですか。お答えください。
(回答)本件は日本政府は批准していません。消費者に誤認を与えないよう「あかちゃんにとって母乳が最良です」等のコピーを商品などに表示しています。
また各社の申し合わせで、TV広告は行わない等の自主基準をおこなっています。
*******************
危険な微生物が混入していることを表示していないメーカの姿勢に問題を感じます。
この問題はまだスタートしたばかりです。
これからさらに活動を続けていきます。




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自治体の間違った栄養指導

2008年02月22日 | 行政栄養士の弊害
今回は、ある自治体の健診で間違った指導が行われていますので、お母さんが間違った情報に振り回されないようにと願って書きます。

****************
自治体の10ヶ月健診に行って来ました。

保健師による問診、保健指導。歯科衛生士による歯磨き指導。医師の診察。
ブックスタートの説明。管理栄養士による栄養指導。

内容が盛りだくさんな上に、時間も昼寝時とあり、やりたいことがたくさんあるのもわかりますが、もっと赤ちゃんのことも考えて欲しい所です。
双子のママ、兄姉連れのママはとても大変そうでした。

今回の健診での、栄養士とのやりとりの中で、感じたことを報告したいと思います。

娘は体重10.5キロ、身長73.3センチ。
ハイハイ、掴まり立ち、伝い歩きをします。6ヶ月までは完全母乳、現在も欲しがるだけ飲んでもらっています。離乳食は3回です。

【栄養士の指導内容】
成長曲線からはみ出てはいますが、母乳を飲んでいる間は仕方ないですね。
母乳を飲んでいる間、1歳までは牛乳を与えなくていいです。1歳半までに母乳をやめられれば、優秀かな。
私たちも昔みたいに無理矢理母乳をやめるようには言わなくなったけれど、栄養学的に、体重が足りない子の場合は断乳してもらって、離乳食に切り替えてもらっています。理由は、食事を食べなくなるのと、母乳だけでは鉄分なども含めて足りない栄養素があるから。

世界的には2歳まで母乳を与えるようにとなっていますが、日本的にはそういう意見だけではないです。
それぞれの立場によって色々なことを言います。全て間違いじゃないので、あとはお母さんがどの意見を選ぶかです。

歯科では、1歳以降の母乳は咬合、虫歯の問題を指摘します。
栄養は今言ったことです。1歳半を過ぎると、母乳やめるのにもお母さんが苦労するしね。知恵もついてきてなかなかやめれないよ。その前だったら、泣くのはかわいそうでも、4日も過ぎればやめれる。
それでも赤ちゃんの精神的面を大事にしたいのであれば、母乳は続けてもいいと思います。

…という内容です。

まず、中途半端な知識だけで、1歳半までの断乳を勧めてきたことに疑問を抱きます。
栄養面で、食事を食べなくなるからというのは意味がわかりません。卒乳したらしっかり食事をとれるようになると思います。
鉄分については確かにこの時期不足がちにはなりますが、貯蔵鉄というものがあって、きちんと補ってくれているので、離乳食の中に取り入れることで問題ないと耳にしています。あまりにも顔色が悪かったり、動きが鈍い様なことがなかったら、さほど心配はなく、フォローアップミルクなどに頼る必要もないと考えています。
歯科の咬合、虫歯の問題は、赤ちゃんの吸啜(おっぱいを吸う事)と咬合は全く仕組みの違うもので、関係ないと思いますし、虫歯に関しては、昨日のブログの通りだと私も思っています。
4日くらいで断乳できるという無責任な発言も憤りを感じます。
その4日間が、赤ちゃんにとってどれだけ精神的なショックを与えるか、考えて欲しいです。


私は、娘がおっぱいを自然に卒業するまであげます。
今の時期は、後追い、人見知り、場所見知りをします。おっぱいは欠かせません。娘にとって安心して、落ち着ける、なくてはならない場所です。おっぱいを吸って落ち着けば私自身もほっとします。

同じように話をされて、悩み、断乳をしてしまうママがいるとすれば、本当に痛ましいことです。
* **************

本当にありがとうございます。
素晴らしい感想ですね。
冷静に判断され、正しい知識を持っておられることに敬意を表します。

それにくらべ、自治体の栄養士には不勉強な人が多くいます。
もっともっと真剣に学んでほしいものです。

栄養士の語ったことがどのように母子に影響を与えるかを、考えてください。
そして正しい情報をお母さんに伝えてください。

職員同士で勉強会を開いたり講師を呼んで正しい知識を学習してください。
間違った情報を押しつけるのは罪悪です。

すべての栄養士が悪いのではありません。
正しい知識をもった職員もいます。

情報を提供してくださったお母さんありがとうございました。
このコメントが、皆さんの子育てに役立つ情報になることを願っています。




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乳幼児の虫歯と母乳の関係?

2008年02月20日 | 母乳と虫歯
昨日の新聞記事で気になるものがありましたので、コメントします。
北海道新聞 08年2月19日付け朝刊の生活面です。

乳幼児の虫歯のことについて書かれています。
「乳幼児の虫歯ー予防をしっかり」という見出しです。
1歳をすぎて子どもの前歯が生えそろってくると、気になるのが虫歯、乳歯は虫歯の進行が早く、普段の口のケアが大切だ。最近は母乳を無理にやめさせる必要はないとされ、以前より長い期間母乳を飲む子どもが少なくない。しかし、母乳は虫歯の栄養となる糖分を含むため、専門家は「歯が生え始めたら母乳の与え方に注意してほしい」と話しているとあります。
小見出しで「夜間の授乳は控えて」としている。
また、「夜間の授乳やだらだら飲みを控え、歯が生え始めたらガーゼや綿棒で歯をこするなどのケアできちんと予防出来るとしています。
夜間の授乳を控えるといっていますが、この記事を鵜呑みにして夜間の断乳は避けてください。
1歳過ぎても「母乳は単なる栄養ではありません」「心の栄養」でもあります。

不安やストレスに対しおっぱいは子どもの心を安定させる役割をします。お母さんとおっぱいを通じてつながることによって安心感をもらい、また新たな挑戦ができる心の余裕を持つことができます。
今の時期でも母乳育児の大切さは変わらず、しっかり続けることが大切です。

 虫歯は母乳だから多いと言うことはありません。ただ、食事を取って歯が汚れたままおっぱいを飲むと虫歯になります。おっぱいが悪いのではなく、汚れた歯をそのままにしておくことが虫歯の原因です。
  甘いものに含まれる砂糖は歯にくっついていることで虫歯菌を増やし虫歯を作りやすくします。
甘いものはなるべく避け、食べた後は歯を磨くか、きれいに拭くことが必要です。そうすればおっぱいを続けても虫歯が増えると言うことはありません。

北海道の皆さんご注意を。



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メーカーから回答がまだこない

2008年02月18日 | インポート
粉ミルクメーカーからは未だ回答がきません。
思っていた通りの無責任な企業です。
売るためには、育児情報誌や妊婦向け情報誌に大量の広告を掲載して、無知な消費者に売り込んだり、病院に売り込んで、お産をし退院するお母さんに「土産やプレゼント」の名の下に、母乳が出ていないと錯覚する親が安易に人工乳を使用することを助長しています。

回答がこなければ「次の手」をうちます。

薬害や食品の害と同様にこの「人工乳の問題」は根が深い。

人工乳で子育てをしているお母さん、調乳は75度以上のお湯で溶いてください。そうしないと危険な「菌」は殺菌できません。
我が子の大切な「命」を護るためにもぜひ実行してください。

ミルクメーカーの広告を載せている雑誌を購読するのをやめましょう。
営利目的の商業雑誌です。
子育ての道しるべにはなりません。
むしろ弊害なるような記事があります。

育児雑誌の中には、ミルクメーカーの広告を掲載しない「良心的な雑誌」もあると聴いています。
それらの雑誌から本当に正しい情報をえてください。
愛する「我が子」のためにも。

また、今後は署名活動などもしていきたいと思っています。
そのおりには、ご協力、ご支援よろしくお願いいたします。



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表情の乏しい赤ちゃん

2008年02月16日 | 母子関係の確立
僕の尊敬する助産婦の若松寿美恵さんからメッセージが届けられましたので紹介します。
とても悲しい現実です。
*******
とっても気になる赤ちゃんとお母さんたち

最近、たまたまかも知れませんが、とっても気になる赤ちゃんとお母さん方に、立て続けにお逢いしました。

生後6ヶ月くらいの赤ちゃんが、一見、とてもおとなしく、表情も乏しく、お母さんの前で黙って空を見つめているのです。抱っこを求めることもなく、寝返りを打つこともなく、2時間のクラスの間中、ずっと。 そしてお母さんはと言うと、赤ちゃんがおとなしくしていてくれているからでしょうか、赤ちゃんを見つめることもなく、私の話を聞いてありました。 私は、次第にクラスの進行よりも、その母子が気になって仕方がありませんでした。どんな背景がおとなしい赤ちゃんと、その赤ちゃんをあまり気にならないお母さんにあるのかと。お節介なのでしょうが、愛着障害とボンディング障害さえ懸念してしまうほどでした。

お母さんが赤ちゃんに思うように絆を結びづらいことがあるのではないかと、クラス終了後、お話をさせて頂きました。

お母さんの語って下さった中には「上の子の赤ちゃんがえりがひどく、また、赤ちゃんがおとなしいこともあり、授乳以外のお世話は義母がしてくれています。赤ちゃんは派手に泣くこともなく、家でもおとなしいので、私はついつい置き去りにしてしまっています」とのこと。お母さんも日々、大変な思いをされている様子が伝わって来ました。

そんな中でも赤ちゃんにとってもお母さんが一番のかけがえのない存在であることをお伝えし、可能な限り赤ちゃんを抱っこして、授乳の時にはしっかり赤ちゃんを見つめてあげて下さいねとお願いをしました。

赤ちゃんの体重増加がゆっくりなことも気になり、それから2週間後に再度来て頂きました。

お母さんは「出来るだけ抱っこして、授乳の時には赤ちゃんを見つめるようにしています」と話して下さいました。前回とは違い、体重を測らせてもらうのに赤ちゃんをお預かりしてお母さんから離すと泣き出していました。

まだ笑顔は見られませんでしたが、表情も出てきているように感じました。
もっと母子の絆と愛着形成について、早くからお伝えさせて頂けていたらと、深く反省しました。
挙げたらきりがないほど、気になる母子があります。

希薄な現代社会の落とし穴でしょうか。 お母さん方に悪気はないのです。
負の世代間伝達を断ち、母子が心地よく育まれるようなお手伝いをさせて頂けるようにと痛感しています。
************
皆さんはこの大切なメッセージをどのように感じましたか。
抱いて声をかけ、赤ちゃんが出すメッセージを受け止めるようにしてください。

若松さんありがとうございました。



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救急車でコンビニ受診

2008年02月15日 | 日々の思い
コンビニ受診
今、救急車の患者たらい回しが問題になっていますが、この問題の背景にあるものを考察してみたいと思います。

僕の子育て時代に一度だけ長女の熱性けいれんで救急車を呼びました。
どのように対処していいのか、知識がなく、全くわかりません。
夜中の2時頃にけいれんが起きました。
救急車は目的の病院に到着後すぐに到着し診察してもらえました。
我が家に到着する前に、搬送される病院が決まっていたようです。
それほど救急搬送の以来がなかった頃だと思います。
慌てて口に指を入れ口に箸をいれ、救急車の到着を待ちましたが、後で言われました。
次女も2歳のころに同様に熱性けいれんを起こしましたが、長女の時の経験がありましたので、タクシーを呼んで病院にいきました。
二人とも一度だけでした。

今は安易に救急車を呼びタクシー替わりに遣っているようです。
軽度な症状でも二次病院の救急センターに搬送されているようです。

この安易な利用を「コンビニ受診」と言われているようです。
24時間いつでも気軽に利用出来るコンビに似ているところから、この名がついたようです。
この安易な受診で、命に関わるような重症患者がたらい回しになっている。
このコンビニ受診をする人々は、利己主義で自分さえよければいいという困った人たちです。
また要求が激しく、クレーム等をつけるようである。
これらの人々は自分に不利益になるようなことがあれば、身勝手な理由をつけて文句を言い続ける。
また訴訟を起こしたりしているようである。

これらの人々の対応に苦悩して、救急医療の現場を去って行く医師が多くいると、聴いています。

皆さん、救急車の安易な利用は避けましょう。
救急は、命の砦です。

それでもコンビニ受診が続くようであれば「ペナルティ」を科すべきである。



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忙しくしています

2008年02月12日 | 日々の思い
ご無沙汰をしてしまいました。
このところ毎日忙しくしていました。
この活動を初めて8年間、一日も休んだことはありません。
しかし、この活動は趣味でやっていますので毎日が休みといってもいいのかもしれません。
無報酬の活動です。僕は「ボランティア」という言葉は好きではありません。嫌いです。
役所が民間人を上手く使うために作った用語ですね。

前にも言いましたが無報酬の報酬を得ています。
感謝やお礼を期待していると心からの活動が出来ないのではないでしょうか。僕はそう思います。
だから何かをさせていただいても「お礼の言葉」は期待しません。
させていただくことが喜びです。

お産に対して、多くの方が「外注」をしているのではなでしょうか?
自分と赤ちゃんの命を二人で乗り越えるという意識が希薄です。その大事なところを医療機関に依存しすぎです。
それは医療機関の思うつぼです。
いたずらに不安になると、医師は必ず服薬するように勧めます。
あるいは安静を勧めます。
安静にしすぎるとお産はますます厳しくつらいものになります。
身体をいたわりすぎてはいけません。

正常な経過をたどるお産は、病院ではなく自宅や助産院で産むのがいいのではないでしょうか。
すべてのお産が医療を必要としません。

また、自分の身体に自身がないのか心配する必要がないようなことを尋ねられます。

妊娠中のことは、お腹の赤ちゃんに聞くのが一番です。
お腹の赤ちゃんの声を聞いていると答えてくれます。
それに従っていけば「いいお産」ができます。
「いいお産」は、医師や助産婦がするのではなく「あなたとお腹の赤ちゃん」がするのです。
赤ちゃん主体のお産ができれば楽しいお産ができます。

お産は出来る限り「20代」にするのがいいです。

遅くなればなるほど「お産」は厳しくなります。
お産は頭でするのではなく、身体が対応してくれます。



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大阪は雪です

2008年02月09日 | 日々の思い
今、時間があるので書いています。
関西空港に到着する方を待っています。到着する飛行機が遅れています。

今日の大阪は、雪が降っています。
ここ数年では珍しいことです。

大阪市内も積雪がありました。
お昼を食べに行くのに、いつもですとサンダルで行くのですが、歩道につもった雪で歩きにくいので、長靴を履きました。
長靴も数年ぶりです。

おかげで飛行機の到着まで遅れる始末です。
でも雪は、あたりを一面を白銀の世界にして楽しませてくれます。
いつもと違って車はノロノロ運転をしています。

朝から、石油ストーブの上で、種子島の安納芋というとても甘い芋を焼きました。
アルミホイルにくるんで焼くのですがこれが実に甘くて美味しいのです。
昨年からこの芋にハマっています。
通称「蜜芋」といわれています。

午前中は、子育てで悩むお母さんに電話でサポートしていました。
至る所に情報があり、その情報を求めて悩み苦しんでいます。
我が子を信じることができればいたずらに情報に振り回されることはないのですが、困ったことです。

かくいう私も、ネットで情報を流している一人ですが。

いくらかは悩める人のサポートになっていればいいのですが、時として悩ましているのではないかと不安になることもあります。



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里帰り分娩から育児不安に

2008年02月08日 | 育児不安
今日は、里帰り出産から帰って子育て不安に陥っている方について書きます。
***************
「2ケ月の子の母です。生んで1ケ月程して里帰り先から家に帰りました。でも、体がえらいのか心が疲れたのか2週間程で毎日泣いてしまう状態になり、落ち付くために実家で1週間ほど過ごし今はまた自宅にいます。自分がどうしてそうなってしまったのかわからなく実家に戻り友人と会い、話をしたら、それは『孤独』だからだとわかりました。ただでさえ家から出られないのに友達や母親にさえ電話もしていない状態だったのです。電話をすればいいのにしなかったんです。近所にも友達はいないので簡単に会えないし、友達も赤ちゃんがいるとタイヘンだからなかなか遊びにきてはくれないし、電話もかけるのは気を遣うらしく・・・。
とりあえず自宅に戻り少しは落ち着いたのですが。」
****************
里帰り出産には問題点があります。
産後の1ヶ月間の過ごし方で、その後の子育てに向かう心が育まれるかどうかが分かれます。

積極的に、赤ちゃんと関わらないと母子の相互信頼関係が構築されません。
そして、出来ることをしていくことが重要です。
体の回復を第一に考えて赤ちゃんの世話まで実母にさせてしまうと相談のように、自宅に帰ってから不安になります。
ただおろおろするばかり、母親の心を見透かすように赤ちゃんは泣き続けます。
その泣き声を聞いて、不安は増大します。

当然ですが、自分がどのように実母から育てられたかが大きく影響します。乳幼児期に母子に愛着が形成されている場合はスムーズに行きます。
何故ならば、乳幼児期に育てられた時の記憶がインプットされているからです。

その次に大切なのが「自分が産むという主体的なお産」をしたかどうかです。
医者任せ、助産婦任せのお産やブランド出産などではなく、お産を選んでください。
赤ちゃんとあなたのために。

一ヶ月の過ごし方が大きく影響します。
人任せの子育てではなく、自分が中心になって育てるという意識が、母子の愛着を深めるためのスタートです。

そのためにも「母子同室」を選んでください。
形ばかりの母子同室ではなく、その意味をきちんと教えてくれる産院を選んでください。




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母が遺してくれたもの

2008年02月06日 | 日々の思い
今日は、61歳の誕生日です。
60歳を超えると誕生日といっても何をするでもありません。
近年、両親が他界してからは、誕生日には僕を産んでくれた母に感謝するようにしています。そして育んでくれた父に感謝しています。
誕生日はに、清々しく新鮮な気持ちになることが出来ます。

この世に生を受け、神から預けられ成長させてくれたとの思いを強くしています。
このような活動が出来るのも、両親が心を込めて独り立ち出来るようにしてくれたおかげです。

後何年生きていられるかわかりませんが生ある内は、少しでも社会の役に立てるように行動していきたいと思います。

皆さん、お子さんは「あなたたちが作ったのではなく」「神からの預かりもの」です。
傲慢にならず子どもの声を聴いてください。
聴くというのは「心」に耳を傾けることです。

持って生まれた「素直な心」を、親の勝手な都合で「汚れた心」にしないでください。
親が身勝手に、自分の狭い「枠」の中に入れ込まないでください。

皆さんの脳の中に「あなたが親から受け継いだ」プラスの面やマイナスの面が潜んでいます。
マイナスイメージで育てられた人は、我が子をそのマイナスイメージで育てます。
それを超越するのには、多くの時間がかかります。
産前に、お産や子育ての正しい情報をインプットして、いいお産が出来るとマイナスイメージが払拭できるのですが、いい方向に導いてくれる施設はとても少ないですね。

お産はとても大切です。

何度も書きましたが、お産は自分でするものです。

僕は、自分の家に産婆さんが来てくれて生まれました。
妹二人もその産婆さんが介助してくれました。
一番したの妹のお産をよく覚えています。

子ども心にお産は神聖で美しいものだと思いました。
母は自然に逆らうことなくすべてを受け入れていたように思いました。
その姿は、お産は苦痛ではなく喜びだと教えてくれました。

僕がこのような活動をしているのも導きなのでしょうね。
だから成果を求めず、感謝して喜んでできるのです。

改めて、今日の誕生日が意味あるものに思だと実感しています。

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粉ミルクメーカーへ質問書

2008年02月04日 | インポート
乳児用調整乳(粉ミルク)の危険性を確認するために、粉ミルクメーカーに対して質問書を先週末に、各社の社長宛に送付しました。

それは、何度も書きましたが、粉ミルクには危険な微生物が混入しているからです。

世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」を作成しました。

わが国には、調乳方法等の体系的なガイドラインはこれまでまったくありませんでした。
医療機関及び家庭における乳児用調製粉乳の衛生的な取扱いについて普及啓発を行うため、本ガイドラインの仮訳を作成し、都道府県等及び関係団体あて情報提供を行いますのでお知らせします。

ガイドラインの仮訳(全文)については、厚生労働省のホームページに掲載しています。
〔ガイドラインにおける乳児用調製粉乳の調乳のポイント〕
(乳児用調製粉乳を使用する父母の方々へ)
乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70度以上を保つこと。
(注)高温の湯を取り扱うので、やけどに注意すること。
調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。
乳児用調製粉乳の哺乳ビンを用いた調乳方法の詳細については、別添を参照してください。
・ 本ガイドラインは、乳児用調製粉乳について、製造工程で無菌にすることは困難であり、また、開封後に病原微生物に汚染されるおそれもあることから、乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いの方法を定めたものであること。
特に、Enterobacter sakazakii による乳児のリスクを最小限に抑えるために作成されたものである。
ガイドラインの対象となる乳児は12ヶ月齢以下の乳児であること。
としています。
現在、ミルクで授乳されている方はご注意ください。
調乳方法をお護りください。

この微生物は中枢神経に感染し、髄膜炎や脳膿瘍等を発症させ、発育遅延や水頭症の後遺症を残します。全体的な感染率と発症率は低いものの、感染すると死亡率は40~80%と高く、特徴としては病原体が少なくても発病し、70~80度で死滅するといわれています。

***********
質問1
 どのような菌が混入しているのでしょうか。病原微生物が開封前からいるという報告がありますがお答えください。
 
質問2
 その菌はどのような症状を引き起こすのでしょうか。
  感染した乳児の死亡率はどれくらいでしょうか。

質問3
 病原性微生物が調整粉乳に混入する経路はどのようなものですか。

質問4
 御社ではこれまで消費者に菌が混入しているということを説明されてきましたか。
 お答えください。

質問5
 乳児用粉ミルクに使用されている添加物について教えてください。

質問6
 乳幼児用調整粉乳には、潜在的な危険性があるので安易な使用は乳幼児の健康を害する可能性がありますが、それらのリスクを回避するために、消費者に対して「乳幼児用調整粉乳には、潜在的な危険性があるので安易な使用は乳幼児の健康を害する可能性がある」との表示をすることを勧告していますが御社はどのように表示されるのでしょうか。お答えください。

質問7
「乳業メーカーに対しては調整乳を滅菌する開発を進めるよう指導すること」という勧告があります。どのような開発をいつからされますか?

質問8
 母乳代用品の販売流通に関する国際規準の要約
International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes
1981年 WHO総会で成立、1994年 日本政府が賛成
 1 消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
とありますが、雑誌等の広告を止める意思はおありですか。お答えください。
*****************
回答が来ましたら次のアクションを起こします。

次々にいろいろなことがあります。
赤ちゃんの命を守りたい思って行動しています。

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代理出産には多くの問題がある

2008年02月01日 | 代理出産は問題である
代理出産はお産ではない
日本学術会議の「生殖補助医療の在り方検討委員会」がまとめた報告書案を支持する。
代理出産は法律で禁止すべきとした結論は当然だと思います。
代理出産は「お産ではない」と思う。

一部の反対意見では「子宮のない人は子どもを持てない」というが、里親や養子を授かればいいのではないでしょうか。

生命倫理を無視した産科医が、代理出産をこれ見よがしに進めているが、赤ちゃんのことを考えたことがあるのだろうか?

子どもの将来や代理母の健康を考え中止すべきである。
50代の女性が「孫」を産むなど神をも恐れぬ所行である。

ヒトは「ほ乳動物」であり母乳で成長するものである。はじめから人工乳で育てることには問題がある。

出産には危険がつきものである、妊娠経過も常に安定している訳ではなく、異常を起こすこともある。
また遺伝的なつながりのない卵子や受精卵によって、産まれる子どもにどのような影響が出るのかも不明である。
障害を持って生まれてきたらどうするのであるか?
これまでの経過をみていると出産後それも時間が経ってから代理出産を公表しているところが怪しい。

母子手帳は発行されるのであろうか?

調べたら発行されるのである。現行の母子保健法は孫の出産を想定していないので発行せざるを得ない。
孫は「子ども」として認められる。
あくまでも代理出産をした女性が「母」であり戸籍にも記載される。
しかし、闇の中で行われているので、母子手帳の交付を受けず、処理されているのではないかとの疑念を抱かずにはいられない。
医師の倫理観に頼らざるを得ない。

生まれた子どもが成長し、自分のことを知った場合に心に与える影響も大きい。
また、栄養の面でも母乳を飲むことができない。

医師にも大きな問題がある「医師免許」を剥奪すべきである。
日本産婦人科学会は、再度会員資格を剥奪すべきです。

これまでに代理出産で生ませた子どもの将来に対して、根津八紘氏は責任をとるのであろうか?
ただ、生ませるだけで、その子の将来に関しては考えていないのではないかと思います。


代理出産を臨む人々は「エゴ」であり「自己」のことしか考えていない。
またそれを支持する、無責任な人々は代理出産で生まれてくる「子ども」の将来を考えてほしい。心や体にどのような影響がでるのか全く未知数である。
皆さん、それでも代理出産を認めますか?
よく考えてください。

他に子どもを愛し、育てることは出来る。里親制度も我が国にはあります。

私は、代理出産には断固反対します。罰則規定を設けるべきだと思います。

コメント (2)
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