ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

今日からストーブ、早いかな

2008年10月31日 | 日々の思い
今日は、朝から寒く感じました。
いよいよ秋本番。
半袖シャツに厚手の長袖シャツ、その上から薄いジャンパーで仕事をしていたら寒く感じました。
コンビニにいき、使い捨てカイロを買いましたが、まだ使っていません。
事務所の傍らにおいてある石油ストーブにこの秋初めて点火することに決めました。
ストーブの上に、ヤカンを置きお湯を沸かして、いただいた手作りの生姜湯と葛を熱湯で溶いて飲みました。
体がとても暖まりました。
暖まると共に、睡魔に襲われ、退散させるのに苦労しました。

ちんちんと沸くお湯の音とオレンジ色の炎には心が落ち着きますね。
このタイプの石油ストーブがいいのは、電気を使っていないということです。
12年前の阪神淡路大震災の時には、このタイプのストーブは、暖をとるだけではなく「煮炊き」が出来るのです。
これさえあれば、暖房、料理ができます。
友人がこれを欲しがっていたので、大阪で買って神戸まで運びました。
電気やガスはいざとなったら使えません。
道具は、全て原始的なものが一番優れています。
このストーブは、緊急時にも使える頼もしい友です。

でも赤ちゃんがいる家では使えませんね。


11月が近くなるとやはり冷え込んできます。
皆さんのところはいかがですか?
風邪などひかないようにしてください。

昨日の曽爾高原は素晴らしい青空が広がっていましたが、本日は朝からどんよりした曇り空。
昨日でよかったと安堵しています。

Img_0210

4年使っている石油ストーブです。ヤカンがかけられお湯が沸かせるので重宝しています。


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曽爾高原に行ってきました。

2008年10月30日 | 日々の思い
今日は、朝から奈良県の曽爾高原に行きました。
目的は、ススキの観賞です。
兵庫県の小野市にあります。
小野レディースクリニックの小野吉行先生やスタッフの皆さん総勢8名で出かけました。
ひげ爺の尊敬する産科医です。スタッフの皆さんもとてもお産や子育てに熱心に取り組まれています。
春には、奈良に桜を見物に行きました。

神戸を出発し、途中でひろっていただく合流しました。
道中も和気藹々と楽しい会話に花がさきました。
大阪から約1時間半の行程でした。

空も青空、気温も寒くもなくとても心地よい気候でした。
高原に到着すると、まず腹ごしらえです。
途中で買ったおにぎりや、自宅で握ったおにぎりやパンなどを持ち寄りいただきました。
空気もうまく大勢で食べる食事は格別です。

ススキは、心にやさしく響きます。
派手な花と違って深まりゆく秋の風情がありとても美しいものです。
それにしても壮観です。
高原と山一面のススキに圧倒されます。

山から見下ろすススキも格別です。
久々の山登りで明日は体が痛くなるかもしてません。

Img_0196

一汗かいて、亀の湯という温泉に入りました。
いい温泉でした。

夕食は大阪鶴橋で、韓国料理をいただきました。
久しぶりに肉を食べました。
長いこと食べていませんでした。美味しかったです。

とても幸せな一日でした。
皆さんありがとうございました。

旅の途中も、パソコンのメールチェックを欠かさず、質問や問い合わせに対応していました。
高原の途中は電波の常態が悪いので通信できません。
それでもサイトの更新や回答をアップしました。

Img_0201
一番後ろにいるのが小野吉行先生です。顔がまったくわかりませんね。先生すみません。



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母子別室は子育てに影響する

2008年10月29日 | 母子別室
産後の一週間を、「デラックスホテル並みの豪華施設でフランス料理を食べ、赤ちゃんはベビー室に預け、母親はエステで一生の思いで作り」と言うようなみせかけのきらびやかさと、安楽さが持てはやされています。
そこには産後の一週間が母と子に絆つくりに必要な母性を育み時です。
さらには母乳の確保にとって特異的な鋭敏期とも言える大事な一週間であることを忘れて、自分の生活を満足するという人もいます。
医療者もお産の疲れを癒すために、ということで推奨しているのも事実です。マタニティ雑誌はそのような病院を推奨しています。
これらのお産を「ブランド出産」と言う人もいます。笑止千万である。

別室制の施設で教えられた赤ちゃんの扱いを、最良の育児法であるかのように錯覚して、
帰宅後もそのやり方をまねて育児するのが実情です。
その結果、育児不安を誘発します。
多くの場合、3時間おきの授乳をさせられる。
母乳哺育は、頻回授乳が基本である。
親が出すのではなく、赤ちゃんが出すのである。

赤ちゃんの扱いと母乳哺育による母性が完成されないからです。
母と子の絆がつくられないと「可愛いはずなのに愛せない」と悩む母親になってしまいます。

「最初の一週間」は育児体験を持たない、核家族化する今日の妊婦さんにとっては、育児実習のゴールデンタイムでもあるわけですが、この人生の始まりにおける一瞬の手抜き、うっかりした瞬時の息抜きが、一生の悔いになります。

多くの赤ちゃんは天国のような胎内生活を経験し、産道ではこれまで経験したことのない痛みや苦痛の試練を経て、新しい生活が始まります。それまでの暖かく宇宙遊泳のような楽しい世界と比べて、この未知の世界は騒がしく、まぶしく、寒く、そして重力のある、不自由な世界です。

心ない病院では、形ばかりの母との出会いを終えると、直ちに新生児室へとつれていかれます。突然の環境の激変です。そこでは心を慰めてくれる懐かしい母の匂いも温もりも、そしてやさしい声も聞こえてはきません。不安を訴えても誰も答えてはくれません。更に空腹を訴えても決められた時間が来るまで、その欲求は満たされません。加えて新生児室では、おっぱいからの直接の授乳時のように、五官を通じて行う互いの心の交流は望むべくもなく、多くの場合一定に時間を決めて、しかも哺乳瓶による「くわえのみ」で牛のお乳が与えられます。おしっこや排便でオムツが汚れて不快を訴えても誰も答えてくれません。どんなにメッセージを送ってもお母さんは現れてくれません。誰一人として不安や不満、そして甘えを受け入れてくれません。このように出生直後より赤ちゃんの生理や欲求を無視し、大人のルールを 守る事を強制した扱いに、やがて赤ちゃんはメッセージを送る事をあきらめ、
人との交流・・・例えそれが自分の母親であっても・・・お互いのコミュニケーションを取りやめてしまい、自分の殻に閉じこもります。サイレントベビー予備軍の誕生です。

皆さんの大切なお子さんのために、見せ掛けのきらびやかさにまどわされずに心の豊かさを、母と子の間に育まれる基本的信頼と心理的一体感と、母と子の共生生活へと向けて素晴らしい出発(たびたち)の場として施設を選んでください。

見せかけにだまされるな。
我が子の将来を見据えて産むとこさがしをしてください。
あなたのためではなく。



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お産は人を変える力がある

2008年10月28日 | 周産期医療
これまでは、お産は「産婆」が主に取り扱っていましたが、1960年代から医療施設での分娩に変わりました。
医療施設の分娩では、産褥期に子育てのノウハウや日本型の育児法などを教えられることがなくなりました。
母子別室で、大切な時期に母子分離され、育児不安を誘発するようになりました。
産婆は、その家族に一生に関わっていました。
家族の大切な支援者であるからこそ安心してお産が出来ました。

それが育児不安や養育拒否を誘発しています。

犯罪や虐待などの暴力の原因になりやすいのは、大きくなっても感情のコントロールが出来ないことにある。
その背景にあるのは、胎児期、乳幼児期の体験や養育環境である。

出産直後から3ヶ月は、お母さんと赤ちゃんの絆が相互の信頼関係=愛着を築きあげる。

「出産直後の母子の大事な時期を、豪華な部屋で豪華な食事を楽しみ、産後の疲労をとるために、母子別室で過ごしましょう」などと言うことをうたい文句にしているところで産褥期を過ごした赤ちゃんはかわいそうである。
これは、母親にとっても同じである。
出産直後は特に大切です。
お母さんの匂い、赤ちゃんの匂い、お乳の匂い、など母子に大切なことが刷り込みが行われます。これは産後すぐに実行されなければ意味がない。

お産は、次の世代に大きく影響します。
いいお産は母子共に幸せです。

いいお産をした赤ちゃんは大声で泣きません。
未だに「母子分離」「母子別室」「3時間授乳」が行われている施設があるのです。
産むとこ探しは、慎重に、産婦中心ではなく「生まれてくる命」に優しい病院を選んでください。
いい助産婦がいるところを選んでくださいね。
「助産師」ではなく「助産婦」です。産婦を助けるから助産婦です。師匠ではありません。

暴力行動が生まれ、育まれるのは、人生のごく初期の段階で、母性に裏打ちされた密着子育てがされていないことにあるように思います。

乳幼児期は、信頼、共感、良心、及び生涯続く知識や思考の基礎ができる時期、あるいは、暴力行為の素因が、脳に「組み込まれる」時期でもあることがわかってきています。
今の我が国は、米国の悪しきものを、なぞっています。
それに惑わされず、全てに日本のよき伝統に基づく生活に回帰してください。



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夜泣き、おっぱい攻撃にイライラ

2008年10月27日 | 夜泣き
夜泣きやお子さんのおっぱい攻撃に参っていませんか?
赤ちゃんが必要に何かを求めてきたり、夜になると授乳回数が多くなるなどの常態が現れたときには、お母さんの「顔」が引きつっていませんか?
夫にもイライラしていませんか。
ママ友のちょっとした言葉に、過剰に反応していませんか。
夫婦げんかが起こるときには、育児の疲れがピークにたっしています。
我が子から見ると、お母さんの顔がいつもの優しい笑顔ではなく「鬼のような怖い顔」に見えます。

だからこそ不安に陥ってお母さんに何かを求めてきたり、夜泣きという行動をとります。
そんな時に、鏡で自分の顔を見てください。
お母さんの心が安定すると「夜泣き」もぴたっと止みます。
本当に不思議です。

好きな音楽や我が子と散歩にいったり気分転換をしてください。
時には、喫茶店やレストランでお友達と食事をするのもいいですよ。
お弁当を買って公園でピクニックもいいですね。

自分流の気分転換法を編み出してください。

お母さんからのメールを紹介します。

ひげ爺を知る人は私と同じ気持ちになっているお母さんばかりだと思います。

「子育てには自信を持ってやっているはずなのに、時々こうして自信喪失に陥ります。

自分の余裕のなさや、駄目な母親を人にさらすのは恥ずかしいことで、赤裸々にするのはなかなかできません。相手の反応が怖いから、自分が悪いんだと認めることが怖からです。

自分でもイヤになる気づかないプライドです。そんなチンケな物いらない!私には他人に責任転嫁をする癖がついています。

ひげ爺は全部受け入れてくれます。母親が悪いという返答でも、決して責められている気持ちになりません。夫、子どものことにも理解をしてくれます。私たち家族の味方をしてくれている気持ちになれます。だから話せます。自分を振り返ることができます。しっかり見つめ直して反省することができるから、安心して泣けます。
ほっと安心。力が抜けるのです。

またしばらく(笑)夫と子どもに優しくなれます。自分の大変さを忘れて尽くすことができます。ストレスを感じない、寛大で深い器の心を持てる歳の取り方をしたいものです。
少し潔癖な所、少しずつ角を削っていけたら。
また今日もじぃじに感謝。」


いつでもどこでも受け入れます。
少しでも親子が楽になるならうれしいです。
完璧な人はいません。誰でも未熟です。
だからこそみんなで群れましょう。
今日は電話で一時間話ましましたね。
あっという間の一時間でした。

毎日たくさんのお母さんと話しています。
とても、とても楽しいです。
明日は、どんな話をするのかな?




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温かく見守ることの大切さ

2008年10月25日 | 日々の思い
「温かく見守る」とってもとっても大切ですね。
子育ての原点です。

一昨日の林原類人猿研究センターで再確認できました。
「群れで見守る」「群れで教える」「群れで育てる」ことも重要であり不可欠です。
核家族化した現在、いまこそ多くの人々が共にコミュニティをつくり生きていくことを考えなければならないと思います。
そこに参加する家族は、してもらうばかりではなく、共に汗や涙を共有することが必要です。
してもらったことを、次の子育て世代のサポートをしてください。
いい連鎖が必要なのです。

皆さんそれを忘れて「してもらう」ことだけしか考えていないのではないでしょうか?
それでは群れはつくれません。
群れには信頼関係が必要です。
群れるためには、最低限のルールが必要です。
群れを統率するリーダーも必要です。

皆の参加で楽しい群れをつくりましょう。
昔は、これと同じ群れ(コミュニティ)が隣組として存在していました。
地域の伝統的な行事や作業が行われ「絆」が自然に築かれていました。
幼少時からそれらに参加することで、子どもたちは成長し、地域をになっていきました。

林原類人猿研究センターの不破さんとの出会いに心から感謝しています。
これからも不破さんから学びたいと思います。

母子をこれからも見守っていくという気持ちが高まりました。
不破さんや皆さんに力をいただきました。ありがとうございました。

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不破さんとパートナー観察室にて


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東京は最悪、周産期システム

2008年10月24日 | 周産期医療
またまた起きた、周産期患者搬送受け入れ拒否事件

今回は、書きたくなかった。
声を上げても厚生労働省や自治体、医療機関は、まったくもって「他人のこと」である。自分に火の粉がかかっても燃えなければいいという姿勢である。
これまで何度も声を上げてきたが、真摯に聴いてもらったことはない。

この搬送拒否が東京で起こったから毎日毎日、マスコミは面白おかしく取り上げる。
それに乗じて、猿回しの猿が踊る。
この猿は、チンパンジーと違って「ねずみざる」である。臆病者でシステムを改善するために身をもって動くことはない。
紙の上だけのプランを書くだけで、やります。と言って幕引きで終わり。
また同じようなことが起こります。

さて、この搬送拒否事件にはどのような問題点があるのだろうか。
まず、第一の問題点は、主治医の病状を把握する能力になるのではないだろうか?
頭痛がするということは、脳の疾患を疑うべきではないか。特には分娩時の脳内出血を疑い、搬送先を探すときに緊急性を判断すべきである。
それを搬送先に伝えれば受け入れてもらえたと思う。

医療知識の不足があったのではないでしょうか?
あくまでも個人の独断ですが。間違っていたらお許しを請いたい。

言いたいことは、いくら医師の数を増やしても医療トラブルは軽減しない。
かえって増加する。
頭数だけそろえればいいのではない。高給をもらえるから医師になる、点数だけをとる学業依存症が医師になっても困る。

いい医師をそだてるには時間をかけ、「いい医師」が教育していくしかない。
大学で教わることは、基本的なこと。病気の対処だけしか教わらない。
正常で健康な身体については学ばない。
正常がわからないから異常を見つけられない。
このことが大学教育には欠落している。

次に、今の周産期医療センターとは名ばかりで、一人当直などは、個人病院でもやっている。
そんな形だけ名ばかりの周産期センターを何十億もの金をかけていることは、ちゃんちゃらおかしい。笑止千万である。
東京都の場合は大切な税金の無駄遣いの一語。
ハードだけつくってソフトがない。
無責任な東京都である。議員も立ちが悪い。もっともっと勉強せい。

ひげ爺は政治屋を全く信用していない。
何故ならば、知識や行動力がないからである。無責任きわまりない。
勉強不足でアホな人種である。

私が知っている個人開業医は、搬送先の病院と常に、情報交換をして万が一の事態に備えている。
また、病院とも連携して、個人開業医も応援のためにサポートする。
これらのシステムやマンパワーが常に確保されているからこそ安心して、医療を受けられるのです。
個人病院はそこまで努力している。応援するから、いざというときに助けてもらえるのである。
助けてもらうだけではいけない。
患者の命をすくうためには、医師も努力をしているのである。

うまくいっている県もある。
大学病院の医師が中心になって作り上げた周産期システムは上手く機能している。
個人開業医や病院、周産期センターが一体になって365日機能している。

そのシステムを構築し実行したのは、素晴らしい「教授」が熱意を持って作り上げたから上手く機能しているのである。
その県に住む妊婦や赤ちゃんは幸せである。

分娩で死亡事故をゼロにすることは不可能である。

だからこそ、命を任すことのできる施設をさがすことが重要である。
大学病院や周産期センターがあるから安心ではない。
患者を診る力を持っているところを探すことにつきる。

毎回、このような事件が起こる度に悲しくなる。
私たちが変わらなければ、医療は変わりません。
国や医療を変えるのは我々国民です。

何もかも人に頼るのはやめようよ。自分の健康は他人に守ってもらうのではなく「自己責任」です。

健康な心と体をつくろうよ。

爺は、20年間、健康診断を受けていません。
嫌な検査で体を傷つけられるのがいやだからです。
自分の命は自分守る。食生活や日常生活で悪いモノは避ける。
死ぬときは死ぬ。仕方がない。
だから生きている間は「楽しむ」



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チンパンジーに面会してきました

2008年10月23日 | 日々の思い
チンパンジーと面会してきました。

岡山県玉野市の人里離れた半島にあります。
林原類人猿研究センターにいってきました。
少し天気が悪く外での行動が見られなかったのがとても残念でした。

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研究のための様々な実験と観察が2時間行われ、それを檻の中で見学させていただきました。
とっても面白く、また素晴らしい動物でした。

我々が学ばなければならないことがたくさんあります。
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心理の研究中の不破さんとチンパンジー


チンパンジーは、群れで生活をします。群れの中で多くのことを子どもたちは学びます。
例えば、子育てのことも群れの中で他のお母さんがしていることを見て学びます。授乳の仕方、遊び方、群れの中で生きるための知恵など様々なことを学びます。

そしてお母さんは、赤ちゃんを生後3ヶ月間は、走っている時にも、寝ている時も片時も離しません。
24時間、いつも肌を触れあっています。

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写真は、ミサキがハツカを抱いている写真です。

そして、成長すると母子は、群れの中に戻ります
群れの中で他のチンパンジーと共に生活をします。
他のチンパンジーに子守をしてもらったり、遊んでもらいます。
母親は「寛容」に我が子を離れて見守ります。
「危険」が伴うときには、毛を逆立て、棒を振り回しているときなどは、危険を避けるために、我が身を呈して守ります。
一見放任なようですが常に見守り、母としての責任をはたします。

4歳になっても不安なこと悲しいことがあると、お母さんの乳首を吸いに来ます。人間と同じですね。指吸いもします。









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岡山に来ています

2008年10月22日 | 日々の思い
昨日から、岡山市に来ています。
本日は、岡山県の玉野市に移動します。
岡山市からJR宇野線で40分くらいです。
途中、茶屋町という駅で乗り換えです。
昔は宇高連絡線で船に乗って四国に渡っていましたが、現在は瀬戸大橋が出来て電車で四国に渡れます。

毎年、多くの所に行かせていただくことに幸せを感じています。

旅に出ると、多くの人との出会いと学びをいただけます。
それがとっても幸せです。

今日の午後は、林原類人猿研究センターに打ち合わせに行きます。
この研究センターはチンパンジーの研究をされています。
爺は、チンパンジーのお産子育てに学ぶことが多いと思っています。
「母育所」で12月にこのセンターの研究員に講演をしていただきます。
その時にお話いただく内容をつめるためにいきます。
類人猿の子育ては、人にも共通していて、人が忘れてしまっている子育て力を持っています。
今回は、それを学びたいと思っています。

人里離れた瀬戸内海に面した所にセンターはあります。
一般には入れませんので楽しみにしています。

午前中は、爺はお母さんにお話をさせていただきました。

明日、大阪に戻ります。
今夜は、宇野に泊まります。
一人旅に慣れました。
今日も楽しみます。

皆さんも楽しんでください。

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女性の喜び悲しみ

2008年10月21日 | 日々の思い
女性にとって、大切で女性だけに出来ることはなんでしょうか?
たくさんありますが、爺はお産と子育てだと思っています。
人工乳の授乳はできますが、いくら頑張っても母乳はでません。

赤ちゃんを産んで育てることはとても大切ですね。
子どもを授かったら(神から預かったら)我が子が人として自立して、親離れををし、新しい巣作りをするまで育む事は、とても重労働ですね。
心身共に、疲労することもたくさんあるでしょう。
また我が子から多くの感動を与えられることも数多くあることでしょう。
だから悩みながらも子育てが出来るのです。
子育て「幸せスイッチ」が入る人と「子育て苦痛」スイッチが入る人の2タイプに分かれますね。

妊娠中の皆さんは、このことをどのように考えるでしょうか。

また、子育て中のお母さんは「職場復帰したい人」「退職して専業主婦」になりたい人、そして「出来るだけ復職を遅く」の3タイプに分かれますね。
職場復帰早期派のお母さんは「働きキャリアをつむことが偉い」「子育てをする専業主婦が格下」という考え方はありませんか?
この考えの背景に見え隠れするのは、母親が働き「保育園」で育てられた女性に多いように感じます。

親の生き方が子どもに連鎖します。

親が一定の年齢まで、家で育てられた子は、我が子を家で育てているように思います。

家庭の事情で、就労しなければならない親もいます。
全てに当てはまることではありません。

我が子の「現在」を考えるのではなく「将来」を考えて子育てをしてください。
少なくとも5~7年先を。
願わくは。20年先を、考えてください。
そうすると今、何をしなければいけないかを感じ取ることができます。
我が子の人として自立する日に、喜びを感じて神にお返ししてください。



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子どもは育つ力を持っている

2008年10月19日 | 子どもの成長
子どもは、本来、成人になるために必要な道具を持って生まれてくる。
人は進化の中で遺伝的に、自らが生きて行くために必要とする能力を持って生まれてくる。
それを磨き豊かにしていくのが親、親にあたえられた義務ではないだろうか。
それに気づいていない親が多すぎるのではないだろうか。

それを感じることが出来るのは、親から慈しみ、愛され、育てられた子だけが身につけることが可能である。

育っていくための力はどの子でも備わっています。
我が子の本来持っている力に気づくスイッチを、産んでくれた親から受け継いでいない。
育児情報紙や育児書には、書いていない。インターネットの情報にもない。

子育ての環境が大きく変化しました。
その一つが核家族化ではないでしょうか。
代々、受け継がれてきた伝統的な日本型育児が、戦後、米国的な子育てが教育者や医師などによって推奨されてきました。
その一方で伝統的な育児が否定され、食事や生活も米国の金儲けの戦略に支配されてしまいました。

核家族化により、子育ては育児書や自治体の情報に頼らざるを得なくなり、常態的に育児不安が出現しました。

心を落ち着け、我が子の瞳に映る自分の顔を見てください。
我が子が微笑み返してくれたらあなたは子育てを楽しんでいます。
周りに気をとらわれず、そのままいきましょうね。

我が子の瞳に映るあなたの顔が曇っているようであれば、我が子の笑顔も少ない。
たくさん、たくさん。笑顔で語りかけてください。
それが、苦痛であれば「誰か」に助けを求めてください。
それは、恥ずかしいことではありません。
信頼出来る人に聴いてください。
きっと、気持ちが軽くなり、張り詰めていた心の緊張がゆるみます。



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5歳児虐待死 母逮捕!!

2008年10月18日 | 幼児虐待
5歳児虐待死 母逮捕!!
またまた、悲しい事件が発生しました。

この事件には根深いものがあるように思います。

このケースは、4年前にも虐待により腕を骨折し、西宮市のセンターが虐待として一時保護し、兵庫県内の児童養護施設に入所していた。

今年2月に退所し、伊丹市で両親と暮らしていた。虐待を疑う通報が複数回あった。
川西のセンターの職員が親と面談をくり返し、5月12日の暴行事件のあった日にも容疑者の母親と死亡した子どもと面談していた。
センターは「虐待をうかがわせるものはなかった」としているようだが、果たしてどこまで調査したのだろうか???
あっても記者会見では「兆候がありました」とは口が裂けても言わない。

公務員は新人教育で「言葉」「文書」において自治体の責任を回避するかを仕込まれる。


今回の事件での死因は激しく頭部を揺さぶられ、脳を損傷する「ゆさぶられっ子症候群」であると判断したとしている。
しかし、ゆさぶられっ子症候群は、首が座らない新生児や乳児に発生する。
5歳という年齢で起こると言うことは、相当のダメージを加えたか、女児の体重が軽かったのか、女性の力では????と考えてしまう。
女児の発育に問題があったとしたら可能か、若しくは意識を失った状態で激しく揺さぶったのであろうか。
虐待を受けると身体の発育に影響を受けます。
亡くなった子どもも辛いけど、お母さんもとっても辛かったのです。
このお母さんを救えたのは「自治体」です。
悲しいかな、これらの情報が私の元には来ません。
ひげ爺は、このような悲しく辛い子育てをしているお母さんに手をさしのべ、共に子育てを楽しみたいのです。
将来考えている、親塾では、このような辛いお母さんと生活できるようにしたいと思っています。
母子を分離するのではなく、共に暮らすことで子育ての楽しさを知って欲しいのです。
母子の笑顔を見たいのです。

今回のこの事件は、兵庫県の対応に重大な問題がある。
センターの無責任な体質は赦せない。
子どもの命を守るのが仕事ではないか!!
施設を退所させたこと、虐待の通報が複数回あり、当日も面談していたのに起こった。
自治体の無責任な対応が、今回の死に至った。
自治体がこの死亡事件に「加担」したといってもいいのではないだろうか。
川西こども家庭センターも同罪である。
自治体の責任がとわれてもいいのではないだろうか。
兵庫県の無責任な施策に怒りを感じる。

同様の事が各地で起こっているが、自治体の責任は有耶無耶だ。

この事件は今後のために、自治体の責任を追及し、二度とこのような事件が起こらないようにするとともに、虐待の未然防止を行わなければならない。

最大の防止は、妊娠中からの教育である。胎内にいる赤ちゃんを感じ、慈しむ心を養う事が必要である。
母子の愛着を形成する事が重要である。
産後も定期的に育児支援をしていかなければならない。
そのためにも、分娩施設との連携も重要である。

そのためにも、今回の子どもの「死」を無駄にしない。
必ず、ひげ爺流のアクションを起こします。
目下、戦術を練っています。

本日の朝日新聞朝刊(関西版)に9月27日に東京本社版で掲載された、ひげ爺の記事が遅れて掲載されています。
26面(生活面)「育児この子と私らしく」として紹介されています。
東京の記事と違って大阪の記事は見出しなど大分いじられています。
「育児この子と私らしく」という記事の内容ではない。
見出しの付け方にも問題がある。
東京の見出しは「育てよう親力、NPOが一役」であった。文章も一部削除されている。

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母育所、お箸知育教室

2008年10月17日 | インポート
風邪の具合は、よくなりました。
気力で治します。

母育所講座、第6回は「お箸知育」と題して、開催いたします。
お箸を正しく持ち使うことは、記憶力、注意力、思考力に効果があると言われています。
食べ物を美味しく食べるために重要な「使いやすさ」「正しい使い方」を学んでいただきます。
そのためには、親が正しい持ち方を知らなければ、我が子に教えることはできません。
箸は、礼儀作法やしつけにも関わり、人間形成にも大きな役割を果たします。

また、今回の講座では、自分だけのオリジナルの「My箸」をつくっていただきます。
次回の講座の時に「塗り箸」として完成させてお渡しします。

当日の参加は、母育所講座受講者で予約をされた方のみが受講することができます。
必ず、予約をしてください。
お箸をつくる材料を準備する都合があります。

お手数ですがよろしくお願いします。

10月26日にお会いするのを楽しみにしています。




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風邪をひいてしまいました。

2008年10月16日 | 日々の思い
ブログの更新は、本日止めようと思ったのですが?

本日、体調不良です。
季節の変わり目で風邪をひいてしまいました。
今日は夕方から、2年の任期で委嘱されている大阪市の委員会が開かれますので、体調不良で欠席しようと思ったのですが、5人の委員で2人欠席になると困ると言われてしまいました。
何とかこれから努めてきます。

皆さんも季節の変わり目、体調を崩さないようにしてくださいね。
辛いです。

そんなことなので、本日のブログは書きかけているのですが、アタマが回りません。
明日、以降にさせていただきます。

常備薬の「葛根湯」を飲みます。

無事に努めてきました。
何事も気力で。



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完全母乳でも風邪薬は飲めるよ。

2008年10月15日 | 母乳と風邪薬
少し冷え込んできましたので、風邪をひかれて苦しんでいるお母さんが多いのではないでしょうか。
風邪をひいたら薬を服用して早く治すのがこつです。
授乳中でも多くの風邪薬が服用できます。
参考になるようにたまごママネットのサイトに来た質問から抜粋しますので参考にしてください。
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授乳中のニポラジン、ビソルボン、パセトシンの服用は授乳を中止すべきでしょうか?

現在、3ヶ月になる息子をほぼ母乳で育てています。
三日位前から喉が痛み出して風邪に似た症状が出てきたのですが、母乳で育てているので病院に行かずに我慢していました。
それが、上の3歳になる息子に移ってしまい私自身もひどくなってつらい状態だったので3歳の息子と一緒に小児科へ受診してきました。
小児科の先生には今母乳をあげていることを話した上で母乳をあげても大丈夫な薬を処方していただいたのですが、薬の種類が多いので、なかなか飲む勇気がありません。
先月、親知らずを抜歯したときに、母乳を止めていた時期があってそれから母乳の出が悪くなったので出来れば母乳を止めたくありません。
ニポラジン3mg
ビソルボン4mg
パセトシン125mg
を処方していただきました。
この薬は、母乳をあげても本当に大丈夫でしょうか?
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
今も、喉の痛みは治まりません。。。

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回答 たまごママネット医師団
ニポラジン3mg(抗ヒスタミン剤、鼻汁を止める?) 赤ちゃんが眠りがちにならないかなどに注意して授乳可、
  ビソルボン4mg(去痰剤); 授乳可、
  パセトシン125mg(アモキシシリン、抗生剤);授乳可
以上のようですから、母乳を続けてよいと思います。

平林先生 大阪市立十三市民病院小児科 08.9.29


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授乳中に風邪をひきました。処方された薬は断乳するようにいわれました。

今3ヶ月の子どもがいます。
断乳してくださいと言われ薬を処方されました。
この薬でも授乳可能でしょうか?
ピーエイ錠 ポノフェン錠15mg ジスロマック錠250mg 
タリオン錠10 ダーゼン10mg リン酸コデイン散1%です。
飲んだ場合2~3日あけてから授乳してくださいと言われました。
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回答 たまごママネット医師団
お薬の種類が多いのですが、断乳が必要になるような薬は処方されていません。
赤ちゃんの状態に変化(眠りすぎなど)がなければ授乳を続けてください。
個々の薬について手元の資料では以下の通りです。
ピーエイ錠;通常量では授乳可
ポノフェン錠;通常量では授乳可
ジスロマック錠;母乳中に移行する量が少ないので授乳可 
タリオン錠;データがとぼしいがおそらく授乳可
ダーゼン;通常量では授乳可
リン酸コデイン散1%;授乳可であるが、連用は避けた方がよいでしょう。
平林先生 大阪市立十三市民病院小児科 08.2.16

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フロモックス100mg・ムコダイン500mg・ポララミン2mの母乳への影響が心配です。

今2ヶ月の赤ちゃんがいます。私が風邪を引いてしまい2.3日我慢していたのですが悪化してきたため病院にいって薬をだしてもらいました。
フロモックス100mg・ムコダイン500mg・ポララミン2mgです。
乳乳中と告げましたが薬が心配で母乳を中断したのですがおっぱいがカチカチになってしまい仕方なく授乳再開しました 薬を飲んだ後何時間くらいしてからの授乳がベストですか?
また先生からは赤ちゃんに移ると肺炎になる可能性があるといわれました。母親が風邪ひくと赤ちゃんの免疫はきかいないのでしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
フロモックスもムコダインもポララミンも普通量であれは授乳しても赤ちゃんに悪い影響はありません。
お母さんが風邪を引いた時には、母乳を続けることが大切です。
ミルクに代えても一緒に暮らしているので風邪はきっと移ってしまいます。
母乳を与えていれば、お母さんの身体で作られた風邪のウイルスと戦うための抗体がいち早く母乳を通じて赤ちゃんの身体に入って守ってくれるので、赤ちゃんには風邪が移らないか移っても軽く済む場合が多いのです。
お母さんがすでに免疫を持っている場合は妊娠中の移行抗体によって6ヵ月ころまで赤ちゃんも免疫を保ちますが、お母さんが風邪になった場合(免疫を持ってなかった場合)には、母乳が赤ちゃんを守ってくれるのです。
平林円先生 大阪市立十三市民病院小児科 08.1.26
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いかがですか、参考になりましたか。
授乳中でも安心して薬を服用してください。
詳しくは たまごママネット http://www.tamagomama.net の育児相談室 母乳と風邪薬を
ご覧ください。


コメント (2)
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