ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

離乳食で悩むな

2010年08月10日 | 行政栄養士の弊害
Img_1313
今日の花は「ヘクソカズラ」
ヘクソカズラ(屁糞葛)  アカネ科 
別名ヤイトバナ、サオトメバナ。古名はクソカズラ(糞葛・屎葛)。
日本各地に自生しています。東アジアに分布する蔓性の多年草です。
至る所に多い雑草。葉や茎に悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。
Img_1316

このところ離乳食に関するお尋ねがあります。
4ヶ月健診で、栄養指導のなの元に、「離乳食」を無知なお母さんにたたき込みます。
たたき込まれた「母親」は、5ヶ月をすぎると喜び勇んで、テキスト通りの離乳食を「レシピ」に基づいて時間た手間を掛けて作ります。
完成した「離乳食」を鬼気として与えます。
そんな親の心を赤ちゃんは見透かし口を開けてくれません。
せっかく作ったのに食べてくれない。
イライラはつのります。
イライラしながら作るので、わが子はますます食べてくれません。
お母さんの思うようには進みません。
離乳食の不安から産後鬱になる方もいます。
生後半年、母乳が栄養の赤ちゃんにとってはまだまだ主食は「おっぱい」です。

離乳食に血眼になっているのは、最初の子だけ!!!
第二子三子にばれば、そんなことはしません。
適当にその辺にある赤ちゃんでも食べられそうな食材を口に入れてそれで終わり。

爺は、おっぱいの赤ちゃんは離乳食はいらないと思っています。
何故ならば、お母さんが食べているものをお母さんの血液を通して食べているからです。
赤ちゃん食は遅くてもいいのではないでしょうか。
6ヶ月から始めなければいけないものではありません。

人工乳の赤ちゃんは、必要です。
牛のおっぱいを飲んでいるのでヒトの食べ物を知るために必要だと思います。
食欲には個人差があります。
食べる子、食べない子。
月齢によっても違います。

無理強いしないで楽しい食事をしましょう。
親が楽しい食事をしていれば食べ物に興味を持ちます。
その時がおっぱい以外の食べ物を与える時期です。

情報や栄養士に振り回されないでください。

離乳食を作らなかった方、コメントください。






コメント (25)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自治体の間違った栄養指導

2008年02月22日 | 行政栄養士の弊害
今回は、ある自治体の健診で間違った指導が行われていますので、お母さんが間違った情報に振り回されないようにと願って書きます。

****************
自治体の10ヶ月健診に行って来ました。

保健師による問診、保健指導。歯科衛生士による歯磨き指導。医師の診察。
ブックスタートの説明。管理栄養士による栄養指導。

内容が盛りだくさんな上に、時間も昼寝時とあり、やりたいことがたくさんあるのもわかりますが、もっと赤ちゃんのことも考えて欲しい所です。
双子のママ、兄姉連れのママはとても大変そうでした。

今回の健診での、栄養士とのやりとりの中で、感じたことを報告したいと思います。

娘は体重10.5キロ、身長73.3センチ。
ハイハイ、掴まり立ち、伝い歩きをします。6ヶ月までは完全母乳、現在も欲しがるだけ飲んでもらっています。離乳食は3回です。

【栄養士の指導内容】
成長曲線からはみ出てはいますが、母乳を飲んでいる間は仕方ないですね。
母乳を飲んでいる間、1歳までは牛乳を与えなくていいです。1歳半までに母乳をやめられれば、優秀かな。
私たちも昔みたいに無理矢理母乳をやめるようには言わなくなったけれど、栄養学的に、体重が足りない子の場合は断乳してもらって、離乳食に切り替えてもらっています。理由は、食事を食べなくなるのと、母乳だけでは鉄分なども含めて足りない栄養素があるから。

世界的には2歳まで母乳を与えるようにとなっていますが、日本的にはそういう意見だけではないです。
それぞれの立場によって色々なことを言います。全て間違いじゃないので、あとはお母さんがどの意見を選ぶかです。

歯科では、1歳以降の母乳は咬合、虫歯の問題を指摘します。
栄養は今言ったことです。1歳半を過ぎると、母乳やめるのにもお母さんが苦労するしね。知恵もついてきてなかなかやめれないよ。その前だったら、泣くのはかわいそうでも、4日も過ぎればやめれる。
それでも赤ちゃんの精神的面を大事にしたいのであれば、母乳は続けてもいいと思います。

…という内容です。

まず、中途半端な知識だけで、1歳半までの断乳を勧めてきたことに疑問を抱きます。
栄養面で、食事を食べなくなるからというのは意味がわかりません。卒乳したらしっかり食事をとれるようになると思います。
鉄分については確かにこの時期不足がちにはなりますが、貯蔵鉄というものがあって、きちんと補ってくれているので、離乳食の中に取り入れることで問題ないと耳にしています。あまりにも顔色が悪かったり、動きが鈍い様なことがなかったら、さほど心配はなく、フォローアップミルクなどに頼る必要もないと考えています。
歯科の咬合、虫歯の問題は、赤ちゃんの吸啜(おっぱいを吸う事)と咬合は全く仕組みの違うもので、関係ないと思いますし、虫歯に関しては、昨日のブログの通りだと私も思っています。
4日くらいで断乳できるという無責任な発言も憤りを感じます。
その4日間が、赤ちゃんにとってどれだけ精神的なショックを与えるか、考えて欲しいです。


私は、娘がおっぱいを自然に卒業するまであげます。
今の時期は、後追い、人見知り、場所見知りをします。おっぱいは欠かせません。娘にとって安心して、落ち着ける、なくてはならない場所です。おっぱいを吸って落ち着けば私自身もほっとします。

同じように話をされて、悩み、断乳をしてしまうママがいるとすれば、本当に痛ましいことです。
* **************

本当にありがとうございます。
素晴らしい感想ですね。
冷静に判断され、正しい知識を持っておられることに敬意を表します。

それにくらべ、自治体の栄養士には不勉強な人が多くいます。
もっともっと真剣に学んでほしいものです。

栄養士の語ったことがどのように母子に影響を与えるかを、考えてください。
そして正しい情報をお母さんに伝えてください。

職員同士で勉強会を開いたり講師を呼んで正しい知識を学習してください。
間違った情報を押しつけるのは罪悪です。

すべての栄養士が悪いのではありません。
正しい知識をもった職員もいます。

情報を提供してくださったお母さんありがとうございました。
このコメントが、皆さんの子育てに役立つ情報になることを願っています。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無知な!!離乳食指導

2007年09月15日 | 行政栄養士の弊害
今度は、こまった行政栄養士の指導について書きます。
離乳食教室の対象月齢を2~4か月、自治体によっては5~6か月など様々です。
厚生労働省が出した授乳離乳食ガイドでは「離乳の開始
離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時をいう。その時期は生後、5、6ヶ月が適当である。」としています。

5~6か月から始めるとしています。
これには、疑問を感じています。
6か月までに始めなければならないと言っているようである。
本当に離乳食は必要なのだろうか?

離乳準備食と離乳食を混同しているように思います。
個人的に離乳準備食はいらないと思っています。

2子、3子など子どもが多くなれば、離乳食なんか作るひまはない。
それでも子どもは育っている。
離乳食メーーカーやミルクメーカーの影が国にも影響を与えているように思う。
企業利益の優先、国民が犠牲者、無知は犯罪。その無知を助長するのが商業広告雑誌である育児雑誌。

マニュアル世代をだます、育児マニュアル。育児雑誌は、人工乳やベビーフードなどの広告だらけ。
出版社は読者をだまして購入させればいいのです。その戦略に載せられてはいけません。
これらの雑誌が廃刊になると、この国は良い方向に行くかも知れませんね。
正しい情報を身につけないと、10年後20年後の我が子に大きく影響しますよ。

子育てはファッションやゲームではない。
我が子に、問題行動をおこされたら苦しむのは「親」です。
先を見た子育てをしてください。

ある自治体の離乳食講座に参加されたお母さんの話です。

「もらったプリントには離乳開始が5~6ヶ月からとなっている。
「WHOやユニセフでは、6ヶ月までは完全母乳を推奨していますが、あえて5ヶ月から離乳を開始する理由は?」と聞きました。
栄養士さんの回答は「先日受けた研修(どこの主催かは分かりません)では、厚労省から出ている「授乳・離乳食ガイドライン」(記憶は曖昧なので、名称が違っているかもしれません)に沿った指導をするように言われました。そのガイドラインでは5ヶ月からとなっています」とのことでした。
実際に私達が配られたプリントも、そのガイドラインだそうです。
また、「早期離乳に伴うリスクやデメリットは色々言われるようになってきましたが、そういうお話はして頂けないのですか?」と聞いてみましたが、栄養士さんの回答は「立場上お答えできません」とのことでした。
ただ「どこも、このガイドラインに沿って同じような指導をしています」と言っていました。」
ガイドでは、たしかに「5~6か月から始めましょう」となっていますがそれ以降いつでもいいと思います。
この行政栄養士は、質問に答えられるほど知識がないのですね。
「立場上お答え出ません」ではなく「知りません」と答えればいいのです。答えられませんとは「公務員」の逃げ言葉です。
このような人に、母乳哺育や栄養のことをまかせておくのは、国益を考えると大変に危険です。
離乳食を早期に進めることは、アレルギーなどを誘発するリスクもあります。
行政栄養士は母親や子どもの心や身体を傷つけることを知って欲しい。
育児不安を増大させるようなことはやめて欲しい。
このような良識をもったお母さんを「問題のある」母親として捉えて欲しくない。

※次に母子手帳のことについて
「私の持っている母子手帳の話です。
3~4ヶ月のページには、「薄めた果汁やスープを飲ませていますか?(5ヶ月頃から離乳が始められます)」という記載があります。
この記載は全国共通なんでしょうか?
私も、たまごママネットを見ていなかったら、「3ヶ月から果汁やスープをあげていいのね」と思い、息子に飲ませていたと思います。
そして、記載の通り、5ヶ月で離乳を開始していたと思います。
我が家の息子は相変わらず母乳大好きっ子なのですが、最近は私達が食事を始めるとわざわざ私達の方に向き直って、食べづらくなるほどにジ~っと見つめています。
手を伸ばしてきたり、ヨダレをダラダラ流したり、下をペロペロ出したり引っ込めたりしてくるようになりました。
ひげ爺
 まだまだゆっくりでいいよ。あせらないで、のんびりいきましょうね。
 多くの親が成長を急ぐあまり子どもにとって酷なことをしています。
 焦りや成長を急ぐのは禁物です。

「妊婦教室で知り合ったお友達と話していたら、彼女も「6ヶ月までは離乳を開始しない」を信念に、周囲の「果汁を飲ませたら?」「離乳は5ヶ月から」「早くしないと、知能が発達しない」などの騒音を無視して頑張っていたという話を聞きました。
話してみると、たまごママネットに書いてあるようなことを勉強して実践しているとのことでした。
同じような考えのママが近くにいるのって、心強いなぁって思えました。
彼女も、昨日の離乳食相談の内容には疑問を感じたり「まだまだ遅れてるのかなぁ」って言っていました。」

ひげ爺
離乳はやめて「卒乳」だよ。
2歳でも3歳でもいいよ。こそもが求めてくる間は授乳しようね。
僕のサポートしているお母さんは5歳と3歳の子に授乳しています。
時にはタンデムでしています。

卒乳は子どもが決めるものです。
親やまわりが決める物ではありません。

心の強い、いい子に育てるためには大切な栄養です。
でも与え方を間違えば、人工乳の方がいい場合もあります。
ゆったり抱いてお話をしながら楽しい雰囲気で授乳してあげてください。
楽しくが肝心です。人工乳も楽しくあげることが大切です。

母乳哺育で育った子どもでも、殺人を犯します。
愛のない授乳はよくありません。
携帯をしながら電話をしながらテレビやパソコンをしながら授乳は、もってのほかです。
サイレントベビー、物言わぬ心を病んだ人になります。

母子保健に関わる人々はもっともっと学びなさい。
母子にとって「本当に必要な支援」を間違っても指導はするな!!!!
母子に寄り添うことを続けていけば母子が教えてくれます。
何を学ぶべきかを。

国や学校、大学では教えてくれせん。
教授や教師が知らないのだから教えられるわけがない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする