ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

補完食(離乳食)

2015年06月16日 | 子どもの成長

我が国では、補完食のことを「離乳食」という。
この言葉の根底にあるのは、「断乳」 をする。いつまでも母乳を与えていると「自立」が遅れるという考えからがあるのではないだろうか。
「乳離れ」を促進すると考えられてきたのである。 

諸外国では、母乳又は人工乳を補うという考え方から「補完食」という。

 

離乳食に関するお尋ねがよくあります。

4ヶ月健診で、栄養指導のなの元に、「離乳食」を無知なお母さんにたたき込みます。

たたき込まれた「母親」は、5ヶ月をすぎると喜び勇んで、テキスト通りの離乳食を「レシピ」に基づいて時間た手間を掛けて作ります。

完成した「離乳食」を鬼気として与えます。

そんな親の心を赤ちゃんは見透かし口を開けてくれません。

せっかく作ったのに食べてくれない。

イライラはつのります。

イライラしながら作るので、わが子はますます食べてくれません。

お母さんの思うようには進みません。

離乳食の不安から産後鬱になる方もいます。

生後半年、母乳が栄養の赤ちゃんにとってはまだまだ主食は「おっぱい」です。

 離乳食に血眼になっているのは、最初の子だけ!!!

第二子三子にばれば、そんなことはしません。

適当にその辺にある赤ちゃんでも食べられそうな食材を口に入れてそれで終わり。

 爺は、おっぱいの赤ちゃんは離乳食はいらないと思っています。

何故ならば、お母さんが食べているものをお母さんの血液を通して食べているからです。

赤ちゃん食は遅くてもいいのではないでしょうか。

6ヶ月から始めなければいけないものではありません。

 人工乳の赤ちゃんは、必要です。

牛のおっぱいを飲んでいるのでヒトの食べ物を知るために必要だと思います。

食欲には個人差があります。

食べる子、食べない子。

月齢によっても違います。

 無理強いしないで楽しい食事をしましょう。

親が楽しい食事をしていれば食べ物に興味を持ちます。

その時がおっぱい以外の食べ物を与える時期です。


 

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あそび

2015年06月09日 | 子どもの成長

 

自分の父親から遊んでもらった事がない父親は、「我が子」と遊べない。

これはとても悲しいことである。

団塊世代の男性は、父親が戦後のモノのない時代に育てられたので、「我が子」におもちゃやものを買い与えることが多い。

父親は「仕事」優先で「子育て」に参加しなかった。

その親に育てられた今の親は「寂しい」。

どんな遊びでもいい「我が子」と夢中になって遊ぶことである。

子どもは、どんなことでも喜んでくれる。

電子ゲームで育った親が、我が子に幼少時からゲームを与えることは「遊び」ではありません。

遊びとは、生きていく上で必要な知識を身につけていくことであり「からだ」を使って遊ぶことである。

おもちゃを親子でつくるのもいい。

男の子であれば、竹馬や紙飛行機、竹とんぼなどを一緒につくって遊ぶのは楽しいものである。

空き缶2個で遊ぶことも出来る。

 

女の子は、公園の遊具で遊んだり、縄跳び、ゴム跳び、絵本を読んであげるなどいろいろあります。

男女共通の遊びは、「散歩」多くの発見があります。

いろいろなルールやマナーを教えることもできます。

 

遊びの基本は「親」が楽しむことである。

親が楽しめば子も楽しむ。

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里山も梅雨入り

2015年06月04日 | 丹波篠山暮らし

6月にはいりました。
里山も昨日、梅雨入りです。

昨日から冷え込んでいました。
今朝は、朝靄がかかり幻想的な風景を醸し出してくれました。

このような光景を目にしたり、朝の空気を胸に一杯吸い込むと
幸せな気分になれる。
近隣の人々の挨拶は「今朝は寒いね」である。
厚手で長袖を着込まないと寒いと感じる。
北からの冷えた風が吹き込んで涼しさを運んでくれた。

これから里山は寒暖の差が朝靄を漂わせ、木々や農作物を潤わせてくれる。
この地の農作物は美味しい。
自然の豊かな恵みは、心も満たしてくれる。

旬の食材は、精神をも癒してくれると共に強くしてくれる。
近年、人々は「旬」を知らない。
スーパーマーケットには、季節を問わず様々な「野菜」が並んでいる。
栄養士は、旬の食材を時期に関わりなく栄養計算をしている。
冬にキュウリやトマトを食べる必要はない。
冬は体を温める野菜を食べることが必要です。

夏は、体を冷やしてくれるキュウリやトマトなどを食べるといい。

今一度、食生活を見直すことが必要です。

爽やかな朝の光景に心が感じた。 

コメント (2)
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