ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

断乳余談

2012年10月03日 | 卒乳・断乳
Img_3279

以前、断乳するように言われて相談を受けた方から出産の報告がありました。
とてもうれしいメールですので紹介させていただきます。
断乳すべきか悩んでいる方へのメッセージです。
*********
メールありがとうございます!
お言葉いただきすごくうれしかったです。

先ほどブログを拝見しました。
コメントされた方々の気持ち、とてもよくわかります。私も同じでした。
まだまだ断乳が主流で、同じ悩みを持つ人ってなかなか近くにいないんですよね。
親や先輩ママに話しても、否定はされないものの、卒乳まで授乳し続けることをどこか認めてもらえないように感じます。
ひげ爺のブログで救われている方がどれだけいることか・・・
どうぞひげ爺の力強いアドバイス、正しい情報の発信を続けてくださいね!

私のメールでよろしければ、ブログに使ってください。

***********
私の術後の経過も順調で、先週赤ちゃんとともに退院しました。
いまは実母が手伝いに来ており、ゆったり過ごせています。

2歳3カ月になる娘は、グングンお姉さんに成長しています。
赤ちゃんとの初対面では、「あかちゃん、ちっちゃい。あかちゃん、だいすき!」とすぐに弟を迎え入れてくれました。
毎日スキあらば「よしよし」と頭をなでたり、顔の至るところにキスをします(笑)
また、妊娠中もそうでしたが、私のからだを気遣って、抱っこや一緒に体を使って遊ぶことなどの駄々をこねることはありません。
赤ちゃんから離れているときには、私に抱きついて甘えてきます。
たくさん我慢しているのでしょうね。
家族をおもう優しい心を持ってくれていることがとても嬉しく、愛おしくて、、、娘に感謝です。

寝る前に必ず欲しがったおっぱいは、出産の一カ月ほど前に自然と離れました。
それからは絵本で寝る習慣がつき、私が入院してからは夫の寝かしつけで眠れるようになりました。
(入院初日はママーママーとぐずったようですが。)
いまは「さあ寝ようか」と夫が言うと、素直に「はーい」と返事をして、私と赤ちゃんに手を振っていきます。

さて、赤ちゃんにおっぱいをあげているのを見てどう反応したかといいますと、「たっくん(弟)とママ、おっぱい!なな~・・・」と言ってニコニコします。
どうやら、自分には美味しいごはんやおやつがあるんだわ!と嬉しくなるみたいです(笑)
授乳しているときは静かに赤ちゃんやおっぱいを触って様子をながめます。
でもおっぱいを欲しがることはありません。
タンデム授乳も受け入れようと思っていましたが、すっかり赤ちゃんにおっぱいを譲ったようです。

これまで、とくに妊娠が分かった1歳半を過ぎてからは、自然卒乳の大切さを理解しつつも葛藤しました。
「流産の危険性はない」とたまごママネットで知ってからも、寝不足や、胎動を感じる中大きくなった娘におっぱいを与えることがとても不快な日があり、何度も断乳を考えました。
でも、新井さんのブログに励まされながら、娘が不安なく眠れるようになるまでは、納得して離れるまでは、と続けました。
いまは娘の成長をみるたびに、卒乳まで続けて本当に良かったと思っています。
産まれた息子にもトラブルなくおっぱいをあげれていますし。
息子にも自然に離れる日までおっぱいを続けたいと思います。

二人が昼寝している間にいま感じていることをそのまま書いていたら、つい長くなってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*********
うれしい、うれしいメールでした。

断乳する前にコメントを読んでいただきありがとうございました。
赤ちゃんのお導きだと思います。




コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愚かな断乳

2011年07月31日 | 卒乳・断乳
ひげ爺さま

はじめまして。本日、いよいよ断乳を行おうと決行した1歳10ヶ月の息子を持つものです。
息子は初めての子供です。
保健所や助産師さんに教えてもらった方法で、
数日前から「おっぱい辞めれる?」「おっぱいバイバイしようね、できる?」と1日に1回話しかけており、本人も「いいー」とか「ばいばい」とおっぱいにしたりしていました。

私的には、断乳するのが寂しくてならないのですが、実母やママ友、近所の内科の看護婦さんなど
いろいろな周囲の人に「もうやめないと!大変なことになるよ!」といわれ続け、辞めなきゃ辞めなきゃ、と思って、辞めようとしています。

私は、仕事をしており、仕事が忙しいときは子供と一緒にいてあげることができません。
実母が、「おっぱいを辞めたら○○だけ泊まりでみてやるのに」と言ってくれ、それをしてもらえると助かることが多々あります。
でも、私は仕事で息子と一緒にいられる時間が短い分、おっぱいの時間がとても大事にも思えます。
それでも、どうしたらいいのか迷って迷って、辞めようと思いました。
そして、今、私は会社で仕事していて、パパが面倒を見てくれています。
一度、ご飯を食べさせようと家に帰ったら、息子が「おっぱい~、おっぱい~!!」
と泣きじゃくって。。。
ご飯は夫が食べさしたようだったので、泣いている息子を置いて、また会社に戻ってきました。
つらくて、悲しくて、断乳のことをネットで検索していると、
「ひげ爺の、お産・子育てご意見番」に行き着きました。
読んでいて、「本当に?本当に?」と思う内容ばかりでした。

私の中では、ほぼもう断乳は辞めようと思っています。
でも、どうしてももう一つ引っかかるので、ブログにコメントさせていただきました。

それは、おっぱいをあげていると次の子を妊娠したときに、流産しやすい、早産しやすいということを
聞いたことがあるからです。
今年の終わりくらいから、次の子を妊娠したいな~と漠然と考えているのですが、それはどうなんでしょうか。。。

一応、生理は来ています。
でも、授乳をしていると子宮が収縮しやすくて、妊娠しにくい、または流産しやすいと、(たしか助産師さんに)
言われたことがあります。
それは心配しなくてもいいのでしょうか。
それでも授乳を続けた方がいいでしょうか。
それに関する記事をブログの中に見つけられなかったので、(あるかもしれませんが、、、)
お忙しい中長文をお送りし、大変恐縮ですが、ひげ爺さまのご意見で、断乳するのを辞めるか決行を続けるか、決めたいです。

このコメントを書いている今も、「断乳」とキーボードを打っていて、涙が自然に出てきます。
なぜでしょう。。。
私も息子も、こんなに悲しい思いをしなくていいのなら本当に断乳したくないです。
どうか、ご意見を賜れますよう、よろしくお願い申し上げます
************
Img_1088

何で我が子を守ってやれないの???!!!
何で周りの意見に左右されるの!!!!
我が子をあなたはどれだけ苦しめるの!!
あなたの勝手な都合で「断乳」したらあなたの子どもは将来、強い心を持った男になれません。
「断乳」がどれほど、心に傷をつけるかわかりますか!!

あなたは、自分の子育てに信念を持っていないのですか??
人の意見に左右されている様を、自分で見直してご覧。

「子ども」を「子供」と書くくらいですから、我が子を自分たち夫婦で「つくった」と思っているのでしょうね。
だから第二子も作ろうとしているんですね。
子は「親の供」ではありません。
一人の人格をもった「人」です。一人の人間として考えてください。
我が子に対して、もっともっと「慈愛」の心で生きていけると思う。
「仕事」に逃げるな!!
子育ては「やり直し」がきかない。
一度キリの「真剣勝負」

「授乳は流産しやすい」
あなたの周りには、「無知」な人ばかりですね。
そんな、くだらない意見に左右されるあなたに怒りを覚えます。
それでも質問されたら答えます。
*********
授乳中の妊娠は「流産する」ので断乳するようにという指導をする産科医や助産師がいます。
それを指示されたお母さんから問い合わせがよくあります。

この問題も困ったものです。
私の周りにはたくさんのお母さんが授乳中に妊娠し、無事に出産し二人に同時に授乳しています。

母乳育児中に再び妊娠し、授乳を続けていると流産をするのではと心配し、断乳断乳を指示されることがあります。
それを医師から言われると信じますね。

でも授乳を止める必要はありません。
妊娠すると、子宮の筋肉を収縮させるオキシトシンというホルモンが働かないように、オキシトシンを受け止めてその働きをブロックしてしまう受容体(receptor)が作られ、妊娠中は赤ちゃんを流早産の危険性から守ってくれています。
しかし、妊娠末期(大体9ヶ月以降)になって、子宮が激しく反応して痛いくらい強い場合とか出血している場合は控えたほうが良いと言われています。

また、産後は多くの場合授乳しているうちに自然に飲まなくなる場合が多いようです。
これには個人差があります。
おっぱい好きなお兄ちゃん(姉)の場合、産後も吸い続け、いわゆるタンデム(2人こぎ自転車)授乳となることもありますが全く問題なく大きく育っています。

一日も早く医師からの間違った指導が無くなるように学んでほしいと願います。
無知は犯罪です。
*********
爺の周りには「タンデム授乳」をしているお母さんがたくさんいます。
授乳中に妊娠し妊娠中も授乳し、お産をして二人の子に授乳しています。

もっともっと子どもに「こころ」を向けてください。
二歳までは、子どもは母親を必要としています。
二歳前の子どもは、今が一番いろいろなことを覚える時期です。
たくさん辛い事もあります。
それを癒してくれるのが「母親のおっぱい」です。
母乳は「心の栄養」です。
それを取り上げないでください。
あなたのお子さんに成り代わってお願いします。
あえて厳しい意見を言いました。

◎◎くんの子育ては「一度キリ」後悔しないようにしてください。
やり直しはありません。
断乳したら後で取り返しのつかないことになりますよ。
「断乳」のトラウマを一生引きずっていくことになります。
心の弱い人に成長します。
我が子の叫びが爺に届いたのです。
◎◎くんに「謝罪」しなさい。
心から侘びなさい。

コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えにし(縁)

2010年05月10日 | 卒乳・断乳
Photo_3

先日、ある親子が我が家にやってきました。
近所でいつもお世話になっている方から電話で、親子が篠山に移住したいといっているので不動産やを紹介して欲しいと連絡がありました。
電話の時には、畑仕事をしていましたが取り急ぎ親子に会いに行きました。
30代の夫婦で子どもは1歳半。
田舎では仕事がないのでどのような収入源があるのかを尋ねないと生活出来ないので不可能です。
田舎の生活はどんなものか、我が家にお誘いしました。
見ず知らずの人を時々、お誘いします。
それも縁。
我が家でくつろいでいろいろ話をしました。
収入源については、会社に勤めているので安心しました。

さて、本日のタイトル「えにし」ですが。
この親子が私の元に来たのは「必然」でした。
子どもが私の元に誘ったのです。

話の中で子どもの栄養の話になったのです。
そこでおっぱいの話題が出ました。
「昨日から1歳半になるので断乳をしました」と妻がいいました。
そこで爺は母乳の大切さ、おっぱいは心の栄養であること、断乳は子どもの心を傷つけること等を話しました。
この話をしているときには、母親の膝の上でお昼寝をしていました。
爺は、その子の頭をなぜなぜして「悲しかったね。辛かったね」と語りかけました。
夫妻は、爺の話を聞いて納得をしてくれました。

本当によかった。よかった。
赤ちゃんありがとう。
帰って夜中にお父さんからメールが来ました。
「妻も断乳をやめて母乳を再開したので、娘もうれしそうでした!」
短いメールでしたがとてもうれしかった。

よかった。
全く縁もゆかりもない親子がやってきたこのことは偶然でしょうか。
人は縁で結ばれています。
それを感じた一日でした。
Photo

近所のお寺に咲く、ボタンの花を見に行ってきました。
紅、白、ピンクなどの花が競いあって咲いていました。
Photo_2

ボタンの香りが強く漂っていました。
薔薇、ハマナスなどの香りと同じでした。
いつも野の花を見ていますので大輪の花を見るのは昨年の蓮の花以来です。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断乳はやめて

2010年01月12日 | 卒乳・断乳
親の都合で断乳するのはやめて!!!!
例え何歳になろうが「親の都合」で断乳するのはやめて!!!!
今しか見えていない。
我が子の成長した姿は見えませんか。
大好きなおっぱいを赤ちゃんがやめますか?
しゃべることも出来ない赤ちゃんがやめると言いますか?
大好きなものを無理矢理取り上げられることがどれほど苦痛かおわかりですか。
断乳で味わった苦痛がその後の成長の中で必ず出てきます。
心のバランスを崩すことがあります。
成長の過程で必ず出てきます。
卒乳というのは、子どもが自らおっぱいから卒業することです。
卒乳で子どもは自信を持ちます。
その後の成長の中で「自信」は大きな力になります。
いわば子どもにとって「卒乳」は「こころ」の自立の始まりです。
その機会を、奪いさることはゆるせない。

爺は子どもの将来を考えて「断乳」は踏みとどまって欲しい。
お願いだから子どもの将来を考えて欲しい。
我が子が悔いのない人生を送れるようにするのが「親の愛」ではありませんか。
後で後悔しても始まりません。
断乳は親にとっても不都合があります。
おっぱいを止めることで、オキシトシン(愛情ホルモン)が少なくなります。
それまでオキシトシンの作用で可愛い可愛いと思っていました。
オキシトシンが少なくなると、親のイライラが増え、時には子育てが辛くなります。

血液の病気や薬剤の投与などの理由で、おっぱいを止めなければならない場合は、
お母さんも辛いでしょうが仕方がありません。

コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母乳哺育に偏見!!

2009年04月21日 | 卒乳・断乳
母乳哺育に対しては、誤解や偏見があります。
今回は、山形県立中央病院の渡辺眞史先生にいただきました回答をご紹介します。
あらためて母乳哺育について認識してください。
そして、周りの意見や言動に迷わされないでください。
迷っている人がいたらおっぱいの大切さを伝えてあげてください。
Photo
咲ききった椿の花がとても愛おしく感じられました。
爺の一生もかくありたいと思います。
我が身の死を考えるのもまた楽しからずやです。
自然界の花や植物や動物は、死んでも自然にために役立ちます。土に還るのです。
しかし現在は、人は死んでも土にはなれません。
とても残念です。
              ******************
母乳育児に対する誤解や偏見が多くみられます。人間の赤ちゃんにとって母乳は最適な栄養です。この栄養というのは身体を大きくするだけでなく、身体を丈夫にする栄養、心を豊かに育てる栄養があります。質問のように1才を過ぎた時期の母乳は心を育てる栄養としての役割が大きくなります。この大切さが理解されるようになり、母子健康手帳から断乳という言葉がなくなり、厚労省の“離乳の基本”からも授乳をいつまで止めるという表現がなくなりました。
母乳育児は発展途上国では乳児の死亡率の改善や自然な避妊効果がいわれますが、先進国でも子どもの感染症の予防効果(中耳炎、消化器感染症、尿路感染症、下気道感染症など)だけでなく糖尿病や小児癌の発生率を少なくしたり、知能の発達に対しよい影響を与えたり、将来の生活習慣病を起こしにくくするなど子どもの一生を守るためによい効果があることが知られています。閉経前の乳がんの減少や卵巣癌・子宮体がんの減少、骨粗鬆症の予防効果、妊娠糖尿病が糖尿病に移行するリスクの半減など母乳を長く続けることは母親の健康を守るためにも大切なことです。
母乳を飲むときに赤ちゃんは人工乳を飲む以上に強い力を必要とします。母乳を飲んでいる赤ちゃんはあごが良く発達します。このため歯並びがしっかりし噛む力が強くなり離乳食の時よく噛んで食べられるようになり、言葉の発音もはっきりしてきます。母乳を長く続けると歯並びや発音が悪くなるということはなく、その心配は人工乳の場合に多くみられます。
母乳の女性ホルモンで男児の生殖器に悪影響を与えるといこともありません。母乳中に赤ちゃんに影響を与えるようなホルモンが含まれることはなく、含まれるホルモンもそのまま吸収されないため赤ちゃんに悪い影響を与えることはありません。様々な環境汚染物質が胎児期からの性腺機能低下に影響を与えている可能性が指摘され、このことは十分な注意が必要です。
2才過ぎてもおっぱいの必要な赤ちゃんは多くいます。心のどこかに不安が残っている子どもです。おっぱいを吸うことで不安を解消し強い心を育てています。卒乳するということはおっぱいに頼らなくても不安や困難を解決できる強い心を持てたということです。積極的に外の世界に挑戦でき、負けない心が育っています。将来楽しみな子どもです。
質問のお母さんのように自分の体調などでどうしても母乳育児を止めなければいけないときには、赤ちゃんにどうして母乳をあげられなくなったのかを赤ちゃんの目を見てゆっくりとした言葉で赤ちゃんに話しかけてください。何回か繰り返していると赤ちゃんはお母さんの気持ちを理解しあまり困ることなく母乳から離れてくれます。もし母乳を続けてもいいかなと思うようでしたら無理に薬で母乳を止めないで本当の卒乳まで母乳育児を続けてみてください。この時には母乳を止めるための薬を使う必要はなく、乳腺炎を起こすこともほとんどありません。
          *****************
いかがですか。母乳哺育に対してご理解いただけましたか。
卒乳まで母乳哺育を楽しんでください。
応援しています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒乳の時期と断乳回避

2009年01月19日 | 卒乳・断乳
本日も山形からブログをアップしています。
時間調整のためにコーヒーを飲みながら書いています。
Img_0454
上山城から前日に撮影した蔵王です。

本日は、雨が降っています。
市内を散策できず残念です。
今日は月曜日で、美術館や公共の施設の多くが休みなので見学する所もありません。
皆さん、旅をするときは月曜や月曜祝日の後はさけてください。

まもなく山形大学に向かいます。
教育学部で話し合いをしてきます。

さて、今日はまたまた母乳について書きます。
多くの方がおっぱいのことで悩んでいます。
多くの相談がたまごママネットに寄せられたり、このブログを見ていただいています。
お役に立てることは、とてもうれしく、僕自身の勉強になるとともに励みになります。
今日はそんな中から最近きた相談を紹介します。
断乳についてです。
**************
息子は2歳7か月です。一年前、断乳に悩み、こちらでアドバイスを頂き、大変救われました。
少し前から、私の胸は少し吸われただけでも痛みました。授乳は夜中目を覚ました時だけになっていたので、年末に「お母さんおっぱい痛いな。痛いの治るまでおっぱいお休みしてくれる?」と息子に話してみました。「持つだけでいいよ。もうお兄ちゃん。」と息子からの答え。その日の夜から、泣いておっぱいを探しても、飲まずに持ちながら寝るようになりました。痛みが治まるとまたおっぱいをあげるつもりでいたのですが、何日間か飲まない日が続きました。
一週間くらいして「おっぱい飲みたくなった。」と息子が言うので飲ませましたが、少し吸うと「もういらん」とやめました。母乳が出なかったみたいです。母に「おっぱいなくなっちゃった。
〇〇が全部飲んでしまった。」と言っていたそうです。
眠くなると「おっぱい持ちたい~」と言いながら持っている息子を見ると、おっぱいを取り上げてしまったのかなぁと罪悪感があります。
息子は「断乳された」のではなく、「卒乳した」のでしょうか?

ひげ爺
 ご心配はわかりますが、立派な「卒乳」です。
お子さんとあなたの二人三脚に夫の理解がプラスされた素晴らしい母乳哺育です。
一年前に、悩んで相談に来られたのがまだ最近のように思います。
あなたにとっては長くもありあっという間でもあったと思います。
この「卒乳」は母子の勲章です。
*************

先日はお忙しいなか、ご丁寧にお電話下さいまして有難うございました。
息子の相手をしながらお話させて頂いていたので、ゆっくりお話をお聞きすることができませんでした。申し訳ありません。
私の「断乳してしまったかも」という心のモヤモヤはなくなり、夫にも「卒乳なんやって。」と話しました。夫は「○○は言うこともよく理解してるし、待っててよかったなぁ」と言ってくれました。
2歳を過ぎても、一日に何度もおっぱいで呼ばれ、夜泣きも何回もしたときは、心身ともに疲れて「もうおっぱいやめてしまおうかな」と何度も思いました。「もう!おっぱい痛いからやめて!」と無理やり息子を離した事もありました。「本当にこの子は卒乳するのかな?」と思ったことも…
そんな時はこちらで何故か母乳についての記事が載るのです。その度、自分を反省し、息子の要求を受け入れようを思うことができました。
これからは「おっぱい」という形ではなくなりますが、息子の事を精一杯受け入れ、「今」を大切にしながら子育てを楽しみたいと思います。
本当に、有難うございました。
* ************
いいタイミングで書いていたのですね。
お役に立ってうれしいです。
これから先は、5年先、10年先、20年先をみて子育てしてください。
親もともに学ぶことが必要です。
子どもの声や心に目や耳を傾けてください。
いい子になりますよ。
応援しています。

今夜、7時40分のバスで13時間かけて大阪に帰ります。
新潟、金沢を経由して北陸道、と高速道路を橋って帰ります。
大阪到着は、朝8時です。
楽しい旅です。
修行のようで大好きです。
今回の旅も多くの出会いと学びがありました。
感謝、感謝、感謝





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断乳は虐待!!

2009年01月06日 | 卒乳・断乳
2月3月は、4月からの復職を考えて「断乳」をしようとする親がいます。

断乳せずにおっぱいを続けてください。
保育園でも冷凍母乳を飲ませてくれるところもあります。
お迎えにいったらその場で「授乳」してあげてください。

「仕事を始めてもおっぱいを続けるよ」「好きなだけおっぱいを飲んでいいよ」と子どもに話してあげてください。
安心して少しおっぱいから離れてくれると思います。

断乳をするということは一番好きなことを無理矢理取り上げてしまうことになりますから、赤ちゃんにとって精神的なダメージを与えてしまうことになります。数日すると泣かなくなるから我慢すれば大丈夫などといわれることがあります。これが良いこととは思えません。
泣いて訴えても何もしてくれないからあきらめたというように見えます。

あきらめは人間不信につながりその後の人格形成にも何らかの影響を及ぼすのではないかと考えます。
優しい気持ちを育てることとは正反対のことになります。

おっぱいは、ある時期を超えると「栄養」から「心の栄養」になります。
これまで何度も書いてきましたが、おっぱいは子どもの心の不安を癒してくれます。

周りのいい加減な情報に惑わされず我が子と向き合ってください。
卒乳の時期もわかります。
その時まで、授乳を楽しんでください。



コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断乳後、笑わなくなった!!

2009年01月05日 | 卒乳・断乳
我が子が断乳後笑わなくなった。
当たり前です。
断乳は、親による虐待である。

事情の如何に関わらず、これまで大好きな「おっぱい」を心のよりどころにしてきた、赤ちゃんの意思に関わらず「暴力的」に「強制的」に剥奪されるのです。
赤ちゃんが、どれだけ心に傷を負っているか考えたたことはありますか?
何も考えずにしているか、断乳を商売にする悪徳助産婦に欺されるか。どちらかです。


  長くおっぱいをあげているとわがままになり自立できないなどといわれ断乳をすすめられることがあります。?
2才になると言葉の発達も見られ外へ向かう気持ちが強くなります。?毎日が驚きと好 奇心にあふれた体験です。
?このたくさんの体験はそれまで経験したことのない世界ですから精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。こんな時におっぱいを欲しがります。?  おっぱいは活発に活動するためのエネルギーの充填基地といえます。?おっぱいから守られているという安心をもらい、より多くの経験を得ることができます。??ある時期になるとおっぱいに頼らなくても自分で心のコントロールができるようになります。この時が卒乳です。? 
充分に満足した心は強い自立心を育てます。

  お母さんが離そうと思えば思うほどおっぱいを求めてくるように思います。特に2歳児は自分でも処理しきれないほどの自我がどんどん沸いてきて子どもは自分でもどうにもならない感情を持ちやすくなります。そのような思いをおっぱいが癒してくれると思います。

お母さんが母乳を止めなければと思うと、その気持ちは子どもに伝わります。
  大事なおっぱいを止められては困ると、子どもはおっぱいを離そうとせず、それまで以上におっぱいに固執するようになります。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒乳についての誤解をただす

2008年09月09日 | 卒乳・断乳
卒乳についての誤解を質す。
山形県立中央病院の渡辺眞史先生のお考えを引用させていただきます。
わかりやすくて素晴らしい言葉です。
*************
卒乳とは自らおっぱいを必要としなくなり離れていくことです。親が計画しておっぱいから遠ざけるのは卒乳ではありません。
形の変えた断乳といえます。長くおっぱいをあげているとわがままになり自立できないなどといわれ断乳をすすめられることがあります。
2才になると言葉の発達も見られ外へ向かう気持ちが強くなります。毎日が驚きと好奇心にあふれた体験です。このたくさんの体験はそれまで経験したことのない世界ですから精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。こんな時におっぱいを欲しがります。おっぱいは活発に活動するためのエネルギーの充填基地といえます。おっぱいから守られているという安心をもらい、より多くの経験を得ることができます。ある時期になるとおっぱいに頼らなくても自分で心のコントロールができるようになります。この時が卒乳です。充分に満足した心は強い自立心を育てます。卒乳までおっぱいをもらえた子どもはわがままや気持ちの弱い子にはなりません。世界保健総会では2年以上の母乳育児をすすめています。これには上限はありません。欲しがる間は続けるという考え方です。厚労省から出された授乳・離乳の支援ガイドでも断乳はなくなり、自然に止めていくまで与えるという考え方になっています。お母さんの考え方が正しいことです。心配しないで少しでも長いおっぱい生活を楽しんでください。
* ************
素晴らしいメッセージですね。
先生の母子への温かい愛がにじみ出た文章ですね。
皆さん、他の方にも先生の考えを伝えてあげてください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断乳を商売にするな!!!

2008年09月01日 | 卒乳・断乳
少し古い文章ですみません。
皆さんに卒乳について考えていただくために掲載します。
文中の料金は多少違うと思いますので参考に。
長い長い文章です、
最後まで読んでください。おっぱいについて考え方に自信が持てると思います。
************
妊娠したことで、おっぱいがいかに重要かということを助産婦さんに教えていただきました。
授乳期間も特に限定することなく、子どもが要求する間はおっぱいをあげていいよ・・・と。
出産後、通院した歯医者さんで「これを読みなさい!」と貸していただいた本に(おっぱいが口腔内の発達にいかに重要かという内容だったのですが)できれば1歳4ヶ月くらいまではおっぱいをあげた方が良いと。

私は1歳半くらいまであげようかな~と考えていたのですがその時期、授乳の回数は減ったものの、まだまだ「おっぱい大好き」でそのまま授乳継続。2歳の誕生日(去年の8月)には、夜のみ授乳。
この状況だったら年内には自然卒乳できるかな~と思っていました。
・・・と思っていた去年の12月。
○○式の助産婦さんの話を聞く機会があり、その時に「自然卒乳では、しこりが残ったり乳腺炎になったり、のちに肩こり、頭痛、腰痛の症状がでたりする」という話を聞かされ
びっくり!
私は子どもが6ヶ月くらいまで、数回乳腺炎のトラブルでつらい思いをしたので、迷わず○○式での断乳をしようと思い、すぐ通院を始めました。

断乳は3月以降(寒い時期は子どもが風邪を引いたりするのでしないそうです)3月ということは、子どもが2歳半過ぎ。1日でも早く断乳したかったので、3月1日に断乳の予約をとりまし
た。(断乳開始日から2ヶ月の間に最低5回の通院。スムーズに断乳が完了できなければ、追加で通院とのこと)

それまで2週間おきにマッサージを受けるように言われました。
予約制にもかかわらず1時間ほどまたされて、マッサージは15分ほどで終了。
金額は一律3,500円(初回は4,500円)断乳するまで、結構費用がかかるな~と思いつつ、先々しこりや頭痛でつらい思いをして病院通いをすると思えば安い・・・と自分を納得させていました。

毎回、通院するたびに待合室でお母様方と話をしたり、子どもと遊んだりするのですが、あるお母さんが「うちの子、先生のところへ行くと大泣きするからうるさくてすみません」と。
「先生からは、もっと散歩させなさい!と言われるけど、散歩にも結構行ってるのよね~」と。
実は私の子どもも通常はあまり人見知りしないのですが(最初恥ずかしがったりしますが)マッサージを受けるために隣の部屋へ行こうとすると、行くのを拒み、結局一人で待合室で遊んでいました。
また他の子どもも待合室では、人見知りせずニコニコと遊んでいるのですが先生のところに行くと大泣きする子がちらほら。
このころから、ちょっと変だな~と感じるようになりました。

断乳開始の日程がどうしても都合悪くなり、1日早く2月の末日にしてもらえないかと相談したところ、ものすごい剣幕で叱られてしまいました。
1日早く開始するのが何故いけないのか、私には理解できず助産婦さんからの叱りの言葉に反論できませんでした。
そばにいた子どもはきょとん・・・としていました。
そして、さらに「本は読んだの?」聞かれ、私は何のことかわからず「いいえ」と答えたら、さらに叱られ・・・
結局、断乳するにあたって、先生が書いた本(2,000円)に断乳の説明が書いてあるので、読んでおかないといけなかったらしいのです。
私は予約を入れた時に対応してくれた助産婦さんが「断乳開始日の1週間前にいろいろと説明があるので必ず来てくださいね。」と言われたので、そのつもりでいました。
さっそく(仕方なく)その本を購入しました。(また、出費・・・)
そして「断乳」のところを読んで、びっくり!
・断乳1週間前:食事腹八分、水分1000cc
・断乳前日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分1000cc
・断乳当日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分800cc、入浴禁止
・断乳開始3日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分800cc、入浴禁止、
          3日目に300~1000ccの乳を搾り出す
・断乳開始3~10日:食事腹六分、水分800cc、入浴は7日目から
             10日目に150~400ccの乳を搾り出す
・断乳開始11~30日:食事腹八分、水分1000cc
・断乳開始31~60日:食事腹九分

しかも断乳して3日間はズキズキと痛むらしい子どもは、突然おっぱいがなくなって、精神的にイライラするから1日中外で遊ばせないといけないとのこと。
おっぱいは張るし、食事制限はあるし、お風呂へは入れないのに1日中子どもと外で遊ばせないといけないなんって、考えただけでぞっとしました。

子どもを産んで、おっぱいを終了するたびに毎回こんなつらい断乳をしなければいけないのなら
(しかも費用もかなりかかる)子どもが欲しい!という気持ちが半減するのでは。しかもお金がないと正しい断乳ができない。何だか「断乳」という宗教団体のように思えてきました。

それでも将来、しこりや頭痛が・・・という言葉が頭から離れず2ヶ月間頑張ろうかな~と思っていました。
ただ、断乳の開始日を1日早くしただけで、すごい剣幕で叱られたことが私にはとってもショックで、助産婦さんを信頼できなくなってしまったのでこういう状態で2ヶ月間の"苦行”を乗り越える自信がなくなり周囲にも聞いてみたら、自然卒乳を_める人ばかり。夫も○○式の断乳の方
法を聞いて大反対。
私も○○式の断乳方法をとらないことにしました。
*****************
卒乳というのは赤ちゃんが自分に自信を持ち、おっぱいを必要としなくなったときに自分から離れていくことを言います。
予定を組んで離すのは卒乳ではありません。
 子ども一人一人が違うように卒乳の時期も異なってきます。
長くおっぱいをあげていても甘えんぼになるなど悪いことは決してありません。
 むしろ自分が納得するまでオッパイを続けた子どもは、自信がありしっかり自立のできる子になります。またお母さんにしても卒乳した後に母乳のトラブルで困ることは非常に少ないようです。
 少し張ると言うことはありますが、軽く搾るぐらいでまもなく楽になってきます。

もし断乳をするとなると、たくさんでている母乳を急に止めることになりますからそれなりの処置が必要になることがあります。質問のお母さんが勧められていることは断乳のための処置のように思えます。

卒乳をしたお母さん達の話では、赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれなくなって寂しいということはよく聞きますが、乳腺炎や体の不調を聞いたことはありません。

アメリカのラ・レーチェリーグインターナショナル(国際母乳連盟)でも自然卒乳を推奨していて、卒乳が母体によい影響を与えることは紹介していますが、悪い影響があるとはしていません。
この組織は世界の母乳運動の中心的な役割をしていて、たくさんの経験からの情報を紹介しています。また、2002年の世界保健総会では6ヶ月以上の完全母乳育児と2年以上の母乳育児の継続が推奨されています。

世界では2年以上母乳を続け自然に卒乳するということが医学的にも推奨されています。無理に母乳を止めることがよいとは思いません。
卒乳はお母さんと赤ちゃんが人為的ではなく、赤ちゃんの発達、母児の信頼関係の深まりという流れの中で自然におこってくるものです。
無理をしないで卒乳に向かうことを勧めます。

*************

甘えさせることがいけないという考え方は、育児に”鉄は熱いうちに打て”という発想を持ち込んだものです。赤ちゃんというのは保護されないと生きて行けない存在ですから、しっかりと要求を聞いてあげることが何よりも大切なのです。其れは甘えに見えるかもしれません
が、大人の考えるような甘え(わがままということでしょうか)とは質的に違うのです。
赤ちゃんにとってお母さんのオッパイはベースキャンプです。ベースキャンプがあればこそ、自立への道をしっかりと歩めるのです。

赤ちゃんがオッパイを求める時はどのような時でしょうか。お母さんに叱られた時、公園で遊んでいて友達からいじめられた時、あなたと夫がけんかをした時、又、お舅さんとお母さんが仲たがいをした時・・
・・・などではないでしょうか。
子どもの心の不安定さ、不安の心を静めてくれるのがお母さんのオッパイなのです。オッパイを含むことによって不安の心が解消され、又、新しい世界へ出かけることが出来るのです。

もしなにかのふあんをかかえているときに「ダメ}とオッパイを撥ね付けてしまったら、子どもの心は満たされないままですね。

勿論、ヤンチャになった子どもの世話に疲れている時もあるでしょう。
なんとなくうっとおしい時もあるかもしれません。つい「オッパイなんか駄目よ」と言ってしまうかもしれません。其れはある程度仕方の無いことかもしれません。そんな貴方の態度をよしとするのではなく、赤ちゃんがオッパイを求めるのはこの様な心の状態で、あり、其れに応えてあげることで自立心のある子どもに育つのだと言うことを覚えていてくださればよいのです。(山内逸郎)
***********
日本には、「断乳」を商売にしている団体や助産師がいます。
子どもに任せて自然卆乳をしましょうね。
大人や親のつごうではなく「赤ちゃん主体」に考えましょう。
赤ちゃんの心に傷をつけないように。新井一令



コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒乳?断乳ではありませんか!!

2008年08月31日 | 卒乳・断乳
親は、多くの情報を鵜呑みにして断乳を卒乳と勘違いして実行します。
おっぱいについては、赤ちゃんの「立場」について考えてください。
これは、人工乳の場合も同じです。
まだまだ、母乳について無知な「助産婦」「おっぱい相談所」があります。
いたずらに「赤ちゃん」を苦しめています。
この「こころの傷」が成人してからも様々な形で心に残り影響します。

山形県立中央病院の渡辺眞史先生から素晴らしい言葉をいただいたので紹介します。
************
卒乳とは自らおっぱいを必要としなくなり離れていくことです。
親が計画しておっぱいから遠ざけるのは卒乳ではありません。
形の変えた断乳といえます。
長くおっぱいをあげているとわがままになり自立できないなどといわれ断乳をすすめられることがあります。
2才になると言葉の発達も見られ外へ向かう気持ちが強くなります。
毎日が驚きと好奇心にあふれた体験です。
このたくさんの体験はそれまで経験したことのない世界ですから精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。
こんな時におっぱいを欲しがります。
おっぱいは活発に活動するためのエネルギーの充填基地といえます。
おっぱいから守られているという安心をもらい、より多くの経験を得ることができます。

ある時期になるとおっぱいに頼らなくても自分で心のコントロールができるようになります。
この時が卒乳です。充分に満足した心は強い自立心を育てます。
卒乳までおっぱいをもらえた子どもはわがままや気持ちの弱い子にはなりません。
世界保健総会では2年以上の母乳育児をすすめています。これには上限はありません。
欲しがる間は続けるという考え方です。
厚労省から出された授乳・離乳の支援ガイドでも断乳はなくなり、自然に止めていくまで与えるという考え方になっています。
お母さんの考え方が正しいことです。
心配しないで少しでも長いおっぱい生活を楽しんでください。
**************
どうぞ皆さん、悪魔のような「断乳の誘惑」に負けず「赤ちゃんの気持ち」を大切に、卒乳までおっぱい子育てを楽しんでください。
「師」とつく職業の人々の中には「無知」「間違った知識」を振りかざす人々が多いです。
自治体の健診も同じです。
中には正しいアドバイスを、母子の立場に立ってしてくれるところもあります。

これからの我が国は、地域間格差が多岐にわたってでてきます。
居住するときには、先を見て選んでください。
いい自治体にすまないと損です。同じ税金を払うのです。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自治体の断乳情報は赦せない!!

2008年08月28日 | 卒乳・断乳
相変わらず自治体の育児情報にはあきれる。
旧態然とした古い知識しか持ち合わせていない人々が、市民のためにといって活動していることに、腹立たしくなる。
昨日は、複数の自治体の母子保健の担当者にクレームをいれた。
一番あきれたのは、東京都目黒区の保育課がホームページで区民に提供しているQ&Aである。
「7か月から1歳半の子育てについて
断乳はいつごろまでにした方がいいの
断乳の目安は1歳前後です。そのころには母乳の栄養価は低くなってきます。離乳食も進んできて、食事への興味も広がり、食欲も出てくるので、断乳には良い時期です。?お母さんにも思い切りが必要ですが、十分に触れ合い、相手をしてあげることで赤ちゃんの気持ちも安定して、おっぱいへの思いは自然に遠のいていくことでしょう。」
* ***************
厚生労働省が出した通知やガイドを全く見ていないのであろうか!!!
電話でクレームをいれた。
情報が間違っていることを、認識している。
即刻削除するべきである。
しかし、検討して対処するということである。
断乳を助長するような文書の掲載を赦すことは断じて出来ない。
赤ちゃんの一番大切なものである「おっぱい」を無理矢理奪うことは犯罪行為と等しい。
虐待でもある。
赤ちゃんの心の傷を全く考えていない。
自治体は、赤ちゃんの心に立脚した視点で子育て支援をしなければならない。

本日は、兵庫県豊岡市とも断乳について電話で担当者と話し合いをした。

明日は、他の自治体とも話し合いをする。

目黒区は上記のQ&Aを即刻削除すべし。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1歳前の断乳指導は赦せない!!

2008年08月17日 | 卒乳・断乳
断乳についての御他図園がありました。
自治体の保健センターの間違った指導に怒りを覚えます。
母乳哺育の大切さを理解して欲しいと願わざるを得ません。
**********
11ヶ月の女の子です。
地域の保健センターで、1歳前後でやめるのが理想だと言われました。
遅くなればなるほど、知恵がついてやめにくいと言われ悩んでいます。

回答  たまごママネット医師団
最近母乳育児を続けている時に無理に断乳はせず、自然卒乳するまで待ってあげようという考え方になっています。まだ昔のままの指導を行う医療関係者がいることは残念なことです。
 またまわりの人たちから昔の育児経験をもとに断乳をするようにと話をされることも多く、悩んでいるお母さん達はたくさんいます。
赤ちゃんはお母さんのオッパイが大好きです。
オッパイを吸うということは体を大きくする栄養をもらうと同時に、お母さんの優しい心ももらっています。オッパイを吸わせることによって赤ちゃんの心を育てているといっても良いと思います。お母さんの優しい心はオッパイを通して赤ちゃんに伝わります。
優しくされた赤ちゃんは大きくなってお母さんから受けたその気持ちを他の人に与えることができるような心の優しい人になります。
断乳をするということは一番好きなことを無理矢理取り上げてしまうことになりますから、赤ちゃんにとって精神的なダメージを与えてしまうことになります。数日すると泣かなくなるから我慢すれば大丈夫などといわれることがあります。これが良いこととは思えません。
泣いて訴えても何もしてくれないからあきらめたというように見えます。あきらめは人間不信につながりその後の人格形成にも何らかの影響を及ぼすのではないかと考えます。
優しい気持ちを育てることとは正反対のことになります。
1才すぎると栄養のほとんど食事からとることができます。だから母乳はいらない、母乳は薄くなって栄養が無くなるから与えても仕方がないなどと言われることがありますがそんなことはありません。
1才すぎても母乳が薄くなるなどということはありませんし、母乳の役割が終わったわけでもありません。1歳を過ぎると自我の成長が活発になってきます。また、外からの様々な刺激が多くなり、驚いたり怖がったり様々な感情が成長してきます。
子どもの心が外に向かおうとした時に、心の中でいろいろの葛藤が生まれストレスがたまってきます。
こんな時オッパイを吸うことにより、お母さんに包まれるという安心感によってこのストレスが解消されます。
オッパイによって明日への元気を貰っているといえます。オッパイをいつまでも止めないでいると甘えん坊になるといわれることがありますが、自然卒乳をした子ども達を見ているとしっかり自立した子ども達になっています。
これはたっぷり満足するまでオッパイをもらえたことから、親とのしっかりした絆が結ばれ、この人といれば大丈夫、何かあったら守ってもらえるという「心の安全基地」が形成され、自信を持って外の世界へ出ていけるだけの準備ができたということになります。
1才からの母乳は子どもの優しい心を育てる、外へ向かう勇気を育てるという大変大きな役割があります。
質問のお母さんと赤ちゃんの関係は良かったものと思いますが、不適切な指導のためにお母さんに余計な心配をさせてしまったようです。
お母さんの考え方が正しいのです。決して断乳などと考えないで、赤ちゃんの気の済むまでオッパイを続けてください。いつの日か満足自信がつくとピタリとオッパイに興味を示さなくなります。
お母さんはびっくりし寂しくなり、お願いだからオッパイを吸ってと赤ちゃんにお願いしたという話も聞きます。自然卒乳までたっぷり、ゆったり母乳育児を楽しんでください。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おっぱいは心の栄養

2007年12月29日 | 卒乳・断乳
おっぱいは心の栄養。
断乳は、子どものこころを傷つけます。
私は、その思いを持ってお母さん支援をしています。
*************
先ほどお電話とメールを頂きました、○○○子です。
ご丁寧なお電話、本当にうれしかったです。
こんなに丁寧にいろんなお話をしていただけるとは思っていませんでした。
迅速な対応に感謝でいっぱいです。
これからも、ご相談させていただくことがあるかと思います。
どうぞよろしくお願いします。

あの後すぐに赤ちゃんにおっぱいをあげました。
飲みながら、眠ってしまいましたが、離すと声を出しますので30分くらい飲んでもらいました。
私も安心して、一緒に寝てしまいました。赤ちゃんは、一度おきましたが、また勝手に寝てしまいました。よほど安心したのか、まだよく眠っています。(2時間半くらい)
泣いている時間も本当に長かったので神経も高ぶって疲れていたと思います。
かわいそうな事をしてしまいました。

ご指導いただきましたように、卒乳まで自信をもって、飲ませたいと思います。

上にあと二人の子供がいるのですが、当時の教科書どおり、一番上の子は10か月で断乳しました。そして、すぐ妊娠した次の子も保育所入所を前に1歳2か月で断乳しました。
その時はその時の都合でそれでいいと思っていましたが、今、3人目が生まれて、やはりかわいそうだったな、と痛感し、赤ちゃんにはやはり心行くまでおっぱいを飲ませたいと思っていた所に、今回の事だったので本当に辛かったです。
上の子は二年生と年長になっていますが、時折、おっぱいを飲みます。
とりあえず、赤ちゃんは待たせておいて、先に飲ませます。
恥ずかしがらずに僕も飲みたいと言ってくれるのでそうさせていますが、赤ちゃんの時に満足させてやりたかったです。
実母もそろそろ止めたら?と言いますが、しっかり飲ませます。


いろいろとサイトを見させていただき、勉強させていただきます。
本当に、ありがとうございました!
*************
おっぱいを取り上げられた「こども」の身持ちを考えることで、子育ての悩みを解決することができます。
私たちは、いかに「自己中心」で生きているか、それは「傲慢」である。
私も含めて多くの人がそうであると思います。
他を思いやる心が今一番求められているのではないでしょうか。

子育てを契機に、もう一度、自分自身を見つめ直してみてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断乳は虐待!!

2007年12月13日 | 卒乳・断乳
断乳の弊害を多くの人がわかっていないのではないだろうか?
断乳を卒乳と勝手に解釈している人もいる。

子どものことを全く考えずに「一歳」になったから、おっぱいを卒業などと勝手に行う母親がいる。無理矢理やめても4日もあればあきらめる。などと言って断乳を勧める人もいる。
本当に困ったことである。
赤ちゃんにとって断乳の苦しみは、とてつもなく大きい。

それまで、たくさん飲め飲めと言われたいたのが、青天の霹靂のごとく突然に、赤ちゃんの都合も聞かずに、一方的に取り上げられることがどれほどつらいのか!!
親は考えたことがあるだろうか。
この断乳という行為は「虐待」である。
その行為が「子ども」にとってどれほど苦痛であるか。そしてそのことが、成長してからどのように影響するのか考えたことはあるのだろうか。
何も考えずに、実行しているのではないだろうか?
母乳を長く飲んでいる子どもは「心の発達」がいい。また精神的にも「強い子」になる。

幼児期のつらい体験は、トラウマとなって残る。
赤ちゃんも心を病むのである。それをわかってほしい。

女の子の場合は、自分が子育てをしたときに、同じように「断乳」をする傾向がある。
自分もされたのだからという思いが脳裏にインプットされているのである。
それが「断乳」を正当化させるのである。

長くおっぱいを飲んでいた子どものほうが、心の発達が大変よくて、精神的にも強い子になります。
お母さんの愛情をたくさんもらうことで、脳や心が大きく成長するからです。

よほどの事情がない限り断乳はしないでください。

自然卒乳までおっぱいをあげてください。
子どもの健やかな成長のために。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする