タンポポで、天気がわかる?
タンポポは、曇りや雨の日は花が閉じています。
晴れの日は、花が開きます。
わが子が父親になつかないという質問をいただきました。
渡辺眞史先生に素晴らしい回答をいただきましたのでご紹介します。
参考になります。
************
息子が父親に懐かないということです。
主人に少しの間だけ息子を抱いてもらおうとするだけで大泣きします。最近では「トオチャ~ン」と呼ぶだけで泣きます。毎日顔をあわせているのにこの反応はどういうことなのでしょうか?私が思うには、主人は息子の行動を止めたいときに、突然抱き上げて中断させたり、対話も少ないので、父親といると楽しくないと思っているのかな?と思うのですが、私がいろいろ言うとネットの情報を見すぎだと言われます。このサイトしか見てないのに。
そして、主人は、赤ちゃんは泣くもんだ、男の子だから男親には懐きにくいんだといいますが、私はそうは思いません。息子が生まれてからよく言い合いをするようになってしまいました。どうしたらいい方向へ向かっていけるのでしょうか。どうかアドバイス宜しくお願いします。
回答 たまごママネット医師団
前の質問から数えると今1才3ヶ月頃でしょうか。丁度、後追いが一番強い時期かと思います。間もなくお母さんから離れて遊べるようになるのですが、その少し前にぴったりお母さんにくっついてお母さんの存在を確認します。この安心をもらって次のステップに上ることが出来ます。全ての子どもがそうなるわけではありませんが、お母さんとの関係を強く持とうとする子どもの中には、お母さん以外の人を寄せ付けなくなる時期があります。1才半ぐらいになるとお母さんから離れ、積極的に他の人との関係を持つことが出来るようになります。
一つ心配なことはお父さんとお母さんの関係です。子どもはお母さんの目で他の人を見ます。お母さんが信頼している人には子どもは心を許します。私たちが外来で赤ちゃんを診察するときに普通に話を聞いて赤ちゃんの診察をするとほとんど泣かれてしまいますが、お母さんとゆっくり話しをして、笑顔が見られるぐらいまでになってから赤ちゃんの診察をすると泣かれないことが多くなります。子どもの前で言い合いをしたり、笑顔無くお父さんと接していると子どもはお父さんを警戒するようになります。このことは注意が必要です。子どもを挟んで楽しい雰囲気を作ることが大切です。2人の仲がよいことを子どもに見せつけることも大事です。
父親は母親と同じ気持ちで子どもと接しているわけではありません。父親の場合には遊ぶという感覚で子どもと接します。お父さんに面倒を見てもらうのではなく遊んでもらうという気持ちが大切です。お母さんが側にいて、子どもの機嫌が良いようなときにお父さんから遊んでもらう時間を少しずつ作っていくと、お父さんも子どもとの関係が楽しくなり、子どももお父さんと遊ぶことの楽しさをわかるようになると思います。外に出かけることも良いでしょう。お父さんが楽しめる場所、体を使って遊べる場所がおすすめです。お父さんが遊ぶと子どもも一緒に遊びたくなり、お母さんとは違った経験が出来ることでお父さんとの関係が良くなると思います。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 10.4.16
早速のお返事どうもありがとうございました。
お返事を読んで反省しました。
最近、主人といるとき、あまり楽しい雰囲気ではありませんでした。
子どもはよく見ているんですね。
子どもはお母さんの目で他の人を見るとのこと。責任重大ですね。
息子が狭い了見の子になってしまわないよう、私ももっと人として成長
しなければと思いました。
それから、父親は母親と同じ気持ちで子どもと接しているわけではないというのは目からうろこでした。
そういうところからもお互いに食い違いが生じていたのかもしれません。
早速今週末は主人が楽しめる場所にみんなで出かけてみようと思います。
うちの息子は本当に私以外の人がダメなので、お母さん以外の人を寄せ付けなくなる子
もいると聞いて安心しました。大変だなと思うこともありますが、次のステップに上がる
ためにも今は息子の好きなだけ一緒にいてあげようと思います。
本当にどうもありがとうございました。
************************
夫婦仲良くが家族の基本ですね。
川の字子育てを実践してください。
第一子の出産は出来るだけ夫婦単位で出産子育てをしてください。
産後すぐから夫婦で暮らすことで、夫に子育ての大切さを認識していただくことができます。