ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

他者の目

2015年04月26日 | 子どもの成長

(カラスノエンドウの花です。小さな花ですが美しく野に咲いています。)

 

わが家には、親子が泊まってくれます。

爺の話を聞いてくれて、わが子の問題点に気づいてくれた親もいました。

毎日接していると分からないことが多い。

他者の目から見てもらうことで、問題点の早期発見につながります。

 さて、わが子の今を、みることはとても大切ですが、その背景に「わが子の将来の姿」がなければいけません。

今だけをみるのではなく、わが子の成長した姿を思い描いて育てる必要があります。

 赤ちゃんは、おしゃぶりも、携帯電話も、ゲームも持って生まれてきません。

全て、親が与えるのです。

そして最後に困るのも親です。

わざわざ、無垢で生まれた赤ちゃんに「依存症」になるようなものを与えるのであろうか?

理解に苦しむ。

大木に育てるためには、根がしっかり育たなければ大きくなれない。

人間も同じである。

乳幼児期の心の栄養が豊かでなければいけない。

心の栄養とは、親から豊かな「愛」をもらう。

「躾」をされる。しつけは「叱る」「怒る」ではない。

集団生活の中での過ごし方、規律、礼儀や作法。

乳幼児にたいしては、やっていいこと(誉める)やってはいけないこと(罰する)の区別をきちんと教える。

挨拶や言葉遣いなども躾です。

年齢や月齢にあった「躾」をしてください。

 わが子が社会生活をしていくための最低限であり最高の教育である。

子どもは「親のおもちゃ」ではありません。

わが子の人としての基本を学ばせてあげてください。

そのためには、親が模範にならなければいけません。

親が出来ないことを子どもはしません。

親が躾けられなければならないのが現実ですね。

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我が子も頑張ってます

2015年04月10日 | 子どもの成長

(ベニ辛夷の花です)庭の梅花が終わると咲いてくれます。



子育ては、焦らず、のんびり、先見ていきましょうね。

難しいでしょうが、ボチボチですよ。

わが子も頑張っています。
親が思っている以上に子どもも努力しています。 

そんな我が子に合わせていこう。

 誉めてあげてください。

誉め育てはとても大切です。

いいことやお手伝いをしたらたくさん誉めてハグしてあげてください。

 時には、お菓子を食べ、ご飯を食べないことがあってもいい。

わが子は、あなたを試しているのです。

わが子のほうがあなたより上手です。

子どもは、時々、親を試します。

それに負けてイライラしないようにしてください。

 それに親が気づくことです。

 今日もいい日でありますように。

無理しないでね。

母子のペースでいきましょう。

あせらず。

ゆったりと。

幸せな自分とわが子を思い浮かべて。

今日も生きて行こう。

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心の根っこ

2015年04月08日 | 子どもの成長

(カタクリの花)

人間が成長し、社会生活を営み家族を維持していくためには、心の根っこが不可欠です。

どんな困難にも耐えることが出来る「根っこ」があれば人はたくましく成長することができます。

根っこは、慈愛に満ちた母の愛を、糧にして成長します。

根っこに、栄養が行かなければ、枝や葉は生長しません。

根が伸びれば伸びるほど多くの栄養を吸収することができ、大樹に成長することが出来ます。

大樹に育てるためには、3歳までに根(心)を育てなければなりません。

細く根が張れないと、大きく強い人にはなれません。

事情はいろいろあると思いますが、出来るだけ長く母親が育ててください。

娘は母親から子育てや生活全般のことを学んで行きます。

男の子は、1歳をすぎると父親の子育てを学んで行きます。

父親から、子育てや遊び方、男としての生き方、躾を学んでいきます。

早期からの委託保育では学べません。

子どもは親から親になった時に必要なことを学びます。

保育施設では、残念ながら学べません。

 

多くの親が子育てに悩む背景には、このようなことがあると思われます。

子育ては、やり直しがききません。

職場復帰は、遅くしてください。

わが子のために。

最低、生後6ヶ月までは、母親が養育してください。

職場復帰をあせらないでください。

わが子のために。

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不安・体重増加

2015年04月04日 | 子どもの成長

このところ赤ちゃんの体重の増加が少ないと、悩んでいる方からの質問が多くなっています。

そのほとんどが母乳哺育しているお母さんです。

育児書や周囲の人から体重が増えていないね。小さいね。と言われたことが原因です。

祖母や小児科医や保健師からいわれることもあります。

確かに、母乳の分泌が少なく、人工乳を追加しなければならないケースもあります。

しかし、そのほとんどが、体重の増加が数週間で数百グラムしか増えていないと不安になり相談してきます。

 混合栄養から母乳栄養に移行すると体重の増加は、それまでより減ることが多いのです。

混合栄養の時が体重の増えすぎのケースがあります。

 お母さんが笑顔でゆったりとした、授乳タイムをすることで赤ちゃんは美味しく幸せなおっぱいタイムを過ごすことができます。

これによって母乳の分泌も促進されます。

 お母さんが不安な気持ちで赤ちゃんと接していると、赤ちゃんは不安になり、機嫌も悪くなり哺乳量も少なくなります。

授乳時の携帯電話は絶対に禁止。テレビを観ながらの授乳も禁止。

 体重増加が気になるな時には、授乳回数を1~2回増やしてお母さんがゆったりした気持ちで、赤ちゃんに話しかけながら授乳してください。

機嫌が良く、元気に泣いて、よく寝てくれるようなら心配しなくて大丈夫です。

お母さんのスイッチを切り替えることが大切です。

 気になるおかあさんには、回答を送った後に、電話でお話をします。

電話の後で、授乳が楽しくなりましたと、うれしいメールをいただきます。

 

とても幸せな瞬間です。

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我が子は教師

2015年04月02日 | 子どもの成長

 子どもは、「宝」ですね。

親は子育ての中で、学び成長していきました。

そこには、マニュアルもない、育児書もない。

全ては、日本の家族制度である大家族が、親から子へ「伝承」されてきたのです。

子は、子育てを家族の中から学んでいました。

自宅でのお産は、子どもにとっては「学びの場」でした。

きたるべき時に備えて、知らず知らずに学んでいました。

 子育てについても同じように、家族の中で学びました。

年長の子が下の子を「子守」することで、赤ちゃんの「あやし方」「おむつの替え方」「遊び方」「家事」など子育てや生きていく上で大切な多くのことを学びました。

 そこには、育児書、育児マニュアルなどを売る「悪徳出版社」は存在しませんでした。

そんな「本」は全く必要なかったのです。

 今、多くの子育て中の「親」が、不必要な育児書やお産のための情報誌を購入し、悩みを深めています。

特にひどいのが育児書です。

育児書は、「粉ミルクメーカー」「不必要な育児用品」のPR雑誌です。

型どおりの育児情報と金を使わせるための欺瞞に満ちた文章に、だまされ購入しています。

子どもの「猿ぐつわ」であり「おしゃぶり」は拷問の道具である。

親の都合で口をふさがれている赤ちゃんを見ると情けなくなります。

この行為が「依存症」の始まりであり自立の妨げになる。

 赤ちゃんが「欲しい」といったわけでもなく、親の愚かな見栄や欲望を満たすための子どもは「大人のおもちゃ」とかしている。

 子育ての「第一歩」は育児書を買わないこと「捨てる」ことである。

 育児書のために、子育てに苦しんでいる「親」が非常に多い。

マニュアル世代の親たちにとって、必需品なのであろう。

でもそれによって「苦しむ」のは親ではなく「犠牲者」は赤ちゃんであることを忘れてはならない。

「赤ちゃん」は一人一人顔が違うように「心」も「体」「成長」皆違うのである。

その子にあった「育児書」は存在しないのである。

 今すぐ「育児書」を捨てて、内なる心の中にある「ヒト」としての本能に目覚めよ。

 今の日本人は、快楽を求め過ぎた結果、その本能を失ってしまった。

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