ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

母の慈愛

2015年12月14日 | 母子関係の確立

この彫刻は、爺のコレクションです。母と子の絵や彫刻を集めています。
淀井敏夫という兵庫県出身の彫刻家が作ったブロンズの作品です。優しさにあふれた作品です。 

素晴らしい光景に感動しました。

爺の住む集落にある商業施設や農協のあるスペースにある水たまりで遊ぶ3歳の男の子と母親の姿に感動したのです。

始めは、遠くからその子が水たまりの中を走ったり、ジャンプをして遊ぶ姿を見ていました。

通りすがりに始めたのだと思ったのですが、5分たっても10分たっても一人で遊んでいます。

母親は傍らでその子をじっと見守っています。

その姿は神々しく、母の慈愛を感じました。

 素晴らしい光景に引き寄せられるように、70メートルほど離れた場所に足が向かいました。

その子に「楽しそうだね」「面白い」と話しかけると、うれしそうに「うん」とうなずきました。

お母さんに、「いい子育てをしているね」と話しかけると微笑み返してくれました。

しばらく、その子と80センチくらいの水たまりを中心にして遊びました。

お母さんは、始めは「そんなことをさせて」と叱られるのではないかと思いましたと告白されました。

爺は、この子の遊ぶ姿が失われた子どもの本能を見た感じがして、うれしくなってここまできました。

とかく母親は、子どもの衣服が汚れたり、靴が汚れ仕事が増えるのを嫌がって子どもの遊びの本能を妨げてしまいます。

 お母さんは、我が子の言葉のおくれを気にされていましたが、爺の言葉やお母さんの言葉にきちんと反応し理解していました。

お母さんに言葉のダムの話をしてあげました。

この子のダムは深いのでゆっくり言葉をたくさん溜めています。

まもなくしゃべりますよ。

この子は、お母さんの語りかけや、この子が望むことを理解しているので、欲求を言葉にする必要性が少ないのでしょうね。

でも個人差がありますのでいろいろです。

 幸せな光景と母の慈愛をみた素晴らしい一日でした。

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生活習慣を変えよう

2015年12月01日 | 母子関係の確立

いよいよ今日から師走ですね。
一年経つのは早いですね。
でも妊娠中や子育てで悩んでいる時には一日が長く感じますね。

今日は、九州に車で出発です。
明日は今年最初のひげ爺サンタです。
子育てのお話をさせていただたり楽しい時間を過ごしてきます。
さあ、間もなく出発です。

生活習慣を見直してみると日々が楽しくなりますよ。

子育て中は、夜中のメールやネットの接続はやめて

我が子と一緒に早寝早起き。

ネット依存症からさよならしましょう。

 夫が遅いときには、先にわが子と就寝してください。
 

子育て中は、お母さんの元気が我が子の元気。

あなたの夜更かしは、長時間をかけてわが子に影響します。

よく寝ていたのに、いつの間にかわが子の睡眠が安定しなくなり夜泣きのような状態を引きおこします。

 生活のリズムを変えるとものの見方が変わります。

我が子とも思いっきり楽しく遊べます。

遊んであげるときには、親が楽しむことが大切です。

さ今日から、早寝・早起きを実践しましょう。

 

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信頼感

2015年11月22日 | 母子関係の確立

赤ちゃんは、母親に抱かれ、思う存分に甘えることが必要です。

母親に対する絶対的信頼感を構築します。

母親が赤ちゃんの心の安全基地になると、次第、次第に親から離れていきます。

その距離は、少しずつ延びて友達とも遊ぶことが出来るようになります。

ともだちと遊んでいる間も、時々、母親を確認しています。

不安になると母親の元(安全基地)に戻ります。

 絶対的信頼感が構築されないと、子どもの心は不安定になります。

近年の子どもが関係した悲しい出来事の背景にあるのは「母性に裏打ちされた信頼感」が育っていないからです。

育たない背景には、親の育った養育環境が大きく影響します。

大切な時期に、親の愛を受けて育つことが大切です。

今、必要とされているのは、「親を育て直す」ことではないでしょうか!!

育てられていない親、親になっていない親、そうならない施策を国は構築すべきです。

親育てをおろそかにしてきた国や政治の「無策」が今日の悲惨な出来事を誘発しているように思います。

ワークライフバランス、保育所待機児ゼロなどという愚策を煽るのではなく、

安心して産み育てることが可能な施策を、国や政治屋は考えなければいけない。

 
子を産んでも、母になれない女性が増加し悲惨な子殺しをしています。

犯人を責めるのではなく、そのようなことが起こりにくい国家を作らなければいけない。

金銭的な豊かさではなく、 真に豊かな暮らしを実現することが必要です。

子どもは全て「神の子」である。

親が作ったものではない。

傲慢さを棄てて「愛」を持って生きましょう。

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素直になろう

2015年09月03日 | 母子関係の確立

あなたは、自分で問題を起こして、それを「わが子」のせいにしていませんか?

 

起床時間が少しは遅くなったり、就寝時間が遅くなっても一時的なこと。

あなたのイライラがそうさせているのです。

子育てに理屈もマニュアルもない!!!

 

あるのは、親がわが子の「こころ」を感じ取り、母の内なる「こころ」と強調させることである。

そのバランスがとれていないのではありませんか。

あなたは、わが子をどのように育てていきたいのですか?

20年先、30年先の姿を思い描くことはできますか?

娘が子育てをしている姿を想像できますか?

今のままですと、娘もあなたと同じようにイライラした子育てをしてしまいます。

あなたは、お母さんとうまくいっていますか?

これまでを振り返って母親にいい感情を持っていますか。

それがあなたの子育てに反映していませんか?

母の「愛」で子育てをしてください。

 

愛情ではありません。

あなたの心を解放して「自由」なこころになってください。

 

そしてわが子のサインを感じ取ってください。

 

今の状況を招いているのは、「あなた自身」であることを認識してください。

娘が悪いのではなく、イライラしているあなたの「こころ」を落ち着かせてください。

 

子育ては、あせってはいけません。

 

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愛・あい

2015年08月09日 | 母子関係の確立

人として生きて行く上で、一番大事なことは「愛」を持つことです。

養育される過程で「愛」をたくさん受けた子は「強く生きて行くことが出来ます。

愛が不足して育った人は、困難を乗り越える力や自分を愛することが出来ません。

他者を愛することも出来ません。

 

親は、わが子を「愛」で育んでください。

「情」ではありません。

愛があるからこそ「躾」も出来ます。

躾られていない子が、親になってもわが子に「躾」をするのは難しい。

何故ならば「躾」が脳にインプットされていないからです。

だからといって投げ出すのではなく、親自身がもう一度「躾」とは何かを考えてみてください。

わが子の将来のために。

怒るのではなく、しつけをしてください。

 

子どもの成長に、必要なのは「愛」です。

他者を「寛容」することも「愛」です。

子どもは「愛」で見守ってあげてください。

子どもの行動の全てに「意味」があります。

「噛みつく」投げる」「つきとばす」

子どもの心の「叫び」です。

子どもは群れの中でいろいろな行動をします。

 

親がグループで子どもを遊ばせる中で、上記のような行動が起こります。

問題行動を起こした子どもやその親を非難したり責めるのではなく

親は「愛」を持って感じ、寛容の心で見守ってください。

親子の成長のために。

 

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我が子を虐待??

2015年02月28日 | 母子関係の確立

(節分草)の花
「2歳になったばかりの娘が一人います。
一人っ子のせいか、独占欲が強く、オモチャを取られたらビービー泣いて、お友達がオモチャを貸してくれなかったら、泣いて…
家でも、自分が遊びたいときに、私が相手しないと泣いて…(できるだけ相手はするようにしてるのですが、どうしてもできないときなど)毎日のように、ビービー泣くので、ついつい、こっちも大声で怒鳴りちらしてしまってます。
最近では、娘をつねったり、叩きまくって、余計に泣かせてしまうんです。
叩いたり、つねった後は、すぐに「はっ」として、自己嫌悪に陥ってます。
このまま自分が、児童虐待をするんじゃないかと、自分が自分で怖いんです。
みなさんは、どうやって、子どもと接してるんでしょうか?」

 
一生懸命に子育てをしている姿が目に浮かびます。

子どもは親の思うようにしてくれないのでつい「イライラ」してしまいますね。

お子さんを叩いたり、つねったりする前に、少しだけ時間をとって、クールダウンする時間をとってください。その場を離れるといいですよ。
「子ども」は子どもであって「子供」ではありません。
僕は「子供」という漢字だ大嫌いです。
子どもは「親の供」ではありません。一人の人格を持った人です。

子どもができないことを責めることを“怒る”と言います。ついつい一日に何回も怒ってしまいます。
子どもにとってできないことを責められてもどうすることもできません。そうすると子どもはやる気をなくし、なるべく怒られないようにと親に従順な気持ちを持つようになることがあります。親の顔色を常にうかがって行動する子どもです。“怒る”ことはなるべく少なくしたいものです。
  怒りたくなったら一つだけ我慢してみてください。今までより一つ我慢するだけでずいぶん変わってくると思います。

してはいけないことを教えることを“しかる”といいます。人を責める言葉を言ったり、社会のルール・マナーを破ったり、迷惑をかけたり、身体に危険があったりなどこれから社会生活をする上でやってはいけないことを教えることが“しかる”です。また社会に出てからたくさんの失敗をすることは許されません。

子どもの時代に何にでも積極的に挑戦して、いっぱい失敗して、なぜできないのか、どうしたらできるのかということを経験することが将来社会に出て自分の能力を発揮するために大切なことです。“しかられる”、“失敗する”ことは子どもが成長する中で大切なことです。

「ピグマリオン効果」という言葉があります。子どもは親が望んだ方向に育っていくという意味です。
  おまえはできない子だ、やることが遅くだめな子だ、何でそんなに馬鹿なんだなど子どもを否定する言葉をたくさん言うと子どもは自分はそのような子なんだと思い持っている能力を発揮できなくなります。

  反対におまえはなんて優しい子なんだ、自分でがんばって偉いね、今日はこんなことができるようになったね、上手だねなど
と何かできたときにほめる言葉をかけてあげると、子どもはうれしくなりもっとがんばろうという気持ちになり、積極的になり自分の持つ能力を最大限に発揮できるようになります。

 子育ての中でお母さんの苦労は並大抵のものではありません。
いい母親になろうなんてがんばる必要はありません。少しだけ子どものいいところを探してみてください。
きっといくつものいいところがみつかるとおもいます。
こんないいところを持っていたんだということに気づくと子どもをみるのが楽しくなります。

子育ては夫婦でするものです。あなただけで苦しまないでくださいね。
人間は、自分の両親からされた子育てを記憶しています。
あなたがお母さんにしていただいたことができるといいですね。
それが自然にできると不安になることが少ないのです。
無理しないでくださいね。
必要になったらいつでも助けをもとめてくださいね。応援しています。

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産後大切な母子密着

2015年02月04日 | 母子関係の確立

 

「最初の一週間」こそ育児体験を持たない、核家族化した今日の妊婦さんにとっては、子育て実習の大切なじかんです。

この人生の始まりにおける一瞬の手抜き、うっかりした瞬時の息抜きが、一生の悔いになります。

 多くの赤ちゃんは天国のような胎内生活を経験し、産道ではこれまで経験したことのない痛みや苦痛の試練を経て、新しい生活が始まります。

それまでの暖かく宇宙遊泳のような楽しい世界と比べて、この未知の世界は騒がしく、まぶしく、寒く、そして重力のある、不自由な世界です。

 心ない病院では、形ばかりの母との出会いを終えると、直ちに新生児室へとつれていかれます。

突然の環境の激変です。

そこでは心を慰めてくれる懐かしい母の匂いも温もりも、そしてやさしい声も聞こえてはきません。

 不安を訴えても誰も答えてはくれません。

更に空腹を訴えても決められた時間が来るまで、その欲求は満たされません。

 加えて新生児室では、おっぱいからの直接の授乳時のように、五官を通じて行う互いの心の交流は望むべくもなく、多くの場合一定に時間を決めて、しかも哺乳瓶で牛のお乳が与えられます。

おしっこや排便でオムツが汚れて不快を訴えても誰も答えてくれません。

 どんなにメッセージを送ってもお母さんは現れてくれません。

誰一人として不安や不満、そして甘えを受け入れてくれません。

このように出生直後より赤ちゃんの生理や欲求を無視し、大人のルールを 守る事を強制した扱いに、

やがて赤ちゃんはメッセージを送る事をあきらめ、人との交流・・・例えそれが自分の母親であっても・・・

お互いのコミュニケーションを取りやめてしまい、自分の殻に閉じこもります。

 サイレントベビーの誕生です。

 皆さんの大切なお子さんのために、見せ掛けのきらびやかさにまどわされずに心の豊かさを、母と子の間に育まれる基本的信頼と心理的一体感と、母と子の共生生活へと向けて素晴らしい出発(たびたち)の場として施設を選んでください。

 分娩の時は、あなたもつらいけど赤ちゃんはもっとつらいのです。

赤ちゃんは不安や痛みに耐えながら狭い産道を恐怖に心と体を傷めながら、あなたに会いに、初めての世界に出てくるのです。

そのことをお産の時に考えると痛みが和らぎますのでイメージしてください。

出てきた赤ちゃんをすぐに抱っこしてあなたの胸で癒してあげてください。

この瞬間がとても大切です。

 出生後2時間はお母さんの胸の上で至福の時間を過ごさせてあげてください。

 母子分離をしないで生まれたらすぐに抱かせてもらってください。

いいお産が出来た赤ちゃんは生まれた瞬間から満たされた素晴らしいい表情をしています」

その時には「よく頑張ったね」「お利口さんだね」等と優しく、二人で楽しい会話を楽しんでください。

 一方、無理矢理うまされた赤ちゃんは「悲しい顔で泣きます。

 「いいお産」は、あなたとお子さんの絆がさらに深まり母性本能が生まれます。

 

主役は、産むあなたです。

あなたと赤ちゃんを応援しています。

あなたのからだと赤ちゃんを信じてください。

妊娠生活を楽しみましょうね。

 

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我が子を連れ回すな

2013年08月22日 | 母子関係の確立
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親の趣味や楽しみのために「我が子」を犠牲にしていませんか。
乳幼児期に我が子を連れ回すのよくありません。
親が自分の楽しみや生活の考え方を我が子に押しつけて、毎日毎日、自分のスケジュールを入れていませんか。
特に夏の外出は暑い
暑さの中を連れ回すのは、我が子に苦痛を与えます。
乳幼児をつれての海外旅行も賛成しかねます。
自分勝手な観光旅行に付き合わせて子ども楽しいのでしょうか。
海外には、様々な感染菌や衛生状態も悪いです。

親の自己中心の行動に付き合わされている子どもには「笑顔」が少ない。
言葉も遅れがちになり、他者とのコミュニケーションがとりにくくなります。


我が子にもっともっと「こころ」を向けてください。
我が子が望むことに「こころ」をかたむけてください。
二人でたくさん楽しんでください。
子育てサークルに参加しても我が子や他の子を遊んであげてください。
親同士で駄弁ってばかりいないでください。

他人は何も言ってくれません。
注意もしてくれません。
毎日毎日「ウロウロ」しないでください。

我が子の将来を考えて考え直せ。
いまからでも遅くない。




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赤ちゃんマッサージ

2013年01月10日 | 母子関係の確立
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昨日は、赤ちゃんマッサージを行いました。

生後3ヶ月の赤ちゃんですが生後2週間目に新生児訪問をさせていただき赤ちゃんのさわり方を覚えていただきました。それから3ヶ月、たくましく成長しています。
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お母さんと妊娠中から関わりを持ち、産後すぐに赤ちゃんとの肌のふれ合いや家事の仕方などのサポートをさせていただいています。
そのためには妊娠中から関係を深めていくことが大切です。
ママヨーガを通してお産への心構え、子育てのことなどたくさんお話しをします。

お母さんが「愛」を込めて我が子の肌にたくさん触れたのでしょうね。
赤ちゃんはお母さんの目を見てお話しをしてくれます。

お母さんの瞳に映る優しい顔の自分を観て安心しているのでしょうねこのような母子に感動を覚えます。
この活動をしていてよかったと思えて幸せになれます。
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我が子に心が向いていますか

2012年06月22日 | 母子関係の確立
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(ニセアカシアの花)
お母さん!!?心がわが子に向いていますか??
?心が離れていませんか??何故、子育てに疲れるのでしょうか??
毎日毎日、わが子にたくさんのことをしてあげてるのに。
?どうして我が子は、夜泣きや愚図るのでしょうか。
用事をしようとすると泣いたり、抱っこを要求する。
子育てを辛く感じているあなた。?今のあなた自身の心の中を感じてください。
?心は、わが子に向いていますか???外に心が向いていませんか?
?外に救いを求め、いろいろな場所をさまよっていませんか?
?なんやかんやと、子どものことにかこつけて「無駄な用事」をつくって外出していませんか??
それは自分の安心を得るためではありませんか。
?出かけて「安心」を得留ことができますか。?
自宅に帰ってあなたは「満足」かもしれません。?
しかし、わが子の「機嫌」が悪いのではないですか。
?あなたののエゴに振り回される「わが子は犠牲者」ではありませんか。?
外にいったら子どもは「我慢」しなさいの連続で子どもは辛い思いをしています。?
我が子は、大好きなお母さんと大好きな家で思い切り遊んで欲しいのに、それをわかってくれないと思っています。?
あなたも辛いのですが子どもも辛いのです。
できるだけ外出は避けてわが子のために大切な時間をつかってください。
?あなたの心がわが子に向かえば外に向かわなくてもすむかもしれません。
こころを「ウロウロ」させないでください。?
自分の心を見つめ直して心を安定させてください。
?お子さんの心も安定しますよ。?
わが子と過ごす時間が楽しい時間になりますよ。





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慈愛

2012年06月19日 | 母子関係の確立
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人として育っていく中で、一番大事なことは親から「慈愛」を持って育てられることではないでしょうか。
育てられる過程で「慈愛」をたくさん受けた子は「強く生きて行くことが出来ます。
愛が不足して育った人は、困難を乗り越える力や自分を愛することが出来ません。
他者を愛することがしにくいのではないでしょうか。
親は、わが子を「慈愛」で育んでください。
「情」ではありません。

愛があるからこそ「躾」も出来ます。
躾られていない子が、親になってもわが子に「躾」をするのは難しい。
何故ならば「躾」が脳にインプットされていないからです。
だからといって投げ出すのではなく、親自身がもう一度「躾」とは何かを考えてみてください。
わが子の将来のために。
怒るのではなく、しつけをしてください。
子どもの成長に、必要なのは「慈愛」です。
他者を「寛容」することも「慈愛」です。
子どもは「愛」で見守ってあげてください。
子どもの行動の全てに「意味」があります。
「噛みつく」投げる」「つきとばす」
子どもの心の「叫び」です。
子どもは群れの中でいろいろな行動をします。
親がグループで子どもを遊ばせる中で、上記のような行動が起こります。
問題行動を起こした子どもやその親を非難したり責めるのではなく
親は「慈愛」を持って寛容の心で見守ってください。
大変に思うかもしれませんがあなたなら出来るのではないですか。
親子の成長のために。




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世代間連鎖を絶とう

2012年05月10日 | 母子関係の確立
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親は知らず知らずに、自分を育ててくれた親の「まね」をしてしまいます。?無意識にしていることがたくさんあります。
親が潔癖症で、清潔に対して気にしすぎて、裸足の生活に不潔感を感じて土の上や砂場で裸足になることを注意したり、洋服が汚れるのを嫌がって育てると、その子が親になって子どもを育てるときに同じようにします。

病気に対して親が神経質になり、子どもを厚着にさせたり、外出を控えさせたり、外遊びをさせないで育てると同じようにします。
親から受けた愛情がわからないので、子どもに愛情を持って接することができない。?
ストレスがたまって子どもにあたってしまう、子どもが思うように行動してくれない。
?手をあげるのだってしつけだと思う。
自分もそうされてきた。
だから自分も知らないうちに気がつくとしている。
そして自己嫌悪に陥る。

?子育ての相談を受けるときに必ず「あなたはお母さんお父さんからどのように育てられた」と必ず聞きます。
多くの場合、無意識に親がしたのと同じようにすることがあるからです。
?また、育ちの中で不幸で辛い経験を持っている場合は、自分の育った過程を振り返ることがなかなか難しい場合があります。
?あまりにも辛い経験の場合は、記憶を封印してしまうからです。
?時間をかけてお話を聞きます。
また、ある親は「この子の私を見る目がとても気になります。
私のことを見据えているようで、多分私に怒りを持っているのです。
私にはわかります。
私には起こられる理由はないのですが、この子は私のことを怒っているのです。
母乳を与えようとするのですが、この子は乳首を嫌がります。」
この背景にあるのは、お母さんが怖い顔をしているから、赤ちゃんも怖い顔をするのです。
優しい顔で接してあげれば「笑顔」で大好きなお母さんを見つめてくれます。
?親が自らの情緒的欲求の満足を子どもから得ようとすると。赤ちゃんは自らの子どもとしての欲求を犠牲にしてでも、親の身体的および情緒的欲求を満たそうとする行動をとります。?
 親自身が子どもの頃に、自分の欲求よりもむしろ親の欲求を重視するような親子関係を持っていた可能性がある。?親自身の成育歴上の問題がこのような行動を引き起こしてしまいます。
何とかこれら負の世代間連鎖を断ち切ることが必要です。?そのためには、妊娠中の啓蒙活動が必要だと思います。




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手のかからない赤ちゃん

2012年05月01日 | 母子関係の確立
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このところ「うちの子は手がかからない」とい声を耳にします。?
手のかからない子とはどういう子なのでしょうか。
?第一子で手のかからない子は少ないように思います。
新生児期に、人工乳などで3時間おきの機械的に栄養を与えられたり、泣いても手をかけてもらえない。
?授乳だけではなく、紙おむつは布のおむつより交換の回数が少なくなり、ミルクも母乳より回数が少なくなる。?赤ちゃんとのふれ合いが少なくなると、声をかけたりされることがなくなり、?いくら泣いてもお母さんが欲求を満たしてくれないと、赤ちゃんは次第に、自らの欲求をしなくなって行くことがあります。?
これが「手がかからない子」と言われます。
?手がかからないのではなく「手をかけてもらえない」のである。?
このようなお母さんは、「暗い顔」をしているのではないだろうか。
それが赤ちゃんにもわかり、赤ちゃんも暗くなるのである。
赤ちゃんが泣いたり、笑顔で笑ったり、喃語をしゃべるのは、お母さんへのサインです。
?赤ちゃんの欲求を満たしてあげることで、赤ちゃんの感情も育ちます。

テレビはベビーシッターではありません。?
お母さんの生の声が、赤ちゃんの心を安定させるのです。
?笑顔で赤ちゃんの瞳をみながら話しかけてあげてください。
?赤ちゃんは、あなたの瞳の中に映る「自分の姿」を観て安心します。
サイレントベビー(おとなしい赤ちゃん)は幼児期だけの問題だけにとどまりません。
?情緒が未成熟のまま育ちますと、他人とのコミュニケーションがとることができない子どもに育ちます。
?幼稚園などで集団と調和できなかったり、登園拒否になることがあります。
?成大人になってからも、自己中心的で問題行動を起こすようになります。
これは、親子にとって、家庭の悲劇的な状況につながっていきます。
その場だけではなく、子どもの将来を持て子育てをしてください。




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マザリーズ

2012年04月21日 | 母子関係の確立
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母子の絆を深めるマザリーズ
母子のコミュニケーション
?お母さんが言葉の話せない、わが子に優しい調子で語りかけている光景を見た方、
あるいは、今しているお母さんも多いのではないでしょうか。
?それは「マザリーズ(母親語)と言われています。?
「○○はいい子だね」「かわいいね」「マンマにする」「おくちあ~んしてね」などと語りかける母親の声は、
抑揚が大きく、ゆっくりと長く、優しく語りかけます。?大人同士の会話の倍近くの長さになります。
お母さんの語りかけを受けると、赤ちゃんの手の動きがそれに呼応します。
母子の心が一体化し、母子の絆ができあがります。?体中を使って反応してくれます。
赤ちゃんは言葉が理解できなくても、心を通わすことができます。?
それが赤ちゃんが出すサインです。?それが楽しい子育てにマザリーズは大切です。
たくさん母親語で話しかけてください。
?授乳中も「いっぱいおっぱいを飲んでね」「おいしいよ」などと声をかけながら楽しい授乳を心がけてください。
赤ちゃんも笑顔で喜んでくれますよ。
人工乳の方も同じように声をかけながら授乳してください。
妊娠中からお腹の赤ちゃんに声をかけてあげることも大切です。
妊娠中の方はぜひ実行してください。
?きっとあなたのお産を応援してくれますよ。
お腹の赤ちゃんも自律して頑張ってくれます。
?妊娠中から赤ちゃんとコミュニケーションをとることはとても大切です。

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子どもは親の所有物ではない

2012年01月17日 | 母子関係の確立
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子どもは、親のものではなく「神からの預かりもの」です。
?自分で「つくった」ものではありません。
?人は、親からたくさんの「慈愛」を得ることで豊かな心と強い精神力を持つことが出来ます。
?親はその支援をするのです。?
それこそが子育ての「原点」です。
?子育ては、親からしてもらったことを「なぞる」のです。
?楽しい子育てができるかは、いかに「親」から「愛」を持って育まれたかによって決まります。
?巣立ちの時は、それぞれによって違います。
?子離れ出来ない親は、自分の親が子に依存していたケースが多いです。?
自分の育った道筋を辿ってみてください。?思い当たるふしがあるはずです。
?親は、我が子を神に還さなければなりません。
?子は親の元を離れ、成人以後は他人との人間関係を深め精神的に成長していきます。
?その土台は、親から受けた「慈愛」です。愛が深ければ深いほど素晴らしい「人」になれます。?
「愛」は「愛情」ではありません。?
「愛情」で育ててはいけません。
?赤ちゃんは「無垢」で生まれてきます。?
それを変えていくのは「親」です。?
子育ては、自然体で臨んでください。
?無駄な知識や情報、小細工は必要ありません。?
「自己肯定感」を持った子に育ててください。




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