ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

禁煙のススメ

2009年07月01日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
札幌市が市民のために「禁煙のススメ」の情報を発信しています。
とてもわかりやすいホームページの内容です。
また動画でたばこの害をわかりやすく解説しています。

札幌市が「健康さっぽろ21」の取組みの一つとして、禁煙動画「パパ、ママ、たばこをやめて!」を作成し、市のホームページ上に公開しています。
http://www.kenko-sapporo21.jp/main.html
(以下は直接、動画が、Real Playerで開きます)
http://www.kenko-sapporo21.jp/dai_2/kinen_movie.html
ぜひご覧になってください。
そして、喫煙されている方はすぐに禁煙してください。
愛する家族のためにも。
たばこは「百害あって一利なし」です。

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妊娠は喫煙すべからず

2008年12月21日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
最近、妊婦の喫煙や一緒に歩いている妊娠中の夫婦や、赤ちゃんをつれて夫婦が喫煙している姿を目にする。
妊娠中や育児中の喫煙は、もっての他である。
赤ちゃんのためにもあなた自身のためにもよくない。
夫が喫煙していたら、妊娠を契機に禁煙するべきです。
子育ては、たばこをやめるより難しい。

喫煙の害について考えてみよう。
母体の喫煙や他人の喫煙からの受動喫煙によるニコチンのため、母体から胎児への栄養や酸素の運搬路として大切な血管が収縮します。
血流の減少により、お腹の赤ちゃんは一時的にせよ、大変苦しがっています。
さらに、本来は酸素をたくさん運ぶはずのヘモグロビンが、喫煙による一酸化炭素と優位に結合して酸素を充分に運べなくなり、胎児と胎盤が慢性的な酸素欠乏状態になってきます。
その結果、流早産、常位胎盤剥離等を伴うことになり、きれいな空気の中で育った赤ちゃんに比べて、極端に危険な状況におかれるわけです。
 受動喫煙でも同様にリスクが高くなります。家庭だけではなく、妊娠してからも仕事を続ける女性が増加しています。喫煙する家族や職場の同僚に理解を求めましょう。
次に、鉄分は酸素を運搬するヘモグロビンの成分の一つであり、重要な役目をしています。妊娠後期になると、循環血液量は増えますが、それに伴ってヘモグロビンが追いつかなくなって、貧血傾向になりがちです。
 当初は、薬や注射に頼らずに、出来るだけ食事内容を工夫し、鉄分を多く含むメニューを一品加えてみてはいかがでしょうか。
鉄分が多く含まれる食品は、レバー、ごま、あさり貝、しじみ貝等です、ほうれん草、小松菜などの緑野菜があります。それらに加えて卵、肉、大豆、豆腐などのタンパク質も一緒に摂取することにより、鉄分の吸収が盛んになります。
 赤ちゃんとあなたのために、偏食を避け、栄養のバランスのとれた食事を心がけましょう。
まだお腹の赤ちゃんは小さいですが、あなたと夫の子育ては妊娠中から始まっているのです。
夫婦でマタニティライフを楽しんでください。お腹の赤ちゃんのためにも。
健やかな赤ちゃんの誕生を祈っています。

お腹の赤ちゃんのためにも「今すぐ禁煙」をしてください。



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妊娠中のアルコールと喫煙の害

2008年12月14日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
妊娠中のアルコールと喫煙について回答をいただきましたので紹介します。
妊娠前から喫煙は止めてください。
赤ちゃんのためでもありますがあなたのためでもあります。
後で後悔することになります。喫煙者は今すぐに禁煙してください。
夫にも同様に止めさせてください。
*************
妊娠中のアルコールやタバコの影響について教えてください。
はじめまして、妊娠30週で赤ちゃんがお腹の中で脳室内出血を起こし、水頭症になりました。
今現在は、帝王切開で出産し、シャント手術を行いました・そこで、医師からは出血原因は特発性によるもので原因不明との事でした。お母さんの不注意でおきたのではと心配です。
●お腹をぶつけた
●副流煙で赤ちゃんが酸欠状態になって血管が切れた?
●初期に妊娠に気がつかずアルコールを大量摂取してしまったこと。
 アルコールは中枢神経に影響がでると聞きます。
 中枢神経の異常との関係性があるのでしょうか?
 中枢神経の異常というとどういうものいうのでしょうか?
●染色体異常の可能性などおるのでしょうか?など以上の点が無知なので分かりません。
どうぞ教えてください。  
★アルコールやタバコの原因で赤ちゃんに影響がある場合は赤ちゃんは、主にどういう状態になるのでしょうか?

*****************

回答  たまごママネット医師団
 胎児の時期に、不幸にして脳内出血を起こし、それが元で水頭症になることはありますが、非常にまれだと思います。
私自身、産科医を36年間していますが、そういった例を経験したことはありません。
症例として報告されているのを見ますが、非常によく回復している例でした。そうした例のように、貴女の赤ちゃんも後遺症無く回復されますことを祈ります。
 原因について色々お悩みのようですね。
誰しも自分の何かが悪かったのではないかと、自分自身を責めることはよくあります。しかしこの場合は、偶然というかたまたまの不幸に見舞われたとお考えになったほうがいいと思いますし、実際母親の何かが胎児にそうしたことを発病させたとは決して思われません。赤ちゃんもそうした状況にもかかわらず、頑張って生まれてきたのだと考えて、自分もこれから赤ちゃんと頑張っていこうと前向きの考えをもたれたほうがいいと思います。
 アルコールとタバコの害についてお知りになりたいとのことですので、簡単に説明します。まずタバコですが、タバコは妊娠中に限らず体によくないのは明らかですので、吸わないことの一言です。
百害あって一利なしとはこのことです。発ガン物質の人体実験をしているようなものです。なぜ国が禁止しないのか納得できません。ただし妊娠中にタバコをすって胎児に奇形を生じたと言う報告は無いようです。しかし胎児発育遅延を起こすことはよく知られています。胎児死亡も喫煙量に比例して増加します。
また生まれてからのSIDS(乳児突然死症候群)とも関係が深いとされています。
 アルコールですが、妊娠中のアルコール摂取も胎児に影響を及ぼすとされています。
しかしここまでならアルコールを飲んで大丈夫と言う基準はありません。
一般的には精神発育遅延をきたすことが知られています。児の頭蓋内出血や脳の白質障害をきたすこともあります。あなたの場合、知らずに妊娠初期にアルコールを飲まれただけなので、中期の胎児の発病の原因とは考えなくていいと思います。
 多量の飲用では胎児性アルコール症候群と言うのが有名です。これは発育不全(赤ちゃんが小さい)と中枢神経系の異常(発達遅延、知能障害、脳奇形等)と顔面形態異常(小頭症、小眼球症、等々)と心奇形などをきたしたものをいいます。
先に書きましたように、どれぐらいの量でこうしたことが起こるかはっきりわかっていません。従ってごく少量を飲んだからといって、変に怖がる必要はありませんが、妊娠中は控えておくべきものと心得たほうがいいと思います。
***********
いかがですか。
周りで喫煙や妊娠中にアルコールを飲酒している人がいたらアドバイスしてあげてください。



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妊娠中のタバコの影響!!!

2007年12月26日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
妊娠中喫煙の影響は?

「結婚して半年の28歳の主婦です。子どもはほしいのですが、妊娠したらたばこは
やめた方がいいのでしょうか? 大学時代にたばこを吸い始め、喫煙歴は6年、1日
20本です。喫煙歴が妊娠、出産、子どもの成長に影響することがあるのでしょうか?
 正直言って禁煙に自信がありません。」


 喫煙によりニコチンや一酸化炭素が胎児に低酸素状態などをもたらし、流産、早産、
低体重児出生、先天奇形、生後1週間以内の死亡が増加します。喫煙妊婦の早産頻度
は1.4~1.5倍で、1日20本以上喫煙すると200グラム体重が少なくなること、
夫が喫煙者である妻は、低体重児を出産する割合が1.2倍高いことが報告されてい
ます。

 出生後も乳幼児突然死症候群で死亡する確率が4.8倍、小児喘息(ぜんそく)が
1.75~2.25倍に増加するというデータもあります。たばこがやめられないのは
心理的依存と、ニコチンに対する身体的依存より成り立つ薬物依存症のためです。禁
煙外来で治療を受けると良いでしょう。

 依存症は母子関係性障害が原因のことがあり、関係性障害は母から子に受け継がれ
るので、妊娠早期から胎児に語りかけ、出生後は母乳育児により関係性を強化する必
要があります。

しかし、妊娠するとタバコが旨くなくなると同時に、欲しくなくなる方も多いです。
妊娠と関係なく、タバコは矢得るべきだと思いますが、依存症と言う病気として考える必要もあります。



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やめようタバコ!!子どものために

2007年09月13日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害だけでなく、最近では脳の発育に対する影響が心配されています。
知能発達の障害や落ち着きがなく、感情のコントロールができないなどの問題を起こすことがあります。

 生まれてからもタバコは赤ちゃんに悪い影響を与えます。
母乳を介しての影響と間接喫煙の影響があります。
喫煙が母親に与える影響として、母乳の分泌量が減少します。
赤ちゃんに対する影響は、喫煙により母親に吸収されたニコチンなどの有害物質が母乳を介して赤ちゃんに入ります。赤ちゃんは機嫌が悪い、顔色が悪い、母乳の飲みが悪い、吐きやすい、下痢をする、眠りが浅い、脈が速いなどの症状を起こしてきます。
タバコを吸ったお母さんの母乳を飲むことにより、赤ちゃんは大変具合の悪い状態になります。
具合の悪い赤ちゃんですから、お母さんも大変扱いにくく、苦労することになります。これが常習的になると、赤ちゃんの発育が遅くなり、知能や精神発達にも悪い影響を与えます。
 間接喫煙での影響 タバコの煙の中には煙の中には4000種以上の有害物質と200種以上の発癌物質や発癌促進物質が含まれていることが知られています。
これらは副流煙と呼ばれるタバコの先から流れる煙の中に多く含まれます。
大人では様々な癌や肺気腫などの原因になります。子どもでは、気道が弱くなり、喘息や肺炎を起こしやすくなります。このため入院を繰り返すことが多くなり家族の苦労が増えることとなります。また風邪をひくと咳がひどくなりやすく、薬を飲んでもなかなか良くならず長く病院通いをしなくてはならなくなります。

育児のストレスから前に吸っていたタバコに、つい手を出してしまうお母さんがいますが、そのタバコによって、もっと手のかかる育児をしなければならなくなります。
せっかく今まで止められたタバコですから、また吸い出すのは今までの努力が無駄です。
努力をすれば必ずタバコを止めることができます。
可愛い我が子のために。親としての責任で。
  赤ちゃんのため、自分のためにもう少しがんばってタバコからさよならしてください。
父親のタバコも同じです。一緒に禁煙してください。
いいことはありません。百害あって1利なし。


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妊娠・子育て中のタバコの害

2007年08月01日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
今回は妊娠・子育て中のタバコの害について。

たばこの煙にふくまれるニコチンは、血管を収縮させ、子宮、胎盤への血液量を減少させますので胎児は、低酸素の状態になります。
胎盤も機能が落ちるために、合併症が起こりやすくなります。

喫煙する妊婦は、吸わない人に比べて、早産および自然流産が約1.5倍おこりやすくなります。
周産期死亡も1.2~1.4倍増加するといわれています。
妊娠合併症(胎盤早期剥離、前置胎盤、出血など)の危険性も高くなります。

妊娠中の受動喫煙の影響もおこります。
低体重児の頻度が高くなります。
女性が妊娠前に禁煙すると、出生体重は、非喫煙者とほぼ同等になります。
妊娠を考えている方は、今からすぐに禁煙しましょう。

お腹の赤ちゃんへの影響も大きいです。
最近の研究で胎児の発育障害が明らかになってきました。
出生体重の低下のみならず、身長、頭囲、胸囲など身体発育全体が低下し、先天異常(口唇・口蓋裂、先天性心疾患など)の頻度も増加します。

女性が喫煙すると不妊になる危険性が高まります。

また授乳中に喫煙すると母乳中にニコチン等が分泌されて、乳児に悪影響を及ぼします。

パートナーと共に妊娠したら禁煙しましょうね。

ちなみに私はヘビースモーカーでした。
1日に40本~60本喫煙していました。
歩くニコチンでした。
妊娠を契機にやめました。

禁煙してから体も楽です。
仕事の持続力もアップしました。
子どものタバコ誤飲を心配することもなく快適です。
喫煙されている方は、今すぐに禁煙しましょう。




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