ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子どもを受け入れる

2008年01月06日 | 親の自立
子どもをありのままに受け入れることはとても大切です。
ありのままにとは、子どもの心からのメッセージを聴くことです。
子どものメッセージは、目や表情で訴えてきます。
それを素直に、そして自然体でいると次第にわかってきます。

私も、赤ちゃんの声が聞こえるまでに5年かかりました。
親は我が子の声を聴くのにはさほど時間はかからないと思います。

素直な心で向き合うことができればの話です。

それが出来れば我が子が可愛く、愛おしくてたまらなくなります。

枠に当てはめたり、先回りして親がしないようにしてください。
特に先回りする過干渉はよくありません。

子どもを見守り、先回りしてやらず、子どものやり方を認め、子どもにやらせることが大切です。

子どもを雑草のように育てる、温室栽培にしない。
こころのもやしっ子はよくありません。

全ては子どもをありにままに受け入れることから始まります。



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子どもには家事の手伝いをさせる

2007年12月19日 | 親の自立
子どもを雑草のように育てる、温室栽培にしない。
温室で促成栽培された野菜や果物は、太陽の恵みをいただいていません。
季節外れに食べられるようにしています。
栽培農家にとっては季節外れで高値で売れるので、経営のために作ります。
消費者の健康などは考えられていません。
とてもひ弱な作物です。

人間も温室栽培や人口飼育はいけません。
心の弱い子が育てられます。
鬱や引きこもりなどの多くは乳幼児期の育児環境によると言われています。

子どもはそれぞれの家庭の中で、自分の出来る手伝いを担うべきである。

20歳になっても掃除機を使うこともできず、お茶も入れたことがない女性が多くなっています。
それらの人を見ると、どのような子育てをされたのか、親の顔が見たくなります。
子育ても満足に出来ない親が、権利だけを主張するのでしょうね。
このような人が、親になったときのことを想像すると嘆かわしくなる。

一定の年齢になったら家事を応分に負担すべきです。
家事を手伝い学ぶことは、人生の中で大きな意味を持っています。
子どもが出来る多くの仕事があります。
お風呂の掃除や水入れ、室内の掃除、炊事の手伝い、簡単な買い物、動物を飼っていればその世話、洗濯物の取り入れ、洗濯などなど、それらをすることで段取りややり方を学ぶことが出来ます。
家族で家事を分担することで、仕事の達成感や出来なかったり、忘れたときの責任の取り方も社会性を学ぶことが出来ます。

子どもにやらせる。体験をさせることで、自分なりのやり方を学習します。
子どものやり方を認めることは、とても大切で自信にもつながります。

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子どもの先を見て子育て

2007年10月02日 | 親の自立
子育ては、先をみてしてくださいね。
今だけを見るといろいろなことで不安になります。
そして、子どもから多くのことを学んでください。

赤ちゃんは、お母さんに多くのメッセージを出しています。
それを感じ取ることで子育ては楽しくなります。
親はそのメッセージをキャッチすることで赤ちゃんの要求を感じ取ります。

遊んで欲しい。お腹がすいた、寂しいよ、かまってよ。暑いよ。等々。

親は子どもから学ばないといけません。子どもは親の教師です。
来週は、四国で苦しんでいる親子がいます。
その親子の話を聴きに行ってきます。

手足が欠損している赤ちゃんを育てているお母さんと話をします。
医師から片足の切断をするように宣告されて片足の膝から下を切断することになります。

手足が無くても歩きます。誰も教えなくてもできます。
指が無くてもものをつかんで食べたり遊んだりしています。
泣き通していましたが、子どもを信じて子どものサインを聞くことの大切さを、親に教えてくれます。言葉を語ることが出来なくても親子は会話が出来るのです。
それが「愛着」であり「母性」です。
この子は神様が、あなたに使わしてくれた天使です。その天使を信じることでその子が教えてくれるということを時間をかけてお話ししました。

そして子どもの育つ力を信じることで悲嘆から解放されたのです。
子どもは素晴らしい力を持っています。

赤ちゃんは、自分の力で力づよく親に元気を与えています。
はじめから無いのだからその子にとっては、ハンデではないのです。障害でも無いのです。
親子はとても明るく楽しくやっています。

そこまで行くまで、多少は時間がかかりますが、親が自立することが重要です。
自立できない親は、問題のある子を育てます。

親次第です。
我が子の10年後、20年後を見据えた子育てをしてください。
今だけを見ないで先を見てください。

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