相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

徳川将軍家歴代の尊牌を護る「妙定院」

2016-03-07 15:10:21 | 寺院
港区芝公園に徳川将軍家歴代の尊牌を護る、念仏道場の名刹、浄土宗寺院「妙定院」はある。創建は宝暦13年(1763)。徳川第9代将軍家重公の大導師を勤めた増上寺定月上人が家重公菩提のため開創。「増上寺の別院」として位置づけられ浄土宗の准檀林の寺格を持った「念仏道場・学問研究」の名刹として知られている。本尊は安阿弥の作と伝えられる「裳かけ阿弥陀如来像」。東京の中心地にあり近くに東京タワー、高層ビル、高速道路と喧騒さの中、隣の芝公園内の樹木に囲まれ、境内も保護樹木で覆われた庭園を持ち都心の安らぎの地となっている。「山門」と「本堂」を有する佇まいである。法然上人像を祀っていることから「円光大師東都25霊場」の第1番、「江戸南方48所地蔵尊参」第27番となっている。(1603)








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大和市郷土民家園「旧小川家住宅」

2016-03-07 10:47:18 | 建造物
「泉の森」の水車小屋から相模大塚寄りの緑の木々が生い茂る森の中を進んでいくと竹垣で囲まれた大和市郷土民家園がある。満開の河津桜に覆われた門をくぐって民家園へ入っていくと手前に「旧小川家住宅」、奥に「旧北島家住宅」の二つの民家が移築復元、保存されている。その一つ「旧小川家住宅」は、江戸時代中期に建てられた大和市最古の民家である。もとは上和田の久保集落の一軒として現存していたものを昭和59年に解体しここに移築された。屋根は茅葺きの寄棟造り、棟は杉皮をまいて竹で押さえる竹簣の子巻き、屋内は手前の広い板の間は「ザシキ」、右奥の畳敷きの間は「デエ(デイ)」の接客の間、 左側は「ヘヤ」で寝室の3室からなっている。建坪33坪の大きさである。暖と明りそして食事釣りを兼ねた設備「囲暖裏」がある。3月とあって座敷には「お雛さま」が飾ってあった。古の家族のふれあいや生活の臭いが香ってきそうである。(1603)














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする