東京都町田市野津田町の暖沢地域に町田市立の都市公園で「新東京百景」、日本の「歴史公園100選」に選定、「東京都指定名勝」に指定されている「薬師池公園」はある。1976年(昭和51年)に開園。面積は141,654m2と広大な公園である。公園の中央部より東側に園名の「薬師池」がある。施設では移築された二棟の「古民家」(永井家と荻野家)、万葉植物園、「武相寅薬師」札所の「薬師堂」があり、植物では梅、大賀ハスで有名なハス田、花ショウブ、桜、椿と四季折々花の彩りを楽しめる。池の中央にはシンボルの「タイコ橋」架かりその池面を優雅に泳ぐ白鳥、投影される梅、桜、新緑、紅葉などの季節美を堪能できる町田のオアシス的存在である。(1603)
本日10時から新磯公民館を中心とした会場において「第21回新磯桜まつり 2016」が始まった。主役の桜は寒の戻りで開花をためらっているようでまだ一分咲きにも満たない。桜のないまつりは少しさみしい気がするがこればかりは自然が相手でなす術がない。開花の少ない桜並木の下には太鼓、飲食のテント、メインの会場には事務局、民俗資料、生き物、飲食の、協賛企業のテントが張られ多くの人で賑わっていた。主賓・来賓のあいさつの後、相武台鼓笛隊の演奏から始まった。このあとフラダンス、よさこい踊り、新戸お囃子が予定され今日3時まで祭りは続く。(1603)
赤坂見附駅より弁慶橋を渡って右手に赤坂プリンスホテル跡地に建設中の「東京ガーデンテラス紀尾井町」、左手のニューオータニという東京の中心部にして緑豊かなオアシスとして安らぎを感じさせる「清水谷公園」がある。この公園一帯は江戸時代の紀伊家と尾張家と井伊家の屋敷があり、それぞれの一文字をとり「紀尾井」となった。紀伊家屋敷から清水が湧き出ていたことからこの名が付いたようである。公園正面には「大久保利通公の追悼碑」が建ち、左奥に茶室の「偕香苑」がある。公園の中心に「心」という字を模して造った「心字池」の周りを囲むように多くの樹木が配置され今、畔に一本の桜が咲き池面を彩っている。喧騒を忘れ、日常を離れた感覚と時間にしばしまどろむことに。(1603)