一年を通して色とりどりの草花が楽しめる「県立相模原公園」は23.8haもの園内にメタセコイア並木、花菖蒲の「水無月園」、大温室の「グリーンハウス」と花と緑豊かな総合公園である。花の少ない今、公園管理事務所前駐車場と芝生広場、グリーンハウスそばに紅色に近い花びらを下に広げた30本ほどの「オカメザクラ」、芝生広場には薄桃色の花びらをした5本「寒桜(カンザクラ)」、また道路際には青い空に向って咲いている「白モクレン」、「路地のある街」の裏の広場に満開期を過ぎ葉桜に近づいている木もあるがまだ十分鑑賞できるほど終焉の美しさを魅せている20本ほどの「河津桜」、そして「緑の庭園」の前にはハクモクレンに似た1本の「ミケリア・マウダイエ」(深山含笑)が白い花をつけて競い合っている。やっと春めいて園内はピンクに紅の桜、白のモクレンが公園を美しく彩っている。そして来週始め頃、開花が予想されている桜の主役「ソメイヨシノ」いよいよ登場する。春の象徴「桜花」の世界が待ち遠しい限りである。(1603)
オカメザクラ
寒桜(カンザクラ)
白モクレン
河津桜
ミケリア・マウダイエ
オカメザクラ
寒桜(カンザクラ)
白モクレン
河津桜
ミケリア・マウダイエ