相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

身代わり観音の伝えある「龍澤山祥雲寺」

2016-03-19 17:03:01 | 寺院
町田市高ヶ坂に相州大住郡日向村「石雲寺」末、曹洞宗の寺院「龍澤山祥雲寺」はある。大永6年(1526)開山、小田原北条家が武運長久祈願、檀信徒の帰依にと創建。本尊は釈迦如来。江戸期に幕府より寺領15石のご朱印状を拝領している。両脇に仁王像を配している二階建て「山門」(二階は鐘楼)を潜ると正面に「本堂」と「客殿」、「庫裡」があり、左に「観音堂」がある。門柱そばには「掃除小僧」、鯉が優雅に泳ぐ美しい池の周りに「七福神」、境内には大きな「水子観音」、「十二支の石像」が奉納されている。綺麗に手入れされた境内はなんとも清々しい。当寺は「武相卯歳48ヶ所霊場の37番霊場」で聖観世音菩薩、「武相寅歳25ヶ所霊場の19番霊場」で薬師瑠璃光如来を本尊としている。本堂の左側の観音堂に安置されている観音様には「身代わり観音」の伝承がある。宝暦の時代、寺の山林田畑を自分のものにしようと目論んだ百姓が僧を相手に訴訟を起こすも敗訴。逆上した百姓が僧に切りかかるも不思議なことに僧は無事で代わりに観音像の右肩に刀痕があったと郷土史に記されている。(1603)


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「相模原公園」 路地のある街にて

2016-03-19 11:09:04 | 公園・庭園
相模原公園」は四季の花の宝庫、よく撮影で訪れているが、芝生の広場北側に「緑の街」、「見本庭園」と名付けられた一角にある「路地のある街」は初お目見えである。最初にあるのが立派な門を潜るとそこは「ヨーロッパの街並」である。噴水や蔦の這う壁がなんともロマンチックで名の通りヨーロッパ調の雰囲気がある。ここを抜けるとそこには茶褐色の趣のある昔風の日本家屋のエリア。「路地のある街(日本)」である。どちらも外郭、外壁だけだが博物館にある保存施設か、映画のセットのようでもある。日本家屋の裏には小さな竹林もありいかにも和風感が漂っている。ヨーロッパの街はフランスかイタリアりにでも行っているような、また日本家屋は古の民家を思い起こさせる懐かしさが再現されている。(1603)


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする