相模原市緑区上九沢に「百番観音」として、また「安産守・白子観音」の寺として知られている曹洞宗の寺院「巨福山梅宗寺」はある。慶長2年(1597)に「梅宗庵」として開創。本尊は釈迦三尊(釈迦牟尼仏/文殊菩薩/普賢菩薩)である。門柱を抜けると境内正面には2002年再建の「本堂」、「仏光殿(開山堂)」、「養蚕影明神」、また本堂左には平成24年再建され新しくなった相模原の登録文化財登録の「百番観音堂」(宝永7年=1710に創建)が建ち並んでいる。観音堂内に収められている「西国三十三観音」、「坂東三十三観音」、「秩父三十四観音」の100体の観音石仏、一度は拝みたいものである。400年の歴史を超える静かな寺域にて観音と心で向き合ってみることに・・・。(1602)





