相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

町田市日蓮宗の古刹「久住山宏善寺」の「しだれ紅梅」!!

2020-03-03 16:31:42 | 寺院
町田市本町田に広大な寺域を有する日蓮宗の古刹「久住山宏善寺」はある。創建(伝)は文永8年(1271)。750年に達する寺歴を誇り真言宗の小庵を改宗した経緯を持つ。本尊は三寶祖師。慶安2年(1649)には幕府より寺領7石の御朱印状を拝領、町田市内では小山田大泉寺、三輪妙福寺と併称される大寺院である。鎌倉時代の戦乱で堂宇を焼失するも暦応元年(1338年)に再建。「山門」を抜けると「仁王門」がありその間の小高い丘に建てられた「日蓮上人像」周りには「紅・白梅」が美しく咲いている。参道中央に入母屋木造瓦葺の「仁王門」が構えられており金剛力士像が安置されている。その正面に室町時代様式を模した入り母屋造りの朱色の「本堂」、その横に木造入母屋「日朝堂」、「鐘楼」、仁王門の右手に小像の番神三十軀を安置する「番神堂」等の堂宇が整然と建ち並んでいる。本堂前には境内を彩った「しだれ紅梅」が満開となって終焉を迎えようとしている。(1802)
 
 
 
 
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県立相模原公園」では「ツバキ=エゾニシキ」が可憐な美しさで!!

2020-03-03 09:02:12 | 公園・庭園
相模原市南区下溝に数万種の花木が四季を彩る総合公園「県立相模原公園」はある。「花菖蒲」の名所となっている「水無月園」の一角に「ツバキ(エゾニシキ)」(蝦夷錦)が植栽されている。樹高は2mくらいで花柄に特色があり白地または淡いピンク地に濃紅の縦絞り、小絞りが入る半八重中輪という珍しい美しい「ツバキ」である。中には真っ赤な花も交じっている。開花時期は3月~4月、代表的な江戸のツバキの一種である。花言葉は色によって異なるが魅力、謙遜な美徳、至上の愛らしさ、おしゃれ。日本そして中国が原産、万葉の時代から日本人に愛されてきたツバキ(エゾニシキ)は18世紀ころヨーロッパに渡った。東洋的で端正な美しさに「日本のバラ」という賛辞が捧げられている花である。(2003)
 
 
 



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