町田市本町田に八王子極楽寺を本山とする浄土宗寺院「鶏足山養運寺」はある。永禄10年(1567)光蓮社伝譽上人が開創。本尊は阿弥陀如来である。町田駅の北方向、旧鎌倉街道に面した丘陵地にあり、石段を上った高台に重厚な「山門」が構えられ、その正面に新築の木の香漂う「本堂」がある。右に「庫裏」、境内には町田市の名木100選の「ムクロジの木」、傍に「鐘楼」、「六地蔵」がある。本堂左には武蔵観音四十八霊場の五番札所として観音菩薩を祀る「観音堂」がある。訪れた日すでに「「山門」まわりと「本堂」前に左側の参道と六地蔵周辺の白梅、紅梅はすでに花びらを落とし始めていた。当寺は小丘にあり見晴らしが抜群である(2003)
町田市を代表する人気の公園といえばなんといっても「薬師池公園」である。薬師池は1982年に「新東京百景」」、1998年に「東京都指定名勝」に指定、2007年に「日本の歴史公園100選」に選定された。園内中心部にある薬師池の周りには四季折々の梅、椿、桜、花しょうぶ、大賀ハス、新緑・紅葉等で彩られれる。今、最も園を華やかに彩っているのは薬師池のそば太鼓橋の向いにある「梅林(園)」で今、見頃〜満開域に達しクライマックス期を迎えている報せを受信。訪れて見ると各個体(梅木)がそれぞれの美しさを見せびらかすように「美と香りの競演中」であった。当園には高樹齢の「白梅175本」、「紅梅75本」が綺麗に並べ植栽されている。「河津桜」も少しだけ葉桜となっているが「梅花」とのコロボも綺麗である。今年も梅花を求め各地を訪れたが今日の薬師池公園はやはり美しさでは上位ランクされる。(2003)