相模原市下溝に四季の花が絶えない市民のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。この時期になると春、初夏のいろんな花が咲きだし園内は美しく彩られ始める。その中でも園内各所でタイミングを見計っていたかのように数輪ずつではあるが咲き始めたの可憐な花の「ツツジ(躑躅」)である。ツツジはツツジ科の植物、アジアに広く分布し、ネパールでは「国花」となっている。古くから栽培されているツツジは生垣にしたり、道路わきに植えてあったり日本人に最も親しまれている植物&花の一つである。ここ当園のツツジは「ヒラドツツジ」で九州の長崎県平戸市で品種改良された大輪のツツジである。花色も白、赤、ピンク、紫、白とピンクの複色と豊富である。花弁は5枚、花芯にヒョウ柄模様があったり葉脈とおなじ皺があったりする。ツツジ花言葉は「節度」、「慎み」、「自制心」。赤色は「恋の喜び」、白色は「初恋」である。(2004)






