「月が地球に接近!!」昨日4/7の宵から4/8の明け方にかけて今年最大の満月「スーパームーン」である。正確には今日(4/8)未明3時9分頃に月が地球に約35.6907kmまで最接近し、約8時間半後の11時35分に35万7030kmに接近し正確な満月の瞬間となる。それは大きくそして明るく輝いて見える「スーパームーン」が見られるということであるが、その大事な瞬間はまだ月が登っていないため残念ながら見ることはできない。スーパームーン(supermoon)は満月又は新月と楕円軌道における月の地球への最接近が重なることから地球から見た月の円盤が最大(最小の満月より見かけの直径が約14%変化する)に見えることである。天文学的には太陽―地球―月系において月が地球に対する近点(近地点)にあると同時に、太陽と地球に対し月が衝(望)となった時の月のことを言うようである。面白いことに満月にはさまざまな呼び名があり、1月は「ウルフムーン」、2月は「スノームーン」、4月の満月は春に花が多く咲くことから「ピンクムーン」とよばれている。果たしてピンクだろうか?と最大の11:35から7時間が経過している19:30、夜空を見上げると確かに大きく明るいように見える。36万km先の満月にズームインし、「新型コロナウイルス」の影響で外出が規制されている中この瞬間だけは心なしかピンクぽい明るく輝く月を見てリラックスしロマンに浸りたいものである。(2004)
相模原市南区新磯野に1600世帯というマンモス住宅(マンション)「グリーンパーク」ができて既に40年が経つ。近くにはかつて小学校であった跡地に「公民館そあら」、「街づくりセンター」、「緑台小学校」少し離れて「相武台中学校」もある。グリン―パク内中央には商店街、細長い公園の周りには植栽されたメタセコイア、梅、「ソメイヨシノ」、河津桜が四季を彩り、子供たち用の遊具場が設置されている。すぐ傍の駐車場周りには大雨時の雨水を溜め込む「雨水池」がある。「雨水池」を囲むように周りには50本ほどの「ソメイヨシノ」が植栽されている。雨水が半分はグランドとして、干上がらず残った個所は池となり冬場に数羽の「カモ」、時には「シロサギ」、「アオサギ」まで渡来してきて長閑な光景となる。いまピーク、クライマックス期を迎えたソメイヨシノの桜たちが最後の美しさを披露してくれている。(2004)
座間緑ヶ丘に「座間八景」の一つで、四季の花で彩られる市民の憩いの場として親しまれている「かにが沢公園」はある。園内遊歩道には新旧の桜「ソメイヨシノ」と「神代曙」合わせて30本近くが植栽されている。ソメイヨシノは60年を超える老木で、木の幹も太くごつごつとし根本付近にはいくつものコブがあり長い歴史を感じさせる。先週訪れた時は美しいピンク色の花びらを惜しげもなく披露し6~7分咲きとなっていたが、今日は満開となって枝垂れ幾か所で葉桜となり始めて地面には桜絨毯ができ始めている。当園では毎年4月初旬に桜を主役とした「さくら祭」が開催されるが、今年は新型コロナウイルスに感染拡大防止により中止となった。昨夜7都府県に「緊急事態宣言」が発令された中、数人、数グループの人が終焉まじかの桜を潔い散り様を名残り惜しげに鑑賞中であった。桜の木のそばの花壇ではピンクの「芝桜」が開花し始めて間もなく見ごろを迎えそうである。(2004)