相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

咲き始めた紫の「藤の花」に目も足も釘付け!!

2020-04-20 20:56:42 | 
公園や庭園でよく目にする「藤棚」。麻溝公園のフジは蕾を大きく膨らませ今にも開花しそうである。当園の近くの道路脇に植栽されている一本の「フジ」が一足早く藤独特の花姿を披露し始め行き交う人の足と目を止めさせている。フジは4月下旬から5月上旬にかけて風情漂う薄紫色の長い穂のような花序を長くたおやかにしなやかに花序はしだれて下げて咲く観賞価値の高いつる性の花木である。広義にはフジ属を指し狭義には同属の「ノダフジ」を指す。floribundaは「花の多い」という意味のようである。「ノダフジ」の名は摂津国野田の藤之宮(大阪西成区付近)にフジの名所があったことによる。藤にはつるが右巻きと左巻きの二種類があり、右巻きの藤の標準和名は「フジ」または「ノダフジ」、左巻きの藤の標準和名は「ヤマフジ」または「ノフジ」である。フジの花姿は振袖姿のあでやかな女性を思わせる。フジは日本画に描かれ、古典文学、万葉集に登場する日本古来の花木である。藤の花言葉は「優しさ」、「歓迎」である。今週末にはあのたわわに咲いた優美な花姿を見ることができるであろう!!(2004)
 
 
 



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「相模原麻溝公園」では「ハンカチノキ」が咲き出した!!

2020-04-20 13:53:43 | 公園・庭園
相模原麻溝公園「樹林の広場」の一画に2本の白い大きな苞葉のある花を咲かせる「ハンカチノキ」が植栽されている。「ハンカチノキ」の花はハナミズキのような頭状花序になり2枚の苞葉に囲まれている。その白い苞の形から「ユウレイノキ」(幽霊の木)とか「ハトノキ」(鳩の木)とも呼ばれる珍しい植物である。花をつけるまでには10~15年もかかり、しかも開花してから1週間前後というなんとも儚い短い命の花木である。毎年4月下旬頃が見頃であるが、訪れて見ると可愛らしい小さな花を枝一杯に付けて咲き始めていた。まだ花も黄緑色で若々しく小さい。あと一週間もすれば去年のような大きく生長し2枚の白い苞が本当にハンカチを吊るしたように垂れ、風にひらひらと揺らぎ「ハンカチを振っている」かのような花姿を見ることができるのであるが・・・!!。(2004)
 
 
 
 
真っ白となった昨年のハンカチノキ
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「見星山高蔵寺」のシャクナゲの花々!!

2020-04-20 10:42:24 | 寺院
町田市三輪に「東国花の寺百ヶ寺」の一つで「シャクナゲ寺」として知られている真言宗の寺院「見星山高蔵寺」(三輪院)はある。山号名の如く星が近くに見えるようなやや高台にあり、古来、奈良県三輪の人々が移り住んだという「三輪の里」に構えられた「花のお寺」である。創建は康安2年(1362)で650年余の歴史を持つ古刹。本尊は金剛界大日如来である。春爛漫の今、ツツジ科の花のひとつシャクナゲに彩られた「山門」を抜けるとまず雷神、風神像が迎えてくれる。参道正面に大きい入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏がある。庫裏の前の庭園には水車が回る池がある。本堂前境内一帯と本堂裏にある「しゃくなげ園」では30種、1500株の赤、白、ピンクの花の女王「シャクナゲ」が美しく大きい豪華な赤、白、ピンク、紫の花房を惜しげもなく披露し幻想的な「シャクナゲワールド」を創りあげている。当寺は総本山「長谷寺」の末寺で「多摩八十八ヶ所霊場第10番札所」である。(2004)
 
 
 
 
 


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