相模太夫の旅録=Tabi Log

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相模国一之宮、八方除けの守護神「寒川神社」

2021-07-30 07:57:13 | 神社
高座郡寒川町に「相模国一之宮」と称され正月三が日には40万人が参拝する古社、全国唯一の八方除守護神を祀る「寒川神社」は鎮座している。創建(伝)は1600年の社歴を有する。御祭神は「寒川比古命」と「寒川比女命」の二柱である。古くは鎌倉幕府朝廷をはじめ、後北条氏、源頼朝、武田信玄、徳川家代々の篤い信仰を受け続けている。現在は八方除の限りない御神徳をと全国各地から崇敬者が集まる。相模線「宮山駅」より徒歩十数分の左手に架けられた「神池橋」、「太鼓橋」を渡ると石畳の長い参道が続く。両側には皇室関係の植樹記念板が目を惹く。手水舎で清めると右手に重層造りの「神門」(平成5年竣工)がある。その右奥に「社務所」、納札殿、客殿がある。「神門」を抜けると正面には大社としての美麗、荘厳な総檜造りの「本殿」(平成9年大改築)がある。本殿には「東西翼殿」が繋がる構造となっている。また両側には神門と本殿を「東西回廊」で繋げている。古代より鎮座する古社、相模国唯一の延喜式内社=明神大社に相応しい格式の高さが窺える。(2107)
 
 
 
 
 
 
 
  

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