相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。当園は今、梅と河津桜、カンザクラが終焉を迎え、カンヒザクラ、タマナワザクラ、オカメザクラ、コブシ、ミヤマガンショウ、ネモフィラ、沈丁花が咲き始めている。開花オンパレードの中、紅葉の丘先の衆遊の庭に春の代表的な樹木である「シキミア」がプチプチと丸い形をしたまるでマッチ棒というかマチ針のような愛らしいつぼみ(実)をつけ間もなく開花するところまで来ているようである。「シキミア」は日本原産の「ミヤマシキミ」がヨーロッパに渡って品種改良されたもので、ミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木である。別名は「ミヤマシキミ」、「深山樒」、「スキミア」と呼ばれている。(2203)
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