今月も中旬、外に出てみると幾分冷たい風が頬を撫でて心地よい。今日は「満月」ということで午後7時、外に出て久しぶりの夜空を見上げてみると本当に美しく輝く真ん丸の「満月」である。今日の月齢でいくと「15.2」である。月は日毎に満ち欠けしてその姿を変える。満ち欠けによって変わった姿を現すものには月齢であるが、少し風情のある名前も付いている。月初の新月、繊月(二日月)、三日月(みかづき)上弦の月、十日夜の月、十三夜月、小望月、「満月」(今月は「12日」)、十六夜、立待月、居待月、寝待月、更待、下弦の月、有明月、三十日月といろいろ呼び名がある。今夜は本当にはっきりと見ることができる、38万キロという途方もない先には少しだけクレーターや山、海が見える。月はやっぱりロマンに満ち溢れている。(1911)
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